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honda 2017.09.07

今回は開発にまつわる“ビミョー”なお話です。

弊社代表 川村光大郎を筆頭に、我々 Bottomupはモノづくりにおいて非常に“微妙”な細かいところにコダワリます。
なぜなら、それが釣果につながると信じているから…、そして体感しているから…
現在発売中のBREAVOR 57と50、よーく見比べないと分からない微妙な調整を行っています。数あるなかでの一つがシャッドテール部、大きさの違いはすぐ分かりますがビミョーに角度を変えてあり、これだけでボディーの震え具合いが違います。

(5インチと5.7インチ 上下に並べて見ても、角度の違いビミョーですね(・・;)

開発中のスピナーベイトにおいても、数多くのコダワリが詰め込まれており、その根底にあるのは、数多くの実釣経験に培われた、絶対感覚 ともいえる研ぎ澄まされた釣り人ならではの「感覚」です。
多くの実釣取材・対戦企画・トーナメントなどの緊張感あふれる場面で磨かれた「感覚」を持ち、開発に携わる川村・草深の両名が感じる“気づき”は、開発最終段階にきているスピナーベイトの能力をさらに高めています。
まあ、ギリギリでの変更などもあり、関係者の方々にご迷惑をかけることも多いのですが(>_<)、その微妙な修正が釣果につながると…

「勝利(釣果)の女神は細部に宿る」 だなと(^.^)

ちなみに、少し前に急遽アーム角度の修正を 3° お願いしました。
たかが 3° されど 3°、確かにビミョーな数字ですが実物の見た目もけっこう変わります。
そして先日、その修正モデルで良い感触を得ることができました。

茨城県小貝川、秋の減水タイミングにうまくあたったので、釣り仲間のボートに急遽乗せてもらうことに。
昼までの短時間釣行でしたが、この時期の小貝川ならではの激濁り+激流れに前半は大苦戦(+o+)エレクトリックモーター全開で止まるのがやっとですから、釣りも雑になってしまいがちでしたね。
こういうときは~、オニギリからの菓子パン・コーヒーで小休憩(^_^;)。
気持ちを切り替え冷静に川の水色を確認しながら再開すると、場所によってようやく澄みだしてるところがあるじゃないですか。それは、緩やかに川が曲がっているインサイド側でバンクに凹凸のあるエリア。100mほどのストレッチでしたが、小一時間で9本と久々のラッシュを味わえました。

(濁流の中でもしっかりバイト、元気なバス君達でした。)

そのうちの8本をプロトスピナーベイトでキャッチ。全てがメインフック(フッ素コート針)に掛かっており、アーム角度、フックシャンクの長さ、スイム姿勢 などなど、トータルバランスが良いところにあるのを改めて確認できました。

(フッ素コート仕様、トレーラーフック有り無しどちらでもイケるシャンク長さ。)

川村との取材釣行でも確信を深め、実釣で釣果を重ねるごとに確かな手応えを感じているところです。
そして、ようやく今月末頃には皆さんにお見せすることができそうかなと…
詳細については、近いうちにHPやSNSなどで告知しま〜す。

kawamura 2017.08.30

こんにちは、川村です。

連日涼しい日が続いた今年の夏ですが、ここにきて連日気温30℃を超える夏らしい暑さが戻ってきました。
暑さに慣れていない体にはちょっと堪えますが、今年は夏らしい釣りを堪能できていなかっただけにワクワクしています(^^)

そして、ボトムアップの事務所も契約してからそろそろ一年が過ぎます。
空っぽの部屋の床をワックスがけし、机や棚などを運び込んで事務所らしくなっただけで心躍ったのがつい先日のよう・・・

事務所が見つかる前から、自宅の狭い部屋で開発をスタートさせたスピナーベイトとハードプラグもまだ完成しておりませんが、
納得いくまでやると決めたことですから・・・

そんな中、スタッフ本田が開発を担当しているスピナーベイトが満足のいく性能に仕上がりつつあります。
特殊パーツの効果により、圧倒的にベイトフィッシュライクなアクションを実現しており、
理想的なスイミング姿勢と相まって、バイト誘発力が違います!
先日の取材でもグッドサイズが連発でした(^^)v

9/30~10/1に開催されるバサーオールスタークラッシックの会場で、実際にその動きを見ていただけるかな?

