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石井 一樹 Kazuki Ishii

1985年1月25日生まれ
千葉県出身


ishii 2021.07.01

こんにちは!フィールドレポーターの石井一樹です。
さて、今回は6月27日に「高滝湖オープントーナメント」に参加して来ましたので、前日のプラクティスと大会のレポートをしたいと思います。

久しぶりの高滝湖・・・5月のGWぶりの釣行になってしまいました。
前日プラクティスは、スポーニング回復状況と上流域の魚の量を確認しに行きました。

まずは本湖にある斜めに刺さっている竹へ、コスモ2.5gにM.P.S BIGを装着したものからアプローチ。
直ぐにギルバイトがあり、ベローズギル2.8インチペグ止め5gフリーリグへ変更すると、フォール中にひったくりバイト!竹に巻かれながらもキャッチ。回復途中かな?良く引くバスでした。

同様の釣り方で直ぐに2匹目もキャッチ・・・やはり痩せてますね。

その後、上流域へ向かう途中で、流れが当たり水深のあるカバー近くに稚ギルが見えたので、すかさずベローズギル2.8インチペグ止め5gフリーリグを投入。

カバー直下では食わなかったので少し落とし、強めにアクションさせるとグーンっと竿先にアタリが!
長い・・・けど痩せているバスをキャッチ。

そして、上流へ上がると・・・魚はいるいる・・・しかもコンディションの良い魚が多い。
もうすぐ発売されるスクーパーフロッグとチビーブル1/4oz.で、サイトメインにスピーディーに。

ボイルしている所に、新作のスクーパーフロッグをキャスト。
バイトしてくるも・・・甘噛みでキャッチ出来ずでしたが、スクーパーフロッグの動きが凄い!!本物のカエルかと思うアクションでした。

今のコンディションでは上流で釣るのは難しいと思いストップフィッシング。

翌日の天気予報では夜から雨・・・濁りと流れがあれば上流は釣れそう。
本湖の縦ストとカバーは逆に雨だと厳しそうだなと思い、夜ギリギリまでタックルを選定。

 
大会当日、雨は降らずに曇りの天候に、濁りパワーが無いのであればと上流域は捨てました。
本湖の縦ストとカバーをやり切るプランに。
久しぶりの大会、やっぱり最高です^―^テンションを上げてスタート!!

プラン通りに本湖にある竹に、ベローズギル2.8インチペグ止め5gフリーリグを竹へ引っ掛けてロングシェイクさせると、開始1投目から痩せているが45センチクラスをキャッチ!推定1キロ位。
次の竹へ移動、同様のリグでフォール中にラインが動きアワセると・・・何と20センチクラス・・・リリース。

すると、浮いてるブイの周辺をベイトが跳ねていて、如何にも居そう。
ブイ脇にビーブル3/8oz.をカーブフォールさせると、ブレードバイトがあり、直ぐに回収してもう一度アプローチするとバイト!
少しコンディションの良い1キロオーバーをキャッチ。

そして、前日と同じカバーへ。
魚の供給が多いのですが誰もがやるカバーの為、タイミングが大事!!
運良く誰もやっていない(笑)

静かに、ペグ止め5gフリーリグをキャスト、レンジを刻み強めにアクションさせると、2投連続でキャッチ・・・
しかし小さい・・・400gと500g。

やはり晴れないとカバーには良い魚が入って来ないですね。
本湖のオダや竹でその後、入替出来ない魚を3匹キャッチして終了となりました。

2,575gで13位と、自分が思っていたより周りは釣れていた大会でしたね。
上位は本湖の縦ストでの釣果で、リグもノーシンカーと、もう一段スローなリグを選択すればサイズアップが見込めたかなと反省です。

また、上流域での釣果は目立たず、前日上流にいたコンディションの良いバスは居なくなっており、居ても痩せたバスだったとのこと。大潮も影響して魚が入替わったと思われます。
これぞバスフィッシング!!絶対が無い!!最高です!!

次回は9月、重量戦の為まだまだ年間優勝は狙えると思いますので、気合い入れて頑張ります!!

【使用タックル】
●ペグ止め5gフリーリグ
ロッド:デジーノ66MHRST(オンリーワンカスタム)
リール:アルカンセRG-C(ZPI)
ライン:フロロ12lb.

●ビーブル3/8oz.
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ13lb.

