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戸崎 優翔 Yuto Tosaki

2000年5月9日生まれ
茨城県出身


tosaki 2021.08.11

皆さんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

本格的に夏を感じる暑さが続いていますね。
水分をしっかり取り、体調に気を付けて釣りを楽しみましょう!
さて、今回のコラムでは夏らしい釣りが出来たと思うので、それをレポートしようと思います!

気温の上昇に伴って水温が上がってくると、基本的にバスたちは流れを求めて本湖から流入河川へ入っていきます。
ただ、変則的だった梅雨の影響なのか、個人的に例年と比べて、今年は流入河川に入り始めるのが遅く、数が少ないと感じています。
そのため流入河川で釣れる魚は、いち早く回復したい個体の為かコンディションが良く、良く引く印象でした。

 
霞ケ浦の流入河川を歩いていると、ふら~っと上流から下ってくるバスを発見!
【スクーパーフロッグ】を進行方向にキャストし、岸に向かってスイ~スイ~と泳がせるとボフッ!

きっと本物のカエルに見えたのでしょう(笑)

後日、同じ流入河川でもう1本を追加することが出来ました。
流れが効いているオーバーハングにスキップさせ、着水後すぐに泳がせ、垂れ下った草を乗り越えてステイしているとバイト!

何もない所でステイさせるよりも、草や枝などに寄り添わせて、まるでカエルが休憩しているような感じでステイさせた方が有効だと感じています。

また、回復した個体が増えてきて、朝夕の本湖では横の動きに反応するバスも段々と増えてきました。
【リズィー】をハードボトムに投げて巻いていると反応が!
しかしラインチェックを忘れていたからか、切られてしまいました。
バス君ごめん…。

また、雨の日の次の朝は、斜め護岸が濡れていてとても滑りますので僕のように落ちないようにお気をつけ下さい(笑)ライフジャケットの着用もお忘れなく!

その後は就職活動の都合で1週間程釣りをお休みしましたが、休み明けは霞ケ浦で数釣りも楽しめました。

こんなサイズが【スクーパーフロッグ】にだけ好反応で連発!
同行者が思わず「それやばいでしょ…」と(笑)

そしてまた別日、流れとシェードをキーにランガン。
比較的規模の大きい流入河川で、護岸と垂れ下ったアシの間に入れて泳がせてくるとバイト!

ルアーは見えていなかったのですが、この釣行から導入した新タックルが貢献!
ソリッドティップなので竿先の変化が良く分かるのと、バスが食べて反転しても違和感を与えにくいというメリットが有ります。更にトゥイッチ等のロッド操作もしやすいので気に入っています!
タックルデータは、このコラムの最後に記載しますね!

プロトのバッグスライドワーム【ハリースライド】でも1本!
小さいですが太っている良いバスでした(^^)

スライド幅を確保しながらもしっかり動くものを作るのはとても難しいとの事。
もうしばらくお待ち下さい!

 
放課後の短い時間を利用し、近くにある小貝川と牛久沼水系にも行ってきました。
小貝川では、短時間で40UPが2本!
1度顔を合わせてしまい反転して逃げて行ったバスに【スクーパーフロッグ】をキャストしてピョコピョコさせると…食った!!

その後すっかり暗くなり、ボイルが発生!
岸際のかけ上がりで【スクーパーフロッグ】を強めにトゥイッチするとバイト!
暗くてもロッド操作次第でしっかりアピールできます(^^)

久しぶりの小貝川は痩せているバスが多く、あまり回復出来ていないのかなという印象を受けました。

ここまで大活躍してくれた【スクーパーフロッグ】ですが、フックサイズをよく質問されます。
僕は、ライトニングストライク(HAYABUSA)の#2を使用しています。推奨フックサイズの#3~4より大きめですが、フッキング重視なのと、着水時の上下反転を少しでも軽減するためです。ラインアイを埋めないようにセットするとぴったりです。
その際、針先は埋めないようお願いします。

また、牛久沼水系では流入河川をサイトフィッシングメインにランガン!
観察していると、どうやらメインベイトはオイカワやハスの子のよう。
ハドルフライ2.5(イマカツ)の1.8gダウンショットリグで40UP!

