こんにちは、鈴木翔です。
新年あけましておめでとうございます!
本年も当コラムをよろしくお願いいたしますm(_ _)m
昨年の年末から思う存分に釣りができていない日々が続いていますが、そんな中でも新しくリリースされたメタルバイブ【フルーミー】のおかげで魚に触ることができています。
フルーミー最大の特徴は、ボディ下部に設けられたカップ状のABSレシーバー(PAT.P)によって発生する“シミーフォール”(フラフラと震えながら落ちていくこと)。
このシミーフォールを活かすには、ラインテンションを抜いてフリーに落とすことが重要!
ABSレシーバーが水を掴んで落ちていく分、ストンッ!!と一直線に落ちていくタイプのメタルバイブに比べて、フォールの滞空時間も少し長めになることを意識しています。
「カップ状のABSレシーバーが水を掴む=水を押している」とも言えます。
“小さいけど水を強く押す”は、よく釣れるルアーの共通項のひとつ。(スクーパーフロッグやツーウェイのダウンショットリグ、サイコロラバーなどが好例!)
ディープレンジで使用することの多いメタルバイブにも、水押しがプラス要素になることは間違いなさそうです。
また、シミーフォールの影に隠れがちですが、“リフト時のレスポンスの良さ”もフルーミーの特筆すべき点の1つ!
これは、ボトム付近で扱うことの多いメタルバイブにおいて、個人的に最も重要視している部分。
大雑把に言うと、ボトムから1cm上げたところで動き始めるか、5cm上げたところで動き始めるか。厳しい状況になるほど、この差が釣果に大きく影響すると感じています。
一昨年の夏にサイトフィッシングで釣った時のバイトシーンを見ると、立ち上がりの良さがいかに重要なのかがよく分かります!(動画内で使用しているフルーミーはプロトタイプ)
リフト中の手元に伝わるブルブル感は強すぎず弱すぎず、適度な使用感があって良いですね!
そんなフルーミーのカラーラインナップは全10色。
個人的には、それらを5パターンに分類して使い分けています。
①膨張色(ホットタイガー>ライムシャッド>マットワカサギ)
②ゴールド系(クロキン>バーニングシャッド>※GORI)
③万能系(クラウン)
④シルバー系(セクシークローム>渋銀>※稚ギル)
⑤地味系(GORI>稚ギル)
※強い>弱い
※GORIは②、稚ギルは④の最弱としても分類可。
濁っている時やローライト時は①と②。(フラッシングの有無で選択)
透明度が高かったり、小魚を偏食している時は④。
晴れていれば⑤。(マッディ=GORI、クリア=稚ギル)
困ったら③。
これらを基準にしつつ、さらに細かな状況毎に、各系統の中から最も適していると思う色をチョイスしています。
現在、ボトムアップのYouTubeチャンネルで公開されている府中湖での実釣動画では、夕方にホットタイガーカラーで連発!
人間から見るとエサとはかけ離れているように見えるので敬遠されがち??な色ですが、パワーのある色だと思います。
↓その釣行の模様はコチラから!
最後に、この動画内でも解説していたフリーフォールとテンションフォールの使い分けについて。
霞ヶ浦水系など足元を釣ることが多い東のフィールドに対し、ため池やリザーバーなど沖を広範囲に釣ることが多い西のフィールドでは、テンションフォールも多用します。(特に全体水深が浅く、フラットな地形の皿池。)
縦の地形変化やピンスポットをタイトに狙うならフリーフォール。
広範囲や水深変化の少ないフラットをテンポよく探るならテンションフォール。
あとはフォールスピードの違いでも使い分けができます。1投の中で合わせてみると、バスにスイッチを入れるキッカケになることも!?
フルーミーならではのシミーフォールを活かすなら前者がオススメですが、引き出しの1つとして是非!
《フルーミー使用タックル》
◎ベイトタックル(近距離で手返し重視、根掛かりが多い所)
ロッド:ロデオライドBF65LXFF(イマカツ)
リール:アルファス AIR TW 8.6L(ダイワ)
ライン:ガノア アブソルート8lb.(バリバス)
◎スピニングタックル(近〜遠距離、操作性重視)
ロッド:リベリオン661ML/LFS(ダイワ)
リール:ルビアスFC LT2500S(ダイワ)
ライン: マックスパワーPE S-spec 0.6号+ビッグトラウト ショックリーダー2.5号(ともにバリバス)
いよいよ年末。弊社も本日にて仕事納めを迎えました。
本当に、一年あっという間!
釣りでも開発でも、思い通りにいったこと、いかなかったことありますが、多彩なフィールドに挑ませてもらい、新たな性能をかなえた新作もリリースでき、充実した一年であったことは確かです。
個人的には、陸王は予選で敗退し、艇王では決勝でノーフィッシュ。
ノータイトルで終わることとなり、イチから出直しといったところです。
オカッパリとレンタルボート、どちらもやっているのがここ数年のスタイル。
すると、オカッパリでは筋力の衰えを実感するし、ボートではライブソナースペシャリスト達との差に愕然とするケースが増えている。
バスボートへの気持ちがグッと高まる一時もあったりして・・・
これから何を選択し、集中するのか!? そんなモヤモヤはあったかな~(^^;
ただひとつ言えるのは、陸王は必ず獲り返したい!!しかし、今のままではそれは叶わない気もしています。
さらにハイレベル化していますからね!