●コスモ2.5g+M.P.S BIG
ロッド:デジーノ65MST(オンリーワンカスタム
ライン:フロロ8lb.

ishii 2021.05.25

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
GW中2日間釣行に行きましたので、良かった釣りをご紹介したいと思います。

まずは地元の川へ短時間釣行。
魚の個体数が多くはないのですが、たまにクオリティーフィッシュが釣れます^―^
GW中とのこともありおかっぱりが多く、バンク際は極度のプレッシャーが・・・・

連日の大雨の影響で濁っていたこともあり、ブルスホッグ3インチ(ミミパールペッパー)のペグ止めフリーリグ(5g)でブレイク沿いへスイミングでアプローチ。
直ぐに答えが返ってきて、綺麗な魚をキャッチ!!

カラーは、最近多用しているツートンパール系。
この時期、田んぼからの水が入り白濁りが発生すると、
膨張色は水に馴染んでナチュラルな感じになり、すごく効果的。
「ブラックでは強すぎるな」と思ったときにお試しください。良く釣れるカラーですよ!!

【ライトグリパンパール】
透けて馴染むエビの保護色をイミテートしつつ、腹のパールがチラついてバスの目を惹く。パールにはグリーンマイカを入れることで、背との一体感を持たせました。リアリティと色調変化を兼備する釣れスジカラー。

【ミミパールペッパー】
ホッグ系でミミズ!?ですが、水中での見え方はお腹のパールと相まって意外にもザリガニっぽい!ペッパーを入れることで、より甲殻類らしい雰囲気に。

 
GW最終日は、高滝湖釣行。
今年のGWは連日風が強かったですね。

強風と雨の影響により少し濁りが発生していたので、最近好調のコスモ2.5g(GORI)にブルスホッグ3インチ(ライトグリパンパール)をセットしたものからスタート!!

護岸際にキャストして、ボトムを感じながらスイミング。
ブレイクにオダが絡むエリアを抜けたときに、重たくなるバイトがありフッキング!
ナイスサイズをキャッチ!!

最近良く釣れている、KOSMO2.5g+ブルスホッグの釣りはジグストに近いイメージで、
それをさらにフィネス寄りにした感じで使ってます。

使い方は、一度ボトムに着いたのを確認したら、ジグがフワフワするイメージでアクションさせています(笑)
シェイクしながらゆっくり巻き、ダウンヒルでブレイクを泳がせます。

あまりボトムから離さない様に、ラインをコントロールするのがキモです。
キャストしてファーストブレイクで反応してくれれば楽なのですが、時にはブレイク下エンド(5m)まで誘うこともあります。

軽めのコスモにブルスホッグを装着することで移動距離が抑えられ、なおかつ水を強く動かせる。この時期は特に、移動距離を抑えたアクションは効果的です。

元々は違うスモラバにホッグ系ワームをセットしてやっていた釣法ですが、KOSMOがリリースされてからは、ヘッド形状、フック、ガードが絶妙なのでミスが各段に減りました。

また、ブルスホッグを装着することにより水を押す力も格段に増して、魚を呼ぶことが出来ていると思います。
ブルスホッグは重量調整とフッキング率向上の為、後ろから3節目でカットしてセットしています。

タックルですが、
ラインは、繊細に誘いたいのとオダ越しでフッキングを考慮して8lb.。
ロッドは、クワセの間を少しでも欲しいので、ソリッドティップのMを使用しています。
この釣りは常にラインが弛んでるため、手元に来るバイトは無く、違和感かライン変化でバイトを察知することが多いです。

“フワフワ釣法” 沢山魚をキャッチ出来ると思いますので、是非お試しください!!

【タックル紹介】
KOSMO+ブルスホッグ
ロッド:デジーノステルス65M (オンリーワンカスタム)
リール:アルファスAIRTW8.6
ライン:ガイアアブソルートAAA8lb.

ブルスホッグペグ止めフリーリグ
ロッド:デジーノステルス69MHR
リール:ZPIアルカンセRG-C
ライン:サンラインBMS16lb.

ishii 2021.05.11

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
3月下旬までは緊急事態宣言もあり、釣行を自粛していたのですっかり春めいてしまいましたね。
今回は、4月に2日間高滝湖へ釣行に行きましたので、ご紹介したいと思います。

まずは、4月18日高滝湖おかっぱり釣行。
4月も中旬、スポーンニングの個体も多くなっているだろうと思い、高滝湖ではこの時期定番の護岸に差してくるバスを狙ってみることに!
前日の大雨によりフィールドは濁っていたので、水を大きく動かせて尚且つスローに扱えるコスモ2.5gにブルスホッグ3インチをセットして釣り開始。

カラーは濁り具合を考慮し、膨張色の新色ミミパールとライトグリパンパールを選択!!
ショートキャストで護岸の切れ目より少し沖にキャストし、一度ボトムまでフォールさせてからフワフワさせるイメージでアクションさせると・・・
重たくなるようなバイトが出て、ナイスコンディションのバスをキャッチ出来ました!