シンカーは流れによって0.9~1.8gを使い分けます。
フックはファイナルフィネス(FINA)の#8を使用しました。

最後に、これから更に暑くなると思いますので、バスに限らず魚をコンクリートに直置きはせず、魚体は丁寧に扱ってあげてくださいね。
それではまた(^^)/

 
使用タックル
(スクーパーフロッグ)
ロッド:エアエッジ641L/MLS-ST
リール:ルビアス FC LT2000S
    (SLP WORKSのLT2000SSスプールに変更)
ライン:UVFタトゥーラセンサー×8+Si2 0.8号
リーダー:フロロカーボン7lb.

(ハドルフライ2.5)
ロッド:スティーズ 641LFS-SV キングボルトF‐スペック
リール:ルビアス FC LT2500S-XH
    (SLP WORKSのLT2500Sスプールに変更)
ライン:フロロカーボン4lb.

tosaki 2021.06.25

皆さんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

今回のコラムでは、初めて参加させて頂いた『じぇっとカップ』とその下見について書いていこうと思います。

『じぇっとカップ』を簡単に説明させていただきますと、霞水系のロコのチームである[JET STREAM]さんが主催する大会で、キーパー25㎝の3本のリミットで競います。
競技エリアは、霞水系の釣り禁止エリアとそこに流れ込む水路、各種ドッグ、横利根川、与田浦を除くほぼ全域です。
今回の参加人数は、20人程でした。

まずは、下見の時の状況から。
5月下旬という季節感から、アフタースポーニングから回復している個体はまだ少ないだろうと推測し、前日の夜から朝にかけて風が当たっていなかったエリアを選択しました。

沖にエビがつきそうな沈み物が点在しているブレイク付近で、ギルバイトが多発。
恐らくギルネストが有るんだろうなと。
また、風を嫌うアフタースポーンの魚の他に、これからスポーニングに入るための準備をする魚も狙う事が出来ると考えたのも、このエリア選択の決め手になりました。

陸王ダービー1戦目でも活躍してくれた【ハリーシュリンプ3】のバックスライドリグ、通称“ノソノソエビ”を沖にキャストし、ズルズル…

やはり居てくれました。アフタースポーンの47㎝でした。

その後連発を期待して粘るも、そう上手くはいかず移動することに。

 
次は、水門から開けてベンドした先にアシとヘラ台が絡む、ベイトを追い込みやすそうな場所にエントリー。
ここもエビが多く、魚影も比較的濃いポイント。

ノソノソエビをするには濁りがきついと思い、【KOSMO3.3g】の新色《グリッパノン》+【M.P.S BIG】の《MAGMA》にルアーチェンジ!
濁っている中でも、エビっぽさを残したまま存在感を出してくれるお気に入りのカラーです。

エビボイルが発生した場所にキャストし、シェイクしながらカーブフォールさせていると明確なバイトが!サイズは大きくはなかったですが、丸呑みしてくれていました(^.^)

そして別日。
前回の釣行から1週間が経過していました。
風向きなどの条件が前回と同じだったので、もう一度状況を確かめるべく同ポイントにエントリー。

この日は、前回のようにすぐには反応が無く、【ハリーシュリンプ3】のカラーを《ライトグリパンピンク》から《脱皮シュリンプ》にチェンジしてみると…

左が【脱皮シュリンプ】、右が【ライトグリパンピンク】

今日は薄めの色が良かったのかな?45㎝のバスが丸呑みしていました(^.^)

そして迎えた『じぇっとカップ』当日。
結果から言ってしまうと、6バイト0フィッシュで惨敗してしまいました。

当日の僕の動きは、先ず下見で良かったエリアへ。
粘ってもバイトは出ず、日もだいぶ出てきたので流入河川へサイトをしに行きました。
最初に見つけたバスを、クリーピーミノー2.7(ティムコ)の0.9g房掛けダウンショットで食わせるも、すっぽ抜けてしまい移動することに。

次の場所でもバスを発見。
岸を見て浮いていたので、いけるんじゃないか?とアプローチ。
しかし、反応しなければ、逃げようともしない((+_+))

