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川村 光大郎 Kotaro Kawamura

1979年2月14日生まれ
茨城県出身


kawamura 2017.04.20

こんにちは、川村です。
先日はロッド&リールさんの取材にて、岐阜県の難関メジャーフィールド大江川と、
こちら初となる、隣を流れる五三川に行ってまいりました。
今回は同僚のW.B.Sプロ、草深さんも一緒。

草深さんがオカッパリでどういう視点で場所を探し、釣っていくのかが、個人的にも興味深いところでした。
というのも、草深さんの本領はバスを釣るまでのプロセスにあり、こと場所を見極める目は特に鋭いものがあるからです。

僕は僕で、苦手意識とはいわずとも難しさをぬぐえない大江川をスカッと攻略したい気持ちと、大江川に来るたびに聞いていた「五三川」はどんなフィールドかという興味に、ワクワクする気持ちが抑えられない状態でした。

プチ遠征ゆえ前日入りし、駐車場所の確認も含め五三川を下見をしに行くことに・・・

下流からチェックを開始し、「カバーがあると聞いていたわりには単調だな~」、と思いつつどんどん遡上。
最初に竿を出したのは、そんななかでも川の地形が入り組み、ブッシュや草が比較的多い中流エリアでした。

自分にとってサーチベイトでもあるブレーバーのスナッグレスネコ(タテにもヨコにも探れ、いたら高確率で喰ってくれるため)の1タックルで、バスがつきそうな変化を見つけては入れていくと・・・

枝が沈んでいるスポットから30分ほどで2本。さらに、船のシェードからも48㎝ほどのグッドサイズが釣れたところで、「もうこれ以上は明日に備えて触らないほうがいい」と、フィールドを後にしました。

取材本番はどうなったのか?は、4月24日売り号のロッド&リールにて掲載となります。
アウェイゆえ先入観なく、それぞれ感じるままに選んだルアーや釣り方は必見です!
ちなみに、ブレーバー57は五三川と大江川に合っていますね!
ボディサイズもちょうどいいし、大江川で1日7本掛けたのは過去最高のバイト数と反応が良かったのです。

さて、ここからは前回からの続きで、ブレーバーに込めたこだわりの2回目!
ハチマキから後ろのお話です。

ハチマキから前方が反発力を優先したリブ構造なのに対して、後方はリング構造に切り替わります。
これは、「しなやかさ」と「水掴み」を優先したためです。
リング構造にすることでボディの芯は細くなるため、柔らかくクネる動きには有利に働くのですが、ボディの肉を抜くようなものなので、自重が軽く仕上がります。
ライトリグでの投げやすさを考えると、ちょっと不利に働いてしまうわけです。

そこで、リングを密に配置することに。通称 ゛マイクロピッチリング ゛です。

しなやかながらも自重を稼ぎ、おまけにエアのホールド性にも優れる、絶妙なボディに仕上がったと思います (^^)v
水を掴むことで抵抗感が増すことは、確かな操作感を得る効果がありますね。

で、現場で千切るだけで即ストレートタイプとして使えるために設けた『クビレ』

これが意外と難儀したのです。
ひとつは見た目!
シャッドテールが付いたノーマル状態でもボディとテールまでの繋がりに一体感があり、
それでいてテールを千切ったストレートワームとしても違和感がないこと。

もちろん、アクションに悪影響があってはなりません。
特にクビレを細くしてしまいすぎるとテールの振動をボディにしっかり伝達してくれなくなるばかりか、ブルーギルにすぐ千切られても困ります。

逆にクビレを太くしすぎてしまうと、指でカンタンに千切りにくくなってしまう・・・
雑に引っ張ってもキレイに千切れてくれないと、2WAYが実用的でなくなってしまうかな、と。
たかがクビレ、されどクビレ、でした。

テールはリアクション的なフォールスピードを妨げ過ぎず、それでいてこのワームの狙いであるフォールバイトさせる ゛間 ゛を稼げるフォールスピードとなる大きさを狙いました。
もちろんフォールスピードはシンカーウエイトにもよるところですが、使用頻度が高いであろう1.8gを基準に想定しました。