雨が降ったことで普段水が流れていない側溝へ、産卵を終えた個体がミミズ等を捕食しに来ているであろうと・・・
ブレーバー57(テールカット)の1.3gジグヘッドワッキーをフォールさせてスローにアクションさせると、予想通り反応してくれました。

 
そして4月23日は、高滝湖オープントーナメントに参加しました。

先週のおかっぱりのイメージで、護岸に差してくる個体を狙いに絞り釣り開始。
バスは居るはずだが、人的プレッシャーが高いのか?スポーンを意識している魚なのでナーバスになっている為か、大き目なワームや水を大きく動かすルアーには反応なし。
であればと、タフな時最強のブレーバーマイクロ(BUミミズ)の1.8gダウンショットリグに変更。

スローなズル引きとステイを織り交ぜながら誘うと、ワンスポットから2投連続でキャッチ!
参加人数も93名、バッティングも多く、なるべくアングラーが居ない場所を探しながら同様の釣り方で2匹をキャッチ!1回入れ替えをして帰着となりました。
3匹、3,200g程で8位入賞。お立ち台まで数グラムでしたが、小さいバスを入れ替え出来なかったのが残念でした。

2位に入賞した方は、ブレーバーマイクロのダウンショットで4キロオーバー・・・
タフな時ほどブレーバーマイクロは頼りになるなと、再認識させられた大会でした。

久しぶりの高滝湖でも、魚の状況に合わせてボトムアップルアーを使い分けすると、まだまだ絞り出すことが出来ますね^―^

最後に、次回は最近ハマっている「コスモ2.5g+ブルスホッグ」の私なりの使い方をコラムにアップしたいと思います。

【使用タックル】
・ブレーバーマイクロ ダウンショットリグ
ロッド:デジーノ61ULR(オンリーワンカスタム)
ライン:サンライン シューター3.5lb

・ブレーバー57 ジグヘッドワッキーorネコリグ
ロッド:デジーノ63L(オンリーワンカスタム)
ライン:バリバス アブソルートAAA4lb.

・コスモ2.5g+ブルスホッグ3インチ
ロット:デジーノ65M(オンリーワンカスタム)
ライン:バリバス アブソルートAAA8lb.

ishii 2021.02.09

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
自身初動画はご覧いただけましたでしょうか?(笑)

緊急事態宣言前に初バスはなんとか拝めましたが、今年の冬は例年に比べ寒く、手足のしもやけが酷いです・・・

さて、今回は真冬のダム攻略を紹介したいと思います。

真冬は基本、越冬場周辺にいるであろうバスを狙います。
越冬場とは具体的に、
・水深のあるワンドの中(北風がブロックされるエリア)
・北向きにある、流れの当たりにくいチャンネルから離れているエリア
・崩落跡の空間
・立木の根元
大まかにはこのようなエリアです。

越冬しているバスはボトムべったりで、基本的には自分からルアーを食べに行かないことから、バスの目の前にルアーを何回も入れることが重要になってきます。

使用するリグは、スモールラバージグやジグヘッドリグがメインになってきます。
アクションはスローなボトストに、たまにステイ。バイトはほとんどステイ中に出ます。

魚群探知機の画像を見て、「ボトムより少し浮いているな」と感じれば、ブレーバーマイクロのダウンショットリグとで使い分けしていくと釣果アップしますよ!!

スモラバは、コスモ1.3g+M.P.Sビッグを使用します。
※スモラバのラバーの波動を嫌っていると感じた場合は、ラバー無し状態のコスモを使用。
中層の魚をターゲットにしていない時は、逆手をカットしフォールスピードを優先しています。

コスモはヘッド形状、ガードの強さ、細軸フックと全てにおいてディープを攻略するのに凄く良い!と言い切れます!!
①ヘッド・・・独自形状により、ボトムで横倒れしにくく根掛かりしにくい
②ガード・・・硬すぎず、柔らかすぎず絶妙な硬さで、10mレンジでもしっかりフックアップ出来る
③フック・・・塩入りワームを刺したままでも錆びないし、針鈍り無し
とメーカー泣かせな商品だと思います(笑)

緊急事態宣言前に初バスをキャッチした戸面原ダムは、シンカーに枯葉がくっついてくるエリアでは、イトミミズが居るのか?2021年発売予定のコスモ新色「BUミミズ」への反応が特に良かったです。
イトミミズを捕食している様に見えて面白いですね(笑)

