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『釣り三昧の日々』

kawamura 2018.10.04

こんにちは、川村です。
最近は雨がよく降りますね・・・水中の季節進行が早まりそうです。

さて、ここ最近は釣り三昧の日々でした。
まずはDVD『陸魂7』の撮影にて霞水系へ!

陸魂は7からリニューアルします!
3からは、春・夏・秋・冬とシーズンで区切ってきましたが、
今回は独自のテクニックである「スピナベサイト」と「マイクロピッチシェイク」に焦点を当て、
そのこだわりの全てを明かします。

スピナベサイトの実釣はバイトシーンを豊富におさえ、完了!(^^)!
マイクロピッチシェイクも水中カメラによるバイトシーンは撮影済みですが、
実釣の撮影を行ってきました。

スモラバのマイクロピッチシェイクは、特に秋から出番が増えます。
シーズン中攻められ続けて賢くなり、水温低下も相まって食い渋るバスに有効だからです。

スモラバはボトムアップでも開発を進めていますが、サンプルが手元に一個しかなく・・・
メインで使っているのは、ダイワのスモールラバージグSSに手を加えたものです。

・中層で水平姿勢を保つ90度ラインアイであること。
・太いブラシガードが採用されガード力が強く、
フックもベイトタックルでのカバー攻めに耐える強度があること(※2.5~3.5g)。

しかし、ノーマル状態の4本では強すぎるくらいなので、
フッキングも考慮し2~3本に減らして使います。
ガード力は、強い分には本数を減らして調整できますが、弱いガードはそうもいきません。
そしてスカートは好みの細くて弾力のあるものに巻き換えて、と。

トレーラーはM.P.S。
マイクロピッチシェイカーの意で、
マイクロピッチシェイク(細かく高速にティップを震わせるシェイク)のために開発したワームです。
M.P.Sの、「細かく・速く・複雑に」震えるアクションは唯一無二!
それでいて、細かなシェイクが苦手な人でもいい動きをすることにも留意しました。

バスからの反応も良好で、陸魂ロケでもグッドサイズが次々とBITE!
タフな状況でこそ、バイト誘発力の差を実感できるはずです。
リリースは12月上旬予定とまだ少し先ですので、詳細はまた後ほどm(__)m

陸魂ロケの2日後には再び霞水系へ、DAIWAの動画撮影でした。
雨で流入河川は濁っていましたが、実はこんな日こそデカバスを狙って釣れるチャンス!
濁りでも力強くアピールする、ラバージグ&水押しの強いトレーラーの組み合わせがハマります。
特にジグ&ビッグダディのスロースイミングは圧倒的に効く!

その翌日は大分へGo!
昨年に引き続き、まつき釣具大分光吉店さんにてイベントを開催していただきました。

さらに翌日は熊本へ移動し、山本釣具センター本店さんにてイベント!
初めてのお伺いから毎年開催していただき、もう5年くらいになると思います。

お集まりいただいた皆さま、そしてスタッフの皆さま、
今年も盛り上げていただきありがとうございましたm(__)m

そして昨年山本釣具センターさんにお伺いした際、約束していた釣りが2つありました。

ひとつは、J:COMにて放送されている『ヤマツリTV 』 への出演!
それも、菊陽バイパス店に勤務する釣りウマ、坂本一馬さんと勝負!
「フェアになるように」と坂本さんのイキな計らいで、
お互い初場所となるフィールドを選んでくれました。

山本釣具センターのホームページからも視聴できるようになりますので、
公開のタイミングが近づきましたらお知らせいたします。

そしてその翌日はナント・・・アユ釣りに初挑戦!!
「ハマりすぎて本業がおろそかになるからやらないほうがいい」
なんて類の話を度々耳にし、やってみたかったのです。
それも、尺アユに最も近い川といわれる球磨川と、その支流であり、
アユが美味であることで知られる川辺川という最高のシチュエーション!

9mを超える超ロングロッドはその長さにしては驚くほど軽いのですが、
それでも思うようには扱えません!
せっかくアユが掛かっても、バス釣りと違ってリールがないので寄せるだけでも慣れを要します。

そして、モタついているうちに外れてしまうという (ToT)/~~~(1匹釣るまでに4匹バラシました)
イメージしていたカッコイイ引き抜きどころか、ウデを上げることすらままならない!
超ロングロッドに流れの抵抗が加わったアユの引きの強さは、想像以上の負荷がありました。
まさに、やると見るでは大違いですよ(^-^;
上手な人の所作は、ムダがなく美しい!

オトリアユも元気なうちは泳ぎ回ってくれるのですが、
弱ってくるといかに釣り人側が操るか・・・
これまた色々な技があるようで、当然ながら僕のオトリアユは泳いでくれません(-_-;)
そして、よく釣る人は活きの良いオトリアユで循環できるので、それがまた釣果の差になる!

技術を要する釣りでしたが、
オトリアユの動きに異変を感じた直後の「ガガン!」と伝わる感覚は忘れられません!
青空のもと、美しい川に浸かって釣りをすることにも幸せを感じました。
このカウンター的なアタリと奥深さ・・・ヤバい釣りです。

今回、「アユ釣りをしてみたい」という願いを叶えてくださった、山本寛社長をはじめ、
カメラを回しながらも常にアドバイスをくれた山本康平君。
自分が釣れないところ、「ちょっとやってみて」と
竿を渡したらすぐに釣られた(それも2回)のには感服しました。

そして、天然のオトリアユ(養殖とは追いが違う)にと、前日に釣っておいてくれ、
当日もアドバイスと自らが釣ったアユをオトリにと持ってきてくださった地元の名手、東正広さん。
イベントから世話をしてくれたダイワ福岡営業所の平井靖臣さんには、
アユ釣りの道具一式まで用意していただきました。
おかげさまで楽しく充実した時間を過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました!!

PS:あんなに美味しいアユを食べたのは初めてです(#^.^#)


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