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山口 将司 Masashi Yamaguchi
1977年10月28日生まれ
茨城県出身


yamaguchi 2018.08.28

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。

お盆休みの前半は、平地の暑さを逃れ、
避暑地でもある福島県の檜原湖に遠征してきました。

一昨年までW.B.S.プロ戦が檜原湖でも開催されており、
W.B.S.スタッフとして年に一度の遠征を密かな楽しみとしていました。
昨年から新体制となったW.B.S.では一旦、檜原湖戦はお休みということで、
今回は約2年振りに檜原湖を訪れることとなりました。

雄大な磐梯山の眼下に広がる檜原湖!

なによりも檜原湖は自然が豊かであり、
釣りのほうも、グッドサイズのスモールマウスバスが釣れるという印象。
私のホームフィールドである霞ヶ浦や小貝川とは真逆となる、
ライトラインを駆使した繊細な釣りで、
クリアウォーターのスモールマウスバスを攻略していくという、
普段では味わえない釣りが出来るのも楽しみの一つです。

そんな檜原湖ですが、例年よりも雨が少ないことから、
今回訪れたタイミングは、過去に類をみない大減水に見舞われておりました。
遠征の直前に本州を直撃した台風の影響もそんなには無かったようで、
湖のコンディションも、減水から回復することは無かったようです・・・。

早速、檜原湖の北エリアに位置する早稲沢キャンプ場から、
ワクワクしながらボートを出してみると、水質がなんだか悪い・・・。
ちょっとターンオーバーっぽい感じもあり、所々泡立っています・・・。

後に某プロガイドからちょっと話しを伺ったのですが、
どうやら台風通過後のタイミングでターンオーバーが入ったらしく、
それまでは、夕方になっても帰りたくなくなるほど釣れ釣れだった様子・・・。
最悪なタイミングで来ちゃったね!と言われてしまいました・・・(汗)
『この前まで釣れていたのに…』という釣りあるあるです(笑)

ボートを降ろした早稲沢キャンプ場!ご覧の通りの大減水・・・。

減水とはいえ、ロケーションは最高です!

なかなか厳しいフィールドコンディションに当たってしまいましたが、そこは檜原湖!
厳しいなりにも、ボトムアップルアーを駆使してクリアウォーターの釣りを楽しんできました!!

まずは湖をグルッと周って状況を見ていったところ、
ミドルレンジのフラット系が安定して釣れている様子。
実際に、ワカサギと思しきベイトがリンクする5~6mレンジのフラットを、
定番のライトキャロで釣ってみると、ポツポツと釣れてくれます。

定番のライトキャロ(2.7gシンカー)で、ナイスサイズのスモールをキャッチ!

ライトキャロには、ブレーバー5インチを2.5インチほどにカットしたものを使用してみました。
ロッドワークでのズル引き、もしくはエレキでの低速ドラッキングで、
広範囲を探る釣り方でナイスサイズのスモールマウスバスをキャッチ出来ました。

写真上が、オリジナルのブレーバー5インチ。
写真下は、ブレーバー5インチを約2.5インチ(6.35cm)にカットした檜原湖仕様。

ブレーバーはネコリグでのフォールアクションだけではなく、
こういった横方向にスイミングで使用する場合でも、
テールがプルプルとハイピッチに微波動するので、
クリアウォーターのバスでも違和感なく食わせることが出来ると感じました。

今回は減水というコンディションでしたが、念のためシャローエリアもチェックしてみます。
檜原湖のシャローエリアではラージマウスバスが狙えますが、今回は、かなりの減水の為、
ラージが付いているであろうレイダウンやブッシュもほとんど陸の上・・・。

それでも、可能性のありそうなシャローを、
ヴァラップスイマーのノーシンカーリグでチェックしてみると・・・
水中にうっすら見えるスタンプの影からモンドリうってバイト!!

ヴァラップスイマーのノーシンカーリグでもナイスサイズのスモールをキャッチ!!

他にもチェイスやバイトが数回・・・。
ヴァラップスイマーのハイピッチロールアクションは、
クリアウォーターのスモールにも有効ですね!
今回は減水によりシャローエリアがイマイチでしたが、シャローが優勢のときはヤバそう!

定番でもあるフットボールジグ(プロズファクトリーのOPジグ1/4oz)の
トレーラーにヴァラップスイマーをセット!!