で、僕が開発を進めていたエビワーム、仮金型によるファーストサンプルが届きました。

早速フィールドで試したところ、アクションはほぼ狙いどおり、バイトも多いのですが・・・とにかくバレる!
草深さんにもサンプルを渡していたのですが、結果は同じ”(-“”-)”

他にも細かな改善点が見つかり、ただ今大改造に取り組んでいます。
フッキングが悪かった理由も理解できているので、そこと、
ついでに閃きでアクションもよくなっちゃいました、が・・・まあ、ほぼ全部やり直しです(^_^;)

そして、ボトムアップとしてなによりの朗報が、
草深さんのW.B.Sプロトーナメント年間一位獲得!

この一年、立ち上げから草深さんの仕事量は相当に多く、休日にもよく出勤していました。
ロッドテストなどのスポンサーワークやガイドは休日にこなしてもらっています。
プラクティスに費やせる日数も潤沢ではなく、一息つける日すらなく、意地と根性でこなしている感じでした。

まだ今期もオープン戦とクラッシックが残っており、「どちらかは勝つ!」と宣言していましたので、
残り2戦も楽しみです。

そんな草深さんが亀山ダムで撮影してきた、ブレーバーの実釣解説動画がアップされています。
今でも質問されることの多いスナッグレスネコリグのフックセット方法や、
ノーシンカーワッキー、ジカリグなど他のリグの釣りも実践。
釣果のほうも、グッドサイズ含め二ケタ釣果を出していますよ!
ぜひご覧くださいませ!
https://www.youtube.com/watch?v=RYtLibcktd4

それでは、今回はこんなところで失礼しますm(__)m

kusabuka 2017.08.26

先日8/19、20に茨城県土浦新港スタートで開催されたW.B.S.最終戦で初日4本3,275g、二日目4本4,055gトータル7,330g釣り、8位フィニッシュで年間優勝する事ができました。

毎年、レギュラー戦の5回のトータルウエイトで争う年間優勝を目標に掲げて、5年ぶりに獲得出来たこのタイトルは自分にとって、本当に価値あるものです。

7月末に徳島県旧吉野川で開催されたワイルドカードからこの1ヶ月間で16日間釣りをさせていただきました、光大郎くんと会社に感謝します。

皆さん、もうお使いいただけましたか?ブレーバー50が発売になりました。
先日、放送になりましたAbemaTVの「ビッグフィッシュバトル」でも3本中2本釣り、1番大きいサイズ1,240gもブレーバー50のスナッグレスネコリグでした。
そして亀山湖の動画撮影でも同じく、立ち木でビッグバスを釣りました!

サイズ感は関東でドンピシャサイズです。
やっぱり、お薦めはどんなタイプのポイントに対しても使い易い、スナッグレスネコリグですが、ジカリグのフリーフォールからのボトムパンプ&スイミングもお薦めです。

今週末は体を休めようと考えていましが、やっぱりフィールドへ行くことになりましたw
そろそろプロトスピナーベイトのテストも最終段階です。
こちらもお楽しみにしてください~

sato 2017.08.09

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今回は、最近の小貝川釣行についてご報告します。

8月に入り、暑さもピークといったところでしょうか?
小貝川のバス達もより快適に過ごせるエリアを求め、
夏の定番、流れとシェードが複合したスポットに集まっています。
小貝川の場合、本流にあるブッシュカバーがそれに当たります。

(小貝川本流のブッシュカバー)

このブッシュカバー攻略には、3つのリグを使い分けています。

・カバーの中を直撃するのは、ウルトラバイブスピードクローのテキサスリグ。

・カバーの外側から滑り込ませ、ちょい中までにサスペンドするバスを狙うのに、
ファットイカのノーシンカーリグ。

・カバーのキワ、および周辺のシェード内をウロついているバスには、
ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグで、中層をシェイクしながらスイミング。

(小貝川での釣果)

(今回使用したリグ写真)

自分にとっては定番のワーム&リグ達ですが、それぞれに役割があります。

(小貝川のバスは、とても筋肉質で、太く、健康的な個体が多いところも、魅力です。)

また今回、新作のブレーバー5インチを実践投入しました。
サイズダウンしても、動きの良さは相変わらず、針持ちの良さもGoodでした!

