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草深 幸範 Yukinori Kusabuka

1976年8月14日生まれ
東京都出身


kusabuka 2021.05.18

草深です。
昨年の1月以来、ガイドで琵琶湖に行ってきました。

ここ数年ゴールデンウィークは琵琶湖ガイドでしたが、今年は2年振り。
昨年秋は台風直撃が少なかったようで、2年前と比べるとウィードが結構残っていました。

到着初日は状況を見るために、北は琵琶湖大橋、南は近江大橋までの南湖エリアをチェック。
直前の雨で水位も+15㎝に上がり、下流の水門の洗堰放流量300m³/sに上がっていました。それにより北湖の冷たい水が流れ込んでいて、湖中央部のボディウォーターがクリアアップし、水温も13℃台でした。

琵琶湖に到着した日に下見での1本。取水塔近くのウィードパッチにブレーバー57(新色グリパンエビミソベリー)のネコリグで、いきなり53cmでした。

ボディウォーターから少し岸際に寄ったところは、水色も少し濁りが入り水温も15℃。
自分の経験ですと、春のバスは少しでも水温が高い、又は安定していることが大事なので、ボディウォーターから離れいて少し濁りがある水温が高いエリアに絞りました。

具体的には、唐崎や柳ヶ崎エリアの3~3.5mのフラットに点在するハードボトムと新芽のウィードが生え始めている所。

この2つの要素が重なったスポットを見つけては、ボートを止めてキャストします。
一番釣れたルアーは、毎年変わらずのブレーバー5.7インチのネコリグです。

5月2日ガイド初日からブレーバーネコリグ。トータル10本釣り、上から5本ウエイトは9,400g

5月3日は洗堰放流量減り、徐々に釣れるエリアが変わってきましたが、午前中にお客様と5本で8,500g釣りました。

ネコリグが一番優れている理由は、感触のわかりにくい新芽のウィードにも軽いタッチ感で引っ掛けることができ、必要以上に揺すらずかわすことが出来るからです。

更に、プリスポーンからアフタースポーンのバスは、離れていくルアーに対して追いかけて喰うということをあまりしません。
どちらかといえば、目の前にある(食べやすい)餌を好む傾向があるので、移動距離を抑えながらある程度のアピール力で誘えることがメリットです。

使い方は、新芽に引っ掛けたらステイを織り交ぜ、軽くラインを揺らす程度のアクションでウィードをほぐしては、引っ掛けるを繰り返します。
ブレーバーは軽くロッドを揺らすだけでも、テールに付いている小さいシャッドテールがアクションし、それがボディにも伝わりルアー全体がアクションし続けます。
もちろん、フォール中も。

5月4日は唯一の苦戦した日でしたが、やっぱりブレーバーのネコリグが安定感抜群でした。

ブレーバーに掛かってきたウィードの新芽。これが生えている所が狙い目です。

もう一つの釣り方は、ブルスホッグ3インチのフリーリグです。

基本的な使い方は、ブレーバーと同じですが、特にバスの反応が良かった使い方を紹介します。

①ウィードに強く引っ掛かった状態でシェイクとステイで誘い、バイトを待つ。
②バイトが無かったら引っ掛かった状態をキープし、ロッドを倒しながらラインスラッグを取ります。
③ロッドを倒した状態から縦方向に強めに裁き、ウィードを切ります。
(この瞬間にブルスホッグのスリットインパドルが左右にパタパタと水をかきます)
④ロッドを縦方向に裁いて出来たラインスラッグで、フリーフォールさせます。
(フリーリグの特徴であるフワッと水中で漂うアクション)
⑤フォール中のラインを見てバイトに備えます。
この緩急の効いたアクションは、スローな誘いだけでは口を使わないバスもリアクションバイトしてきます。バイトは強烈で、フォール中にひったくっていくことが多いです。

この釣り方で60cmアップも釣りましたよ!ローライトだったのでライトグリパンピンクを使ったのも良かったですね。

これからの時期はウィードも伸びてくるので引っ掛けやすく、特にバスが好むエビモも増えると思いますので是非お試しください。
今回はブルスホッグ3インチでしたが、これからバスの活性も上がってくると、サイズ感やアピール力的にブルスホッグダディの方がより釣果を出せるかもしれませんね。

5月5日は前日の苦戦からローライトと良いエリアを見つけて、朝からコンスタントにブレーバー57(新色ミミッパノン)ネコリグとブルスホッグのフリーリグで釣果が出ました!トータル7本釣り、上から5本ウエイト10,550g

最終日は北湖へ行って、やはりブルスホッグのフリーリグでデカバスが連発しました。
今回の遠征2本目のロクマル62.5㎝(3,850g)も釣り、5本ウエイトは13,500gで遠征は無事に終了。

【タックル】
◇ブルスホッグ3インチ(フリーリグ)ライトグリパンピンク、ミミパール、モエビ
ROD:STEEZ C67MH-SV・STハリケーン
REEL:STEEZ LIMITED 1000HL
LINE:STEEZ フロロTypeモンスター14lb.
SINKER:バサーズワームシンカーTG フリリグSS  5,7g
HOOK:ライトニングストライク #1/0、2/0