檜原湖では、フットボールジグに大きめのワーム(シャッドテールワームやギル型ワーム)を
セットするのが流行っているようです。
浅い場所でルアーの動きを確認してみると・・・
ボトムに着底した際に、フットボールジグの相性も相まってか、
ヴァラップスイマーがスタンディングします。
ラインを緩めるとワームが倒れ込み、ラインを張ってジグを動かしてやると、
ワームが再びスタンディングします。

おそらく、ボトムでルアーが一際目立つことによって、
視力の良いスモールにルアーの存在を強烈にアピールしているのかと思われます。
バイトの出方も『ガツッガツッ』という本気食いと思われる強烈なバイトであり、
この釣りも病みつきになりそうです。

1/4ozフットボールジグ(トレーラーはヴァラップスイマー)は、
ロックハンプ回りの6m前後のフラットで使用。

今回宿泊したペンション(曽原湖の傍にあるアリスグローブさん)には、
なんとプライベートポンドが!!最高のシチュエーションです(笑)

宿泊したペンション横にあるプライベートポンド!

このポンドは曽原湖と繋がっており、勿論バスも釣れるとのことで、
宿泊者だけに釣りを開放しているようです。
夕方に少しだけ釣りをしましたが、キャッチならず・・・。
他の宿泊者様は、バスをキャッチしておりました!

釣りのほうは難しいコンディションでしたが、平野部よりも涼しく、
なによりも大自然豊かな中で過ごすことが出来て、とっても癒された檜原湖遠征となりました!
また来年の夏も、檜原湖への遠征を計画しようと思います。

皆様も是非、最高のロケーションが揃った檜原湖へ遠征してみてはいかがでしょうか?
スモールマウスバスにも有効な、ボトムアップルアーも是非お試しいただきたいと思います!!

yamaguchi 2018.08.02

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口 将司です。
ここ最近、酷暑といえる日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

関東地方は6月末に例年よりも早い梅雨明けとなり、
7月に入ると一気に夏らしい天候となりました。
それにともない、フィールドの水温もグングンと上昇!
アーリーサマーを通り越し、それこそミッドサマーといえる状況となったタイミングで、
霞ヶ浦で開催されたK-1トーナメント第3戦に参加してきました。

朝のミーティング風景。

朝のうちは曇天でしたが、日中は危険な暑さに・・・。
霞ヶ浦本湖の水温は軒並み30℃を超えているといった状況・・・。
セオリーから考えても、流れのある流入河川だろうと、
この日のプランは土浦の流入河川でもある桜川で勝負することに!!

スタート後、桜川へ突入し、下流エリアから要所を釣りながら中流エリアへ。
しかし、30℃を超える高水温の影響からかショートバイトのみ・・・。
そこでエリアを一気に上流へと変更します。

上流エリアは他の参加者も多く、人気のエリアとなっている模様・・・。
バッティングを避けつつ、
ここぞと思われるスポットを釣りながら、最上流の堰を目指します。

上流エリアではショートバイトすらまったく無い苦しい時間が続きましたが、
川のベント部で反転流が生じるスポットに、
ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグを投じるとフォールでラインが走ります。
やっとの思いでファーストフィッシュをキャッチすることに成功!
サイズも1㎏弱とまずまず。

その後、晴れ間が広がり、いよいよ危険な暑さとなったタイミングで、
最上流の堰が見えてくるエリアへ。
水深の浅いチャラ瀬が続き、ボートで上るのにも一苦労・・・。
ふと思い立ち、パートナーに新製品の
ヴァラップスイマー(ノーシンカーリグ)がセットされているタックルを貸して、
チャラ瀬に向かってサーチがてら投げてもらうことに(私はエレキの操船で精一杯・・・)。

すると、チャラ瀬に点々と存在する窪みの中から、デカバスがチェイス!!
あと一歩でバイト!!というところで見切られます・・・。
バスに必要以上にルアーを見せてスレさせないように、一旦スポットを休ませます。

そして、堰までたどり着くと、堰下では投網を行っている漁師さんが・・・。
残念ですが投網の邪魔にならないように、今度は川を下りながら、
先ほどデカバスのチェイスがあったヴァラップスイマーを投げまくっていきます。

流れが当たり、少しでも水深のあるようなブッシュの際や、
先ほどと同様にチャラ瀬にある窪みから数回のチェイス!!
そして、ついにバイトまでさせますが、
魚も夏バテで甘噛みなのか、惜しくもミスバイト・・・(泣)
ルアーの側面をパクッとするだけというショートバイト。
千載一遇のチャンスだったのに本当に残念・・・。

チェイスしてきたバスは、どれもキロはありそうなナイスサイズ。
中には45cmはあろうかというグッドフィッシュまで・・・。
デカバスは間違いなく居ると確信できたので、
時間の許す限り上流エリアを攻めますが、
その後はチャンスが訪れることはなく、帰着の時間に・・・。