僕の持っているあらゆるサイトの手駒を使っても駄目でした。
ここでふと、以前SNSで見かけた【ブレーバーマイクロ】を2つ連結した【連結ブレーバーマイクロ】を思い出し、ノーシンカーワッキーで試してみることに。

すると驚くことに、あれだけ反応しなかったバスがすっ飛んできて咥えて反転した!!
すかさずフッキングしたのですがまたもやすっぽ抜け…
しかしあの異常な反応を見てしまい、一軍確定です。

その後はもう一度最初のスポットにエントリーし合計4バイトを取りましたが、すっぽ抜けたり、巻かれたり、大切なロッドが折れたり…。

ミスの連発で終了しました。
3本リミットを揃えた方は居なく、上位の3名は2本ずつウエイイン。
皆さん口を揃えて、「ショートバイトが凄かった。」「キーはエビだな」と。

惨敗してしまいとても悔しかったけれど、自分に何が足りないか課題点も見つかり、とても良い経験になりました。
これからもっとレベルアップして、上位に入れるように頑張りたいと思います。

それではまた(^.^)/

tosaki 2021.05.21

皆さんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

今年も陸王ダービーが開幕しましたね!
僕も昨年同様、霞ケ浦・北浦水系(Bブロック)で参戦しています。
今回のコラムでは、4月12日~4月25日に開催された第1戦目の様子をお伝えしようと思います!

 
4月14日。
記念すべき1本目をウエイインすることが出来ました。
学校が終わり狙っていたスポットに直行しましたが、学校が他県にあるので、到着した時には残り時間は僅か30分。
この日は強風と大雨で、ライトリグの出番ではないなと《リズィー》を選択。
シャローのハードボトムに当てながら少しでもゆっくりと巻いてきたかったので、浮力があがっているアピールプラスではなく、オリジナルモデルを使う事に。
ボトムを舐めるように巻いてくると…ゴンッ!!

45㎝のナイスバスが(^.^)

その後は可愛いサイズを追加して終了でした!

カラーは【セクシーシャッド】
ナチュラルなベイトフィッシュカラーながら明滅が強く、マッディ、クリア問わず幅広い水色に対応!お気に入りのカラーです。
ここ最近で、《リズィー》は本当に頼りになるハードルアーだなと改めて実感しています。
まだハードルアーで釣ったこといが無い初心者の方から、歴が長い上級者の方まで、沢山の方に使って頂いてその食わせ能力を実感して貰いたいです!

 
4月19日。
2本目を釣ったこの日は晴天無風で、暖かい陽気に加えて水門操作による大幅な減水。食わせるのに難儀しそうな日でした。
しかし、潮回りが小潮だった事もあり、次の大潮の産卵に向けて徐々に体を暖めたり、エサを食べたりする個体が居る可能性を考えていたので、期待を胸に車を走らせました。

かなりの減水と季節感から、

・ブレイクラインが比較的岸に寄っている。
・沖に杭、捨て網、沈船、ハードボトムなど、複合した要素が有る。
・風が当たり過ぎない。

上記のことを考えてポイントを選びました。
まずは足元を《ブレーバー57》のスナッグレスネコリグや、《KOSMO3.3g+M.P.S BIG》で丁寧に探るも反応は無く、狙いを本命の沖に変え、ブルスホッグのリーダーレスダウンショットリグで探っていたのですが、思っていたよりも根掛かりがすごい…。

まだ少し時期が早いかな?と思いつつも、ボトムとの接地感を減らし、丁寧&スローに誘うために《ハリーシュリンプ3インチ》のバックスライドリグである、通称「ノソノソエビ」にチェンジ。
足元にエビも確認でき、期待値はMAX!
ズルズルと引いてきてステイ中、ラインが弾けるようなバイトが…!
フッキングも決まり、ドラグを調整しながら慎重にファイト!

腹パンッパンの47.5㎝でした!

