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その日の天候で居場所を変える春のプリスポーンバス攻略方法とは・・・

kusabuka 2018.04.20

まずは2018年トーナメント開幕戦。

例年3月末から4月上旬に開催されるW.B.S.初戦は鬼門であり、
一歩間違えるとノーフィッシュも十分ありえる難しいタイミングです。
ここ数年は何とか切り抜けてきましたが、今年は食らってしまいました(泣)

前日プラクティスは暖かい南風。
水温が上昇した水深30cmの超シャローで、ビーブル3/8oz.(プロト)で釣りました!

釣ったバスを見ると、シャローへ上がりたての綺麗なバス!!
これはシメシメとプラクティスを切り上げました。

試合当日はプラクティスで反応が良かったエリアに一直線でむかい、3時間ほど攻めますがノーバイト。この日は前日と違い晴天無風だったことで、バスの活性はスローへ、そして更にシェードに入ってしまっていたようです。

同日開催されていたメディアウォーズで優勝したルアーマガジン古川さんは、各所に点在する水生植物のマットカバーを2oz.シンカーでパンチングして「6バイト」を取ったようです。

私もマットカバーまで辿りついてはいたのですが、ヘビーなシンカーまで使っておらず、カバーが薄いエリアだけにキャストしていたためか無反応。この日の釣れていない状況下において、ヘビーカバーをリアクションで攻略する素晴らしいパターンで釣ってきた古川さんには脱帽です。(メディアウォーズの模様はhttps://tsuri-plus.com/_ct/17160113/)

次の週もダイワのロッドテストで霞ヶ浦へ行きましたが、早い時間から強風予報だったので風の影響を受けにくい新利根川へ朝からGo!
新利根川はレンタルボート屋さんもあり(http://star.ap.teacup.com/matsuya/
エレキだけでも十分楽しめるフィールドです。
アシ、ブッシュ、水生植物などの自然のストラクチャーから橋脚、杭など変化に富んでいます。 

この日は少し冷え込んだためか、ハードルアーへの反応はイマイチ・・・
春のこんな日はバスも一段深いところに下ってしまったり、もしくはシャローに居残っても活性は低く、ルアーをストラクチャーに絡めながらスローに攻めることが重要になります。

そこで出番が多いのがブレーバーのスナッグレスネコリグ。とにかく、何かに引っ掛けてはやさしいロッドさばきで外してあげます。自分の場合はテール部を切らず、ノーマルのまま使用しています。

理由は、小さいシャッドテールが短い移動距離でも動くことで、ボディより自発的にアクションするからです。それともう一つ、引いてきた時にテールが水流を受けることで、ワームが立ちやすく、今回メインで狙った枝などが沈んでいるところでは少しでもバスの視界に入りやすいから。

それと、今回バイトが集中したエリアが狭かったのですが、カラーローテーションによって一箇所のオダから複数匹のバスを絞り出す事ができました。

カラーは、相変わらずよく釣れるBUミミズと、ローライトだったので膨張色であるパール系ベースのワカサギカラーにバイトが多かったですよぉ。

今年からチャージャー210にマーキュリーべラード300PROで戦います。
ボトムアップロゴもラッピングしてもらいました。

話はかわり、担当しているハードルアーの開発について・・・
順調とはいえませんが、少しずつ前進しています。
もう、何回目の形状修正だったのか覚えていませんが・・・

ボディサンプルが届き次第、形状の確認やアクション出しを行っています。
形状に関しては今回のものでOKが出せそうです。

アクションに関してはある部分の性能を上げていくと、もう一方の性能が落ちる。これを繰り返しながら全体性能を我々が求めるアクションに近づける作業を繰り返しおこなっています。

今、日本のフィールドにおいて感じている、もっとも出番が多いサイズ感と形状、そしてアクションを兼ね備えたクランクベイトを開発しています。
今回はここまでで。これから開発進行状況などを紹介していきます!

PS:次回のコラムは初のアメリカトーナメント参戦の模様を書きます。


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