一本、980gで11位(29チーム中)という不甲斐ない結果でした・・・。

この日の優勝と2位のチームも桜川をメインにしたとのこと。
私たちが狙っていた最上流エリアではなく、その一歩手前が良かったようです。
小さいサイズならいくらでも釣れたというチームも居たことから、
どうやらバス達は居心地の良いスポットに固まっていたようです。
間違いなく最上流エリアに『勝てる魚』は居ましたが、
いま一歩・・・いや、いま二歩ぐらい攻略出来るスキルが足りなかったということ・・・。

ということで、K-1トーナメントは消化不良だったので、
その翌週は反省も兼ねて、霞ヶ浦水系の別の流入河川を訪れました。
翌日にはW.B.Sプロトーナメントもあることから、
バスボートでは上がれないであろう上流エリアをメインに釣っていきます。

バンクのエグレにはハリーシュリンプのバックスライドセッティングを
滑り込ませると、レギュラーサイズが好反応!!

橋脚といった流れの当たる縦ストラクチャーでは
ブレーバーのスナッグレスネコリグが鉄板です!!

そして、流れの当たるオーバーハングのシェードや、
水面下に隠れている乱杭周りにヴァラップスイマーのノーシンカーリグを泳がすと・・・

グッドサイズが連発!!
私が多くを語るまでもなく、ヴァラップスイマーは秀逸な動きを備えた
シャッドテールワームとなっています!
是非、発売されたら手に入れていただき、その動きを体験してみて下さい。
私のファーストインプレッションもそうでしたが、
これは釣れる動きだ!!と確信できるはずです。

今回グッドサイズを連発したヴァラップスイマーのフックセッティングを一例に・・・。

【写真中央】ハヤブサ社のハイパートルネード5/0
(コイルキーパーはオーナー社のツイストロックのバネに換装)
【写真下】ICHIKAWA FISHING社のPK-2 4/0

ICHIKAWA FISHING社のPK-2ですが、通常のナローゲイブフックとは違い、
フックポイントが外側を向き過ぎていない・・・
むしろ、フックポイントとフックアイのベクトルが平行に位置している
(同じ方向を向いている)のが特徴です。
ワームとの一体感も良く、カバーへのスキップでも針先が出にくく、
かなり使い易かったのが好印象でした。
カバー周りでの使用は、こういったナローゲイブフックもGOODです!

スイムベイトセッティングもお試しで・・・。

前述のK-1トーナメントで、
桜川上流のデカバスをバイトさせながらもフックアップ出来なかった反省から、
今回スイムベイトセッティングも試してみました。
ワームの頭から硬質カラミ止めパイプを挿入、
瞬間接着剤で固定し、インラインスルーとし、トレブルフックの4番をセット。

このスイムベイトセッティングに替えて、一投目であっさりヒット!!
しかし、カバー周りでは、やはり根掛かりも増えて使い難い・・・。
オープンエリアでは大ありなセッティングかと思うので、
もう少し使い込んだ上で、ベストなセッティングを見極めていきたいと思います。

さて、まだまだ暑い日が続きますが、くれぐれも熱中症に気を付けて、
皆様も真夏のバスフィッシングを楽しんで下さい!

yamaguchi 2018.06.27

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。
梅雨真っ盛りの天候が続いておりますが、
皆様は良い釣りをされていますか?

梅雨入りとなった6月上旬、その週末に霞ヶ浦は土浦新港を拠点に
開催された『K-1トーナメント第2戦』に参加してきましたので、
前日プラクティスから大会当日の模様を、レポートしたいと思います。

ここ最近の霞ヶ浦水系の状況ですが、
一言でいうと厳しい状況が続いております。
というのも、目まぐるしく変わる天候に加え、
ローライトコンディションになったかと思えば強風が吹き荒れたりと、
天候も水温も安定しないことにより、
釣り難いコンディションになっていると感じています。

『K-1トーナメント第2戦』の当日も、ちょうどレイクコンディションが
ガラッと変わるタイミングに当たった日でもありました。
大会前日のプラクティスでは、気温が30℃近くに上昇し、
まさに夏日といえる一日でした。
霞ヶ浦の水温も約25℃と上昇しており、高いところでは27℃と、
アーリーサマーさながらのコンディションであると言えました。

前日プラクティスでは霞ヶ浦本湖のシャローからチェックしました。
毎年、梅雨時期には手長エビの接岸(産卵の為に手長エビがシャローに接岸します)のタイミングもあり、
シャローが熱くなるわけです。
梅雨入りまでは増水傾向にあった霞ヶ浦ですが、
例の如く恐怖の水門開放・・・。これによって一気に減水傾向となり、
シャローの水質もクリアアップしてしまい、
エビが湧きそうな石系のハードボトムが丸見え状態に・・・。
本湖のシャローからはバスの反応が皆無という結果となりました。