野池等に居るバスにも、このカラーは効果的かなと感じられます!!
使い方次第で、ミミズカラーのスモールラバージグも有効だなと実感することが出来ました。ハイシーズンは、サイトフィッシングでも大活躍しそうな予感^-^

最後に、ブレーバーマイクロのダウンショットリグは戸面原ダムでも良く釣れますよ!!
ブレーバーマイクロ使い手、木津さんも良く釣っております^-^

緊急事態宣言が解除されたら春になってしまいますね・・・来年の冬はコスモとブレーバーマイクロを持って真冬のバスを攻略してみてください^―^

【タックル紹介】
・コスモ 1.3g
ロッド:オンリーワンカスタム61ULRST(デジーノブランクス)
ライン:ガノアアブソルートAAA 3lb.(バリバス)

・ブレーバーマイクロ ダウンショットリグ2.2g
ロッド:オンリーワンカスタム61SULST(デジーノブランクス)
フック:フッキングマスターライトクラスリミテッドエディション4番(モーリス)
ライン:ガノアアブソルートAAA 3lb.(バリバス)

ishii 2021.01.05

新年あけましておめでとうございます。
本年も、皆様のお役にたてるフィールド情報を発信したいと思います。
2021年度も宜しくお願い致します^-^

さて、皆さんは初バスをキャッチされましたでしょうか?私は出来ました(笑)
寒いですが、暖かい防寒着とボトムアップ透湿防水ニットキャップを被り、フィールドに出ています。
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新年1回目のコラムは、12月27日(日)に亀山湖で開催されました『seekerS1オープントーナメント』にて5位入賞出来ましたのでレポートしたいと思います。
もちろんコロナに注意して、全員マスク着用や消毒等の対策を実施されております!!

AM7:00大会スタート!
1週間前まで13度台だった水温もようやく10度台に下がり、冬のレンジに魚が集まってきました。冬の定番エリアは、ワンドの入口やチャンネルから少し離れたディープ。具体的には9mを基準に回りました。

朝一はフィーディング狙いで、9mラインの岬が絡むフラットエリアに入りました。
魚探に反応があり、ブレーバーマイクロのダウンショットリグをショートドラッキング気味に入れると直ぐにバイト!
しかし、20センチ程のノンキーパーにてリリース・・・

日が昇ってから冬の越冬場を回ると、1匹釣れ、移動した次の場所でも1匹釣れ・・・といったペースで、13時頃までに4匹キャッチ出来ました。

共通していたのは、9mフラットの日陰に小規模なスタンプが絡むエリア。
人間は寒くて嫌ですが、冬でもバスはシェードが好きみたいですね(笑)
終了30分前に600g程のナイスキーパーが入り、リミットメイクで帰着になりました。

優勝でも2キロと思ったより釣れておらず、1,320gで5位に入賞出来ました!
55名の参加でリミットメイクは4名と、かなり厳しかった印象です。
サイズこそ出ませんが、リミットメイクを優先させたことが好結果に繋がったと思います。

釣ったリグは、全てブレーバーマイクロの1.8gダウンショット。
一般的なストレートワームと違い、小さいながらシャッドテールが水を動かしてくれる。
ターンオーバーの影響で濁ったディープでも、魚を呼んでくれるパワーを感じています。

カラー選択はブラックをメインに、
稚ギルを捕食しているなと感じた場合は、ブルーラメ入りのグリパンミミズ。
水色が綺麗で、ブラックでは強すぎるなと感じた場合は、
KUWASEやプロブルー要素もあるBUミミズに変更するだけでバイトが増えたりします。

シンカーを軽くした理由は、とにかく吸い込みが弱い印象があり、アタリがあってもフッキングまで持ち込むことが出来なかったからです。
ロッドの番手を、UL→SULへ柔らかくしたのも効果があったと思います。

近年の亀山湖はワカサギ等のベイトフィッシュが少なく、ディープでもエビや稚ギルを捕食しているため、岬やフラットに出てくる魚が極端に少なくなっています。

朝夕だけフィーディング狙いで岬やフラット、日中は立木を攻略すると魚からの反応があると思います。

ロッドアクションは、シェイクとズル引きのコンビが基本。
シェイクで誘い、ズル引きでアタリを出します。
今回みたいに少し魚がタフになると、スローなズル引きが効果的な場面もあります。

近日中に、動画でもこの釣りを紹介します。ぜひご覧ください!