 

◇ブレーバー57(ネコリグ)グリパンエビミソベリー、ミミッパノン、スカッパノン、K.O.シュリンプ
ROD:STEEZ SC S64L-SV・ST
REEL: LUVIAS LT2500-XH
LINE:STEEZフロロTypeフィネス4lb.
SINKER:バサーズワームシンカーTG ネイル1.8g
HOOK:ショットリグ#2

kusabuka 2021.03.18

一昨年の冬ぐらいから、SNS内で釣果を見掛けることが多くなったヴァラップスイマーのアラバマリグ 通称「ヴァラバマ」。
会社が茨城県つくば市に移転し、短時間釣行ができるようになったので初挑戦してみました‼

釣り方のベースは、行く前にダイワプロスタッフの佐々木勝也さんや、キャスティング土浦店の小松崎副店長から教えてもらってからスタート!

運よく2回目の朝練で、プロポーションが良いビッグバスを釣ることが出来ました!
釣れたポイントは風が程よく当たっているシャロー。

肉眼ではベイトフィッシュは確認できなかったのですが、やる気のあるバスが上がってきている雰囲気がするエリアでした。
特に冬から春にかけて、バスを釣るにはタイミングが重要です。
シャローに餌を食べに上がってきたバスを狙うのが、最も釣れる可能性が高く、更に、複数匹のバスを短時間で仕留められることもあります。

もちろん、越冬中のバスをライトリグなどでじっくり時間をかけて釣る方法もありますが、3月に入ると餌を喰いにシャローに上がって来たバスを狙う方に軍配が上がることが多いです。

使い方は、ロッドを立てながらゆっくりと、ルアーが見えるレンジを足元までしっかりとリトリーブ。
ヴァラップスイマーのアラバマを使ってみて感じたことは、限りなくロールアクションが小魚を模していること。
そして、左右へのテールアクションが大き過ぎないことで、5本装着した状態でも必要以上なアピールにならず、ちょうどカスミ水系にマッチしていると感じました。

シャローでやる気になっているバスとはいえ、餌に対してはセレクティブな状態で、春の気難しいバス達にも口を使わせることが出来るベストなアピール力だと思います。

それと特に、ワームフック(ウエイト無し)でセットしたアラバマリグを使うと、泳いでいる際にリグ自体が回転してしまい、糸ヨレやバスに見切られることがあるようですが、ヴァラップスイマーは安定したロールアクションでリグ自体が回転せず、常にキレイな泳ぎをします。

そういったところが、アラバマリグにヴァラップスイマーが愛用されている理由なのかと思います。

その後、水槽でスイムチェックをしてみたところ、まんまベイトフィッシュの群れを演出していると再認識出来ました。
産卵期のワカサギもワームにアタックしてくる辺りは、水中でワカサギそのモノだと思います。

ワカサギ産卵の岸際の泡??

自分が釣ってたエリアのワカサギは3.3インチサイズでしたね。
ベイトのサイズや、水の濁り方で3.3インチと4.2インチを使い分けると良いと思います。

カラーは肉眼で泳いでいる位置が確認出来るように、見やすいゴーストバックチャートやパールシャッド、バブルガムピンクを混ぜて、喰わせるカラーとしてワカサギやKUWASEなどのナチュラル系カラーを混ぜてセットしています。
付ける位置は、あまり今のところ気にしていません。

この時期は、水温上昇とワカサギやシラウオがシャローに上がって産卵するため、1年間で最もデカバスが岸際に寄ってくるタイミングです。
このリグでないと反応しないバスも居ると感じます!
是非、ヴァラバマを体感してみてください。

使用上の注意と自分からのお願いです。
アラバマリグが根掛かってロストした場合、通常のリグよりも更にゴミを釣り場に残してしまいます。
自分の場合、おかっぱりで根掛かったとしてもフックが伸びて、ほぼ回収できるようにラインはフロロ25lb.を巻き、ロッドやラインに対して、細軸で針先を隠したセルフウィードレスを使用するようにしています。
今のところ根掛かり回収率は100%でロストはありません。
リグ自体がワイヤーなのでキャスト時などにラインを傷つけることも多いので、必要以上にラインチェックも怠らないようにしてます。

写真のようにパイプを付けるとワイヤーと擦れても傷つかなくなり、ライン絡みも減りますのでおススメです。
他のルアー同様に根掛かり回収機なども用意して極力回収し、ゴミをフィールドに残さないように釣りを楽しみましょう。

今のところ、MHクラスのロッドでストレス無く使えるヴァラップスイマー3.3インチをネイルボム1/16oz.に5本セットして使うことが多いです。

【タックル】
ルアー:ヴァラップスイマー3.3インチ(5本仕様)
ロッド:BLX LG 7011MHXB-FR(ダイワ)
リール:リョウガ1016-CC(ダイワ)
リール:ジリオンSVTW1000H(ダイワ)
ライン:モンスターブレイブZ フロロ 25lb. (ダイワ)
アラバマリグ:S.GIMMICK 5本(清光)
フック:ネイルボム 1/16oz. #1/0フック(デコイ)※ラインアイとゲイブ部分をプライヤーで広げて使用しています。