次の一手として、流入河川の一つでもある土浦を流れる桜川をチェックすることに。
下流エリアから釣りを開始し、
要所をチェックしながら上流エリアまでをざっくりと見ていきました。
気になったのは水質の悪さ・・・。
プラクティスをしていたW.B.S.プロの方に話しを伺うと、
どうやら台風前ということで、遥か上流のゴム堰を開けたとのこと。
それにより、上流部から悪い水が一気に流れ、水質が急激に悪化した様子でした。
どうりでバイトが遠いわけです・・・。

そこで、少しでも水質の良さそうなスポットに的を絞り、
ハリーシュリンプのノーシンカーを撃ち込んでいくと、
すぐに答えが返ってきました。

【ハリーシュリンプのノーシンカーで釣った700gほどのナイスキーパー!】

辛うじて桜川では一匹を釣りましたが、
その後は何の手応えもなくプラクティスは終了・・・。
相変わらず厳しい霞ヶ浦を再確認したわけですが、
大会当日は台風も近づいており、雨、風ともに強くなる予報。
『台風前の荒食い!!』に期待を込めつつ、大会当日を迎えました。

【大会当日の朝のミーティング!今にも雨が降りそうな曇天です・・・。】

プラクティスで得た情報から、霞ヶ浦は減水傾向でもあり、
さらに強風の予報もあったので、釣り易さを考慮して小規模な流入河川で一日粘る作戦へ!
プラクティスでは小規模流入河川はノータッチですが、
なんとかなるだろうというノリだけで釣る作戦です…(笑)

さて、スタートコールが始まり、
スタート準備に取り掛かろうとエレキを上げた瞬間・・・
ペダルがガクッと・・・エレキのワイヤー切れが発生!!

ボートを操船するうえで大事な手足を失った状態となってしまい、
さすがに戦えるわけもなく、K-1トーナメントの主催でもある
グランパスヨットさんに緊急ピットインとなりました。
K-1トーナメントの会長でもあり、メカニックでもある星さんの迅速な作業により、エレキのワイヤーをサクッと交換。
約1時間半遅れてのリスタートとなりました。

プラン通りに小規模流入河川へGo!!
本湖がかなり荒れており、どのみち流入河川でしか釣りが成立しなさそうな強風が吹き荒れておりました。
朝の良い時間帯を失ったのは痛手でしたが、
メンタルだけは崩壊しないように、流入河川を慎重に釣り上っていきます。

場所によって水質の善し悪しがありますが、
所々エビが跳ねるのが見えたり、他魚種でもある鯉が見えたりと生命感に溢れています・・・。
しかし、肝心のバスからの反応が無いまま、上流エリアへ。

それまではフロッグやスピナーベイト、
バックスライド系ワームをローテーションしながら釣っていましたが、
水面のリアクションということでバズベイトにルアーをチェンジ。
すると、小規模インレットでデカバスのチェイスが!!
しかし残念ながらバイトまでは至らず・・・。

水面へ出きらない雰囲気もそのはず、魚探の水温計は21℃台・・・。
前日、桜川の水温は25℃ほどあったので、
小規模流入河川でも同じぐらいの水温があったのでは、と推測できます。
冷たい雨に加え、当日の梅雨冷えにより一気に水温が落ちたことが原因で、
バス達の活性がいまいち上がらない状況なのではと・・・。

最上流域まで釣り上がりましたが、ノーバイト、ノーフィッシュ・・・。
ワンチェイスはあったものの、これといった明確なヒントがないまま、
今度は釣り下ることに。
ほどなくして、パートナーがホグ系ワームのヘビダンでミスバイト!
鯉の群れの中から、突然バスが現れ、
大口を開けてワームにバイトしてきたのが見えたそうですが・・・
残念ながらミスフッキング。

エビが跳ねているのも見えたし、バスはエビを偏食しているのかと思い、
ハリーシュリンプのノーシンカーがリグってあるタックルに持ち替えます。
強風ということもあり、正直ノーシンカーでは釣り難い状況でしたが、
やり切る覚悟を決めます。

上流へ釣り上がる途中で鯉の群れが見えたブッシュのオーバーハングを、
タックルを持ち替えたばかりのハリーシュリンプのノーシンカーで狙ってみると・・・着底を待たずにラインが走り出します!!
やっとの思いで一本目をゲット!
900gはありそうなグッドサイズです!

一匹目をライブウェルに収めた直後、バズベイトにチェイスがあった
小規模インレットにハリーシュリンプを放り込みます。
すると、若干の重みがロッドティップに伝わってきます・・・!?
バスがハリーシュリンプをバイトしたまま、その姿を水面下まで見せた瞬間、我に返り渾身のフッキング!!
先ほどチェイスがあったデカバスなのは間違いありません!!
一気にボート際まで寄せて、パートナーががっちりとハンドランディング!!瞬く間に二本目をゲット!!