パターン化してしまっている自らの釣りから、新しいものを取り入れていかないとジリ貧です。
ルアーに関しても、これまで流行りモノには無頓着な方でしたが、積極的に試してみること。
水中の真実を知れるライブソナーを導入することも、魚探のないオカッパリにおいても生きることがありそうです。
ルアーのトレンドにおいては、極細ストレートワームやマイクロベイトが挙げられる年でしたが、
個人的には、スクーパーフロッグマグナムがM.V.Pかな。デカい魚を数多く釣らせてもらいました。
他には、初夏~夏はビーブルでの釣果が多く、スピナベサイトも一時の流行りから落ち着いたからか、よく効いてくれましたね。
シーズン通してはジグストの出番が多く、ギャップジグ+ブルスホッグダディorポーク、フレックスジグ+スクーパーフロッグマグナムorダディ(プロト)は常にリグっている状態でした。
そして、スクーパーフロッグのダウンショットは、元旦初バスからの、今年も威力は健在でした。
今月号のBasserロケではスクーパーフロッグダウンショットがテーマでしたが、「あえてカエルのイメージがないワカサギレイクでやりましょう」と。
カエルとは関係なくとも効くことを証明したかったからです。
相模湖を訪れたのは一年以上ぶりでしたが、ベーシックなバンク流しに来た一発は、スクーパーマグナム丸飲みの50アップ!
この日の相模湖では大会が開催されており、ライブソナーによるシューティング、そしてマイクロベイトはもはや常識の世界。
画面上でサイトフィッシング同様にバスの口元で仕掛けられる釣法に対し、ルアーパワーでバスを引き寄せる釣法はひとつの対抗策かもしれませんね。
スクーパーフロッグのみならず、弊社の開発においてもっともこだわるのは “ニューアクション” 。
今年はありそうでなかったライブリーシンキングスィッシャーの「ジョリー」と、
バックスライドフォールと自発的アクションを限界融合した「ハリースライド」、
そしてメタルバイブでは唯一無二のシミーフォールを実現した「フルーミー」
来年リリースするアイテムにはどんなアクションを盛り込んでいるか!?ご期待いただければと思います(^_-)-☆
フィールドにおいては、バスの個体数の減少は各地にいえることだと思います。
要因はいくつかあるのでしょうが、これまで以上にバスを大切にしなければならないことをより痛感した一年でもありました。
このままだとマズいのは明らかで、スポーニングシーズンにバスをライブウェルで移動する大会は自粛する動きが広まるといいな(配慮されている団体もあると思います)。
卵にしても稚魚にしても、親が守らないと生き残れないのがバスですからね。
バスを移動しないオカッパリ大会にしても、ゲスト依頼をいただいた大会がスポーニングシーズンとかぶっていたため、開催時期を変更してもらったこともありました。
関東であれば4月中旬から5月いっぱいまでというような、旬となる一か月半ほどをかわすだけでも効果はあると思うのです。
また、釣ったバスを乾いた地面に置かない。長時間水から出しっぱなしにしない等、必要以上にダメージを与えない扱いも浸透しつつあるとは思いますが、まだ・・・
知らない方には、そっと教えていただけたらありがたく思いますm(__)m
今年も一年、お目通し、そして弊社アイテムをご哀願いただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいm(__)m
先日、房総リザーバーの戸面原ダムへ行ってきました。
もちろん、フィールドレポーター石井一樹のフルーミーでの釣果も聞き、【https://bottomup.info/column/20221215ishii/】釣りたいルアーは「フルーミー」。
朝の気温は0℃
さすがに年末に近づいており、早朝は指先がジンジン痛い((+_+))
少し前までは水温も14℃ぐらいあったようですが、朝の水温9℃台で一桁へ突入していました。
厳しいと予想しながらも、釣りを開始して2時間で3本キャッチ。
午後には12分間で3本連続キャッチもありました。
終わってみれば、1日で40cmアップも含み7本キャッチすることができました。
プロトも使っていましたが、改めて今回使用して本来、無機質な鉛と真鍮板で出来たメタルバイブが、シミーフォールすることで生き物っぽさが生まれ、リアクションと喰わせ力を兼ね備えているのがフルーミーの特徴と再確認。
リフト時の動き出しの早さにも拘りましたので、常にバスを魅了し続けることが出来るメタルバイブです。
全てのバイトが50㎝ぐらいリフトした後のシミーフォール中で、リフトした時に勝手に乗っている感じではなく、本気喰いするようなバイトばかり。
リフトした後のフォールでラインを凝視していると、バスがフルーミーを吸いこみ、ラインが引き込まれたり、横へ動いたりする激しいバイトが多かったです。
写真にあるような水深がある縦ストラクチャーにも、ほぼ真っすぐにシミーフォールするので狙ったスポットをイメージ通りにアプローチ出来るのもGoodです!!
当日は比較的きれない水色だったので、地味カラーでのローテーションが効果的でした。
実際釣れたカラーはクラウン、渋銀、稚ギルの3色。
ローライト時はクロキンも多用しました。
今回のタックルは、ダイワブラックレーベルのSGシリーズ「BLX SG6011L/MLXS」
これにPEライン「UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号」でリーダーはフロロ2号を1mセットした仕様です。
普段スピニングタックルは同じパワー表記のBLX SG641L/MLXSをメインで使用していますが、メタルバイブでは、おかっぱりは足元の護岸際、ボートの場合はバーチカルに狙うことも多く、0.3ft(約8㎝)短いことで使い勝手でかなり変わります。
Lパワーのティップが繊細にフルーミーをリフトでき、不用意な根掛かりを激減させることができます。
バットはMLパワーなのでPEラインと相まって、しっかりとしたフッキングが出来ます。今回の釣行ではバラシもなく全てキャッチすることが出来ました。
フルーミースペシャルとして、今年の冬は大活躍してくれそうです!!