最後に、ブレーバーマイクロで色々なフィールドを攻略している先輩を紹介(笑)
特に亀山湖ではブレーバーマイクロのダウンショットリグが最強とのことで、私より細かくリグを使い分けしております!!
新色のミミッパノンでもいきなり、ナイスサイズをキャッチしていましたヨ^-^

真冬の厳しい状況ではありますが、食わせに特化したブレーバーマイクロで
2021年初フィッシュを狙ってみては如何でしょうか^-^

【タックル紹介】
[ショートバイト対策]
ロッド:オンリーワンカスタム 61SUL(デジーノブランクス)

[通常時]
ロッド:オンリーワンカスタム 61ULR(デジーノブランクス)
ライン:アブソルートAAA 3lb.(バリバス)
フック:ドリームフック6番(デコイ)
シンカー:1.8g~3.5g

ishii 2020.11.10

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
朝の気温も一ケタ台になり、冬に向かっていることを肌で感じます。
さて、今回は11月8日に開催された『TBCクラシック』のレポートをしたいと思います。

TBC(利根川バスクラブ)はclass1とregular2つのカテゴリーがあり、クラシックは各カテゴリー年間上位15位までの選手で戦う大会です。
本戦へ向けてのプラクティスは、11月3日に1日行いました。

今回のプラクティスは友人に同船してもらい、釣り込み作業を行いました。
ここ最近の利根川での大会は、リミットメイクさえ出来れば限りなく優勝に近づくと思い、プランは2つに絞りました。

プラン① まだ水温が高いためサイズこそ望めないが、消波ブロック帯でのキーパー狙い。
プラン② 数は少ないが、水位が下がるタイミングでの上流域カバーでのキッカー狙い。

下流域の消波ブロック帯を狙うのにもっとも重要なことは、エリアの水色と生命感!!
岸から消波ブロックのエッジまでの水色の透明度によって、釣りをするエリアや探るレンジを選択しています。

今回は、エッジから沖2m位まで水色が綺麗だった為、ギリギリ見える消波ブロックへブレーバー5インチ1.3gのネコリグをキャスト。
ボトムからルアーが離れないようにシェイクしてくると、すぐに答えが返ってきました。

レンジは、まだ水温が15度台と高かったので、3m位のボトムまでと決めてやりました。
今回はスイミング気味に誘いましたが、もう少し水温が下がったらシンカーを重くし、リアクション気味に誘ったりします。

ワームのカラーは水色に合わせ、グリパンオレンジやグリパンピンクを選びました。

水色が綺麗で特に生命感があるエリアでは、目で見える消波ブロックの上をビーブルやクランクベイトで通すと、ノンキーが釣れ、やっぱり外側に出ているんだなと実感出来ました!!

釣れた条件と同様のエリアを回ると必ず反応があり、一匹釣れたエリアは必ず複数匹居ることを確認して、次は上流域のプランへ。

上流域では、前回の大会でメインにしていた岸から少し離れた倒木と、エグレに潜んでいる魚をブルスホッグ3インチの4gテキサスリグのスイミングで狙いました。

釣れる可能性が高いタイミングは、水門開閉で強く流れが発生する下げの時のみ。
狙いは的中!(笑) 倒木の、流れが当たらない裏側へキャストし、泳がせてくると直ぐにラインが手前に走るバイトでしたが、無事キャッチ!

カラーは、白濁りが発生していたので、ブラックブルーフレークを選択しました。

少し移動し、大きくエグレがあるスポットに同リグをキャスト。
カーブフォールしないように、糸ふけを多めに出してフリーフォール。
着底後そのままスイミングさせると水深の変わり目でひったくりバイト!
フッキングが決まりキャッチ!サイズも下流より明らかにデカい!
タイミングが合えば勝負に行くべきだなと、好感触でプラクティスを終えました。

 
気合を入れて挑んだ当日!!

朝イチはプラン通り、下流の消波ブロック帯からスタート。
消波ブロックの上、外側がターンオーバー?なのか分かりませんが、水色は悪くないけど、泡だらけになっており生命感がない・・・

風が吹いたら良くなるのかと思い、ランガンしましたがバイトも無く・・・
11時頃に(今回帰着が13時半と少し早かったこともあり)約1時間掛けて上流へ移動。

水温上昇のタイミングで狙いのスポットにて、直ぐに25センチくらいのノンキーパーがブルスホッグのテキサスで釣れて、あれ?エリア間違えてるなと思い、ドシャローの差してくるエリア展開に切り替えましたが・・・時既に遅く、ノーフィッシュで帰着になりました。

優勝ウエイトは何と・・・同じストレッチで3匹2,100g程、かなりタフな状況だったと思います。
同じく出場していたフィールドレポーター千葉君は、2本ウエイインで6位入賞と、タフでも釣るのは流石だなと思いました。今後掲載される彼のコラムを参考にしてみてください^-^

 
今年を教訓に、オフシーズン中に修正して、来年に向けてイチから出直したいと思います。
一年間応援して下さりました皆様へは、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました^-^
冬は亀山湖で修行したいと思います。次回以降はそちらのコラムも書きたいと思います!!