時間はすでに11時を回り、強風の中の帰着を考慮すると残りは1時間ちょっと・・・。
しかし、短時間で3バイトと、それまでのノーバイトが嘘のよう・・・。
状況が明らかに変わったのは間違いないはずなので、
リミットでもある3本目を目指して釣りを続けます。
すると、バンク寄りにある沈みブッシュに投げたハリーシュリンプに
バスがチェイス!
ブッシュを乗り越えた瞬間にバイト!!
しかし、貴重なバイトも甘噛みでミス・・・。

さらに釣り続けると、パートナーがバックスライド系ワームでミス・・・。
私も、2匹目のバスを釣ったのと同じようなシチュエーションの
小規模インレットにて、バスがバイトしてくるのが見えましたが、
またもやミスバイト・・・。
一気に魚の活性が上がったせいなのか、甘噛みバイトが連発・・・。
結局、数度のチャンスはあったものの、
リミットの3本は揃えられぬまま、2本にて帰着となりました。

【2本のウェイインで2500g!あと一匹があれば・・・。】

【アフターの痩せた個体ではありますが1600gジャスト!
値千金のビッグフィッシュ賞をゲットです!!】

朝一からボートトラブルがあったものの、
試合の内容的にはかなりリカバリーできた展開であったとも言えます。
しかし、優勝のチャンスも充分にあったのではと、
試合中に感じておりましたが・・・。

私たちは2本、2500gで4位と、入賞でもある3位には一歩及ばず・・・。
優勝は3本で3200gとグッドウェイトでしたが、カツカツの3本のみと、
展開的には厳しかった模様です。
エリア的には優勝から3位までは桜川をメインで釣っており、
上流エリアと下流エリアが良かったようで、
如何にタイミングを当てるかがキーだったようです。
タイミング次第なのは私たちも同じであり、
ミスがなかったら勝てていた・・・というトーナメントのタラレバの典型でした・・・(笑)

【ビッグフィッシュを釣ったタックルとハリーシュリンプです!】

【タックルデータ】
ロッド:スティーズブラックジャック681MMHFB-SV
リール:アルファスエア7.2L
ライン:フロロカーボン12lb
ルアー:ハリーシュリンプ(ダークシナモンブルー&ペッパー)
リグ:ノーシンカー(フックはUSガマカツのフィネスヘビーカバーフック♯1を使用)

なかなか厳しいコンディションが続いている霞ヶ浦ですが、
やはりエビ食いのバスには、まんまエビシルエットのハリーシュリンプは効果絶大です!!
ノーシンカーでは、フォールスピードが他のワームよりも遅めですが、
その分、喰わせの能力に長けています。
タフなときこそ基本に立ち返りマッチザベイトですね!!
今回のトーナメントは本当にハリーシュリンプに助けられました!

霞ヶ浦近隣のショップでは、入荷後すぐに売り切れてしまう大人気のハリーシュリンプですが、
手に入れた皆様は、きっと良い釣りをされていることと思います。
様々なリグにも対応する万能食わせ型シュリンプワームですので、
今回、私が釣ったノーシンカーセッティングも是非参考にしていただければと思います。
ワームのパッケージに記されているフックセッティングを参考に、
ストレートフックを使用しますので、
ロッドとラインはちょっと強めがお薦めです。
エビ食い特有のラインがギュイーンっと走るバイトを是非堪能して下さい!!

yamaguchi 2018.05.16

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。
私が住む茨城は3月末に桜が満開になったと思ったら、あっという間に散ってしまいました。
そしてバスにとってはスポーニングシーズンとなる4月に突入し、
バス釣りにとっても本格的なシーズンの幕開けとなりました。

GW突入となった4月下旬、
霞ヶ浦の土浦新港を拠点にする、『K-1トーナメント』の初戦が開催されました。

私は、この大会の2日前の金曜日からGW連休に突入ということで、
大会直前の2日間をプラクティスに当てました。

K-1トーナメントのスタート地点でもある土浦エリアをメインに、
西浦のスポーニングに絡むエリアを2日間かけてチェックしましたが、
ものの見事に2日間ノーバイトの丸坊主…。
気難しい春の洗礼を受けてしまいました。

特に土浦エリアは流入河川からの代掻きの影響により、水がかなり悪い印象でした。
さらに、南寄りの強風で釣るエリアがかなり限られてしまう状況でした。

西浦全体を見ると水の良いエリアもあるのですが、プラクティスの2日間は中潮、
大会本番の日曜は大潮に突入するタイミングということもあり、
肝心のシャローには鯉のノッコミの群れ…。
これにより、シャローは沈黙状態でした。