ルアー:ヴァラップスイマー4.2インチ(ノンウエイト 5本仕様)
ロッド:BLX LG6111H+FB-SB
リール:リョウガ1016-CC(ダイワ)
リール:ジリオンSVTW1000H(ダイワ)
ライン:モンスターブレイブZ フロロ 25lb. (ダイワ)
アラバマリグ:S.GIMMICK 5本(清光)
フック:スティーズウエイテッドフックSS #5/0 1/16oz. (ダイワ)

kusabuka 2020.12.29

草深です。
ラバージグは往年のバスフィッシングの中で、アシやガマの植物にフリップ&ピッチングという釣りが主流でした。

その後、ブレイクなどのオープンウォーターを攻めるノーガードのフットボールジグ、そして今やラバージグの主流でもある日本発祥のスモラバと、時代と共に変化してきました。

ラバーの素材もゴムラバーが一般的だったのが、今はカラーバリエーションが豊富なシリコンラバーに変化しました。

しかしながら、昨今のフィールドでフルサイズのカバージグを使う場面はかなり減ってしまっています。
もちろん、いまだに増水したらカバー打ちというようなパターンも通用するのですが、今までのようにフルサイズのカバージグを打ち込むだけでは喰ってこないことも多いのが現状です。
でも、そういうところにバスは居るんです!喰わないだけで。。。

そんな場面での必要性を感じ、開発したのがコンパクトカバージグ「GAP JIG(ギャップジグ)」です。

このジグの特長はまずはコンパクトで一口サイズであること。
ですが、ボディサイズから想像するより遥かにワイドゲイプショートシャンクフックが搭載されています。

オリジナル平打ち中太軸フックは、フルパワーフッキングに耐える強度がありながらミディアムクラスのタックルでもしっかり貫けるバランスと、貫通力を高めるフッ素コート加工も施されています。
ラインアイを低くし、針先との高低差(ギャップ)を設けることで、バスの口の深い位置で掛けることが可能になります。

ショートシャンクフックの場合、ブラシガードの角度が立ち過ぎる傾向があり、カバーのすり抜けが悪くなるのが宿命でした。ですが、ヘッドの先端にブラシガードを植えることで、ブラシガードを寝かし、針先との適度な距離感を保ち、すり抜けとフッキングを妨げない仕様になっています。
もちろん、各ウエイトに合せてベストな本数をセットしています。

ワームキーパーは、メインの段差とワイヤーのダブルで、トレーラーワームを完全にホールド。
そして、ウエイトごとにヘッドとキーパーのバランスを変えてあります。
軽いウエイトはヘッドに重心を寄せて、カバーへの貫通力を高め、重くなるほどにキーパー部の割合を大きくし、ストラクチャーへの当たりを弱め、軽い力で外せるようにヘッド自体をコンパクト化しました。

ヘッドはカバーを軽やかにかわすシェイプで、横倒れしにくい形状です。一目でわかるようにウエイト刻印も入っています。

ラインアイは、極力移動距離を抑えて誘える角度にし、つなぎ目をヘッド内に埋め込むことで、ラインが挟まって起こるラインブレイクを防止します。

シリコンスカートは、KOSMO同様に繊細にアクションする細目のスカートを装着しています。
じっくりと誘えば、フワフワと漂い、そして必要以上にスカートの抵抗でフォールスピードも落ちず、メリハリを利かせたアクションが可能です。

先月のW.B.S.最終戦で貴重な1匹を釣ったのもGAP JIG3.5gにブルスホッグ3インチをセットしたリグでした。
初日は、アシ際をスイミングさせてワンバイト。2日目は、アシ手前の杭に投げて釣りました。

現代のフィールドにあった、カバー打ちやスイミングでタフなバスも喰わすことが出来るコンパクトカバージグです。来年4月発売予定になります。

発売までもうしばらくお待ちください。

〇タックル
GAP JIG 3.5g トレーラー:ブルスホッグ3インチ(頭を2節カット)
※よりコンパクトにしてショートバイト対応
ロッド:BL SG 681MH/MFB
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ TYPEモンスター 13lb.

今年も残すところ数日になりました。
コロナ禍で野外活動が注目された1年になり、釣り人も増えている状況です。

しかし、フィールドのバス自体は急激に減少したと感じる1年でもありました。
今まで以上にバスに愛を持って、優しい扱いを皆様で推進していきましょう。

ボトムアップ、草深としても引き続きその点をみなさんへお伝え、お願いしていきたいと思います。
1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

kusabuka 2020.10.15

前回は、ハリーシュリンプ3インチのヘビーキャロライナリグ(※以下ヘビキャロ)について掘り下げて話をさせてもらいました。
※『ハリーシュリンプ3インチ編』はこちらをご覧ください↓
https://bottomup.info/column/20201009kusabuka/

長くなってしまったので、今回は前回話せなかったブルスホッグ3インチのヘビキャロについてです。

ブルスホッグ3インチに関しては、これまでフリーリグやリーダーレスダウンショットリグ、ジグトレーラーなどで使用してきましたが、某雑誌ライターさんからヘビキャロで凄いですよと教えてもらい、霞ケ浦や相模湖で試したところ、これがマッチし過ぎてて。。。