【タックル紹介】
ブレーバー50ネコリグ用
ロッド:オンリーワンカスタム63ML(デジーノブランクス)
ライン:フロロ8lb.

ブルスホッグ3インチテキサスリグ用
ロッド:オンリーワンオリジナル67MH
ライン:フロロ:14lb.

ishii 2020.10.28

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
今回は、TBC第4戦と最終戦をレポートしたいと思います。

まずは、10月11日から台風で延期となり、10月18日に開催された『TBC第4戦』を振り返りますと、秋の利根川に翻弄されてしまい・・・ノーフィッシュで帰着してしまいました。

参加者の半分以上がゼロ・・・
1匹でも釣ってくれば年間争いに参加出来るという、悔しい結果でした。

2週間前のプラクティスでは、ブッシュの流れが少し当たる側に、ブルスホッグダディのテキサスリグ(4g)をふわっとフォールさせるとバイトが出て、数は少ないながらもナイスサイズがキャッチ出来ていました。
ブッシュの中で、ベイトを待ち構えている個体だと思います。

初めて『ブルスホッグダディ』使っての感想は、とにかくバイトが多く、エサかなと思いました^-^
ワーム重量も自分的に投げやすく(約10.5g)、キャストも良く決まります。
ホッグなのに、サイズ感的に魚にも見える。
私は利根川にベストマッチしているワームだと感じます!!

それともう一つ、垂直岩盤エリアでイナッコを探してスクーリングしている様な魚には、ジグスピナーを水平フォールさせてボトムまで落とすの繰り返しでテンポ良く探り、良い反応がありました。

そして翌週の10月25日『TBC最終戦』
連戦の為、練習する時間が取れず、前日に半日だけ川の様子を見て回りました。
キャッチは出来ませんでしたが、唯一分かったことは、リグをスイミングさせた時のみ反応するということと、ブッシュから少し離れた倒木にバスが差すタイミングがあること。

当日、干満のタイミング的に水位が低い状態の下げからスタート。
中流域の流れが少し当たる倒木エリアへ、開始数投でブルスホッグ3インチを、倒木の裏側へスイミングさせると手前に走るバイトがあり、500g程度のキーパーをキャッチ!

同様のエリアを回るも、選手の引き波の影響で濁りが入ったエリアではバイトが無いのは誤算でした。
少しだけ綺麗な水の場所ではバイトがあったのですが、手前に来るバイトが一回と、終了間際にラインブレイク・・・バスにかわいそうなことしてしまい帰着となってしまいました。
結果は、1匹507g、18位。
年間順位も6位と・・・目標としていた、年間5位以内、1回優勝も実現できず心残りなシリーズ戦終了となりました。

今年の利根川は、沈みものや消波ブロックに魚が非常に少なかった為、カバー依存の魚を狙うことが多く、苦手だったカバー撃ちを日々練習して一年間戦う試合でした。

キャスト精度やタックルバランスが、如何に重要なことなのかが更に分かりました!!
まだまだ練習が必要で、自分にはやれることがありそうです。
残すはクラシック!優勝のみを狙って気合入れて頑張ります!!

(タックルデータ)
・ブルスホッグテキサス用
 ロッド:オンリーワン66MHR(デジーノブランクス)
 ライン:フロロ:14lb.

・ブルスホッグダディテキサス用
 ロッド:オンリーワン68HR(デジーノブランクス)
 ライン:フロロ16lb.

・ジグスピナー用
 ロッド:オンリーワンオリジナル66MLG
 ライン:フロロ13lb.

ishii 2020.09.07

皆さんこんにちわ、フィールドレポーターの石井一樹です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね、体調に気を付けて釣りへ行きましょう!!
さて今回は、千葉県:戸面原ダム釣行をレポートしたいと思います。

戸面原ダムも三島ダムや豊英ダムと同じく、ヘラブナ釣りの方と共有で釣りを楽しませて頂いております。
ヘラブナ釣りをしている方の近くを通る場合、出来る限りウキから離れ、必ず声を掛けてデッドスローで通過するように注意しております。
声掛けが、少しでもお互い気持ちよく釣りが出来る秘訣だと思います。

夏のダム湖と言えば・・・減水で見えてくる立木のパターンにて数釣りが楽しめましたので、ご紹介したいと思います。

まずは、定番のギル系ワームをセットした、ペグ止め3.5gフリーリグからアプローチ。
なるべく根元にルアーが入るようにキャストして、フリーフォール・・・
1投目からひったくりバイトが!
40センチクラスをキャッチ!!やはりギル食いバスはバイトが凄いです!!