プラクティスでチェックした土浦の流入河川
代掻きの影響でドチャ濁りです…。

プラクティスの結果からわかる通り、かなり窮地に追い込まれた状況でした。
そこで、大会当日はプラクティスではまったくさわっていない霞ヶ浦の南岸エリアと、
それに絡む流入河川をメインにすることにしました。
しかし、土浦エリアからはまあまあ遠方となる上に、当日は南絡みの強風の予報。
強風によるリスクを冒して、フレッシュなエリアへ突入しました。

まずは、流入河川の河口付近から釣りを開始。
すると開始してすぐにパートナーがキーパーをキャッチ!
おそらく5キャストもしていなかったと…。
私の二日間ノーバイトはなんだったのでしょう…(笑)
しかし、魚からの反応のあるエリア=正解エリアに辿り着いたという証拠でもあります。

そのまま流入河川に突入し、春に実績のあるストレッチに的を絞り釣っていくと…
パートナーに2匹目!
そして私にもリミットメイクとなる3匹目がブレーバー5インチのスナッグレスネコリグにヒット!
3日目にしてやっと魚を手に出来たので、とにかく安堵しました。

その後は予報通りの強風となり、流入河川内でも釣り辛い状況に。
なんとかパートナーが入替えの魚を釣り、ウェイトアップに成功!
強風の中、帰路にかかる時間を考慮し、流入河川を下ります。

帰路に着くには時間的にも少々早いので、流入河川河口のブッシュを釣ってみることに。
ちょうど陽も高くなり、シェードを意識しているであろうと、
ブッシュにハリーシュリンプのリーダーレスダウンショットを撃ち込んでいきます。

しかし、ブッシュ奥ではバイトがないので、
ブッシュがつくるシェード内をスイミングさせると引ったくるようなバイト!!
長さこそありませんが、ウエイトがありそうなプリスポーンの魚をゲット!

ライブウェルにキープした3本すべてが800g平均となったところで、
強風の中帰着に向かいます。

【写真左】シャローブッシュで釣った入れ替えフィッシュ!
【写真右】リグはハリーシュリンプの5gリーダーレスダウンショット!

リーダーレスダウンショットのフックは、がまかつのLDマスター4/0を使用。
LDマスターは通常のワームフックよりもフックアイの径が大きいので、
スイミング等のアクションをさせた際にワームの動きの自由度が増すというメリットがあります。

【写真左】パートナーがポコポコ釣っていたスティーズホッグのチェリーリグ。
【写真右】ブレーバー5.7の寸詰めチューンも良さそう。次の釣行で使い込んでみます。

通常のダウンショットではリーダーがカバーに絡んだりといったトラブルがありますが、
チェリーリグはワイヤーリーダーなので多少のカバーでもトラブルが少ないと感じます。

また、ワイヤー分の長さがあるので、リグ自体がボトムに埋まりにくく、尚且つ喰わせ易い。
カバーの濃さにより、リーダーレスダウンショットやテキサスリグとの使い分けが有効かと思います。

試合のほうはキッカー不足で、おそらく入賞は難しいかなと思っていたら…
案の定、入賞の3位には60g足らずの4位…。

しかし、2日間ノーバイトからのリカバリーには成功ということで、
ひとまず結果オーライとしましょう。

大会は24艇の参加で魚をウェイインしたのが10艇と、
かなりタフコンディションな一日でした。

コンディションの良いバスで揃えましたが、入賞寸止めの4位…。

春は日替わりとよく言われますが、霞ヶ浦水系は毎週のようにコンディションが変わっていくので、
サンデーアングラーにとってはフィールドのコンディションが掴めないまま、
一日が終わってしまうことも多々あります。

そんな修行のような霞ヶ浦ですが、GWは代掻きの影響もあり、
濁りが酷くなるエリアもあります。

今回の大会に出くわした状況のように、流入河川といえども代掻きの影響をモロに受けるエリアもあれば、
代掻きの濁りは入っているが、影響が少なく釣れるエリアも存在します。

『釣れる濁りの見極め』は経験からくるところが大きいのですが、
とにかく濁っていても一度釣ってみることをお勧めします。

さらに今年のGW期間中は強風の日が多く、春の嵐となるぐらいの日も…。
強風では霞ヶ浦本湖は釣りにならないので、風の影響の少ない流入河川での釣行が多いGWでした。
しかし、他のバスアングラーも非常に多く、連日叩かれまくっているのか、
日に日にフィッシングプレッシャーが増していく傾向でした…。

ハリーシュリンプのノーシンカーリグで釣ったアベレージサイズ!

夕刻に釣ったキロフィッシュ!ハリーシュリンプを丸飲み!!

ハリーシュリンプのノーシンカーリグでナイスサイズが連発!!