まずリーダーですが、長くすることでナチュラルなフォールアクションを出せます。
ハリーシュリンプ3インチは、約ロッド1本分(1.5m)ぐらい取るのに対し、ブルスホッグ3インチの場合は、ワームの自重がハリーシュリンプ3インチより重くキャストしにくいので、1mぐらいのリーダーをセットします。

アクションに関しては、速く引くことでブルスホッグの一番の特長であるスリットインパドルがより水をつかみ、左右に細かくハイピッチでブルブルと震えます。
水押し波動も、ハリーシュリンプより力強く水を掴み、パドルで仰ぐことで濁った水質でもバスにワームを発見させることができます。

この時、ロッドアクションでスピードの強弱と止めを意識します。
速く引くスピードの目安は、ロッドティップにバドルのブルブルアクションが感じられるぐらいのスピードです。

スピードを出すことで追ってきたバスにスイッチを入れることができ、スイミング中にバイトしてくることも多いです。
そこで喰わなくても、ロッドアクションを止めてフォールさせると、それもバイトチャンスになります。
また、止めた時のブルスホッグのフォールは、レッグやヒゲが自発的にアクションして、ハリーシュリンプ同様にバスに見切らせるタイミングを与えません。

W.B.S.第2戦 二日目にキャッチしたバスは全てブルスホッグ3インチ!

W.B.S.プラクティス Kさんもブルスホッグ3インチヘビキャロでナイスサイズ!

ダイワロッドテストにて短時間で3本、外道にランカーシーバスまで!

最後にハリーシュリンプ3インチとの使い分けは

水がクリアなところでは、ハリーシュリンプ3インチのトゥイッチや、スローでもアクションする腕のピリピリアクションで喰わせ、少し濁っている時は、ブルスホッグ3インチの水押し波動でバスを寄せて喰わせます。

居る場所が特定出来ている時はハリーシュリンプ3インチ、バスを探していくような時はブルスホッグ3インチという使い分けもしています。

ブルスホッグもハリーシュリンプも、リグを選ばず使えるワームとして外せませんね。
来月にはブルスホッグダディ(3.7インチ)が発売になり、ビックフィッシュを狙うならダディが良いかも‼と試しているところです。

〇ブルスホッグ3インチヘビキャロタックル
※リーダーとフック以外はハリーシュリンプ3インチと共通です。
ロッド:スティーズ721MH/HXB-SV スティーズレーシング701MH/HXB-ST
リール:スティーズ1012SV-XHL
ライン:スティーズフロロTypeモンスター14lb. リーダー:フロロ2.5号(10lb.)
[ロッド、リール、ラインはダイワ製]
シンカー:21gタングステンシンカー
フック:ドリームフック#1/0、ダブルエッジ#1/0など

kusabuka 2020.10.09

今回は、自分の得意なヘビーキャロライナリグ(※以下ヘビキャロ)について掘り下げて話しをします。

一般的にヘビキャロは、投げづらい、結ぶ箇所が多い、根掛かりし易いなどのイメージが強く、食わず嫌いされることが多いリグです。
でも実は万能なリグの一つで、自分の場合は霞ケ浦はもちろん、相模湖や亀山湖などのリザーバー、更には琵琶湖などでも常備しています。

ヘビキャロが万能な理由は、
(自分のシンカーウエイトは21g基準になります)

①シンカーが重いことで、ロングキャストや強風下でも投げ易い。

②シンカーが重いことで、ボトム感知能力が高く、キャストした場所の水深が分かり易い。(カーブフォールさせ、ボトムに到達する時間で判断します。)

そして、一番のメリットはバスに口を使わせることで重要な
③リアクションと喰わせ効果のどちらも兼ね備えていること。(この部分を両立できるリグやルアーはなかなかありません。)

以上になります。

使用するワームは、ハリーシュリンプ3インチ。
ハリーシュリンプは水流を受け、腕の先端&ボディに生えた短い脚が細かくバイブレーションします。ロッドワークなどでアクションさせた時はもちろん、ノーシンカーフォールでも艶めかしくアクションするのが特徴です。

また、小さめのサイズであるハリーシュリンプが素早く動くことで、バスの目の前に来るまでルアーの存在を認識させにくいこと。
ワームの抵抗が少ないので、より速いスピードでワームをアクションさせてリアクションバイトを誘うことが出来ることも釣れる理由になります。

ヘビキャロは緩急を効かせたロッドアクションをすることで、重いシンカーと相まって速いスピードを生み出し、リアクションで喰わすことができます。
そして、シンカーがボトムに着いた瞬間からは、リーダー部分にラインの弛みが発生して、自然なエビが漂う感じでフォールします。
この時に凄く大切なのは、水中でアクションが止まる瞬間がないこと。これがバスに生き物だと判断させる重要な部分です。