スローでのレスポンスがよく、シェイクしたときにもピロピロと小魚の尻尾的な動きをしてくれる角度や形状、厚みなど・・・
見た目はフツーのシャッドテールですが、だからこそ細かな調整でベストを模索しました。
上記で ゛1.8gを基準 ゛としましたが、0.5gシンカーでもしっかりアクションしますし、
3g以上の重めのネイルシンカーでもタイトピッチないい動きをしてくれますよ (^^)

・・・と、また長くなってしまったので、今回はこの辺で失礼しますm(__)m

(今回お世話になったロッド&リール山本さん。黙々とゴミを拾っていました。)

kawamura 2017.04.15

こんにちは、川村です。
いや~、桜はいいですね!
満開に咲く期間がもう少しだけでも長くあって欲しいと思ってしまいます。
が、こちらは花よりダンゴ・・・のダンゴがバスフィッシングだったりするので結局いつも一緒ですね (^^)

さて、先々週は釣りビジョンの新番組『follow my F』の撮影で、岐阜県の大江川に行ってまいりました。

個人的には、メジャーフィールドといわれるフィールドのなかでは最もとらえるのが難しいと感じている大江川、今回もやはり甘くはありませんでした
゛下見なしのぶっつけ本番で挑む ゛というテーマと相まって・・・いや、そうじゃなくても大江で苦戦するのはいつものことなのですが・・・

それでも、当てれば45UP連発や、50UPも現実的なポテンシャルを秘める!
それが大江川に惹きつけられてしまう最大の魅力なのです。

はたして攻略することはできたのか?
初回放送は4/18(火)22時~となっておりますm(__)m
 
 
話は変わりまして・・・
今回からは、ブレーバーに込めたこだわりを小出しにしていこうと思います。
これまでも紹介したおおまかな特徴は、
①ネコリグにおいて、ストレートワームではフォール中ノーアクションゆえバイト誘発力が弱かったところを、
シャッドテールのアクションと、そこから伝達する全身のバイブレーションによってサスペンドバスに対してもアピールする。
②クビレから千切ることでストレートワームとして使え、そのアクションや使用感も申し分なく良いこと。
特にノーシンカーワッキーでのフォール中、自発的に発するクネクネアクションは、素材とシェイプのバランスがハマッて達する、振り幅あるイキイキとしたクネリっぷり!
③アクション、すなわち釣果を最優先なのは当然ながら、針持ちの良さにも考慮した素材(硬度と塩の量)であること。
特にワッキー系リグでの使用がメインとなることからも、バスとのファイトでワームが残ってくれやすいこと。
といったところですが、もっと細部にまで突っ込んだお話もしたいと思います。

まずは頭から。
ブレーバーの頭の先端は、あえて平らな面を少し広めにとりました。
ここは金型上素材を流し込む部分なので、ランナーといわれる余りからカットされ平らになります。
最小で3ミリ径の円形になるのですが、ここをあえて4ミリ径に設定することに。

これは重めのネイルシンカーの直径と関係してきます。
3g以上のネイルシンカーになると、その太さは3ミリ径を超えてきます。
重めのネイルシンカーでも、平らな面で余裕をもって差し込めるために設けた断面幅なのです。

 
 
そして、頭からハチマキにかけてはリングではなくリブ構造にしました。
これはボディ前方は張りを持たせるため。

ネイルシンカーを背負わせてボトムを引いてくると、反発力の弱いボディだと曲がりっぱなしになってしまいがち。
曲がってはプルン!と反発し、ベイトフィッシュがボトムをまさぐるように演じて欲しいのです。
だからといって張りが出るよう太くしすぎてしまうと、今度はノーシンカーワッキーで自発的にクネるアクションが損なわれてしまうのです。しなやかさと反発力のバランスに留意しました。
 
 
そしてハチマキはネコリグでベストアクションを発するフックセット位置の目印になるので、入れる位置はテキトーというワケにはいきません。
さらに、僕がデザインするからにはスナッグレスネコリグとの相性もあり、よりベストポジションに刺しやすいよう、
そして、スナッグレス性能とフッキング性能の両立にも繋がるようデザインしました。

