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sato 2023.05.08

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、今まさに好調な釣りを紹介させていただきます。

GWの霞ヶ浦水系は、まさにバスの産卵活動の真最中!!
マッディーウォーターの霞ヶ浦水系とはいえ、スポーニングエリアとなるシャロ―エリアではバスの姿がチラホラ見えるようになります。

また、この時期のバスの特徴として、捕食活動というよりは、産卵エリアに侵入して来たモノを追い払う行動や、口にくわえてはエリアの外に排除するような行動をとるようになります。

いわゆる甘噛みと言われるショートBITEが多く、「アタリあるけど乗らない」といった現象が多発するのもこの時期の特徴のひとつです。

そして、このタイミングと重なってフィールドで起きる変化が、田んぼの代搔きによる濁りの発生です。この場合の濁りはプラスに転じる要因ではなく、バスの活性を著しく下げてしまいます。

よって、この代掻きによる濁りを回避できるエリアの選択と、
先にも述べたショートBITEに対応するルアーの選択、
この2点がとても重要になってきます。

そんな時期に有効なのが、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグです。

・ルアー ブレーバー5インチ
・ネイルシンカー 1.8~2.2グラム
・フック N.S.Sフック1/0(ハヤブサ)

見てのとおり、最近の釣果はほぼコレ!!
恐るべき、この時期のブレーバーPOWER!!
この時期のセレクティブなバスも、高確率で食わせることが可能です。

霞水系のオカッパリにて

もちろん、ボートからの釣りでも!!

参考までのタックル
・ロッド ブラックレーベル+661M/MLFB(ダイワ)
・リール SS AIR8.1L(ダイワ)
・ライン BASSXフロロ10ポンド(ダイワ)

そして、今頃から夏にかけて有効になってくるのが、ハリースライドノーシンカーリグによるバックスライドフォール!

・ルアー ハリースライド3.3インチ
・フック ライトニングストライク4/0(ハヤブサ)

ハリースライド特有の自発的にツメを振りながらのバックスライドフォールと、
着底後はショートピッチなリフト&フォールを繰り返す事で、移動距離を抑えて誘えます。

参考までのタックル
・ロッド スティーズFLANKER701MHFB-SV(ダイワ)
・リール アルファスSVTW800S-XHL(ダイワ)
・ライン BASSXフロロ12ポンド(ダイワ)

 
ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグと、ハリースライドのバックスライドノーシンカーリグ。どちらにも共通して言えるのは、スローかつ丁寧に誘えること。そしてリグ自体が軽いためショートバイトでも吸い込まれやすく、しっかりバスの口の中に入ってくれることです!!(笑)
どちらのリグも、絶対に欠かせません!!\(^o^)/

皆さんも状況に応じて使い分けて、春~初夏の釣りを満喫してください!!

kawamura 2023.04.24

こんにちは、川村です。

スクーパーフロッグに中間サイズ、「ダディ」がリリースとなります。

開発は、マグナムと同時にスタートしました。
よってフィールドテストも並行して行っていましたが、マグナムの方が先に完成!
ダディは途中でボディサイズを見直した分、進行が遅れました。

バーサタイルタックル(ベイトM~M+)で扱いやすいボディサイズであることは最初から決めており、
自重8g以上あればノーシンカーでも十分投げやすいだろうとイメージし、ボディサイズを決めました。

ところが・・・上がってきたサンプルを使ってみると、飛ばない!
自重は計算どおりクリアしていたのですが、パーツの空気抵抗アップによる失速がその理由でした。

そこで、当初はフックサイズを♯2/0に合うようにしていたところ、♯3/0に合わせてボディをスケールアップ!
11g超えになったことで、ノーシンカーでも快適にキャストが決まるようになりました!(^^)!

アクション面においても、大きくなった分キックアクションのレスポンスがスローに。
素材を硬くすればレスポンスは良くなるのですが、動きの質もカタくてイマイチ。
フッキング的にも悪い方向へいくことは明らかです。

そこで、レッグを全体的に僅かながらスリムにして軽く、付け根は逆に太く、そして角度を少し内側に入れることでレッグが伸びてからの戻りを強めました。
ノーシンカーでのアクション動画をよく見ると分かるのですが、レッグが戻ると同時にボディを引き寄せていることでも移動距離を抑えています。

ダディによって専用タックルを必要とせずともフロッグゲームを組み込めますが、ベイトタックルで扱う太さのフロロカーボンラインではダイブしがちに・・・

そこで、口をカップ状にすることで、水を受けると同時に上方向へのベクトルを発生させています。
カップを深くし過ぎると、ヘビーダウンショットなど沈めて使うときに浮き上がり過ぎてしまうため、微かにとどめています。

マグナムと並行して行っていた実釣テストでは、デカバスへの訴求力や食いが立っている状況においては断然マグナム!!
しかし、マグナムではバイトを得られない状況でも、ダディには食ってくる。状況に応じての使い分けが明確にできることに手応えを感じました!(^^)!