フルーミー(5g)
ロッド:BLX SG6011L/MLXS(ダイワ)
リール:イグジスト2506H(ダイワ)
ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si2 0.6号(ダイワ)
リーダー:フロロ8lb.
最後に、今年1年間ボトムアップコラムをご覧いただきましてありがとうございました。
来年も引き続き、皆様のバスフィッシングのお力添えになるようお伝え出来ればと思います。
釣り納めにはフルーミーをお忘れなく。良い年末年始をお迎えください。
草深幸範
こんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です。
朝の気温が氷点下になる日も出てきて、いよいよ冬だなと感じています。
寒くても、釣りがしたい!もっと上手くなりたい!
この一心で釣り場に足を運んでいます。
今回はそんな初冬の霞ヶ浦水系の様子をレポートさせて頂こうと思います。
この時期に特に気にかけていることは、時合いです。
いくら寒いとはいえ、バスも捕食をしなければ生きていけません。
しかし、ハイシーズンのようにほぼ毎日積極的にエサを追うわけではなく、最低限の捕食で済ませている感じで、朝夕の時合いも短いです。
寒くても頑張って早起きをすると良い思いができるかも!?
朝イチ、北浦本湖で【フリッシュ3.5インチ】のホバスト!
44cm/1450gと、長さの割に重い丸々した子でした。
朝のチャンスタイムに、よりアピール力がある物で効率よくラン&ガンしていくのも1つ手ですが、風が弱い場合や人が多くプレッシャーが高い所では、近年流行りのアラバマリグやビッグベイトに反応を示さないことが多々あります。
そんな時に多用するのが、フリッシュのホバスト。
サイズ感が小さすぎず、シャッドテールの抵抗で移動距離を抑えて誘える。
この移動距離を抑えるというのが低水温期のキモかなと。
言葉では表現しきれないあの生っぽいフラッシングとロールは、いつ見てもすごいなと声に出してしまいます笑
別日には、【ジョリー】でも40up!
こちらも朝イチ。
艶かしく身をよじらせる様なロールをするジョリーですが、一般的なただ巻きやシェイク巻きだけでなく、ロールさせないスピードでのI字引きや、連続トゥイッチ、ジャークなど多彩なアプローチもできる所が優れている点かなと。
この魚は正にで、最初はシェイク巻きで通すも反応が無かったのでI字引きを。
それでも反応は無く、リアクション要素も加えてみようとジャーク入れてみるとゴンッと!
リップが付いているので移動距離が少なく、瞬間的にペラが回り複雑な波動を生み、色調変化が出やすいカラーリングをしているので、ヒラを打った際のギラッという視覚的アピールも良いです。
先述したフリッシュを使う状況よりも、風が強かったり、光量が少なかったり、リアクション的な誘い方もしたい時にジョリーを使うイメージです。
では、朝イチが釣れなかったら諦めるしかないのか?
そんなことはなく、朝イチを外してしまっても釣れる可能性は有ります。
消波ブロック帯にて、【KOSMO2.5g】+【M.P.S BIG】の黄金コンビでマイクロピッチシェイク!
消波ブロックと護岸の隙間に入れて誘うと直ぐにバイトがありました。
カラーはパールシュリンプ(KOSMO)+ゴーストパール(M.P.S BIG)
かなりお気に入りカラーで、使用頻度はNo.1です。
膨張色なので穴の中やマッドカバーのような光量が届きにくいスポットでもアピールでき、透け感もあるので、バスにじっくりルアーを見られるこの釣りにも最適かなと。
また、バスのメインの捕食対象がエビからベイトフィッシュに移っているこの時期に、ベイトフィッシュにも化けられるカラーなので重宝します。
霞水系だけでなく、光大郎さんに誘って頂き高滝湖へも!
高滝湖は、学生時代に陸っぱりで一度来たきりだったのですごく懐かしく新鮮でもありました。
光大郎さんも見たことがない程の減水で、魚探を使った沈み物シューティングがメイン。
午前中は穏やかな天気で雰囲気があまりなかったのですが、光大郎さんがフルーミーでグッドサイズ!
お昼頃からは風が吹いてきたり雨が降ってきたりで釣れそうな雰囲気に。
そのタイミングで僕も、【スクーパーフロッグ】のダウンショットリグで43cmをキャッチ!
このリグですが、本当にルアーパワーが凄いなと。
カエル喰いのフィールドでなくても関係なく効くとか…。
その後も光大郎さんがスクーパーフロッグ(ラバーチューン)とフルーミーで4本キャッチし、船中6本!
今回も学ぶ事が多い釣行でした。
また、房総で驚異的な釣果を出していた【スクーパーフロッグマグナム】ですが、霞ヶ浦水系でも45cm、48cmの単日2本とかなりの活躍ぶり!