大潮に直撃してしまうと魚の意識が完全にスポーニングにいってしまい、食わせることがかなり厳しくなってしまいます。
潮回り、天候、スポット、釣り方、全てが噛み合ってくれたのではないかと思います。

 
3本目は4月24日、大会終了1日前でした。
この日はいい感じの風が吹いていたので、《リズィー》や《ビーブル3/8oz.》、《ギャップジグ5g+ブルスホッグダディ》のスイミングなどを使用し、比較的早めのテンポで流していきましたが、しばらく反応はありませんでした。

狙いをアフターの魚に変え、浮くだろうなと思うスポットを探っても居ない。アフターの魚は少ないのか!?
夕方になり、フィーディングしてきそうなピンスポットに移動。起伏の激しいハードボトムに、2本目と同じく「ノソノソエビ」を投入!
ズル引き→スタック→跳ねさせて乗り越えさせる→ステイを繰り返していると、ステイ中にバイトが…!

46.5㎝でした!

 
このような感じで陸王ダービー4月第1戦は、47.5㎝、46.5㎝、45㎝とオール45upで揃えることができ、3本のトータル139㎝。
狙っていた霞ケ浦・北浦水系のトップには届かず惜しくも2位、Bブロック全体で11位という結果で終了しました。

今大会でナイスサイズを連れてきてくれた、《ハリーシュリンプ3インチ》のバックスライドリグである通称「ノソノソエビ」。
昨年の夏に同じ水門で2投連続40upが釣れたり、先行者に攻められた後でも釣れたりと、エビが沢山出てくるこれからの時期に、強烈な食わせ能力を発揮してくれる信頼のリグです。

使い方は簡単で、フリーフォールさせた後にゆっくりとズル引いてきて、スタックしたら竿を少し上に煽って跳ねさせて数秒ステイさせます。バックスライドセッティングなので、跳ねさせても手前に寄って来にくいというメリットもあります。

経験上、ステイ中にバイトが出ることが多いので、ステイ中のラインはフリーにしておくと良いです!
また、今の時期はバスの吸い込みが弱いことが多いので、些細なラインの変化を見逃さないようにすることが大切かと!
起伏が激しい所ではロッドを寝かせ過ぎないなど、ズル引くロッドの角度にも注意すると良いと思います。

フックは《D・A・Sオフセット》の2番。
シンカーはDAIWAの《リーン》の0.45gと0.9gを風の強さなどで使い分けています。
カラーは、ボトムに絡めることが多い釣りなので【ブラックコパー/エビミソベリー】や、【グリーンパンプキンペッパー】などの濃い目の色を多用します。

詳しいセッティング方法は、こちらの動画で光大郎さんが紹介していますので是非ご覧下さい!

6月第2戦はさらに上位へ食い込めるように、頑張ります!

それではまた(^^)/

tosaki 2021.04.21

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

気温も水温も上昇し、着々と春が進行しており、「冬は行ってなかったけどそろそろバス釣り行くか!」という方も増えてきた頃かと思います。
霞水系のバスも人間と同じように、暖かくなってきて活動的になり、産卵という一大イベントを行っている最中です。
個人的に春が進行してきたこの時期は、とても難しいと思っています。
「春なのに全然釣れないな。」と思う方も多いのではないでしょうか?

活動的なのに難しい理由として、
・産卵前の個体(プリスポーン)
・産卵中、またはその直近の個体(ミッドスポーン)
・産卵後の個体(アフタースポーン)

このような色々な状態のバスが居ることが挙げられると思います。
厳密に言うと、プリスポーンに入る更に前の段階のバスや、ミッドスポーンからアフタースポーンに移行中のバス等もいますが、今回は大まかに分けて上記のように記しておこうと思います。
この中から、
・今どの個体の割合が多くて、どの個体が一番狙いやすい状況か
・その狙うべき個体はどのように狙えばいいのか

を考えてアジャストしていくことが出来れば、バスに出会える確率は上がると思います。
今回のコラムでは、僕がどのように考えてバスを探していったかをお伝えしようと思います!

まずは1本目。
3月の下旬。
学校前の短時間釣行で狙いのスポットに行くと、思っていたよりも風が当たっていない…。
しかし、
・ハードボトムのシャロー
・風はイマイチだが曇天
・ベイトフィッシュが浮いている

という状況から、少なからず産卵に向けて餌を食う個体が必ず差して来ていると思い、テンポ良く探る事ができながら食わせ能力にも長けているリズィー》をチョイス!
他と比べてよりゴツゴツしている場所をスローリトリーブで舐めるように通すと、ゴンッ!