推奨フックは♯3/0と記しましたが、もう少し捕捉しますと、
ボクはライトニングストライク(ハヤブサ)をベースにしていますが、極端にワイドゲイプなタイプとの使い分けもします(動画で伝え漏れました)。

ライトニングストライクだと、針先を出しっぱなしの状態(これが基本)でも針先はボディに沿うため、スナッグレス性能とフッキング性能のバランスがイイ!
一見、ボディに対してゲイプ幅が不足しているようにも見えますが、スリットが深いため問題なく、スリ抜けにも優れます。
しかし、引っ掛かる心配がないシチュエーションであれば、
ボディから針先が完全に浮いた状態で露出するインフィニ(リューギ)やマッスルフック(イチカワフィッシング)で針掛かりに特化させるのもよろしいと思います。

リグは、ノーシンカーとヘビーダウンショット、ジョイントタイプジグのトレーラーでの使用頻度が高く、他にはリーダーレスダウンショットもいいアクションを引き出せます。
ウエイトは、5~7gがフォール中にレッグをパタつかせるのでおススメ。
しかし、“よりゆっくり誘いたい” “素早くリアクション的に誘いたい” といった時には、推奨ウエイト以外がハマる可能性も秘めています。

また、ジグトレーラーによるスカートの抵抗(フォールスピードのスロー化)によりレッグのパタつきが弱いようであれば、逆手をカット!
抵抗を減らすことでフォールスピードが速まり、逃げるようなパタつきを演出します。

また、保管は形状を守るブリスターが望ましいですが、オリジナルサイズほどクセはつきません。これはマグナムも同様です。
まあ、グチャっとした、もしくはレッグがダランと伸びた状態での長期保管は避けていただければと思いますm(__)m

先日公開した動画では、五三川にてグッドサイズばかりが反応してくれました。
多彩なフィールドにマッチし、釣果に安定感ありつつも良型好み。そんなド真ん中ストライクなのがスクーパーフロッグダディ!
欠かせない戦力になると、自信を持って送り出します(^_-)-☆

先日は、将監川でもグッドサイズをキャッチ!

suzuki 2023.04.12

こんにちは、鈴木翔です。

今年も早いもので気づけば早4月半ば…
その間に大学を卒業し、地元である香川県を離れ、関東に引っ越してきました。

今回のコラムでは、情報の新鮮さには欠けるものの、引っ越し前の四国釣行を振り返ってみたいと思います!

まず2023年の初バスは府中湖での50アップ!

1/14、雨上がりで濁りが入った上流域の逆ワンドにて。
リップ付きビッグベイト(MB-1カスタム)を、水中土管の横で首振らせると下から突き上げバイト!
ややリップが長めで、ショートキャストや足場の高い所でもレンジが入りやすく、満水だった今冬の府中湖では多投したビッグベイトです。

 
ビッグベイトならぬビッグカエル⁉
いまや品薄状態が続くスクーパーフロッグマグナムも、1年で最も厳しい2月頭に貴重な魚を連れてきてくれました。

こちらも府中湖の中では上流域に分類される川筋エリア。
風を避ける小さな凹みに絡むレイダウン際で、7gグライドリグ(リューギのグライドハンガーを用いたリグ)をスローに泳がせると、カバーから黒い影が出てきて、バブルガムピンクがスッと消えました。

ジョイントタイプのジグに比べ、重心がセンター寄りになる(=水平姿勢に近くなる)為、スイムベイトのカエルver.のようなイメージで使用しています。

ヒットシーンはこちら↓

 
愛媛県の金砂湖では、7gフットボールヘッドと合わせたボトストで!

カラーはYAMABUKI。
フックはセオライズオフセットWG-M 6/0を使用。

個人的に低水温期に強いと感じるチャートやピンクをはじめとした膨張色ですが、特にクリアアップしたフィールドで中層を釣るときに出番が多いのは透け感のある膨張色!

2月中旬にヴァラップスイマー4.2で釣った魚も、ブルーバックチャートカラーでした。

吊るしで使うスモラバにも、そういったカラーが欲しいなと思っていたところにリリースされたコスモの新色“サクラエビ”は、まさにドンピシャ!

吊るして誘うとき以外に、サイトフィッシングで使う際にも視認性が良いので、ルアーの正確な位置を把握できるといった利点も。

もちろん、地味系カラー(KUWASEやスジエビ)などもサイトフィッシングで変わらず出番が多いです。

コスモと言えば、2.5gや3.3gをベイトフィネスタックルで扱う印象が強いですが、年明けから最もバスをキャッチしたのは1.8g
吊るした時にフワッと感があったり、サイトフィッシングでは素早くボトムで逃がすこともできる万能ウエイトです。
フロロカーボンライン4lb.を巻いたオーソドックスなスピニングタックル以外に、PEライン0.8~1.2号を巻いたライトパワーフィネスタックルでも扱いました。

気難しい府中湖のプリスポーン50UPを、コスモ1.8g(KUWASE)+M.P.S(KUWASE)の喰わせコンビで仕留めたり!