基本的なロッドアクションはズル引きが多いのですが、この夏に相模湖へ通っている中でバスの反応を確認しながら見つけた喰わせのアクションを紹介します。

普通ヘビキャロは、ある程度水深があるところを狙うことが多いですが、浅いところに見えるバス、要はサイトフィッシングでも効果的です。
浅瀬に見えるバスが群れになってハリーシュリンプ3インチ襲うシーンは、完全にバスにスイッチが入り、ダブルヒットするぐらいの勢いで喰ってきます。

アクションは短い距離のトゥイッチを2回やって、ストップの繰り返しです。
その時に、水深が浅いのでシンカーとワームがボトムベッタリになり、シンカーからもワームからも砂煙が上がり、ワームが砂煙の中に隠れたり見えたりするので、見切られにくい効果もあります。
加えて、ハリーシュリンプ3インチが速い動きでアクションすると、エビだけではなくゴリにも見えるようです。

その後、ディープでも同じように短い距離のトゥイッチをやってみたら、今までバイトが無いところでもガンガン喰ってきました。

緩急を効かせた喰わせのアクションをより意識してやってみると、普段釣れないバスが喰ってくる。
これから晩秋まで効果的な釣り方なので是非、お試しください。

その時撮影していた動画です↓

ちなみに、YouTubeボトムアップチャンネルで公開中の『バスギャラリー特別編集版』でもヘビキャロサイトで釣ってます↓

長くなってしまったので、最近ルアーローテーションで使い分けているブルスホッグ3インチのヘビキャロの話は次回紹介します。

〇ハリーシュリンプ3インチヘビキャロタックル
ロッド:スティーズ721MH/HXB-SV スティーズレーシング701MH/HXB-ST 
リール:スティーズ1012SV-XHL ※回収作業が多いのでなるべく糸巻きスピードが早いのがベスト
ライン:スティーズフロロTypeモンスター14lb.<リーダー:フロロ2号(8lb.)>
シンカー:21gタングステンシンカー
フック:ドリームフック#2 ※ラインを軽く引っ張ることで刺さる細軸フック。ビッグバスとのファイト時はクラッチを切って対応しています。

kusabuka 2020.08.28

草深です。
今回は、細かい気付きで釣果が著しく変わることの驚き‼について・・・

先日の相模湖釣行。
前日のドシャ降りの雨により上流の桂川から流れ込む水が冷たく、強烈に濁っていたので、この水を避ける青田ワンドからスタートしました。

桂川からの影響を最も受けにくい青田ワンドですら、濁っている状況でした。
朝の内はイケイケに攻める釣りをと、マグナムクランクからスタートして、フルサイズのカバージグなどで強気な釣りを展開しましたが、全くもってノーバイト。

お昼を食べて午後へ突入。
ここで一度頭をクールダウンさせて、今日の状況を分析してみました。

マイナス要因はニゴリ、水温低下、雨、無風。
プラス要因は、午後になるとアングラーが減ることによるプレッシャーの軽減。
(減ると言っても人気フィールドなので・・・)
それと、明らかにバスの活性が低いという状況は、午前中散々ルアーローテーションした結果、判断できたので、スローダウンする選択をしてみました。

濁っているので、スモラバや小さいワームではバスに見つけてもらえない。
そこで、午前中は10gでやっていたフリーリグのシンカーウエイトを3.5gまで軽くしてみました。
今までフリーリグといえば、メインに使用しているウエイトは7g、軽くても5gでした。
(5mを超える水深を狙う時などは10gを使用)
ワームは、ブルスホッグ3インチです。

午後の部を開始し、ワンド入り口のシャローフラットが張り出すところから、垂直気味の岩盤に切り変わるバンクで早速1匹目!
スローフォールからのズル引きで、沈み木に引っ掛けている時にバイト!

各ワンドの最奥からは、クリアな雨水が流れ込んでいました。
雨水は湖の水温より3℃ほど低く、本湖の水とぶつかり程よいマッドラインが出来ているところに、ベイトフィッシュとバスが溜まっているのが目視出来ました。

そう言ったスポットを意識しながら、各ワンドや小さい流れ込み周辺を重点的に攻めてみると、その後もバイトが続き3時間で合計7匹釣れました!

軽いウエイトでのフリーリグのパワーを感じるには十分すぎる釣果。
ブルスホッグ3インチの軽フリーリグ(3.5g)のメリットは、沢山ありました。

まずは、ウエイトが軽いことで根掛かりしにくい。
更に、フォールスピードを抑えられるので、低活性のバスもワームの存在に気づき、追いかけられる。
そして一番は、根掛かりしにくいにも繋がりますが、沈んでいる木に引っ掛けたときに、必要以上に木を揺すらず外すことが出来ることです。

人気レンタルボートフィールドは、常にハイプレッシャーの状況下にあります。
木をあまり揺すらずにハングオフできることで、バスがこれほどバイトしてくるとは自分もビックリでした。
ワームのシルエット、ロッドでアクションさせた時のボディ&パドル部の水押しで、濁った中でも適度なアピール力がちょうど良かったですね。
是非、お試しください!

ワームのカラーはグリパン、スカッパノンなど水中でシルエットがしっかり出るカラーが良かったです。

ロッド:BLX SG 682MHXB-ST
リール:スティーズ SV TW 1012SV-XHL
ライン:スティーズフロロTYPEモンスター14lb.
フック:リミット#1/0
シンカー:バザーズワームシンカーTG フリリグSS 3.5g

kusabuka 2020.08.21

草深です。
今回は、9月上旬新発売予定の「リズィーアピールプラス」を紹介します!