数匹釣り、立木に見えバスが居たので反応を見ていると、早い動きにはついていけない様子だったので、コスモ2.5gにハリーシュリンプ3インチをトレーラーにセット。
フォールスピードを遅めにして同様のアプローチをすると入れ食いに!!

フォールで食わない時は、枝に引っ掛けて中層シェイク。
小さいサイズからそこそこのサイズまで、見える立木にアプローチすれば食ってきました。

コスモは吊るした時の水平姿勢が凄く良く、また、ハリーシュリンプともマッチしていたと思います。今から冬の亀山湖ディープで使うのが楽しみです。

そして、何十匹釣ってもフック曲り、針先鈍りが無く。更にカバー回避能力が高く、正直驚きました。

ラストは、沖でベイトフィッシュを追いかけてボイルしている魚に、ビーブルを使い攻略。
狙い方は簡単で、ボイルしている場所へビーブルを投げて、そのままカーブフォール。
イメージは2m位迄沈めて回収を繰り返すだけ。
途中でコツコツブレードバイトがあり、いきなりひったくりバイトに変わりますよ!

もとは亀山ダムで覚えた釣りで、立木の多いフィールドではどこのフィールドでもまだまだ釣れると思いますので是非お試しください!!

タックル①ペグ止め3.5gフリーリグ
ロッド:オンリーワンカスタム68MHR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.

タックル②コスモ2.5g
ロッド:オンリーワンカスタム67MR(デジーノブランクス)
ライン:フロロ12lb.

タックル③ビーブル3/8oz.
ロッド:オンリーワンカスタム66M
ライン:フロロ13lb.

ishii 2020.08.20

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
7月は雨が非常に多く、今年の夏は水不足が解消されたのではないかと思われます。
さて今回は、利根川釣行および、草深プロと同船釣行のレポートをしたいと思います。

まずは、8/1利根川釣行。

前回の大会ではPF(パワーフィネス)を軸にプランを組みましたが、ミスが多かったのでその克服のためにフィールドへ出ました。

変更点は、ジグのガードの本数を若干減らし、なおかつ短く調整。
ガードを短くするのは、回収時に枝へ当たりにくくする為です。
若干水位が低かったのですが、幸いなことに大会の時と同じタイド(潮の干満)(笑)

写真の様なドシャローエリアの大規模ブッシュへ、ジグをアプローチ。
カバー直下からボトムまで探り、今日はどのレンジ、どの場所に魚が居るのかを見定めます。

この日はブッシュに差して来たバスを捉えられ、朝一からラッシュになりました。
ボートポジションが水深約90cmで、流れが少し当たるブッシュ先端部にジグをゆっくりシェイクしながら沈めると、この釣り独特の違和感バイト!
フッキングが決まり、無事キャッチ出来ました。
やっぱりロングシェイク中に釣れる時は、見に来ているがなかなか食べない状況だと思いました。

1匹釣っては移動を繰り返し、1時間も経たないのに6匹キャッチ出来ました。
その後は、夕方までやって2匹追加して終了となりました。
これぞ利根川・・・伊藤巧プロの言葉が頭に中に(笑)。簡単な様で難しいと・・・

魚の活性が高かったこともあると思いますが、ノーミスだった為、ジグのセッティングを変えた効果があったと思います。

 
翌日、8/2霞ヶ浦釣行。

今回は、草深プロのW.B.S.トーナメントのプラクティスに同船させて頂きました。
広大な霞ヶ浦は、通っていない私にとって毎回新鮮なフィールドです!!
夏の杭パターンと沖の浚渫で良い魚を釣らせて頂きましたよ^-^

ブルスホッグ3インチの4gテキサスリグを、杭へカーブフォール。
引っ掛かっている沈みものへコンタクトさせて、シェイク中にひったくりバイト!
ナイスサイズが釣れました。

カラーは、少し濁り気味の水色だったのでシルエットがくっきりでる、スカッパノンが良かったと思います!!