思った通り、44cmの餌を食っている個体が居てくれました。

この時は広い景色で濁っていましたが、
・プレッシャーが高い場所ということ
・あまり風が当たっていなかったということ

から、アピールプラスではなくオリジナルを使用しました。さらにカラーは、新色の【チャートブルーフロスト】をチョイス。
アピール力が強すぎない薄めのチャートカラーで、霞ケ浦のように濁っているけどプレッシャーが高い場所でかなり頼りになるカラーです。
チャートカラーが苦手な方にも是非使ってみて頂きたいです!!

また、巻物の釣りをする時には《アイチューナー》は必需品です。リップ付きのプラグは新品でも真っすぐ泳ぐようチェックしますが、トゥルーチューンで調整しても、根掛かりやキャストミスで護岸などにぶつけてしまった時に、泳ぎが変わってしまう事があります。よって、常備しておくことをオススメします!

そして2本目。
4月に入りさらに季節は進行していると思いましたが、朝一のフィーディングで餌を食いに来る魚が必ずいると思い、南風が当たる1級スポットへエントリー。
しかし、水門操作により今までに見たことが無い程の減水。
ヴァラバマを漂わせながら足元を見ていると白魚が大量に接岸していましたが、反応が無いのでサイズ感がキー?と思いスピニングタックルに持ち替え、《ハードコアミノーフラット70F》を巻いてみるも反応無し。

減水であまりに水が少ない状況の中、風が直当たりするとシャローに残れなくなる可能性が高くなってしまうと考え、すぐに見切りをつけて移動。
ウィンディーサイドの中でも波風をブロックするような場所を回ってみましたが、反応は無く。
日が高くなって浮いてくる魚がいるだろうと考え、風裏のカバー周りを《ギャップジグ3.5g》+《ブルスホッグダディ(頭から3節カット)》でフワフワとスイミングさせるも反応が無かったので、試しにボトムに落としてみると反応が!
しかしショートバイトで乗らず、恐らくパドルを咥えているんだなと。

そこで、ボトムを効率よく探るために《ギャップジグ》を3.5gから5gにウエイトアップし、トレーラーもショートバイト対策で《ブルスホッグダディ》からオリジナルの《ブルスホッグ3インチ(頭から3節カット)》にしてさらにコンパクトに。
するとまた反応が!

サイズは40㎝ジャストとそこまで大きくはなかったのですが、しっかり魚の状態とフィールドの状況にアジャストしていけたから捕れた嬉しい1本でした!
この時は、バスがミッドスポーンに入ったことで食性が著しく失われたため、ボトムでのショートバイトだったのだと思います。

ギャップジグは、コンパクトでショートバイトにもプレッシャーにも強く、ジグならではのボリューム感も有る。
霞水系でかなり戦力になってくれること間違いなしですね!

【ギャップジグ(BUミミズ)】+【ブルスホッグ3インチ(ミミパールペッパー)】の色合いはとてつもない一体感!たまりません!
ジグ、ホッグ系ワームにミミズカラー!?と思う方もいるかと思いますが、目立ちすぎずマッディでは適度に存在感が出せて、他にはない理にかなったカラーだと僕は思います。

今年は思っているよりも春の進行が早く、このコラムがあがるころにはアフタースポーンに入る魚も出てくると思います。
色々な状態の魚が居るからこそ、その日その日でどの魚をどのように狙うべきかを考えて釣りをしなければなりませんね。

陸王ダービー期間に入る前に、小貝川にも少し顔を出しに!

サイズのわりに良く引いてくれました(^.^)

M.P.S BIG》の0.9gウィールヘッドミドストで!
逆手と、ウィールヘッドのペラの2つの抵抗が移動距離をかなり抑えてくれるうえ、フォールでもスローに見せてアピールできます。
濁っていながらも光量が多かったので、カラーは透け感のある新色の【スジエビ】
そしてさっきの写真で被っているのは…。

NEWアイテム《BUベンチレーションワークキャップ》です!
熱を逃がすベンチレーションと撥水の加工が施された生地を使用しており、軽くて被り心地がとても良く、頭が濡れにくいキャップになっています!これからの時期にとても快適!!