また、中層をシェイクしながらのスイミングで効果的だったのがツートンカラーです。

(ブレーバー5.0インチのツートンカラー。左からDOZEU、グリパンチャート、グリパンオレンジ、ライトグリパンピンク)

ブレーバーは、ただ巻きでもテールの振動を拾って身震いしますが、
シェイクを加える事でローリングアクションが加わります。

背と腹のカラーが交互に明滅することで、バスからも見つけやすいと思いますし、
アングラー側からも、ルアーの泳いでいる位置が見やすいので操作しやすいですよ(^^)

今後、秋に有効になる横の動きにも、ブレーバー5インチのスイミングはハマりそうだと感じました。
ネコリグのスイミングシェイク、皆さんも是非試してみて下さい!

(カスミおかっぱりでのバス釣果)

霞ヶ浦オカッパリでも、ブレーバー5インチ好調ですよ~\(^o^)/

kawamura 2017.08.04

こんにちは、川村です。

梅雨が明けて暑さもピークに!
好きだけど、正直ツライシーズンでもあります。

ツライのは言うまでもなく暑さですが、好きというのは釣り的に、です。
流れの利いたエリアでのカバー撃ち、サイト、トップウォーター・・・全部大好きな釣りですね(^^)

ここ最近はルアマガダイワページのロケにて広島県にある三川湖&八田原ダム、アングリングバスロケにて霞水系、そしてイベントで訪れた徳島は旧吉野川水系にて、3釣行連続50アップに恵まれました。
そう、夏はオカッパリから最もデカバスが狙えるシーズンでもあるのです。

(アングリングバス、霞ヶ浦水系取材にて)
デカバスほど潜む場所に妥協はありません。
夏であれば、涼しい流れがあって、日中でも日差しを遮る日陰があって、エサが豊富にいる一等地に陣取ります。ある意味シンプルで分かりやすいので、“あとは喰わせるだけ”な展開に持っていきやすいのですが・・・
そこはこれまで生き長らえてきた賢い個体ですから、そう簡単にはいかないワケです。

上記のフィールドでも、
時にはスピードトリックによるリアクションに特化させて、
時にはマッチ・ザ・ベイトが功を奏して、
時には濁りに乗じてボリュームベイトを使って、
時には閃きで初めて使ったルアーがハマッて・・・など。

(ルアーマガジン、広島取材にて)
その場、そのバスに応じてリグや誘い方、ルアーを合わせることでデカバスが反応してくれました。
それぞれの詳細は8月末売り号のルアーマガジンやアングリングバスにて紹介していただく予定です。

で、唯一プライベート釣行となった徳島ですが、
師範代こと浦川正則さんにお世話になり、久しぶりにご一緒させていただいての釣行でした。

かつてはグッドサイズがよく釣れた旧吉野川水系ですが、今はそう甘いものではありません。
個体数も少ないと感じますし、なにより水位変動の激しいフィールドのクセとして、
流れがないときは本当にバスが口を使わなくなってしまいます。
流れが利いているときは、むしろルアーへの反応は素直だとも感じるのですが・・・

旧吉野川の水が入った水路は水色もクリア気味、しかも今回は流れがほぼないので食い気も渋いだろうと。
リアクション的に捕食のスイッチを入れて見切らせないためにはスピードが欲しい。
しかしアピール力の強いルアーでそれをやると、狭い水路では驚かせてしまう・・・

素早く逃げるように、かつ、速引きしても派手にならないよう、小さめのルアーがいいな・・・
はっきり見せすぎないならトップウォーターかな、と目にとまったのはディスタイルさんのレゼルブ。

水路の幅も狭いので、真ん中を通してきても十分に両サイドからもルアーに気づいてもらえる。
ならば見つけてもらって襲わせたほうがスイッチ入るかな?