香川ラストバスとなる魚も同ルアーでした。

そして、早春の府中湖で楽しい釣りがジャークベイト。
1、2月は出るとデカい釣りにはなりますが、小バスが活動し始める3月中旬頃からは数もサイズも見込める釣りになります。なんといっても、連続ジャーク中に引ったくられるバイトが堪らん!

ワンテンシリーズエリー95ゲキアサⅡリレンジ110プロトジャークベイトなどのジャークベイト以外に、シルエットタイプの違うリズィーアピールプラスのジャーク&ポーズも交え、ワンストレッチで10本近く釣れた日も。

 
毎春恒例になっている愛媛リザーバーでのレンタルボート釣行では、ギャップジグ9g(グリッパノンピンク)+ブルスホッグダディ(モエビ)3節カットのフローティングカバー撃ちでデカバス2本!

水深のあるカバーではカバー直下で誘い、浅い所ではそのままボトムまでストンッと落とす使い方のそれぞれでバイトがありました。コンパクトなギャップジグは従来のカバージグに比べすり抜けが良く、ウエイトをワンランク軽くできます(従来であれば11gの所を9g)。その分、吸い込みが良くなったり、着水音を抑えやすくなったりといったメリットも。
今年は新しく11gもリリース予定ですので、よりヘビーなカバー撃ちもこなせそうです。

 
これからは霞ヶ浦でのオカッパリをメインに、レンタルボートで釣りをする機会も増えていくと思います。どんな釣りができるかワクワク!

tosaki 2023.04.07

こんにちは(^-^)/
ボトムアップフィールドレポーターの戸崎優翔です!

前回のレポートから大分時間が過ぎてしまいましたm(_ _)m
頻繁にフィールドには通っていましたが、結果が出ず・・・
これからの時期はレポートの頻度を上げていきたいなと思っているので、ご覧いただけると幸いです(^^)

さて、今回は春めいてきた霞ヶ浦水系での釣果をレポートしようと思います!

この時期、個人的に意識すべきだと思っているのは風と水質です。
ワカサギや白魚といったベイトフィッシュが、産卵のためにシャローに差してきます。
それらが風で岸に寄せられることから、ウィンディーサイドが良いとされています。
確かに風がないと厳しいのは事実ですが、風が長時間当たり過ぎて底荒れしているような状況もNGだと思っています。実際にベイトが多く確認できていたり、バスからの反応があるエリアの大半は水質が良いという共通点があります。

動画がこちら↓

風下にある石積にて、僅かに波をブロックできるスポットでお腹パンパンの40UP!
ヒットルアーは、ヴァラップスイマーを9匹つけたアラバマリグで、個人的に【ヴァラバマ9】と勝手に呼んでいます(笑)

底荒れしてしまうような強風でも、ハードボトムや波風をブロックできるような風裏なら、底の泥が巻き上げられにくいため水質は悪化しにくく、そこが1級ポイントになることが多いです。

また、強風時は正面からでなく横から風が吹いているポイントが良くなることも。
これは先程書いた底荒れにも関係しますが、岸に風が当たり過ぎてしまうと、護岸に当たった波が跳ね返り、引き波やウネリでバスが居ずらい状況になるためです。

そのようなポイントにて、ジョリーで48cm /1900gのナイスサイズ!

動画がこちら↓

シェイク巻きで移動距離を抑えながら、ヒラを打たせて艶かしいフラッシングで護岸を流していると、護岸のエグレからすっ飛んできました!

しかし、風が予報通りに吹かなかったり、晴天無風で厳しい…
なんて日ももちろんあるかと思います。
そんな時は、本湖でデカバスが狙える春先とはいえ、エリア内にバスが居る可能性が高い閉鎖水域や、消波ブロックが絡むような越冬場に行くと良いかと。

冬の定番ポイントで、日が昇ったタイミングに【ヴァラバマ9】で40UP!
消波ブロックのエッジに追い込ませるようなトレースコースで漂わせていると、足元でバイト。

新色の【シャイニングピンク】をガッツリ食べてくれました(^^)
アングラー側からの視認性は確保しつつ、バスが見上げるとナチュラル。
水中での見え方もとても良く、早速お気に入りのカラーになりました!

閉鎖水域でもナイスサイズ!
MPS BIGをトレーラーにしたパワーフィネスで、足場の高いカバーからぶっこ抜き(^^)

流入河川でのスモラバの釣りは、1月2日に今年の初バスをキャッチさせてくれた釣りでもあります。
困った時は流入河川へ!!