フレックスジグ10g(DAIWA)に合わせて使用しました。
最後に、これまでには無かったシミーフォールするメタルバイブ【フルーミー】。
シミーフォールが活きる使い方は何かと考えた時に浮かんだのが『テクトロ』で、垂直護岸が多い霞ヶ浦水系だからこそのテクニックです。
テクニックと言っても難しい事は無く、シャクリながら歩くだけ。
・リフト後、間を作らずにラインテンションを抜けるのでシミーフォールさせやすい。
・フラッシングや明滅を伴って落ちることで、濁ったフィールドでも気付いてもらいやすく、食わせの間も作れる。
・スライドフォールしないので、護岸から離さずにアプローチができたり、消波ブロックの穴など狙った場所にタイトに落とすことができる。
・足元での使用なので、根掛かりしてもほぼ回収が可能。
上記がメリットかなと。
これから先の厳寒期の、頼れる相棒になること間違いなしです!!
年末の釣行も張り切っていきます!
それではまた!!
皆様こんにちは!!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
12月になり、バスも越冬を意識してディープに溜まり始める季節。
低水温期となりリアクションの釣りが有効になるタイミングです。
この冬、僕がメインにするリアクションの釣り
・FLUMMY(フルーミー)
・BREAVOR MICRO(ブレーバーマイクロ)リアクションダウンショット
2つの釣りについて釣果報告を交え紹介したいと思います。
先日発売となりましたFLUMMY(フルーミー)
メタルバイブとしては初となる、シミーフォールを実現しています。
「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、まずフォール中の映像をご覧頂く方が分かりやすいと思います!!
左右に動きながらフォールしていく姿は、まるで生物。
そこにフラッシングも加わり、魅力的なフォールを演出しています。
リフト&フォールの釣りにおいて、これは大きなアドバンテージになると確信しています。
僕のメタルバイブのバイトイメージは、リフトの際に竿先に重さがのるバイト。
そんなイメージが先行するルアーでしたが、先日釣ったFLUMMY(フルーミー)のバイトは、フォール中にラインが走るバイトでした。
これは正真正銘、シミーフォールの効果を感じるバイト。
フォール中でバイトをとるのは、メタルバイブでは初めての経験でした。
早速、シミーフォールの威力を目の当りにした釣行となりました。
釣ったエリアは、周りより水深があるエリア。
縦ストラクチャー(杭)の横に落とし込んだフォール中のバイトでした。
こちらも、フローティングストラクチャー付近でのフォール中のバイト。
「フォールで誘えるメタルバイブ」
今年の冬の釣行が楽しみになるルアーです(^^♪
メタルバイブは、使用するエリアを選んだとしても根掛かりが多発するルアー。
そこで、根掛かりを簡単に外すアイテム2つをご紹介します。
①ナス型オモリ
これは、フィールドレポーター石井さんもコラムで紹介していた便利アイテム。
実際に試してみると、面白いぐらい簡単に外れます。
スナップは逆さに付けておくとラインに装着の際にオモリを落とすこともなく、スムーズにルアーへと送り込むことが出来ます。送り込んだらゆさゆさ揺らすだけです。
②ルアーキャッチャー(ダイワ)
純正の物でも十分回収可能ですが、回収率をUPさせる為にチェーンを追加しています。
写真左が純正で、写真右がチェーンを追加した物です。
チェーンはホームセンターで簡単に購入できます。
ひと手間加えて回収率をUP!! 時間があれば試してみて下さい。
次は、ブレーバーマイクロのリアクションダウンショットリグ。
3.5gシンカーを使用して、早いフォールで誘います。
ここぞという有望なエリアを、根がかりで潰してしまうのはもったいない。
そんな慎重に攻めたい時は、ブレーバーマイクロでアプローチ。
立ち木周辺など、メタルはちと厳しそう…なんて時に使用します。
釣果は全て立ち木(6m前後)ボトム付近にサスペンドしているバスを魚探で確認し、狙っていきました。早いフォールで反応させて、シェイクで食わせる。
メタルバイブのような強い波動を嫌うバスには、ブレーバーマイクロがオススメです。
ラインはPE0.8号を使用。フロロラインより伸びが少なく、感度に優れます。
また、僕の一番の使用理由は、立木などウッド系カバーへの耐久性にもとても優れている点です。
12月に発売になりましたブレーバーマイクロの新色もチェックしてみて下さい。
個人的オススメは、グリパンチャートです。
マッディフィールドや光量の少ないディープで出番が増えそうなカラーです。
他にも、房総フィールドではお馴染みのミミズ系カラーや、ディープの定番ブラックなど既存のカラーライナンップも充実しております。
※カラーラインナップはこちらから確認できます↓
https://bottomup.info/products/breavor-micro30/
今回ご紹介したこの2つのリアクションの釣りを使い分けて、冬の価値ある1匹をキャッチしていただけたら嬉しい限りです(^^♪
≪ヒットルアー≫
≪タックルデータ≫
Lure:FLUMMY(フルーミー)5g
Rod:オンリーワンロッドオリジナル 66ML-ST
Reel:SSエアー 8.1(ダイワ)
Line:アディクトフロロ(山豊テグス) 8lb.