レゼルブが水面から飛び出さないギリギリのスピードで走らせてくると、
「これはキテる・・・!」と釣れそうなのにやられた感 (^_^;)
そして早々にドバッ!と水面が割れ、重々しく突っ走る強烈な引き!
54㎝ありました。

この日Basser誌主催のワイルドカードに参戦していた草深さんにもこのことを伝え、
翌日一緒にオカッパリをすると、やはりグッドサイズを仕留める結果に。
ルアーパワーを感じます。

ルアーが持つ性能が高いことはもちろん、その使い方によっても特化した能力を秘めているモノは代用が利かず、ボックスから外せない存在になりますね。武器が増えました (^^)

さて、そんな最近、ちょっと嬉しいことが。
Basser誌にて掲載されていたノーシンカーワームの特集は自分にとっても興味深い内容でした。
様々なワームの水中アクションの検証に弊社の水槽をご利用いただいたこともあり、仕事の合間に覗きにいってはいたのですが、どんな検証結果になっているのか?

弊社ブレーバー57の検証結果が「ストレート系の中ではフォール中のアクションが最も激しい。ボディを大きくくねらせながらスローフォールする」と記述されていました。

ちなみにかつてデザインしたドライブスティック(O.S.P)も、「バックスライドカテゴリーではもっとも激しく、ボディが身悶えるようにロールする」と。

これがなぜ嬉しい結果だったのか?激しく動けばいいの?という声も聞こえてきそうではありますが・・・

室内水槽は、特にノーシンカーリグのフリーフォールでの自発的アクションにおいてはもっとも有利な条件です。風でラインがあおられることもなく、流れもない。おまけにラインの長さも短いので、ラインの抵抗も少ないです。

実際のフィールドではラインが受ける風や水の抵抗によってワームが引っ張られる状態となり、フォール中の自発的アクションは小さくなります。風や流れが強くなればなおさらで、離れた場所からピッチングしてもらい観察してみると、実は棒のように動かないことも。

だからこそ、余裕をもって動くように心がけているのです。
シェイプの細かな追い込みはもちろん、素材硬度と比重のバランスも吟味します。
自分ではそうしているつもりでも、客観的に評価されている今回の記事を拝見したときにホッとしたのです。

そして、ルアーマガジンさんでも!

ルアマガモバイル内での投稿されている釣果報告コーナーにおいて、
上半期の結果が掲載されていたのですが、なんとブレーバーが1位に!
人気投票ではなく、実際に釣れたヒットルアーの統計なので、これまた素直に嬉しい!

もちろんこれは短期的な結果ですし、定番として釣れ続いてくれることこそ大切ですので、まだまだこれからではありますが・・・
現在進行しているルアー開発においても励みになることは確かです。

8月上旬にはダウンサイジングした5.0インチもそろそろお店様に並んでいるかと思います。
よりタフコンディションにも対応してくれるといいな(^^)

それでは、暑さにムリせず、よい釣りを~!
長文におつき合いいただきありがとうございましたm(__)m

honda 2017.07.26

梅雨、いつの間にか明けてましたね、Bottomup 本田です。
梅雨時の “ビッグバド” を毎年恒例のお楽しみにしている一人としては、肩透かしをくらった感じでちょっと残念なまま梅雨明けとなってしまいました。

(コチラは過去の写真ですが、梅雨空でバド投げたい…)

その肝心の 雨 が少ないせいか、先日、霞ヶ浦流入河川の一つ小野川でボートを浮かべてきましたが、夏日が続いていたにもかかわらず、バス君たちが上流に突っ込んでいる感じは薄かったですね。
水温はほぼ30℃で、「涼を求めたグッドサイズが上流に集結してるでしょ( ⊙‿⊙)グッフッフッ」 と
もくろんで上を目指しましたが、こちらも肩透かし…
ヤングなバス(古っ!)達は元気で、ブレーバーのフォーリングアクションに好反応。
飽きない程度にラインが走るいいアタリで喰ってくれますが、サイズがなかなかあがらない(・・;)
結局プロトスピナーベイトのカーブフォールに、激バイトしてきた一発のみが40upで、それ以外は30cm前後という結果でした。

(プロトのスピナベをカーブフォールさせカバー際をかすめたら、ひったくる!という会心の一撃)

季節感を読み、魚とタイミングを合わせるのはホント難しいですよね。同行者と意見が一致したのは、「やはり雨かな」と、魚が上流を目指して動くキッカケとしての雨が少なすぎるのだろうという感想(言い訳でもありますが…(-_-;))でした。

こんな経験を重ねながらいつも“バスの動き・生態を知りたい!”と思っているわけですが、バスの本場アメリカにおいてその道で“バス博士”と言われる ダグ・ハノン氏のことは皆さんご存知でしょうか?