リズィーオリジナルモデルのボディマテリアルは、クリアABS素材に対し、リズィーアピールプラスはボーン素材を採用しました。
ボーン素材は硬度が高く、比重も軽くなります。

同じ内部ウエイト仕様でもアクションは変化しましたが、ボディに合わせて考えられるウエイトの組み合わせを6パターンテストした結果、ベストな配置をみつけました。
リズィー特有の艶めかしいロールを伴ったアクションはキープしつつ、若干左右へのウォブリングが強くなり、浮力もアップ。
更に、内部の後部ウエイトをタングステン玉に変更したことで、心地良いコトコト音が発生します。
これらの『アクション』・『サウンド』・『浮力』を少しずつアップさせたのが「リズィーアピールプラス」になります。

アピールプラス:後部に小さめのタングステン玉を使用することで遊びができるため、コトコト音が発生
ノーマルモデル:固定ウエイトのため、ほぼサイレント

アピールプラスは、目玉がイエロー

 
近年バスがより賢くなってきており、特にハードルアーは、条件が揃わないと釣れないことが多いです。
しかし、少しのアクションの差や使い方で、今までルアーに見向きもしなかったバスが急に反応し、バイトしてくることも多くあります。
そんな時に是非試していただきたいのが、リズィーアピールプラスの特長的な使い方である、水面直下でアクションさせるテクニックです。

使い方は、軽い連続トゥイッチで水面直下を誘います。
連続的なロールアクションをさせ易く、ルアーも手前に寄ってきづらいため、移動距離を抑えて長く誘うことができます。
イメージ的には、ワームをミドストしているような感じのロッドワークです。

激しいフラッシングとローリングアクション、そして、ラトル音でバスにアピールします。
なぜノーマルモデルではなく、アピールプラスを使用するのかというと・・・
ボディマテリアルをボーン素材に変更したことにより、重さが約0.2g軽くなったことで浮き姿勢がノーマルモデルよりも水平気味になり、更に浮力もアップしたことで潜り過ぎず、水面直下をキープし易いようになっているからです。

もちろん、ただ巻きでも使います。いつもより濁った状況だったら、アピール力が強いアピールプラスがおススメです。

相模湖では、岩盤沿いを水面直下のトゥイッチからただ巻きのコンビネーションで攻めてバスをキャッチ!バイトは常に目視できます。

ルアーの位置をより把握し易いように、背中にはバイトマーカーシールを貼っています。

霞ケ浦水系では、ボートはただ巻き、おかっぱりでは水面直下の連続トゥイッチでキャッチ!

フィールド問わず、真夏でも良い釣果がでたリズィーアピールプラス。
これからの巻物のシーズンに、是非みなさんにも使って欲しいルアーです!

ショートキャスト用
ロッド:BLX LG 632MLFB
リール:スティーズ AIR TW 500HL
ライン:スティーズフロロTYPEフィネス8lb.

ボート用
ロッド:BLX LG 6101MLFB
リール:アルファスCT SV 70SHL
ライン:スティーズフロロTYPEフィネス10b.

kusabuka 2020.07.08

久しぶりの釣りは霞ケ浦でABEMA釣りチャンネルの「メジャーフィールドレポート」で、いきなりの生放送。
見ていただいた方もいらっしゃると思いますが、トークしながらアシ際にキャストするのは難しかったです!(笑)

現状の霞ケ浦水系はスポーニングも完全に終わり、本来だとベイト(エビやイナッコなど)を活発に捕食するタイミングになっていますが、少し例年より季節進行が遅れているのか、バイトがあってもスッポ抜けるバスが多い印象。

しかし、良いエリアに当たるとバズベイトに強烈にバイトしてくるバスも居ました。
エリア選びで重要なのは、エビボイルが頻繁に起こったりするのはもちろん、エビ自体が肉眼で見えたり、適度に風が当たっていることが条件になることが多いです。

特に写真のような水門にアシが絡み、ちょっとしたワンドっぽくなっているところにはエビが溜まっていることが多いので狙い目です。

エビボイルに関しては1秒でも早く、ボイル先にルアーを入れることが重要になります。
なぜなら、エビを追っている時のバスは捕食スイッチが入っていますが、すぐにニュートラルの状態に戻ってしまうからです。
見つけ次第即キャストできるように準備しておくことで、バイトが増えますよ!

それから、今メインに使っているルアーを2つ紹介します。

まず1つ目は、ハリーシュリンプ4インチのバックスライドリグです。
このワームが一番活躍する季節といっても過言ではない組み合わせ。
見た目のエビっぽさもそうですが、ネイルシンカーを入れてのバックスライドやフォールからのトゥイッチアクションはまんまエビです!

