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Hurry Shrimp

kawamura 2018.01.31

こんにちは、川村です。

最近は、千葉県にある豊英ダムと三島湖に通っています。
1年前から開発を進めてきたエビワームのテストと、パワーフィネスの練習も兼ねて・・・
両フィールドは、真冬であってもバンク撃ちが成立するのでうってつけなのです(^^)

【今年の初バスは練習中のパワーフィネスでした】

エビワームは釣れはしたものの、3.5gシンカーでのレスポンスに不満を感じたこと。
その他フックのホールド力からボディサイズの微調整など、シェイプの修正を完了しました。

名前も決まり、『Hurry Shrimp(ハリーシュリンプ)』 “慌て急ぐエビ”の意です。

ノーシンカーリグでは、手足をせわしく微振動させながらスローフォールします。
その様はまるでエビをポイッと放り投げたような・・・ゴールデンウィークあたりからラインが横走りするバイトが頻発することは間違いありません!

そして、「チョン」と跳ねさせればキックバック逃走。
この時にウチワのような尻尾で水をあおいで水を動かします。
自らも体感したギル系ワームの威力をうけ、水を強く押し動かすことを意識した結果です。

テキサスリグやリーダーレスダウンショット、ジグトレーラーでは、ウデからツメをハイピッチに微振動。
大振りなアクションにスレたバスも食ってくれるよう、強すぎない、ナチュラルアクションを狙いました。
派生リグとして、ベイトフィネスジグ(TIMCO)との組み合わせも気に入っています。

【ハリーシュリンプとベイトフィネスジグの組み合わせで釣った豊英バス】

そして、キャロライナリグもGood!
水平姿勢でのビリビリスイムに、リフトからフォールさせれば手足がピリピリ・・・草深さんのヘビキャロ用に3インチも試作せねば(^-^;

そのボディサイズ、ノーマル状態では4インチですが、
尻尾を切っても違和感のないシェイプにこだわりました。
状況に応じてのダウンサイジングはもちろん、先端が裂けてしまってからの再利用にもご活用いただけます。

早春のリリースに向け、あとはカラーラインナップとマテリアルの選定を残すのみ。
カラーはエビシェイプに合わせ、ブレーバーとはまた違ったラインナップにする予定です。

他にも、ロッド&リール誌で手作りプロトを公開したフィネスワーム『MPS(マイクロピッチシェイク)』と
スイムベイトも、仮金型で成型したサンプルが到着しました。
ともにまだ一発目なので修正箇所はありますが、それでもアクションは狙いに近く、好感触(^^)

  

他にはメタルバイブも削り出したりと、日々開発に憑りつかれています(^_^;)
動きやシェイプの微細なニュアンスや、性能面での天井を理解し納得できたりと、
自ら手を動かしているからこそ分かることは確かにあるのです。
だからこそ、自分でやらないと気が済まなくなってしまう(^_^;)

 

ついでに・・・といってはなんですが、BOTTOMUPカッティングステッカーをこしらえました。
カッティングステッカーもひと味違いますよ(^^)v
一般的な単色モノではなく、3色!

ベースは耐候性のある3M社製ながら、
ロゴの色をつけるために、その部分だけ色を付けられる他メーカーにしたという・・・
試作品を車に貼ってみたのですが、単色モノより断然映える!
カラーは写真のBOTTOMUP部分がホワイトの物とブラックの2種類になります。
3月のリリースを予定しておりますので、こちらもよろしければ是非!

では、今回はこんなところで失礼しますm(__)m


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