Lure: BREAVOR MICRO(ブレーバーマイクロ) 3.5gダウンショットリグ
Rod:スティーズ SC S 64L–SV・ST[FIRE FRASH]
Reel:セルテートLT2500S–XH(ダイワ)
Line:PEライン0.8号
Leader:ショックリーダー8lb.(山豊テグス)
Fook:インフィ二 ホビット6番(RYUGI)
2022年もあっという間に終わろうとしています…。
来年も大好きなバスフィッシングと全力で向き合う、そんな年にしたいと思います(^^♪
皆様、お久しぶりです!フィールドレポーターの山口将司です。
早速ですが、霞ヶ浦は大山スロープにて12月上旬(12/11)に開催されたローカルトーナメント(ラトルズトーナメント第7戦)に参加してきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
今大会は2022シーズンの最終戦。
最終戦を迎えるにあたり、これまでの総獲得ポイントで暫定1位をキープ…。
過去の12月に開催された大会結果からも、この最終戦で1本でも釣れば、おそらくポイント的に逃げ切りが可能。しかし、その1本を獲るのが果てしなく難しいのが霞ヶ浦ですが…。
今回は色々な事情もあり、大会に向けてのプラクティスは無しという、ぶっつけ本番状態でしたが、1本を釣る為の準備だけは、しっかりと進めてきました。
フィールドの状況ですが、12月ともなると、晩秋から初冬へと季節の移り変わりの微妙なタイミング。水温もグッと下がり、タフコンディションに拍車を掛けるというのが通例となります。
大会当日、メンバー、ゲスト合わせて11名がエントリー。
スタート後、スロープ付近の石積みエリアへ直行!水温が下がってくると、魚が集まってくるエリアですが、果たして…。
魚探の水温計を見ると、なんと10℃!想定していたよりも、水温は低下していない様子。逆にいうと、ソフトベイトでもハードベイトでも、どちらの可能性もあり、中途半端な水温とも言えます…。
この日は、朝から無風状態ということで、スモラバ(コスモ3.3g+ブルスホッグベイビー)をファーストチョイスし、石積み、もしくは石積みに絡む水生植物を狙っていきます。
狙いのストレッチをじっくり探るもノーバイト…。
次に、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグにルアーローテーションし、フォローを入れていきます。今度は、石積みの中でも、石の隙間に入り込んだ魚をイメージし、穴撃ちを繰り返していると…ググッと引き込まれるバイト!!フッキングに成功し、穴から出てきた魚は瘦せていて小さい…(笑)しかし、長さは25㎝を超えており、貴重なキーパーをゲット!
ファーストフィッシュをキャッチし、気持ちが落ち着いたのと、石積みの穴撃ちに一気に自信が持てました。
引き続き、ブレーバーのスナッグレスネコリグをメインに、ルアーローテーションを交えながら、まだ手を付けていないフレッシュなストレッチを撃っていきます。
ストレッチを流し切った所で、先ほどキーパーを釣ったストレッチに戻ります。
今度は石積み+水生植物が絡むスポットに、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグを投じると…ラインがスッと引き込まれるバイト!フッキング直後に水中の石に巻かれてスタックしますが、ロッドで耐えていると魚が石から出てきて、一気に横に走り出します!
魚の引きからしてキャットフィッシュか?っと思いましたが、魚体を見せたのはブリブリのグッドサイズのバス!
無事にハンドランディングに成功し、2本目をキープ!
7時の釣り開始から、8時40分ぐらいまでで2本キャッチと、モーニングバイトを捕らえる事に成功しました!
強風の予報なので、風が吹く前にリミットメイクの3本目を目指し、石積みエリアを広く探っていきます。北寄りの風がそよそよと吹いてきたタイミングで、またもや穴撃ちでバイト!しかし、魚との綱引き状態になり、敢え無くラインブレイク…(泣)そして、予報通りに爆風に…。
昼近くになったところで、エリア移動。風の影響の少ない、小規模な流入河川へ突入し、釣り進めていくと、強風により競技中止との連絡…。
2本1,680g(ビッグフィッシュ1,295g)をウェイイン!
結果は、2本のウェイインでしたが、優勝することが出来ました!
年間AOYも獲得です。私の他にウェイインしたのは僅か一人(1本)だけ…。
私と同様、石積みエリアにて、ジャークベイト(エバーグリーン社のフェイス87)での釣果とのこと。水温が上昇してきた10時過ぎにキャッチしたそうです。
大会の結果からもわかる通り、かなり厳しいコンディションでしたが、そんな中でも3バイト2フィッシュをキャッチしたブレーバーのスナッグレスネコリグを使った石積みの穴撃ちは、かなりハマっていたと言えます!
今回のMVPルアー!ブレーバー5インチの
スナッグレスネコリグ!カラーは霞ヶ浦水系の
絶対的定番、ダークシナモンブルー&ペッパー!
【TACKLE DATA】
ルアー:ブレーバー5インチ【スナッグレスネコリグ(シンカー1/32oz.)】
ロッド:STEEZ 681MLMFB-SV(スカイレイパワープラス)
リール:アルファス AIR TW 8.6L
ライン:YGK オルトロスFC 10ポンド
具体的な穴撃ちのアプローチですが、ショートピッチもしくはフリップといった近距離アプローチをメインとし、偏光グラス越しに見える水中の石の隙間を、正確に、且つ丁寧に撃っていくといったものです。
石積みを漠然と釣るのではなく、石の積まれた形状を目視で確認し、魚が入りそうな隙間を見極めてアプローチすることが一番のキモだったと感じます。
ネコリグのネイルシンカーのウエイトですが、普段は3/64~1/16oz.(1.3~1.8g)をメインにすることが多いのですが、今回は少しでもフワリとフォールさせたいのと、石への当たり方をソフトにし、根掛かりを極力減らす狙いから1/32oz(0.9g)を使用しました。
通常のネコリグはワーム頭部からネイルシンカーを少し出すセッティングをしますが、今回は完全にネイルシンカーをワーム頭部に埋め込み、シンカーが石に当たったときの音を少しでも緩和し、魚に余計なプレッシャーを与えないように配慮しました(実際に水中ではどうかわかりませんが…)。
φ28㎜スプール搭載のAIR系リールを使うことで、1/32oz.といった軽いシンカーのネコリグでも、軽快なピッチングが可能です。
そんなタフコンディションの霞ヶ浦でも、確実に魚を連れて来てくれるブレーバーですが、残念ながら生産終了となっています…。
現在、ブレーバーは完全リニューアルに向け、アップデートの真っ最中です!