浚渫は、18gのロングリーダーのヘビキャロにハリーシュリンプ3インチをセットして、浅い側へキャスト。
軽くスタックしたら、リアクション気味にアクションさせたら食ってきました。
ハリーシュリンプ3インチ、ヘビキャロに最高ですよ^-^

まだまだ猛暑ですので、釣りに出掛ける際は、こまめな水分補給をして熱中症に気を付けましょう!!

ishii 2020.07.17

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
今年の梅雨は豪雨が多く、大雨災害で被災されました地域の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。
さて、今回は7/12に開催されました、TBC第3戦の模様をレポートしたいと思います。

連戦ということもあり、7/4.5と2日プラクティスに入りました。
南西の風が強かった為、風裏になるエリアを重点的にチェック。

前回大会の反省をもとにマッチザベイトを意識して、今回用意したのはパワーフィネスと、
草深プロに教えて頂いたハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティング!!
https://bottomup.info/column/20200708kusabuka/

パワーフィネスはスジエビを意識して、ハリーシュリンプ4インチはテナガエビをイメージしました。

まずは、本流の流れが当たらないスジエビが居そうなカバー最奥ブッシュへ、パワーフィネスでジグを入れ、レンジを刻みながらシェイクすると、ルアーが軽くなるバイトが!
コンディションの良い魚をキャッチ!出来たのですが・・・
アワセた瞬間にロッドを折るミスを犯してしまい、この釣法は終了に・・・

それから、水深30センチ程の泥底のシャローフラットエリアへ行くと、スクールで泳いでいるバスを発見!!
沖に少し張り出したブッシュへ泳いでいった為、ハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティングを、ブッシュの下へ滑り込ませてズル引き・・・
コンッとバイトが出て、ものすごい勢いでラインが横に走る!!
本物のテナガエビと勘違いして食べていたようです。

バックスライド幅と操作性を優先して、ラインは10lb.にシンカーは0.45~0.9gを使用。
最近の渋い状況からすると、飲み込む様なバイトは中々ありません!
やはりテナガエビを食べているバスはコンディションが良いです!!

プラクティスで分かったのは、イナッコとスジエビが居るエリアの2種類があり、イナッコのエリアにはバスがリンクしていない感じ。それに比べ、エビ類が居るエリアには必ずと言って良い程バスからの反応があること。

 
そして、大会当日!!
スタート時、上流方面へ向かう選手が明らかに少なかった為、上流へ。

水位がロータイドだったので、まずは、水深があり流れが当たりすぎないブッシュから釣りを開始したところ、最奥に見えバス発見!!
静かにパワーフィネスでアプローチすると・・・バイトするもすっぽ抜け。
バスは最奥に隠れていて、エサが来た時だけスイッチが入る状態!
見に来ている感じですが、直ぐには食わず、ロングシェイクで誘わないと口を使わない、かなりナーバスな感じです。

魚の様子が分かったので、直ぐに別のエリアへ移動。
遠浅泥底エリアに浮き草とブッシュが絡むエリアへ、如何にもエビ類が居そうな雰囲気。
同じくパワーフィネスのロングシェイクで誘うと・・・バイトが!!ブッシュ奥から抜き上げランディングに成功!!

このタイミングで薄日が射して来たので、同様のシャローエリアをランガン!
バイトはあるが、やはり吸い込みが弱いのか?連続バラシ・・・
そこから、最初のバラシブッシュへ戻り、同じ場所へ再度アプローチすると、2匹目をキャッチ!!

13:00頃、ラストポイントに選んだのは、最上流部にある大きく反転流が起きるブッシュ。
見えバスを発見!キャストミス!魚が沈む・・・
時間を空け、ブッシュの根元へハリーシュリンプ4インチのバックスライドを滑り込ませると・・・ラインが走り、フッキング!!
しかし、ランディング間際でフック伸び・・・ち~んて感じで・・・
その後、最後まで頑張りましたが終了。

帰着してみると、やはり全体的にローウエイトだったようで、結果2本(2,273g)で2位入賞することが出来ましたが、状況が読めていただけにミスが・・・
悔しい気持ちが残りました。

次戦は9月13日、今回のミスを修正してお立ち台へ上がれるように頑張りたいと思います!!

最後にハリーシュリンプのバックスライドセッティング、エビ食いの時期に特にルアーパワーがあると感じました!!是非お試し下さい^-^

【タックル】
・ハリーシュリンプ4インチ(T233 グリッパノン)
ロッド:オンリーワンオリジナル66ML
ライン:フロロ10lb.
フック:WRM 262 2/0

・パワーフィネス
ロッド:オンリーワンオリジナル68MHPF
ライン:PE1.5号
ルアー:スモラバ3.5g(チラシorグリパンブルー)

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