 
ここからは、ボトムアップ公式Instagramでも少し紹介させて頂きましたが、【ヴァラバマ9】について。

年末に岐阜県の五三川へ遠征に行ったのですが、その際に小魚系ワームでこのセッティングをやっている方を見かけました。
霞ヶ浦水系での定番は、ワームを5匹つける場合が多く、9匹をセットするアラバマリグをやっている人はほぼ居ないだろうと。
しかもこれをヴァラップスイマーでやったらかなりゆっくり誘え、ブレードのフラッシングを嫌っているバスや、追いきれないバスが獲れるようになるかも。
そう思って、試してみました。

セッティング方法は、内側に付いている4つブレードを全て外し、そこにヴァラップスイマーをセットするだけ。(※写真A)
フックは、ロールアクションが出やすいように90度アイのホバスト用のフックを使用します。そのままだと、周りのアームやフックに絡むので、ワームにセットした後に針先を折っています。
今のところ折ったフックへのバイトは個人的にも、試している周りの人からの話でも無いですが、もっと使い込んでみてそこは見直す必要が有るかもしれません!
外側4つ(※写真B)は巾着等の障害物をかなりタイトに攻めるために、ノーシンカーのオフセットフック仕様です。

サイズは、AとBの8匹は全て3.3インチ!
真ん中のCのみ4.2インチで、少しでもフッキングを良くするためにジグヘッドタイプのフックを使用しています。

センターアームが長いアラバマ本体を使用し、真ん中のヴァラップスイマーを大きいサイズにしているからか、真ん中へのバイトが多いと思います。
これは、フッキング力のロスもバラシも軽減できるので助かります(^^)

僕が使用しているアラバマ本体は、個人の方が作成販売されている物です。
一般的なアラバマリグよりもアームが細く軽いので、バマストにもってこいです。

最後に使用タックルを載せておきますので、ご参考までに!
みなさんもヴァラバマ9やジョリーを使って、霞ヶ浦水系の春を楽しんで見てください!
それではまた(^-^)/

タックルデータ
ROD:BLX LG 7101HFB–SB
REEL:タトゥーラTW 100SHL
LINE:アブソルートCB ナイロン25lb.

sato 2023.03.16

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤 賢一郎です。
今年一発目のコラムは、早春の釣りについてご紹介いたします。

年が明けて1月は、見事にデコでスタート!!
周りの釣り仲間からも、あまり良い話は聞けず・・・オカッパリのみにちょくちょく通う日々でありました。

そして2月になって、念願の初バスをもたらしてくれたのは・・・

ヴァラバマでのフィッシュ!!

現在も、流行りまくっているヴァラップスイマーの3.3インチを使用したアラバマリグ。
通称「ヴァラバマリグ」でした!!

釣り方としては、これまた流行のバマストと言われるテクニック。
護岸の際をゆっくり上下にバマストして誘っていると、護岸下のエグレから丸見えのモーレツ突っ込みBITE!!
初バスでこの釣れ方はたまらん~!!(笑)

こちらも、ヴァラバマでのフィッシュ!!

そして数日後も、同様の使い方・誘い方で探っていると、またしても丸見えの突っ込みBITE!!
バスが興奮モードで、躊躇なくルアーにアタックする姿を見て、明らかにヴァラップスイマー3.3インチの「ヴァラバマリグ」のPOWERを感じる事が出来ました!!

そんな良いバスを釣らせてくれた「ヴァラバマリグ」ですが、自分は結び目付近にかけて(写真赤点線部)に硬質の海用仕掛け絡みパイプを装着しています。
完璧に糸絡みを防げるとまではいきませんが、有ると無いとでは大分変ります。
ちなみにアラバマリグは、Sギミックにネイルボム#1/0(1/16オンス)、Hパワーのロッドにフロロ16ポンドのラインを使用しています。
ヴァラップスイマーのカラーは、主にナチュラル系(リアルフィッシュなど)、ホワイト系(パールシャッド)を選んでいます。

加えて、自分が活用しているアラバマリグ収納方法についてもご紹介します。

①恐らくアラバマリグ愛用者の方々が、多く使われているであろう100均の片栗粉収納用のケース。それを、自分は若干の改良して活用しています。

フタの真ん中に穴を開け、そこからトレーラーフック用の針を挿入。
針を刺した後、逆側からゴムストッパーなどで固定。
これを付ける事により、ケース内でリグ・ワームを針に宙吊りに出来るので、ワームにクセを付けずに収納・持ち運びが可能です。

②そしてこちらは、車の中での収納方法。
目玉クリップを挟める所に挟み、カーテン用のハンガーフックを掛けてアラバマリグを、これまた宙吊りにして保管しています。

どちらにも言えるのは、シャドテールワームの宿敵であるワームにクセがついてしまう状態を防止する事が可能です。
興味を持った方は、是非お試しください!!(笑)

 
また、もう一つ、早春のスーパーシャロ―にバスがさしてくる霞ヶ浦水系の攻略で、欠かせないルアーの一つがシンキングスイッシャーの「Jolly」!!

自分の場合は、より視認性を上げるためカッティングステッカーを愛用しています。

使い方は至って簡単で、目に見えるレンジを、ただスローに巻いてくるだけ!!
自分は、MLパワーのロッドにフロロ10ポンドのラインを使用しています。

こちらもアラバマリグ同様に、目に見えるバイトを味わえるので、とてもエキサイティング!!

3月には新色もラインナップ。どのカラーも、本当に釣れそうですね!!