最後になりますが、釣りをしていて捨てられているラインやワーム、フックなどのゴミをよく見かけます。

釣り場にゴミを残すとその近隣に住んでいる方々にも迷惑がかかりますし、そこに生息している生き物にも危害が及ぶ可能性が有ります。その場所で釣りをさせてもらっているという気持ちを忘れずに、ゴミを捨てないようお願いします。
僕は、第一精工さんから出ている《糸くずワインダー》をすぐ手の届くところに付けて使用しています。

ラインのゴミや小さなフックのようなゴミならまとめて入れておくことが出来るので便利ですよ!

それではまた!

tosaki 2021.03.23

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

僕が住んでいる茨城県では独自の緊急事態宣言が発令されていたので、しばらく釣りはお休みしていましたが、その間に着々と季節は進行し、早春に突入しましたね。
TwitterやInstagram等のSNSで情報は常にチェックしていましたが、見れば見るほど釣りに行きたくなるものです。

今回のコラムでは、自粛明けにバスをキャッチした釣り方をご紹介しようと思います。
題名を見てお分かりの方もいるかと思いますが、僕が使用したのは《ヴァラップスイマー》を使用したアラバマリグです。
通称《ヴァラバマ》と呼ばれているこのリグですが、最近SNSでかなりの釣果を目にします。

まずはバスを手にした霞ケ浦と、小貝川釣行の詳細をお伝えします。

霞ケ浦本湖での1本です!

この日は強風に大雨と荒れた日で、大潮1日目。
朝イチは、出ればデカイであろう場所にエントリーしましたが風向きがイマイチ・・・
そこで深夜から風が当たっていたエリアに移動すると、護岸に打ち上げられた沢山のシラウオを確認!
期待を胸に投げ続けるも反応はなく、風向きも変わりこれは駄目だなと。
諦めかけていると、水面直下で漂わせていたヴァラバマを下から食いあげて来ました。
が、惜しくもフックアウトしてしまい、もう少し粘ることに。

その後すぐ、同じようにアプローチしていると、再度食い上げてきたので重みが乗ったことを確認しフッキング!
サイズはギリギリ40に届きませんでしたが、とても嬉しい1本でした!
周りには沢山のアングラーの方が居ましたが、ビッグミノーを投げていて釣れている様子ではなかったので、かなりセレクティブでレンジとスピードが肝だったのではと感じました。

先日発売されたNewアイテム
《コンプリートメジャーシートメッシュタイプ》も、やっと来た出番を嬉しそうにしていました(^.^)
・軽く
・乾きやすく
・巻きグセがつきにくい

さらに使いやすい仕様になっています!
計測時には必ずメジャーを濡らし、早めに帰してあげて下さい。

また「浸透防水ニットキャップ」も、冷たい雨の侵入を防いでくれるので雨の日でも快適に釣りが出来るオススメアイテムです!

そしてこちらが小貝川での1本!

この場所はかなり人が多く、常にプレッシャーがかかっているポイントです。
この時期(エビ、ザリ等の甲殻類がまだ本格的に出てきていない)は特に、ボトムで餌を食う習慣がないのか沈めると食いが浅く、デカイ魚ほど岸に追い込んで捕食しているイメージが有りました。
そこで、
・霞ケ浦水系と同じくマッディウォーター
・上のレンジで食いあげさせた方が騙しやすく、食いが深い

という共通点から、霞ケ浦でのヴァラバマのパターンが効くのでは!?と思い試してみることに。
良い感じで風が吹いていましたが、不発。風が当たらない所か?
移動すると、答えはすぐに返って来ました。
水面直下でヴァラバマを漂わせながら引いてくると、足元で食い上げバイト!
これまたギリギリ40に届きませんでしたが、自分の考えが通用したとても嬉しい1本でした!

久しぶりのバスを連れて来てくれたヴァラバマ。
ヴァラップスイマーのリアルシェイプとハイピッチな高速ウォブ&ロールアクションが相まって、ナチュラルかつ複雑な群れを演出することが出来ます。
さらに、ゆっくり引いてもしっかり泳いでくれるところもアラバマリグにぴったり!