2013年惜しくも66才という若さで亡くなられてはいますが、残した言葉・考えの数々は、バスを追う釣り人にとって多くのヒントにあふれています。実釣でのルアーの選択・操作においてや、日々のルアー作りにおける様々な要素を考える時、かなり記憶は曖昧でありますが、氏の言葉が手助けになってることをたびたび実感しています。

「バスという魚はエサを捕食する際、まず遠くから伝わってくるラトル音や金属の擦れ音に興味をもつ。活性が高いヤングバスなら、この音だけでバイトするかもしれないが、経験豊かなバスなら興味はもっても疑問を抱き躊躇するだろう。そして、ルアーが近くにきて視界に入ると、クランクベイトの形やブレードのキラメキがエサに似ていたりすると、さっき抱いた疑問をバスは忘れてしまう。そして、ルアーとバスがさらに接近すると、キラメキの正体がエサではないことに気づいてしまうが、それと同時にブレードの下でゆらめく何かに意識は奪われる…。」

うろ覚えですがこのような感じの話で、その時は特にコンビネーションルアーと呼ばれるスピナーベイトの、バスに口を使わせてしまうカラクリがまさにこのイメージであり、複合型ルアーへの信頼が強くなったのを覚えています。そうなると、釣果にメンタルが作用するのか?バスが不思議と釣れるようになるから釣りは面白いですよね。

kusabuka 2017.07.19

早速、前回コラムでこれからメインになりそうと書かせていただいていた、ブレーバー5.7(テールカット)のオフセットダウンショットでグッドサイズを釣りました。狙い通りの夏のパターン!!水通しが良い縦ストでした!!

梅雨明け後はますます、水通しと流れとシェードの三大要素が重なり合う場所でしか、ナイスバスは釣れなくなります。特にこれからエリア選択が重要になってきますね。三大要素を意識してバス探しをしてみてください。

私はW.B.S.第4戦終了後は動画撮影を2日連続おこなってきました。
まず、AbemaTVの「BIG FISH BATTLE」で霞ヶ浦水系オッカパリへ。
1対1の対戦企画になり、1匹のサイズ(重さ)で勝敗を決めるバトルです。
プラクティス禁止のぶっつけ本番ルール。
行く前にある程度プランを立てて望みました。
シーズナルなバスの動きを想定して、狙いをハッキリさせ、1日霞ヶ浦を走り回りました。
結果はオンエアをお楽しみに!!
特にエリアの絞込み、バスの探し方、バスの喰わせ方などをご覧頂ければと思います

翌日はブレーバーの実釣動画撮影で亀山湖へ移動
夏の亀山湖の定番ワカサギボイルを横目に、インレット(流れ込み)を目指して、
遡上開始!!
マイナス1メートルの減水のため、エレキを上げたりして何とか上流部まで到着。
水位が低いせいか、思いのほかビッグバスを発見出来ず・・・
5インチのノーシンカーワッキーリグで35cmぐらいまでのアベレージサイズを数本釣りましたが、サイズが期待出来なかったので上流部を見切り、本湖方面へ移動。
途中、岩盤エリアの中層をジグヘッドワッキーで釣るがサイズアップならず・・・
最後は本湖で水通しが良い岸から一番離れている立ち木にブレーバー5インチのスナッグレスネコリグのフリーフォールで狙うと、
ブリブリの47cmが釣れました!!