フックやネイルシンカーのセット位置を色々と模索してきましたが、先日からはこのセッティングに落ち着きました。

ハリーシュリンプ4インチのバックスライドリグのセット方法

口元に生えている3本のヒゲのうち中央の1本をカット。

カットしたところにフックを刺して、普通にセットします。

フックはナローゲイプタイプがおススメで、今はリューギのリミット#2/0を使っています。
理由は、ボトムで横倒れし難く姿勢が良いことや、アシなどにコンタクトした際にワイドゲイプタイプよりワームから飛び出ている部分が少ないことで、針先が飛び出して根掛かってしまうことを軽減させられます。
ネイルシンカーはダイワバサーズタングステンのリーン(細いタイプ)1/32oz.(0.9g)を使用し、お尻から1クビレ目のところから前方へ向かって刺します。

アクションは、アシ際やゴロタ石、護岸の壁などをタイトにバックスライドフォールさせます。
着底したら、少し待ってから軽くトゥイッチしてフォール。それを3回ぐらい繰り返したら、ピックアップして次のスポットにキャストします。
ほとんどのバイトが、フォール又は着底したタイミング。
手返し重視でバスが潜んでいるスポットをどんどん攻めていくのが良いです。

2つ目はバズベイト。
風が程よく当たっている場所や朝夕のローライト時などにはこちらの釣りをメインにします。
ここ数年愛用しているのがノリーズのボルケーノグリッパー1/2oz.にヴァラップスイマー3.3インチの組み合わせ。

ショートキャストで狙うことが多いのですが、重いモデルの1/2oz.を使用。
何故かと言うと、倒れたアシや浮きごみなどを乗り越える際に、横倒れするバズベイトの姿勢が、重い分すぐにもとに戻るからです。

せっかくバスの居そうなスポットに投げても、そこで根掛かってしまったら台無しですから。

ヴァラップスイマーをトレーラーに付けることで、1/2oz.でもスローに水面をリトリーブし易くなることと、スカート+シャッドテールのアクションで誘うことができます。
くわえて、着水音を抑えることも出来るし、ウエイトが増すことで投げやすくなる効果も。

ワームキーパーが付いていないので瞬間接着剤で固定、又はワームキーパーを取り付けて使用しています。

まさしく、今が旬な釣りなので是非お試しください。

〇タックル
ハリーシュリンプ4インチ バックスライドセッティング
ロッド:BL SG 681MH/MFB
リール:スティーズCT SV TW 700XHL
ライン:スティーズフロロ TYPEモンスター13lb.
フック:リューギ リミット#2/0
シンカー:バサーズタングステン リーン0.9g 1/32oz.

ボルケーノグリッパー1/2oz.+ヴァラップスイマー3.3インチ
ロッド:BL LG 6101MHFB
リール:スティーズ A TW 1016H
ライン:スティーズ デュラブラ 1500 20lb.(ナイロン)

kusabuka 2020.03.06

こんにちは、ボトムアップ草深です。

そろそろ本格的なシーズンインですね。
私も時間をつくって、10年振り?ぐらいに全ルアーを引っ張り出して各カテゴリ別に整理整頓している真っ最中です‼
完成したらお見せしたいと思います。ご要望がありましたら!(笑)

今回は、まもなく店頭に並ぶビーブル1/2oz.について少し書かせてもらいます。
昨年発売させていただいた3/8oz.をベースに、使用感はそのままにサイズ展開したのがビーブル1/2oz.モデルになります。

1/2oz.には、あえて3/8oz.と同じブレードを装着しています。
共通にした理由は、使い心地はそのままに深いところもストレスなく狙うためです。
ヘッドウエイトが重くなっても、ブレードサイズを大きくすると空気抵抗が増えて、キャストの飛距離が落ちてしまう。そして、水中で大きいブレードが回転することでより強い揚力が発生して浮き上がり易くもなります。
結果、トータルウエイトが増えても、ほぼ変わらない又は、深いレンジを狙いにくくなってしまうからです。

また、フッキング性能を保持するために、フックの位置をわずかに後方に下げてあります。
ウエイトが重くなることでヘッドが大きくなり、3/8oz.と同じままだとアッパーアームとロアアームの間隔が窮屈になってしまい、フッキングの妨げになるからです。
スカートの本数は、ベストなアクションとヘッドのボリューム感にマッチさせて、3/8oz.が58本に対して、1/2oz.は68本へ増量しました。

これらの1/2oz.にベストなセッティングにより、3/8oz.で感じていただけた基本性能はそのままに、ロングキャストが可能になり、ミディアムリトリーブで水深約2m、スローリトリーブなら水深約3mまで攻めることができます。
ビーブルの躍動的な横揺れを伴うアクションはもちろん、3/8oz.同様の使用感でシステマチックにルアーローテーションを可能にしたのがビーブル1/2oz.になります。

潜航深度を調べるために、今回からガーミン(魚探)のライブスコープを使用し、フィールドでテストしてきました。この魚探は水中の状況をライブで見ることが出来るので、どの深さをルアーが泳いでいるのかが一目瞭然です。
飛距離に関しては3/8oz.と比べ約1.2倍、潜航深度は上に書いた通り、ミディアムリトリーブ2m、スローリトリーブだと約3mをリトリーブ出来ました。