霞ヶ浦水系では3月に入り、早くもスポーンエリア周辺に魚の姿がチラホラと・・・。

是非皆さんも、流行の「ヴァラバマリグ」や「Jolly」を使ったエキサイティングな早春の釣りを満喫してみてください!!

chiba 2023.02.28

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、初バスを狙いに千葉県豊英湖へ行ってきましたので、レポートしたいと思います。

今年掲げた僕の目標は「2023年の初バスは50UP!」。

豊英湖は僕にとって最も50UP率の高い湖。

この写真は、2022年の夏から秋にかけての釣果です。
釣れたらこのコンディション!!本当に痺れちゃいます!! 
この時はスクーパーフロッグマグナムが活躍してくれました。

今回50UPを狙うにあたってメインに使用したルアーは、ビッグバスのキャッチ率が高い「GAPJIG +ブルスホッグダディ」!
冬のバスは低水温のため活発な行動をしなくなり、一回の食事で高カロリーな餌を捕食するイメージがあります。
そこで、ボリュームのあるルアーが最適だと思いました。

最後に訪れてから久しぶりの豊英湖で、状況もわからなかった為、カラーは通年最も出番が多いマッドクローでスタート。
ブラック・グリパン・ブラウン・パープルをミックスした配色は、存在感も有りつつ強すぎない、個人的に「迷ったらコレ」というカラー。
特にパープルのラバーが、“THEジグ” といった感じで個人的に大好きなカラーです^^♪

ちなみに、自分的カラーの使いわけは、
強→弱い順番で「ブラック ➡ マッドクロー ➡ KUWASE」
・シルエットをはっきりさせる「ブラック」
・オールラウンダー色の「マッドクロー」
・食わせの最終スモーク系「KUWASE」

当日は朝から雨が降り、ローライトで雰囲気は抜群!
GAPJIG 9g(マッドクロー)+ブルスホッグダディ(グリーンパンプキンペッパー)
のジグストで流しつつ、要所のカバーへも撃ち込んでいきました。

しかし、なかなか反応が得られず、厳しい展開…(*_*;
昼ぐらいのタイミングで、朝方に降った雨の影響か、中流域にあるインレットから濁りが入ってきました。

僕自身も2度目の入り直しで、他のアングラーも入れ替わり入るポイント。
その為、朝からのプレッシャーも掛かっていることを考慮して、弱めのカラーにチェンジ。
本来なら先程説明したカラーローテーション通りに、KUWASEに変更するところだったのですが、試してみたいカラーがあったので・・・。

白色の濁りにラバーを馴染ませ、ルアー自体のシルエットを抑える。
けれどジグとしての波動でアピールはしたい。
そんな理由から、自分でスカートを巻いたGAPJIGに、ブルスホッグダディは、この時期豊英湖では定番の赤ガエルをイメージしたMAGMAを選択。

魚探で見つけた沖に沈むオダを狙っていきました。
オダを通過した瞬間に、ラインが横へ不自然に走る違和感・・・そしてフッキング!
強烈な引きにデカバスを確信!
慎重にやり取りしてキャッチした2023年初バスは、52センチ2kg越え!!
目標達成です(^^♪

先行者の方も攻めた後でしたが、Aのボートポジションからのアプローチがメインでした。(下図参照)
そこで僕は、ボートポジションをBの位置に取り、オダへジグストでアプローチしました。

Bのボートポジションからの誘い方のイメージは、こんな感じです。

・中層スイミングでオダの上を引いてくる。
・ボトム付近まで落とし込んで、ボトムに沿ってスイミングさせて引いてくる。
今回は、アップヒルのコースでヒットしました。

ウェイトの使い分けとしては、7gを基準にし、より浅いレンジを引く場合は5g、深いレンジを引く場合は9gにします。
今回は魚探の反応から少し深めのレンジを誘いたかった為、9gを使用しました。

近年ハイプレッシャー化するフィールドが多い中で、GAPJIGのサイズ感はとても有効だと感じています。
実際に今回、先行者の方のフルサイズジグには反応しなかったバスが、GAPJIGには反応しました。

フッキングにおいても、超ショートシャンクに対しワイドゲイプに設計された特注フックが深く掛かってくれます。

「ビックバス率も高い、信頼のGAPJIG」、是非試してみてください!!

【ヒットルアー】

【タックルデータ】
●ルアー GAPJIG(9g)+ブルスホッグダディ(MAGMA)
●ロッド スティーズ 721MH/H XB-SV(ストライクフォース)
●リール ジリオンSV TW 1000-XHL
●ライン フロロドレイク16lb. (山豊テグス)

ryoya 2023.01.25

こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
今年もよろしくお願いしますm(__)m

皆様は、お正月休みをどの様に過ごされたでしょうか?
僕は1月1日から初釣りに行ってきました(^^)/

しかし、2023年一発目は落水&デコ “(-“”-)”苦笑
(ライフジャケット着用の大切さを再度認識させられました)

ただ、悪いこともあれば良いことも?
そこからの2連続遠征は無事に魚をキャッチできました(^^)/

今回はその時のヒットルアーをご紹介したいと思います。

まずは、年始早々の遠征釣行にてキャッチした二匹のヒットルアー。

1月3、4日を使って、初フィールドのリザーバーへ。

事前情報無しで挑んだ今回のフィールドはかなり苦戦させられました(-_-;)
主食となるベイトフィッシュがなんなのか?も掴めず(^_^;)