この時期はスポーニングに向けてシャローに大型のバスがさしてくる時期です。
今回の2本のバスも水深50㎝程のシャローでの釣果でした。

アラバマリグは使い方によってシンカーの有無やカラー選択など、セッティングに違いが出るところが面白さでもあるので、色々と試して状況に合ったセッティングを探してみて下さい!
先日のコラムで草深さんも紹介していましたが、アラバマリグはワイヤーなので、ラインについた傷のチェックやライン絡みの確認をこまめに行い、極力釣り場にゴミを残さないようにしましょう。

ちなみに僕は、周りの4つを3.3インチの【パールシャッド】と【バブルガムピンク】カラーにしています。マッディな場所での視認性とアピール力UPを図っての選択です。
実際に、バブルガムピンクへのアタック率が多いです。

真ん中は4.2インチの【MAGMA(マグマ)】です。
存在感を出しながらも、ダークトーンのツートンカラーで明滅効果を狙っています。

水面直下でかなりスローに使うため、ジグヘッドではなく、すべてノーシンカーで使用しています。

最後に僕のヴァラバマ使用タックルを載せておくので、参考までに!
それではまた(^^)/

ロッド:フエルコXT610-4C+
リール:タトゥーラTW100SHL
ライン:フロロ25lb.
アラバマリグ:S・GIMMICK(清光)

tosaki 2021.01.20

皆さん、こんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
朝の気温は氷点下、水温は5℃前後と毎日厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムでは、年末~年明けにかけての霞ケ浦水系で、魚を手にしていた釣り方をご紹介しようと思います!

12月中旬頃から、食わせにおいて自信のある《KOSMO+M.P.S2.4》のマイクロピッチシェイクや《ブレーバー57》のスナッグレスネコリグに反応が無くなり、食性で食わせるのはもう難しくなってきたか?
そこで多用したのが《ブレーバーマイクロ》のダウンショットリグを使用したリアクションの釣りです。

リアクションと聞くと、メタルバイブやシャッドを思い浮かべる方が多いかと思います。これらのルアーも有効なことは確かですが、この冬更に必要性を感じたのが今回ご紹介する釣り方です。

まずは釣果の方をご覧ください。

12月26日。40あるなし!
カラーは12月下旬発売の新色【ミミパール】!!

12月31日の大晦日。45cm程の腹パン君!!
気持ちよく年を越せました。
カラーは、またもや【ミミパール】!

そして年が明け、元旦からフィールドに出ていましたがデコが続き・・・。
1月7日。やっとのことで2021初バスをキャッチ!
サイズは大きくはなかったですが、とても嬉しい魚でした(^.^)
この日は風が強く、水面が落ち着いていなかったことと、いつもより濁りが入っていたことからカラーは【グリパンエビミソベリー】を使用しました。
こちらも新色です!

2本目はサイズダウン。

メタルバイブは波動が強く、手元に明確な振動が伝わってくるのでアングラー側も集中力を持続しやすいというメリットがあります。
が、強い波動が故にスレやすいというデメリットもあります。小規模な場所や、人が常に居るハイプレッシャーな場所だとなおさらです。

また、この時期にバスがじっとしているような場所は、根掛かりしやすい所が多く、シャッドで攻略するのが難しい事があります。

そんな時でも、ブレーバーマイクロなら極細ボディでフォールスピードが速く、極小シャッドテールの適度な存在感で、メタルバイブの強い波動を嫌っているバスでも比較的簡単に口を使ってくれることが多いです。
なおかつ、針先が隠れているので根掛かりも少ないです。

アクションの仕方は簡単で、着底後鋭く小さくロッドをあおり、ボトムで跳ねさせてやるイメージです。

シンカーウエイトは2.6gをベースにしていて、プレッシャーや冷え込みがきつくなるにつれて3.5gにウエイトアップし、よりリアクション特化にしています。

実際にウエイトアップ後に突然反応があったり、サイトで見ていると2.6gで反応しなかった魚が反応したりと、かなり重要な部分だと思っています。
また風が強い時も、ウエイトアップしてキャストしやすくします。
シンカーの形状は、スタックしやすいような場所ではスリムタイプを使うなど状況に応じて使い分けるのが良いかと!