ハイプレッシャー化した流入河川エリアでは、ハリーシュリンプのノーシンカーリグに助けられました。
風が強い日が多かったので、風裏展開によるシャロー撃ちが有効でした。

ノーシンカーリグでアプローチし、ボトムまでフリーフォールさせた後は、
しっかりとステイを入れてあげる事がこの釣りのキモかと思います。
待つことが苦手な人は、ボトム着底後に『1、2、3…10!』と、
10数えることを心掛けてみて下さい。

さて、話は変わり私の地元である小貝川上流エリアのGW期間はどうだったかというと、
霞ヶ浦と同様に代掻きの影響が顕著になります。
小貝川はさらに減水もプラスされ、代掻きの濁り+減水となるのが例年のパターンとなります。
一見するとキツイ濁りも入り、さら減水ということで、敬遠するアングラーも多いのですが、
小貝川においては減水というファクターはプラスになることもあります。

しかし、今年の小貝川上流エリアは減水に向かっていたところ、
GW連休前、そしてGW期間中にまとまった降雨があり、
現状では水位が満水状態となっています。

一気に減水して、そのまま水位が減水状態のまま落ち着いてくれたら良かったのですが…。
過去の経験から、こういった降雨があり増減水が激しい年は厳しい釣果が多いです…。
現にGW期間中に数回、小貝川で釣りをしましたが、結果のほうは…。

そんな小貝川ですが、4月下旬から『小貝川水面利用等協議会』から
水面利用のルール&マナーが施行されました。
今後も楽しく小貝川で釣りを続ける為にも、ルール&マナーを守っていきたいと思います。

スロープ各所にこのような看板が設置されました!

GWも終わると、いよいよアフタースポーンの個体も増えてくる時期に突入です。
バスにとっても適水温となり、魚も浮き気味となることで、
トップウォーター系ルアーが楽しいタイミングとなります。

お薦めのトップウォータールアーは『フロッグ』です。
霞ヶ浦でも小貝川でも、シャローカバーに対してスナッグレス性の高いフロッグは非常に効果的です。
フォローにはハリーシュリンプのノーシンカーリグと
ブレーバーのネコリグで死角なしと思います!!

また、エビ食いのバスも増えるタイミングでもあり、
いよいよハリーシュリンプの本領発揮!と期待に胸を膨らませています。
皆様もボトムアップルアーで是非アフタースポーンのバスを攻略して下さい!

yamaguchi 2018.03.27

はじめまして。今年からボトムアップ様にお世話になります山口将司と申します。

一発目のコラムとうことで、簡単に私の自己紹介をさせていただきます。

私は大学を卒業し、実家となる茨城に帰省したタイミングでW.B.S.の門を叩きました。プロトーナメントの雰囲気を知る為にも、まずはスタッフとして下積みをスタートしましたが…今ではすっかりベテランスタッフとなってしまいました(笑)スタッフという立場ではありますが、長年プロトーナメントの現場(W.B.S.やBasserオールスタークラシック等)を観てきており、私自身の釣りもプロ選手からの影響を受けながら成長していったと思っております。

メインのフィールドは霞ヶ浦水系と小貝川になります。特に霞ヶ浦水系においてはW.B.S.の各イベントは勿論、ローカルトーナメントにも出場しておりますので、今後はホットでタイムリーな情報を皆様にお届け出来ればなと思っております。

さて、霞ヶ浦の近況ですが、今年の冬は例年以上に、とっても寒かったと感じます。
年末年始にかけては、なんとか魚をキャッチ出来てはいましたが、水温的には霞ヶ浦の最低水温を下回る3℃台…。しかも昨年末にはこの水温まで低下していました。そこに拍車を掛けるように大雪が降り、霞ヶ浦の各所が結氷するぐらいの寒い日が続きました。

長年、霞ヶ浦を見てきましたが、流れのある北利根川が凍ったというのははじめて耳にするほど…。今年の冬がいかに厳しい寒さだったのかが伺い知れます。しかし、3月に入り、例年よりも遅いタイミングではありますが春一番が吹き、霞ヶ浦の水温が一気に上昇。徐々に春めいてきており、釣果もポツリポツリと聞くようになりました。

そんな中、一足早くローカルトーナメントが霞ヶ浦で開催されましたので参加してきました。
状況的には春の嵐による暖かい降雨によって、湖はかなりの増水傾向。水温こそ10℃を超えるエリアがあったものの、降雨による影響で強い濁りが入っているエリアもありました。

具体的にいうと、流入河川が霞ヶ浦本湖よりも1~2℃ほど水温が高い傾向にあり、雨による濁りはあるものの、少ないながらも春っぽい動きをしている魚をプラでは見つけていました。
流入河川の中でも、矢板があるような本流筋の濁りを少しでもブロック出来るスポットと、ブレイクが寄っているバンクに、なんらかの縦ストラクチャーがあるようなエリアで反応を得られていました。