フィーディングしそうな、崩落跡の土砂やブッシュが溜まった場所で魚をキャッチしました。

(九州には中々無い、岩盤バンクが印象的でした)

そして、2023年初バスをキャッチした記念すべきルアーは…
『ヴァラップスイマー3.3inch』を使用したアラバマリグ、通称:ヴァラバマ。

※アラバマはS.ギミックを使用し、ジグヘッドは#1/0の2.5gを使用。

両脇にある4本のワイヤーのカラーは【KUWASE】

センターは今年リリース予定の新色、
【シャイニングピンク】をセレクト(^^♪

センターのみ派手なカラーを用いているのは、バイトマーカーの役割です。
ブルーバックチャートやチャートバックシャイナーを使用していましたが、新しい選択肢が増えましたね(^^)/

そして二匹目の魚は
『KOSMO』3.3gに『M.P.S BIG』ヘッドカットのセッティングにてキャッチ!

M.P.S BIGのカラーは【スジエビ】(^^)

最近、使用頻度の高いライトパワーフィネスにてキャッチ致しました(^^♪

タックルの詳細は…

ロッド:ブラックレーベル651ML/MHFS(改)
僕は、リーダーの長さを大体1ヒロ程とるのですが、その際、純正のマイクロガイドではどうしてもノットの結び目が詰まってしまいストレスになっていたのでトップから数本大きいガイドに巻き替えています。

リール:タトゥーラLT2500S
ライン:タトゥーラセンサーx8+si2 0.8号/リーダーグランドマックス3号
を使用しています。

かなり汎用性が高く、個人的にはベイトフィネス的な立ち位置にあると思っています(^^)/

パワーフィネス用のMH~HパワーのロッドでPE1.5~2号の直結による、パワーフィネスセッティングで使用すると針が細いので流石に無理があります。

しかし、このタックルであればスピニングのドラグ性能も活用する事で、カバーに吊るしてデカいバスを掛けたとしても針を曲げる事なく使用することができます。

KOSMOのフックはプロトの段階から一度も折れたことは無く、曲がることはあってもそこで耐えてバスはキャッチすることができるので、僕が一番好きなタイプの針です(^^)/

是非、お試しください♪

 
1月7日には、別のリザーバーへ遠征!
魚をキャッチさせてくれたルアーは…

『フリッシュ3.5inch』1.3gジグヘッド。

今回使用したものは事前に寸詰めした物で釣りました。

寸詰めにする事で、より細かいロールアクションになります。
加えて、フリッシュならではのテールを左右に振るアクションがGood(^^)/

冬の吸い込みが弱いバイト対策やフィールドのベイトフィッシュサイズに合わせる意味もあり、このサイズ感がハマる事が多々ありますのでこちらも是非、お試しください!

最後に寸詰め方法について。

用意するものは、

写真上から。

・ハンダゴテorロウソク(今回はハンダを使いました、いつもはロウソク立てスタイルです(^^)/)
・まっすぐワームをカットできるもの
・フリッシュ3.5inch

※ハンダゴテやろうそく、カッターなどの取り扱いには充分ご注意くださいm(_)m

後は1cm刻みのマス目が書かれた工作マットがあれば作りやすいですね(^^♪

まず、大体腹辺りから2cmほどカットします。

後は、頭側とテール側を溶かしてくっ付けるだけです(^_-)-☆

簡単ですので是非、お試しくださいm(__)m

ヒットルアーズ。

suzuki 2023.01.13

こんにちは、鈴木翔です。

新年あけましておめでとうございます!
本年も当コラムをよろしくお願いいたしますm(_ _)m

昨年の年末から思う存分に釣りができていない日々が続いていますが、そんな中でも新しくリリースされたメタルバイブ【フルーミー】のおかげで魚に触ることができています。

フルーミー最大の特徴は、ボディ下部に設けられたカップ状のABSレシーバー(PAT.P)によって発生する“シミーフォール”(フラフラと震えながら落ちていくこと)。

このシミーフォールを活かすには、ラインテンションを抜いてフリーに落とすことが重要!
ABSレシーバーが水を掴んで落ちていく分、ストンッ!!と一直線に落ちていくタイプのメタルバイブに比べて、フォールの滞空時間も少し長めになることを意識しています。

カップ状のABSレシーバーが水を掴む=水を押している」とも言えます。
“小さいけど水を強く押す”は、よく釣れるルアーの共通項のひとつ。(スクーパーフロッグやツーウェイのダウンショットリグ、サイコロラバーなどが好例!)
ディープレンジで使用することの多いメタルバイブにも、水押しがプラス要素になることは間違いなさそうです。

また、シミーフォールの影に隠れがちですが、“リフト時のレスポンスの良さ”もフルーミーの特筆すべき点の1つ!
これは、ボトム付近で扱うことの多いメタルバイブにおいて、個人的に最も重要視している部分。
大雑把に言うと、ボトムから1cm上げたところで動き始めるか、5cm上げたところで動き始めるか。厳しい状況になるほど、この差が釣果に大きく影響すると感じています。

一昨年の夏にサイトフィッシングで釣った時のバイトシーンを見ると、立ち上がりの良さがいかに重要なのかがよく分かります!(動画内で使用しているフルーミーはプロトタイプ)

リフト中の手元に伝わるブルブル感は強すぎず弱すぎず、適度な使用感があって良いですね!