おススメのフックは、T・N・Sオフセットの#6です。

カラーは、特にお気に入りなのが新色の【ミミパール】。釣れ筋のミミズ系カラーとパール系カラーのツートンになっていて、アクション中の艶めかしい色調変化(明滅)がすごい!

その他に既存のカラーで、
存在感を出したいときに使う【ブラック】(左)
水がクリア目な時やサイトで使う【KUWASE】(右)
は出番が多くオススメのカラーです!

長くなりましたが、この時期に強力な戦力になる事間違いなしのワーム&リグですので是非お試し下さい!

それではまた(^^)/

tosaki 2021.01.06

当コラムをご愛読いただきありがとうございます。
今期より、このコーナーに新たなメンバーを加えさせていただくこととなりましたので紹介させていただきます。

戸崎 優翔(20)。
まだバスフィッシング歴は浅いものの、「よく釣っている」と話題になることがありました。でも、それくらいでフィールドレポーターに・・・とお声かけすることはありません。

ゲスト参戦したオカッパリ大会にて会う機会があり、ひとかたならぬ熱意を感じたことから釣りに誘ってみたのです。釣りを共にすると、バスフィッシングに真剣に取り組んでいるか?表現との差異はないか?など、感じられるからです。

釣りが上手いに越したことはありませんが、それよりも本当にバスフィッシングが好きで、向上心があり、正直な人柄であることのほうが大切です。
そこに温度差や違和感、ヘタするとヨコシマな考えを察してしまったらお付き合いは出来ませんから。

当然ながら釣りのスキルも感心するほどの実力であって欲しく、少なくとも将来的な見込みがないと。
彼に関しては、光るものがあるのは確かですが、まだまだ経験値不足。
「まず1年、フィールドレポーター見習いでやってみる?」と。

今後どう成長し、期待に応えてくれるのか!?楽しみです。
どうか皆さまも温かく見守っていただけましたら幸いです。

川村光大郎

 
 
 
皆様、初めまして。
この度、ボトムアップフィールドレポーターとして活動させて頂くことになりました、戸崎 優翔(とさき ゆうと)と申します。
今回は初回のコラムということで、簡単な自己紹介をさせて頂きます。

生まれも育ちも茨城県の20歳、学生です。
霞ケ浦水系と小貝川をホームフィールドとして活動しております。

僕が初めて竿を握ったのは小学校に入る前でした。
家族で、吸い込み仕掛けを使った鯉釣りや鯰釣り、海でのサビキ釣りをよくしていました。
ある日、近所の池で祖父と小物釣りをしていると見たことのない魚が…。
これが僕とブラックバスの初めての出会いでした。

その後、動画の中で衝撃的な出会いをすることになります。
その方が光大郎さんでした。
こんなに釣りがうまい人がいるんだ。俺もこうなりたい。
そんな思いで、時間ができると霞ケ浦や小貝川に足を運びました。
今ではこの魚にのめりこんで約6,7年になります。

そして去年の夏、より明確な夢を持つことができました。
それは、陸王本戦で陸王を勝ち取る事です。
きっかけは、ルアーマガジンさんが主催する全国規模の陸っぱり大会【陸王ダービー】、【陸王オープン】に出場し、上位の方達が本気で戦っているのを目の当たりにしたことで強い刺激を受けたからです。

陸王本戦への切符を手に入れるためには、まずはAブロック(霞ケ浦水系、利根川、印旛沼水系)の頂点に立たなければいけません。
そのために学校やバイトの前など、時間が許す限りフィールドに出て日々練習を重ねています。
必ず、あの舞台に辿り着いてみせます。

そしてこの場を通じ、僕なりにバスフィッシングの魅力や、皆様のお役に立てるような情報を配信していけたらと思います。
見てくださっている皆様に信頼されるような、立派なアングラーになれるよう精いっぱい頑張りますので、これからどうぞよろしくお願い致します。

フィールドでお会いした際は気軽に声をかけてくださいね(^.^)

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