その後も立ち木の攻め方を解説しながら2本を追加して、トータル10本。
久しぶりの亀山湖を楽しませてもらいましたw
動画の公開は8月上旬を予定しております。

改めて、ストレートワームでありながらフリーフォールでもアクションすることでサスペンドしているバスもより喰わせる事が出来るブレーバーは唯一無二と感じた1日でした。立ち木まわりはメインの幹から枝が水中には複数あり、根掛かりが多い。極力根掛かりを減らすことができ、ストレスなく釣りが出来るスナッグレスネコリグがおすすめです。

ブレーバー5インチは8月上旬には店頭に並ぶ予定です。今まで、5.7インチでは気持ち大きいと感じた状況で使ってみてください。カラーも新色が4色追加です~

今回の撮影では新色の右からワカサギ、ライトグリパンピンク、グリパンオレンジが活躍しました。
特にライトグリパンピンクの水に馴染みながらもボアッとしてアピールする感じがたまりませんね!!
亀山湖ぐらいのステインな水質でもバッチリでしたよ。

sato 2017.07.11

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。

先日は久しぶりに、霞水系の野田奈川へボートを浮かべました。

かつては真冬でもハードルアーで好釣果が得られる有望なフィールドだったのですが、
ここ最近はあまり良い釣果も聞かず、アベレージサイズも小さくなってしまったため、
足が遠のいていました。

釣行数日前まで雨が多かった事、そして当日は曇り予報だったので、
フロッグやバズベイト等、トップの釣りを期待しつつ、
良型のバスはどこにいるのか(・・?
と、フィールドのポテンシャルを再確認したい思惑もありました。

いざ釣りを開始し、フロッグからキャスト!
トップ楽しい~(^▽^;)
でも、出ない~(~_~;)
おまけに曇り予報が外れて、微風のドピーカン、気温も30度超え状態へ。

これはマズイと思い、ブレーバー57のスナッグレスネコリグにチェンジ。
数投後に、子ぶりながらキャッチできました(^^;

その後も、数匹の子バスはブレーバーでキャッチできたのですが、 
圧倒的に多いのが、バイトはあるが乗らない状態 ”(-“”-)”

やはり、アベレージが小さいのかな~
このサイズじゃ、フロッグどころじゃないな~
と、凹んでおりましたが・・・

あ(;゚Д゚)!
草深さんに教えてもらった、ガストネードを試してみよう!

キャストを開始!!そしたら・・・
バイトが止まらない~(゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)(^▽^;)!!

キャストすると、子バス・ギルも含め魚がワイワイ寄ってきて、
モーレツアタック状態!!

また、トリプルフックゆえ、ショートバイトが取れる~(^▽^;)
「これはスゴイ!!」
と感心しつつキャストを続けた結果、一日中バイトが続き、
たくさんのアベレージサイズをキャッチする事が出来ました。

霞水系育ちの自分は正直、i字系ルアー・・・(・・?
イマイチ、ピンと来なかったのですが、
ガストネード、ここ数年で一番、衝撃を受けたハードルアーです。
固定概念に囚われるのは、ダメですね。
草深さん、ありがとうございます

一方、良型のバスは夏の一等地(大きいシェード・沖にある縦ストラクチャーなど)を
陣取っている感じでした。

(縦ストに浮いている良型サスペンドバスを、ブレーバースナッグレスネコリグのフォーリングでキャッチ!)

(同じく、サスペンドバスをガストネードのただ巻きでもキャッチ!カバー最奥のシェードからはフロッグでも)

今回使用したルアーです。上から下へのルアーローテーションで攻めました。
ジグスピナー×チャターベイトは模索中です!!(;^ω^)

                               

kawamura 2017.07.06

こんにちは、川村です。

ここ最近はプライベートボートフィッシングに、取材では印旛水系に霞水系と、
フィールドには週イチペースで行っています。

気温が30℃を超える日も多くなり、すっかり夏の雰囲気に突入!
・・・ですが、カラ梅雨による減水によりこの時期いいはずの流入河川の流れが弱く、
上がってきているバスが少なかったり、その少ないバスはスレきっていたりで、
オカッパリ釣行では甘くない状況が続いております”(-“”-)”

そんなここ最近のフィールドコンディションでも、釣果をもたらしてくれているルアーやリグを挙げると、
シンキングスィッシャー、ポッパー、スモラバ、スナッグレスネコリグ・・・といったところ。

特にシンキングスィッシャーには相当助けられています。

(上:ガストネード70S、下:ステルスペッパー110S)

ハードルアーでありながらデッドスローに誘え、それでいて高速で回転するペラの目まぐるしさやフラッシング、擦れ音など、バイトを誘発する要素が詰まっていること。対応レンジも幅広く、ほぼトップウォーターといえる表層から任意の中層まで、泳がせてくる深さを調整できるところも重宝します。
ここだけの話、水面から出るか出ないかくらい・・・わずかに引き波を出して泳がせてくる使い方はかなり効きますよ(^^)v