そんなフルーミーのカラーラインナップは全10色。
個人的には、それらを5パターンに分類して使い分けています。

膨張色(ホットタイガー>ライムシャッド>マットワカサギ)
ゴールド系(クロキン>バーニングシャッド>※GORI)
万能系(クラウン)
シルバー系(セクシークローム>渋銀>※稚ギル)
地味系(GORI>稚ギル)

※強い>弱い
※GORIは②、稚ギルは④の最弱としても分類可。

濁っている時やローライト時は①と②。(フラッシングの有無で選択)
透明度が高かったり、小魚を偏食している時は④。
晴れていれば⑤。(マッディ=GORI、クリア=稚ギル)
困ったら③。
これらを基準にしつつ、さらに細かな状況毎に、各系統の中から最も適していると思う色をチョイスしています。

現在、ボトムアップのYouTubeチャンネルで公開されている府中湖での実釣動画では、夕方にホットタイガーカラーで連発!

人間から見るとエサとはかけ離れているように見えるので敬遠されがち??な色ですが、パワーのある色だと思います。

↓その釣行の模様はコチラから!

最後に、この動画内でも解説していたフリーフォールとテンションフォールの使い分けについて。
霞ヶ浦水系など足元を釣ることが多い東のフィールドに対し、ため池やリザーバーなど沖を広範囲に釣ることが多い西のフィールドでは、テンションフォールも多用します。(特に全体水深が浅く、フラットな地形の皿池。)

縦の地形変化やピンスポットをタイトに狙うならフリーフォール。

広範囲や水深変化の少ないフラットをテンポよく探るならテンションフォール。

あとはフォールスピードの違いでも使い分けができます。1投の中で合わせてみると、バスにスイッチを入れるキッカケになることも!?

フルーミーならではのシミーフォールを活かすなら前者がオススメですが、引き出しの1つとして是非!

 
《フルーミー使用タックル》
◎ベイトタックル(近距離で手返し重視、根掛かりが多い所)
ロッド:ロデオライドBF65LXFF(イマカツ)
リール:アルファス AIR TW 8.6L(ダイワ)
ライン:ガノア アブソルート8lb.(バリバス)

◎スピニングタックル(近〜遠距離、操作性重視)
ロッド:リベリオン661ML/LFS(ダイワ)
リール:ルビアスFC LT2500S(ダイワ)
ライン: マックスパワーPE S-spec 0.6号+ビッグトラウト ショックリーダー2.5号(ともにバリバス)

kawamura 2022.12.28

いよいよ年末。弊社も本日にて仕事納めを迎えました。
本当に、一年あっという間!

釣りでも開発でも、思い通りにいったこと、いかなかったことありますが、多彩なフィールドに挑ませてもらい、新たな性能をかなえた新作もリリースでき、充実した一年であったことは確かです。

個人的には、陸王は予選で敗退し、艇王では決勝でノーフィッシュ。
ノータイトルで終わることとなり、イチから出直しといったところです。

オカッパリとレンタルボート、どちらもやっているのがここ数年のスタイル。
すると、オカッパリでは筋力の衰えを実感するし、ボートではライブソナースペシャリスト達との差に愕然とするケースが増えている。
バスボートへの気持ちがグッと高まる一時もあったりして・・・
これから何を選択し、集中するのか!? そんなモヤモヤはあったかな~(^^;

ただひとつ言えるのは、陸王は必ず獲り返したい!!しかし、今のままではそれは叶わない気もしています。
さらにハイレベル化していますからね!
パターン化してしまっている自らの釣りから、新しいものを取り入れていかないとジリ貧です。
ルアーに関しても、これまで流行りモノには無頓着な方でしたが、積極的に試してみること。
水中の真実を知れるライブソナーを導入することも、魚探のないオカッパリにおいても生きることがありそうです。

ルアーのトレンドにおいては、極細ストレートワームやマイクロベイトが挙げられる年でしたが、
個人的には、スクーパーフロッグマグナムがM.V.Pかな。デカい魚を数多く釣らせてもらいました。

他には、初夏~夏はビーブルでの釣果が多く、スピナベサイトも一時の流行りから落ち着いたからか、よく効いてくれましたね。

シーズン通してはジグストの出番が多く、ギャップジグ+ブルスホッグダディorポーク、フレックスジグ+スクーパーフロッグマグナムorダディ(プロト)は常にリグっている状態でした。
そして、スクーパーフロッグのダウンショットは、元旦初バスからの、今年も威力は健在でした。

今月号のBasserロケではスクーパーフロッグダウンショットがテーマでしたが、「あえてカエルのイメージがないワカサギレイクでやりましょう」と。
カエルとは関係なくとも効くことを証明したかったからです。