大会の結果から言ってしまうと、17名の参加で釣ったのは2名のみ…。私も辛うじて一本を釣ったのですがオンラインのキーパー(25cm)…(笑)優勝者こそ1600gオーバーを持ち込みましたが、こちらも一本だけと、霞ヶ浦の春はまだまだ遠いと感じた一日でした。

大会でキャッチした貴重な一匹。サイズは小さいですが大会となるとホントに貴重なキーパーです

釣れたのはハリーシュリンプ(写真はプロトタイプ)5gリーダーレスダウンショット

話しは変わり、ボトムアップスタッフの皆様も触れられているジャークベイトの釣りですが、この冬の間に私も導入をして練習を続けております。
スミスウィック社のラトリンログを用いた釣りですが、これが中々に難しい。ジャークの釣りということで、ルアーのタイプは勿論、ロッドワークの強弱やリズム、それこそタックルシステムが違ってくるとルアーに与える動きや狙えるレンジすらも変わってきます。

ロッドワークの釣りというとトップウォーターに代表される釣りにも通じる所があり、自分でルアーを操り、ルアーに命を吹き込んでいく事によって、そのルアーのポテンシャルを引き出す釣りになります。この手の釣りは人との釣果に差が付きやすい釣り方でもあると言えます。

約50年前から販売され、今も尚、愛好者が多いといわれるラトリンログ。半世紀にかけてセールスされているルアーだからこそ『釣れるルアー』という証でもあります。
しかし、タダ巻きではまったく動かないルアーでもあり、霞ヶ浦水系で春の時期に流行っているビッグミノーとはまったく異なるタイプのルアーでもあると言えます。

【写真上からラトリンログASDRBクラウンカラー、同ASDRBアユカラー。パーフェクト10ログ、ルドラSP】

クラウンカラーとアユカラー、塗装の違いで動きが微妙に変わっているところが面白い。
アユカラーのほうが塗装が厚く、アクションがタイトになっていると感じます。パーフェクト10ログはジャーキングで約10フィート(約3mぐらい)潜らせることが可能とのことですが、こちらも相当な練習が必要…。ルドラと同じぐらいのボディサイズですが、ジャークしたときの動きは秀逸です。

一見すると古臭いデザインでもあるラトリンログですが、その歴史にあった背景や、なぜこのルアーを作ったのか、どういったシチュエーションで有効かなど、妄想や想像をしながらルアーの本質を理解していく過程がたまらなく好きでもあります。

『温故知新』…古きをたずねて、新しきを知る。簡単に解釈をすると、過去に調べたものや昔の事実を研究することで、そこから新しい知識や見解をひらくことが出来るということです。
正にラトリンログを使ったジャークベイティングも『温故知新』であると言えます。こういった難しいルアーこそ、1年、2年…とルアーを使い込むことによって、そのルアーの本質が理解でき、自分のスキルが飛躍的に向上していくものだと思います。

ボトムアップで開発されるルアーも『温故知新』により産み出されているといっても過言ではありません。
今後、発売が予定されているスピナーベイト『ビーブル』も、様々なスピナーベイトを研究し尽くし、それらの上をいくルアーを目指して開発が進められたと聞いています。ビーブルが発売されるのを私も楽しみに待っています。

釣りのほうに戻りますが、春の霞ヶ浦を攻略する上で、天候や気温の変化も激しいということで、フィールドコンディションも毎回違ってくると思います。寒の戻りによる水温低下や、先日の大会で遭遇した強烈な濁り、風がまったく吹かない晴天無風など、バスの活性がそこまで上がらない状況も多々あることが予想されます。
そこで、『安牌』と思う釣りが、ブレーバーを使ったネコリグの釣りです。ハードベイトでガンガン!といきたいところですが、どうしても一匹を釣りたいと思ったら、ブレーバーのスナッグレスネコリグでスローダウンゲームをしてみて下さい。

大会のプラクティスで釣れたナイスコンディション

ブレーバー5.7インチのスナッグレスネコリグを丸飲み

【写真上:ブレーバー5.7インチ、写真下:ブレーバー5インチ】

私もサンデーアングラーですので、自分が理想とするフィールドコンディションにならないことが多いのが現状です。過去の経験上、春先になんだかんだ釣っているのがネコリグに代表されるベイトフィネス系の釣りです。
ブレーバーは5.7インチ、5インチ共にカラーも豊富にありますので、フィールドの水色に合わせてカラーチョイスしてみて下さい。
皆様も是非ブレーバーをタックルボックスに忍ばせて、春のフィールドを攻略してもらいたいと思います。

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