スナッグレスネコリグ用のFINA「 N.S.Sフック」は、1/0か2/0を推奨です(5.7インチの場合)。
好みでよろしいかと思いますが、どちらかというと僕は大きめでしっかり掛けたいので2/0を選ぶことがほとんどです。
 
 
スナッグレスネコリグにおいて、最初の刺し位置にはポッチを設けております。
ちょうどリブとハチマキの境目ですね。

ブレーバーはシャッドテールが付いているので上下逆さまにならないよう、ポッチのあるなしで判断がつきます。

腹側への抜き位置はセンターライン上に抜いてもらい、
針先を埋めるときにもセンターライン上から刺すことで斜めにセットされることはありません。
針先は出さないことでスナッグレス性能が発揮されます。

この時に、フックサイズが1/0でも2/0でも針先をしっかりガードし、なおかつフッキングを妨げないよう、
針先は太さのあるハチマキ側にきつつも、フトコロ側は細くなるリングボディに掛かるようハチマキの長さを設定しました。

もちろん、スナッグレスではない普通のチョン掛けでも、センターラインがあるのでセットしやすいですよ (^^)

と・・・ボディ前半までで、すでにちょっと細かすぎますね・・・
ので、今回はこんなところで失礼しますm(__)m。

kawamura 2017.03.21

こんにちは、川村です。

先日はアングリングバスさんの取材にて広島に行ってきました。
もうけっこう春らしくなっているのかな~、なんてイメージしつつ新幹線を降りると・・・寒い!?
翌朝の気温は0℃まで冷え込み、しまいには雪が降ってくる始末!!
バスはおろか小魚一匹すら見えず、ようやく一匹目をキャッチしたのは14時頃だったかな?
しかし、初日でその地域の季節感やバスの動きを掴み、2日目はデカバス連発!
シメは53UP2連発でした (^^)v
詳細は4月末売り号のアングリングバスさんにて掲載されますが、
色々なルアーを交え、アウェイでも状況を絞り込み、喰わせるまでのルアーローテーション術など実践しています。

この釣行ではハードルアーでもビッグバスを仕留めることができましたが、
窮地からまずはロケ成功レベルまで持ちなおし、さらに最大魚まで引き出してくれたのはブレーバー57のスナッグレスネコグでした。

 
ブレーバーでは他にもグッドサイズを複数匹仕留めていたのでお役御免とし、
案内してくれたスマイルの門田さんにそのタックルを託したところ、門田さんもすぐにキャッチ!
後日もブレーバーでグッドサイズを仕留めた写真を送ってくれました。

 
ブレーバーは、フリーフォール→着底→ワンアクションまでに喰っていることが大半なので勝負が早い!
これは、フォール中にハイピッチに振るテールと、ボディを身震いさせるアクションが効いています。
また、普段釣りをしている霞水系とは水の色や喰っているベイトが異なる、
クリアリザーバーのバックウォーター、芦田川、野池、といったフィールドでも好反応を得られたことに安心しました。

ネコリグに関してはシャッドテールがついたノーマル仕様でのフォールアクションにアドバンテージを感じていますが、ノーシンカーワッキーやジグヘッドワッキーにリグる際にはテールをクビレから千切り(指できれいにカットできます)、ストレートワームとしてお使いください。フリーフォールで自ら生きているかのようにクネクネしてくれます。
この、ストレートワームとして使った時にも最高のアクションをしてくれることも、ブレーバー57を開発するうえでこだわった部分なんですよ (^^)/
“ ストレートワームとしても使える “ というレベルではなく、 “ ストレートワームとしても理想形 ” でなければ使う気がしませんので (`´)
 
 
また、ちょっとしたこだわりが「耐久性」。
スナッグレスネコリグなどでバスを釣ったときに、ファイト中にワームが飛んでいってしまうのを極力防ぎたい・・・防ぐだけなら単純に素材を硬くして塩を入れなければ強くなるのですが、そうするとテールアクションのスロー性能が損なわれたり、比重を軽くするとノーシンカーでの自発的アクションが出なくなります。