相模湖を訪れたのは一年以上ぶりでしたが、ベーシックなバンク流しに来た一発は、スクーパーマグナム丸飲みの50アップ!
この日の相模湖では大会が開催されており、ライブソナーによるシューティング、そしてマイクロベイトはもはや常識の世界。
画面上でサイトフィッシング同様にバスの口元で仕掛けられる釣法に対し、ルアーパワーでバスを引き寄せる釣法はひとつの対抗策かもしれませんね。

スクーパーフロッグのみならず、弊社の開発においてもっともこだわるのは “ニューアクション” 。

今年はありそうでなかったライブリーシンキングスィッシャーの「ジョリー」と、

バックスライドフォールと自発的アクションを限界融合した「ハリースライド」、

そしてメタルバイブでは唯一無二のシミーフォールを実現した「フルーミー」
来年リリースするアイテムにはどんなアクションを盛り込んでいるか!?ご期待いただければと思います(^_-)-☆

フィールドにおいては、バスの個体数の減少は各地にいえることだと思います。
要因はいくつかあるのでしょうが、これまで以上にバスを大切にしなければならないことをより痛感した一年でもありました。
このままだとマズいのは明らかで、スポーニングシーズンにバスをライブウェルで移動する大会は自粛する動きが広まるといいな(配慮されている団体もあると思います)。
卵にしても稚魚にしても、親が守らないと生き残れないのがバスですからね。
バスを移動しないオカッパリ大会にしても、ゲスト依頼をいただいた大会がスポーニングシーズンとかぶっていたため、開催時期を変更してもらったこともありました。
関東であれば4月中旬から5月いっぱいまでというような、旬となる一か月半ほどをかわすだけでも効果はあると思うのです。
また、釣ったバスを乾いた地面に置かない。長時間水から出しっぱなしにしない等、必要以上にダメージを与えない扱いも浸透しつつあるとは思いますが、まだ・・・
知らない方には、そっと教えていただけたらありがたく思いますm(__)m

今年も一年、お目通し、そして弊社アイテムをご哀願いただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいm(__)m

kusabuka 2022.12.28

先日、房総リザーバーの戸面原ダムへ行ってきました。
もちろん、フィールドレポーター石井一樹のフルーミーでの釣果も聞き、【https://bottomup.info/column/20221215ishii/】釣りたいルアーは「フルーミー」。

朝の気温は0℃
さすがに年末に近づいており、早朝は指先がジンジン痛い((+_+))
少し前までは水温も14℃ぐらいあったようですが、朝の水温9℃台で一桁へ突入していました。

厳しいと予想しながらも、釣りを開始して2時間で3本キャッチ。

午後には12分間で3本連続キャッチもありました。

終わってみれば、1日で40cmアップも含み7本キャッチすることができました。
プロトも使っていましたが、改めて今回使用して本来、無機質な鉛と真鍮板で出来たメタルバイブが、シミーフォールすることで生き物っぽさが生まれ、リアクションと喰わせ力を兼ね備えているのがフルーミーの特徴と再確認。

リフト時の動き出しの早さにも拘りましたので、常にバスを魅了し続けることが出来るメタルバイブです。

全てのバイトが50㎝ぐらいリフトした後のシミーフォール中で、リフトした時に勝手に乗っている感じではなく、本気喰いするようなバイトばかり。
リフトした後のフォールでラインを凝視していると、バスがフルーミーを吸いこみ、ラインが引き込まれたり、横へ動いたりする激しいバイトが多かったです。

写真にあるような水深がある縦ストラクチャーにも、ほぼ真っすぐにシミーフォールするので狙ったスポットをイメージ通りにアプローチ出来るのもGoodです!!

当日は比較的きれない水色だったので、地味カラーでのローテーションが効果的でした。
実際釣れたカラーはクラウン、渋銀、稚ギルの3色。
ローライト時はクロキンも多用しました。

今回のタックルは、ダイワブラックレーベルのSGシリーズ「BLX SG6011L/MLXS」
これにPEライン「UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号」でリーダーはフロロ2号を1mセットした仕様です。

普段スピニングタックルは同じパワー表記のBLX SG641L/MLXSをメインで使用していますが、メタルバイブでは、おかっぱりは足元の護岸際、ボートの場合はバーチカルに狙うことも多く、0.3ft(約8㎝)短いことで使い勝手でかなり変わります。

Lパワーのティップが繊細にフルーミーをリフトでき、不用意な根掛かりを激減させることができます。
バットはMLパワーなのでPEラインと相まって、しっかりとしたフッキングが出来ます。今回の釣行ではバラシもなく全てキャッチすることが出来ました。
フルーミースペシャルとして、今年の冬は大活躍してくれそうです!!

フルーミー(5g)
ロッド:BLX SG6011L/MLXS(ダイワ)
リール:イグジスト2506H(ダイワ)
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号(ダイワ)
リーダー:フロロ8lb.

最後に、今年1年間ボトムアップコラムをご覧いただきましてありがとうございました。
来年も引き続き、皆様のバスフィッシングのお力添えになるようお伝え出来ればと思います。
釣り納めにはフルーミーをお忘れなく。良い年末年始をお迎えください。

草深幸範


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