新ブレーバーの発売がとても待ち遠しいですが、ボトムアップオンラインストアでは、既存のブレーバー5.7インチのスペシャルカラーGORI Ⅱが絶賛発売中となっています!!
GORI Ⅱはダークトーンのグリパンとシナモンのツートンに、ブルー&オリーブの極小フレークが入ったカラーとなっています。ゴリを意識したカラーということで、ボトムフィッシングはもちろん、シルエットがはっきりするカラーですので、急な濁りが入ったときにも是非使っていただきたいカラーとなっています。
年末に差し掛かり、さらに寒さが厳しくなってきましたが、今冬は新発売となったメタルバイブ、フルーミーで難解な霞ヶ浦を釣ることが楽しみです。
霞ヶ浦はもちろん、他のフィールドからも好釣果が聞かれるフルーミーですが、これまでのメタルバイブにないシミーフォールアクションを備えています。
霞ヶ浦も、さらに水温が低下し、一桁台になったときが、メタルバイブのようなリアクションベイトの本格的な出番となります!
先日、発売となったフルーミー5g!
見た目がとても可愛い!
これからの季節が本格的な出番です!
本コラムを持ちまして、今年の更新は終了となりますが、家庭の事情もあり、今シーズンはなかなか釣りに行く機会が出来ませんでした。
来シーズン、また環境がガラッと変わりそうなので、改めてこの場でご報告したいと思うのと、もっともっと皆様の釣果に繋がる、有益な情報を提供していきたいと思っております。少し早いご挨拶になりますが、皆様、良いお年をお過ごしください!
こんにちは、川村です。
今年も残すところあと半月を切り、いよいよ年末感が色濃くなってまいりました。
何となく慌ただしく過ごしておりますが、ロケやテストの機会もいただき、フィールドへは頻繁に出ております。
さて、先日メタルバイブ「フルーミー」の初出荷を終えました。
開発スタートからは5年ほど経っていましたが、途中頓挫した期間もあってのことです。
左右に揺れながら落ちる “シミーフォール” を目指すことは最初から決めていたこと。
バイブレーションプラグではモデルによって古くからあるアクションですが、メタルバイブでは例がありません。
リフト&フォールで誘うルアーですからね、魅力的なフォールアクションが釣果の差になるであろうことは容易に想像がつきます。
しかし、前例がないということは、実現できるかすら分からない。そんなところからのスタートでした。
腹部で抵抗を受けることでシミーフォールを発生させるとなると、重心を後方にまで分散させて水平に近いフォール姿勢かな・・・
と、イメージしたイラストを元にシリコンで型取って鉛を流してみましたが・・・ぜ~んぜんシミーしない(-_-;)
それどころか、斜めに泳いできたりして、「カンタンにはいかなそう」な雰囲気でした。
そこから重心バランスを模索したり、より水受けが良くなるようヘコミをつけたりすることで、一応シミーフォールする個体が生まれました。
しかし、明確な振り幅でシミーフォールするには条件がありました。それは・・・
“フックをスプリットリングで接続する” こと。
メタルバイブでは一般的であるダブルフックの直付けでは、シミーフォールを抑制してしまうのです。
しかし、ダブルフックをスプリットリングで接続しては当然ながらフックが横を向いてしまいます。
ラインアイの向きが異なるダブルフックを特注することもよぎりましたが、そもそもスプリットリングをかます時点で針先の向きに自由度が生まれ、引っ掛かりやすくなる。
根掛かりしやすいこの釣りにおいて、ダブルフックの直付けはマスト。
さらに、鉛でカップ形状に成形しても、ぶつけたり、リフト&フォールを繰り返すうちにカップ形状が崩れてきてしまうことも問題でした。
内部構造と浮力を備えるプラグと違い、鉄板とウエイトの組み合わせをシミーフォールさせることへの限界を感じてしまったのも正直なところ。
実現できない以上、メタルバイブはお蔵入りかなと・・・
それからしばらく経った頃、ダメモトで開発のワカマツに「何とかならないかな!?」と振ったところ、思いもよらなかったアイデアで克服してくれました!