フルキャストして着水後、ロッドティップを水面の高さにしてリトリーブをしました。各キャスト10投ずつの平均値を出した数値になります。
かなり鮮明にルアーが泳いでくるレンジがわかります。

テストタックルは
ロッド:BLX LG 6101MRB
リール:STEEZ SV TW 1016SV-H
ライン:STEEZフロロTYPE-モンスター 14lb.
(ロッドティップを水面の高さにして計測)

3/8oz.と比べて明確なレンジの差が生まれ、レンジ別の使い分けが可能になりました。
ブレードタイプによっての違いは、潜航深度イメージ表からTWは約10㎝浅め、DWは約10㎝深めと言った感じになります。

それともう一つ、これはスピナーベイト全般に言えることですが、ロッドを構える高さによって大きくレンジをコントロールできます。
ロッドをアングラーに対して、水平より縦気味に構えてリトリーブすると潜航深度表の数値より約半分ぐらいのレンジをトレースできます。
例えば、ビーブル3/8oz.であれば、ミディアムリトリーブで約1.5mが約70cmにもできます。
そう考えると、スピナーベイトはアングラーの使い方次第で、超シャローからある程度の深さまでカバー出来るパイロットルアーになってくれると言うことですね。

kusabuka 2020.01.10

明けましておめでとうございます!
本年も引き続き、釣行や開発中ルアーの話をメインにお話していこうと思いますので、お付き合いください~

15年振りぐらいに(笑)、元旦初釣り釣行はお休みして2日に行ってきました。
パートナーは、スキルアップのために正月休みを利用して関東に来ていた、フィールドレポーターの山口諒也。
場所は房総リザーバー三島湖をチョイスしました。

朝は、まず初バスを釣ることに集中してディープからスタート
ルアーは年末に亀山湖で反応が良かった、ブレーバーマイクロ3.0インチのダウンショットリグ。
黙々とハミンバードと睨めっこ!しかし、ベイトもバスも映らずキレイな画像(笑)

フラットからブレイクに狙いにシフトしましたが、これも何も無し…
ディープの限界を感じ、シャローカバーをパワーフィネスとリーダーレスダウンショットリグで交互に攻めるも、これも反応なし…
いつも以上にシャローに生命感が全く感じられず。。。
冬のレンタルボートの醍醐味を味わってもらいたく、カップラーメンとコーヒーでブレイクタイムを挟み、午後の部へ。

午後はシャローとディープを交互に攻めるも反応なし…
ボート屋さんの帰着時間までラスト1時間になり、下流エリアにある通称「段々」と呼ばれる、フラットと明確なブレイクがあるエリアを魚探で見てみると、魚の影がチラホラ(///∇///)
これはチャンスタイム!
サイドイメージでスポットを確認しながら、フラットのエッジにブレーバーマイクロ3.0インチのダウンショットリグを投げて引っ掛けて、ゆっくりとズルズルしたら…プルプルるる…とバイト!
でも、これはギルっぽい(゜゜;)再度、サイドイメージにエッジを映してキャスト。
今度は重くなるバイトで上がって来たのが令和2年初バス!
ディープにしてはサイズ、コンディションも共に良かったです。

あとはリョウヤの初バスをバックシーターからプレッシャーを掛けながら(笑)
待っていましたが…

 
数日後に琵琶湖で釣りをするチャンスがあり、小池貴幸プロのバスボートに乗せてもらい、お気楽ガイドフィッシングを2時間ほど堪能させてもらいました。
タックルは三島湖で使っていたタックルそのままに、ブレーバーマイクロ3.0インチダウンショットリグで、琵琶湖初バスいただきました。
小さいバスが釣れるエリアと言いながらも、コンディションの良いバスでした。

ブレーマイクロは、細身のストレートワームでありながらも、テールに付いている小さいシャッドテールがアクションすることで、ボディにも細かい微振動が伝わり、ズル引きだと生命感の無い棒状になりがちなストレートワームに、生命感が生まれバイトを誘っていると感じられるワームです。

ダウンショットリグがメインで、シンカーウエイトは1.8、2.7、3.5gを水深とボトムタッチ感で使い分けています。
シンカー形状も、感度重視で根掛かりが少ない場所では、バサーズワームシンカーTGフック(球体)、立ち木やオダなどの沈み物に対してはスリム(細棒)を選んでいます。
ボトムを感じながらも、気持ち良く引けることを重視して、ウエイトとシンカー形状をチョイスすると良いでしょう。

ラインはPE0.6号にリーダーフロロ7lb.をセットしています。
ディープを攻めることが多いので、PEの伸びの無さは圧倒的な感度を生み出し、リーダーにフロロ7lb.を組むことで、立ち木やオダなどに多少巻かれてもバスを引っ張りだすことが出来るからです。
フッキングの位置もPEラインだと、より深いところに掛かります。

フックは、ワームの姿勢とスナッグレス性能という部分で、細軸のオフセットフックを使用。(デコイドリームフック#6)

カラーは、今のところディープメインなのでシルエットがハッキリ出る、M011ブラックやT224グリパンミミズをメインに、T210BUミミズも使っています。
冬の貴重な1匹に出会うためにブレーバーマイクロを是非、使ってみてください~

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