愛用しているのは、ガストネード70Sとステルスペッパー110Sの2アイテム。
サイトフィッシングやハイプレッシャーでの喰わせ重視ならスピニングタックルにガストネード70S。
バスに見つけてもらうためのアピール力が必要な状況、もしくはベイトタックル1本で釣り歩くならステルスペッパー110S、といった感じで使い分けています。

(釣りビジョン『follow my F』印旛沼水系ロケにてガストネードフィッシュ!! 初回放送は7/18火曜日22時から)

ポッパーは、着水点からワンポップで一気にハイアピールに達する瞬発力が他のトップにはない特徴だと思います。移動距離を抑えた誘いも得意であることと相まって、タフコンディションでも欠かせないルアーですね!
トップゆえ有効な状況は限られますが、最近の釣行で最大魚を引き出している確率は最も高いです。

長年マイケルを愛用してきましたが、今はスティーズポッパー。

首振り、スプラッシュ、ポップサウンド、それらすべてをハイレベルにこなしてくれることと、
比重の重いフロロカーボンラインで誘い続けても水中に突っ込まないので、ワーム兼用のバーサタイルタックルでも扱いやすいところも気に入っています。

スモラバはいわずもがな、の喰わせの代表選手。

細かな一点シェイクはかつての威力ほどではないもののやっぱり強く、特に中層での喰わせにおいては最も自信のあるルアーです。
僕の場合、中層で誘うなら水平姿勢はゆずれないところで、そうなると、使うスモラバはラインアイがフックに対して90度であることが条件となります。

トレーラーは自重があってキャストしやすく、水押しも強めのドライブホッグのフラスカートをカットしたものと、細かな一点シェイクでの完璧な水平姿勢と、繊細に震えるアクションが秀逸なスタッド4インチのボディを短くカットしたものがフェイバリット。

そしてスナッグレスネコリグは、年間を通して一番多くのバスを釣っているリグです。
自分にとってはバスがいるかいないかの判断をしていくサーチルアーとしても、
バスを刈り取っていく喰わせのルアーとしても役割を果たします。
セットするワームはブレーバー。

(上:ブレーバー5.7インチ、下:ブレーバー5インチプロト)

ネコリグでのバイトはボトムに着底してからが大半を占めるところ、フォール中にも喰わせることが狙いで開発しましたが、スポーニングシーズンを終えてからはフォール中にラインが走るバイトが増え、中層に浮くサスペンドバスを捉えられています。

先日のルアーマガジン誌『陸王』でもそうで、いずれDVDにてご覧になる方に注目していただきたいのは、
ブレーバーのスナッグレスネコで杭やブッシュといったカバーから釣っているシーンです。
キャストしてからロッド操作に移る前に合わせていることが多いはず!

これは、フォール中に喰ってラインが走る、もしくは、ボトムに着いた直後に喰っているからです。
シェイクなど、こちらから動かす前に誘えていることで、ラインを張った瞬間に警戒してしまうバスも、
その前に喰わせられているかもしれません。

最近意識しているのは、着底してからすぐに動かさずに2~3秒ラインを弛ませたまま放っておくこと。
ブレーバーはシャッドテールの抵抗もあってゆっくり倒れ込むので、フォールで追ってきたバスをその間に喰いつかせる狙いです。その間はラインを見ていて、弛んで止まっているラインが走り出したらバイトです。

また、リザーバーのようにブッシュや浮きゴミの下が深いシチュエーションでは、
フォールでカバーを通過した後に、中層で止めてシェイクします。
フォールアクションに反応しつつも追って喰うほどアグレッシブでないバスも、直後に止まってその場で震えているとパクッと。

先日のリザーバー釣行ではかなり有効な手段でした。

(BITE『ENLIGHT』霞水系ロケにて、ブレーバー57のスナッグレスネコリグ)