それが、鉛より断然軽量なABS樹脂で成形した水受けカップ(ABSレシーバー)を後着けすること。
軽量化によるレスポンス向上により、ダブルフック直付けでも明確なシミーフォールが生まれただけでなく、リフトで瞬時に初動するレスポンスも向上しました。
もちろん、変形の心配もありません。
実際には、ABSレシーバー以外の部分でも細かなバランス取りも重要でしたが(これまたワカマツが数多くのサンプルを作って煮詰めました)、
この新構造がなくしてシミーフォールするメタルバイブの実現はありませんでした。
シミーフォール以外には、リフトやスイミング時のアクションがタイトであることも条件でした。
バタバタと大振りな動きは、プレッシャーが強くかかった状況では効きづらいし、スレやすい。
冬はメタル合戦になることもありますから、ハイプレッシャーな条件下で効いてくれないと戦力とはいえません。
そしてラインアイは一か所のみ。複数アイの位置による使い分けもあることは承知なうえで・・・
それよりは迷いなく、リフト時のアクションがベストと判断した一点でお使いいただきたいと思いました。
フックバランスもシミーフォールに影響しましたが、ひとしきり試した中でサイズ感の相性が良かったBKK製に、フッ素コート処理をしたものを採用しています。
メタルバイブはリフト時に乗っているバイトに対し、そのまま追いアワセになることがほとんど。
滑りの良さと、若干内向きな形状は力が逃げにくいことで、不十分になりがちなアワセでも刺さりやすい仕様です。
これまでのメタルバイブは、「ストン!」と真っすぐ落ちるタイプと、スライドフォールするタイプに大別されました。
スライドフォールするタイプも間違いなく釣れるモデルで、滞空時間が長いことでバイトチャンスを稼げることと、左右に散ってくれることで広範囲にアピールしてくれます。
一方、真っすぐフォールするタイプはノーアクションながら、狙ったところをタイトに探れることがメリット。
消波ブロックの穴撃ちや、護岸キワのテクトロ、そして橋脚や立木の根本へ正確に落とせます。
魚探で見つけたディープの沈みモノといったピンスポット狙いも同様です。
で、シミーフォールするフルーミーは、ほぼ正確に狙えます。
「ほぼ」と表現したのは、やや前方に泳ぎ進むから。
これがまた、逃げていく小魚のようでいいんですよ(^_-)-☆
まあ、思わぬ方向に逸れてフォールすることはありませんので、“狙いどおりに落とせて、生命感あるフォールアクションで誘える” のがフルーミー最大の特徴です!
また、シミーアクションのみならず、チラチラとフラッシングしながらフォールすることでもバスにアピールしているはずです。
今期は5gのみのリリース。
開発をワンウエイトのみとし、完成度を高めることに集中しました。
5gの開発を終えた時点で3.5g・7g・10.5gの開発をスタートし、すでに一発目のサンプルも届いていますが、
やはり、それぞれアクションが異なるため、ウエイトごとの調整が必要でした。
ワカマツがそれぞれのアクション出しを行っているところで、すでに傾向は見えているようです。
タックル的には、ボクは今ある5gでしたらスピニングPE。
ライト~ミディアムライドクラスのスピニングロッドに、0.6~0.8号のPEライン。リーダーはフロロ2号前後を組んでいます。
ただ、フィールドスタッフの石井一樹さんはベイトフィネスタックルにて房総リザーバーで好釣果を出しており、フロロ8ポンドと組んでいるとのこと。
根掛かりが多発するシチュエーションや、カバーに絡めて使う場合はこのセッティングもよろしいかと思います。
唯一無二のシミーフォールと、ハイプレッシャーフィールドにマッチさせたアクションのコンビネーション、ぜひフィールドでお試しください\(^o^)/
皆様こんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
気付けば12月、バスを釣るのが難しくなる時期になってきました。
今回は、初冬の戸面原ダムをレポートして行きたいと思います。
フィールド状況は、満水、朝の水温は12度、薄濁り、場所によってはターンオーバーしている状況です。
まずは濁っていたこともあり、シャローカバーからスタート。
薄ゴミに竹が絡むカバーへ、ベイトフィネスジグ5gにブルスホッグ3インチをセットしたリグをシェイクしながらゆっくりフォールさせていくと、ラインが引きずりこまれるバイトが!直ぐに1匹目をキャッチ出来ました!
カバーにはブルスホッグ!!魚を連れてきてくれます。
周辺の崩落エリアでは、スクーパーフロッグラバーチューンの3.5gダウンショットリグを
枝に絡めながらスイミングさせると、コンコンを良い当たりがあり2匹目もキャッチ。
多少濁りもあったので、波動を増やすことも含めラバーチューンを使用しました。
上流入口のエリア、冬になり水温が下がって上流から降りてきたバスが一時的に溜まるエリア。フラット+ブレイク+立木がある一等地のエリアで魚探にバスらしき反応があり、新製品FLUMMY(フルーミー) 5gのクロキンを投入!
一旦着底させてから、小さく(5~10センチ)リフト&フォールさせると、まさかの1投目からひったくられるバイトがあり、40センチクラスのナイスバスを連続でキャッチ!正直驚き!!食い方も良く、間違いなくシミーフォールが効いていると思いました。
日が登り、フラットエリアから魚が消えたら、立木へスクーパーフロッグラバーチューン3.5gダウンショットリグを投入。なるべく日陰側にルアーを入れるようにアプローチすると、バイトは多数あるがなかなか掛からず・・・立木へラインを引っ掛けて、フリーフォールさせると口を使わせることが出来ました。稚ギルをイメージして使用しています。
夕方になり再度、上流入口エリアへ!バスもエサを食べに入って来ている様子。
サイズこそ出ませんでしたが、フルーミーで3本キャッチして終了となりました。
アクションのキモは、とにかく小さくリフト&フォール。移動距離を少なくして、しつこく誘っています。
今回使用したタックルは、バッドのパワーのあるソリッドティップMLで、ラインはフロロ8ポンド。5gメタルバイブでは、7mまではこのタックルで快適に使用出来ます。
また、根掛かりが多い場所ではラインを太くしてルアーを回収出来るように工夫してます。
メタルバイブに根掛かりが付き物。ナス型オモリ8号にスナップを装着した物をタックルへ忍ばせておけば、オダや立木位でしたら殆ど回収出来ますよ^―^
ルアーも大事に使えて水中にゴミを残さない。それが魚の着き場を守ることにも繋がり、良く釣れるという好循環になると私は思っております。
初冬にしては良く釣れて、フルーミーで5本、スクーパーフロッグで4本、ブルスホッグで1本、トータル10本釣れて良い釣行になりました。
まだ水温も高く、魚はまだまだミドルレンジに多く泳ぎ回っている印象です。
10度を切る辺りまでは比較的釣りやすいと思いますので、皆さんもフルーミーを持ってフィールドへ出掛けて見てください^―^
(タックル紹介)
【フルーミー5g】
ロッド:オンリーワンカスタム65MLST (デジーノブランクス)
ライン:バリバスアブソルート8lb.