釣果を最優先。
すなわちアクションに妥協はないのですが、逆にいうと、ブレーバーは最初からある程度強度の出る素材硬度と塩の量のバランスで、ベストなアクションをすることを課題に開発しました。
実際、ファイト中にワームが飛ぶことは劇的に減りました。

 
 
さて、そんなブレーバーですが、初出荷は終えたものの、まだ特徴や使い方など伝えきれておりません・・・
水中アクションを含め、これからこのホームページ内にて紹介していく予定です。

また、フルクリップさんと共同開発したオカッパリバッグ『ARTIS』もただ今生産中です。
アーティスとは、匠、職人、熟練のArtisan の意。日本の職人、フルクリップさんならではの質の高い仕上がりです。

希少なカムフラージュ生地の採用や、容量に対する軽さ、そして強度との両立。
特許 「ジェットグライド」の採用により、ベルトの長さを片手で瞬時に細かく調整できる、など。
他にも細かなこだわりはあるのですが、長くなりますのでその辺はまた後ほど・・・

それでは今回はこの辺で失礼します!

kawamura 2017.02.25

こんにちは川村です。
このたびはBottomupのホームページをご覧いただきありがとうございます!
ここではこれからBottomupの3人が、それぞれの釣りや開発について語らせていただくコーナーです。

日々の釣りについてはそれぞれお好きなように、自社品に縛られることなく自由にルアーや釣り方についてつづってもらおうと思います。
そんなワケで、一回目となる今回は軽く2人の紹介を。
両者ともバスフィッシングのキャリアは30年を超えるバスバカです。
 
 
 
草深幸範(クサブカユキノリ)
メインは広大な霞水系をバスボートで駆けるトーナメンター。
これまでもW.B.S年間1位、クラシック優勝×2、スーパー3デイズ優勝×2と、グランドスラマー。
そして、Basserオールスタークラシックにも自力で4回出場しております。
さらに、プライベートではレンタルボートにて亀山ダムや豊英ダムといった房総リザーバーにも熱を上げていて、
オフシーズンなく、年がら年中、持てる時間(とお金)の大半をバスフィッシングに費やしている印象です。
釣りのスタイルとしてはオールマイティで、シャローカバー撃ちも、沖の魚探フィッシングもどちらも得意ですね。
ルアーへの追求心も強く、興味のあるものは国内外関わらずとりあえず買っているので、
たいがいのモノは「それならウチにあるよ」と持ってきてくれるので助かります (^^)
このコーナーではトーナメントネタからタックルネタまで、幅広いお話をしてくれるはずです。

 
 
 
本田通(ホンダトオル)
僕が高校生の頃からの付き合いで、よく釣行を共にしていた兄貴分的存在。
かつてはバスボートを所有して霞ケ浦でのトーナメントに参戦したり、檜原湖に住み込む時期もありましたが、
近年は様々なフィールドにてアルミボートを浮かべるフィッシングスタイルです。
やはり色々なルアーを試す性分で、釣れるルアーを見つける着眼点が鋭く、独自の感性を持っています。
メーカーを立ち上げるにあたり声をかけたのも、そのセンスを見込んでのこともあります。
すでに素晴らしく機能的なアイディアを思いついてくれ、鋭意開発中です。
釣りに関してはひととおりの釣りをそつなくこなしますが、特にハードルアーが好きで、巻いていることが多いですね。
性格的に曲がったことを許さぬなど、昔気質?で我が道を行く一貫性があり、福島県出身からなるなまりは未だにキープ。(^_^;)
魂が抜かれる?という理由で、写真撮影を拒否するという… シャイ?な一面があることは、つき合いの長い僕でも最近発覚しました。
このコーナーでは、休日の釣りや好きなルアーについて、開発秘話など語られるかもしれません。

 
 
僕も含めそれぞれに好きなルアーがあり、日々の釣りで出番が多かったり気になるルアーを試したり・・・
なので、釣行記なんかは様々なメーカーのルアーが出てくるかもしれませんね!
なんにせよ、このBottomupにとって、どちらも必要不可欠な存在であることは確かです。
これからどうぞよろしくお願い致しますm(__)m

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