他にも状況に応じて使うルアーはいくつもありますが、ここ最近の釣行で特に効果的だったルアーや釣り方を挙げさせていただきました。
参考になりましたら幸いです(^^)

honda 2017.06.29

こんにちは、Bottomup 本田です。
ちょうど去年の今頃でしたね
電話口の向こうからいつも以上の熱量で伝わってくるのは、釣り雑誌の企画で頂点に立てなかった悔しさと、その緊迫した勝負のなかでも、自分の得意技の一つである“スピナベサイト”が確実に機能したという自信… だったのかな。
その声の主は、もちろん弊社代表 川村です。
フィールドは富士五湖のひとつ西湖、言わずと知れた超クリアウォーターレイクですね。

(コチラは先週、プロトスピナーベイトの1/2ozでキレイな50cm、サイトではなかったらしいが…)

一般的な印象としては、スピニングタックルをメインにすえて、表層ではリアルミノー系プラグのほっとけ、中層ではそれらのミドスト、そして底層はスモラバや小さいポークのダウンショットなどの釣りが王道。ソフトルアーいわゆるワームの使用が禁止となっていますが、それゆえかハードルアーでの繊細な釣り方が進化している。難易度はそうとう高いけれど、バスのコンディション・体色の美しさ…そして周囲の風景も素晴らしい。

(夕方の景色、雰囲気 サイコー!)
そんな感じの西湖でスピナーベイト?サイト?
確かに西湖はウィードエリアもしっかり存在し、それに絡めればアリなのかな~なんて思ってはいましたが
川村曰く、オープンウォーターをウロウロしているバスをいち早くみつけ、そいつを速攻で狙い撃ち。アプローチが非常に重要で、バスの視界へ瞬間的に入れ込むイメージで静かに着水させ、カーブフォールでバスの口元に近づけていくと… 喰っちゃう とのこと。
オープンウォーターでも全然大丈夫で、バスにコチラの存在を気づかれたとしても喰うときは喰うらしい(・・;)
数年前から本人がメディアでも紹介しており、なかにはアームごとバッコリ食べる奴もいれば、ついばみ系の浅いバイトもありまちまちとのこと。喰う瞬間が丸見えだけにフッキングミスは超悔しいが、こっちから仕掛けて喰わせられるから“釣ったった感”が格別だとか。
「百聞は一見にしかず!」きれいなデカバスが見えちゃう西湖、これは今行くしかないということで即出撃となりました。初場所でやや不安もありましたが、川村多忙のためバスMAPを携えての単独オカッパリ釣行。

(駐車場など、詳細MAPはホント助かります)
到着するや遊漁券を購入し早速水中を凝視しながら歩きだすと、数は少ないながらも見えればデカくて黒くて太い( ⊙‿⊙) ただ、季節的にも産卵からすでに回復している状況であり、ウロウロの足がけっこう速くてアプローチが難しい。岬で待ち伏せし回遊してきた数匹のうちの一匹に口をつかわすも、一瞬重みがのった後にすっぽ抜け(ToT)、丸ごと喰ったのがアダになったか…

(スピナーベイトの宿命?アッパーアームがフッキングを妨げる)
これが唯一狙い通りにアプローチできた1回で、動いているバスの口元へ正確にカーブフォールさせるのは水深もあるため非常に難しい。

小バス君達はトップやスプーンで遊んでくれましたが、デカバスの喰う瞬間が見えてるだけに悔しすぎ… 居残り練習決定(・・;)川村オススメ?の”道の駅”で朝を迎えることに。

そして不本意ながらDAY2、昨日よりも浅いところにバスがけっこう見える(゚∀゚)しかも動きがスローな奴を発見!1投目一瞬喰いかける、2投目チラ見?、3投目ついばみバイトでフックアップ!
浅場だったので一気に寄せて抜き上げようとしたら、ギャー足元ではずれた~(>_<) その後も数回チャンスはあったものの、西湖のデカバスは結局手にできずじまい。不完全燃焼でモヤモヤしつつも、帰宅したときの家族の反応に恐怖を感じながら(+o+)帰路についたのでした。     この時、二日間で“スピナベサイト”について強く感じたのは、キャスティング精度が第一にあり、着水からのアプローチが何気に難しいこと。これは、多くの見えバス相手に練習するしかないというのを強く実感。そして、貴重なバイトをより深く確実にできないか… 、様々な妄想と川村の経験と感覚に基づく意見を、すり合わせる日々が始まるのでした。


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