【スクーパーフロックダウンショットリグ】
ロッド:オンリーワンカスタム63LST (デジーノブランクス)
ライン:ダイワPE12ブレイド0.6号+グランドマックス1.5号
【ブルスホッグ3インチ+ベイトフィネスジグ】
ロッド:ブラックジャック68M+ (オンリーワンカスタム)
ライン:バリバスアブソルート12lb.
皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
秋~晩秋はシェードに固執するバスも減り、フィールド全体に広く散っているタイミングでもあります。
そんな時期に有効な広範囲に誘える「ビーブル」の釣りを、今回は紹介したいと思います。
先日開催されました『バサーオールスタークラシック2022』に出場していた江尻悠真プロのプラクティスに同船させてもらい、利根川を2人で釣り込んできました。
水色はクリアで水温は下がり始め、越冬を意識して消波ブロック帯の中にバスが付きだすであろうこの時期を、スピナーベイトをメインに探って行きました。
江尻君が1/2oz.をファーストリトリーブで水面直下を巻いてヒット。
「消波ブロックの中から引っ張り出すイメージ」と教えてくれました。
水色もクリアなので、スピードがないとルアーに反応させられないイメージ。
実際に僕自身も、ピックアップ直前で見切って食わないのを目の当りにしていたので、この釣りにおいて「リトリーブスピードの重要性」をとても感じました。
その後、江尻君が追加でもう1匹をキャッチ!
そこで、よりスピードを上げた方が良いと考え、更なるファーストリトリーブでも水面へ飛び出すのを防ぐため、ビーブル1/2oz.にノガレスの『おもし!3.5g』を追加し使用しました。
このチューニングは、同フィールドレポーターの鈴木翔君がチビーブルで使っていた方法を参考にしました。取り外しも簡単ですごくオススメです。
ファーストリトリーブで、ストラクチャーから引っ張り出すイメージで巻いてくると、写真の石杭の中から飛び出してきてヒット!!
本当に貴重な経験をすることができた一日でした。江尻君ありがとうございました(^^♪
今回の釣行では水面直下の釣果でしたが、僕は普段ビーブルを使用する時は、
①水面直下
②中層
③ボトム
大きく分類してこの3つのレンジを意識し、更に重要視していることは、江尻君とのプラクティスでもありましたが「リトリーブスピード」です。
➀水面直下(ファーストリトリーブ)
着水後に直ぐロッドを立て巻き始め「引き波を立てながら巻いてくる」。
これは水面を壁として、ベイトを追い込ませるイメージで使用しています。
ブレードタイプは、水押しの強いTW(タンデムウィロー)を使用してストラクチャーに潜むバスへのアピールも意識しています。
TW(タンデムウィロー)はDW(ダブルウィロー)と比べてブレードパワーも有り浅いレンジを引きやすい為、水面直下のファーストリトリーブの釣りにはとても相性が良いです。
②中層(ミディアムリトリーブ)
今時期に関しては水がクリアアップしてくるので、中層を巻く際はなるべく波動を抑えめにするたにDW(ダブルウィロー)を使用しています。
③ボトム(スローリトリーブ)
水深のあるポイントで、ボトムを這うようにゆっくり巻いて使用します。
ビーブルは、「スプリッター」が搭載されており、スカートのヨコ揺れを発生させると共に、使い手の手元に引き感をしっかりともたらしてくれます。
スプリッターの浮き上がりにくい性能が、ボトムのスローリトリーブに最適です。
水温が低下し始めるこの時期に多用する釣り方です。
今回は1/2oz.メインの釣行でしたが、状況によってウエイトを使い分け、レンジを意識したアプローチを心がけてみてください。
潜行深度のイメージは、下記図を参照下さい。青色⇒3/8oz. 赤色⇒1/2oz.となります。
この時期のビーブル釣行を是非堪能してみください(^_-)-☆
最後に、スピナーベイトは魚がヒットするとアームの角度が変わってしまうことがあります。
そんな時は、ビーブルのパッケージのイラストで確認して、角度を修正してみて下さい。
ベストな姿勢で泳がせることはとても重要です。
新品ビーブルと見比べて、アームの角度を調整するのもありかなと思います。
【タックルデータ】
●ルアー Beebe(ビーブル)1/2oz.TW
●ロッド ハードベイトスペシャル680M (ノリーズ)
●リール スティーズSV TW 1016SV-SHL
●ライン フロロブラスト14lb. (山豊テグス)
気づけば、今年も残り1カ月となりました。
一匹が貴重になるこの時期、時間の許す限りフィールドへ足を運ぼうと思っています!!
こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
今年は、季節通りにどんどん冷え込んでいき、晩秋を迎えました。
日中暖かく、夜間冷え込むといった感じで気温差がかなりある状態です。
水温は安定しており16℃台をキープしつつ、日中太陽が出れば18℃辺りまで上昇します。
魚はまだ動いてはいるものの、かなりセレクティブ^^;
厳しい晩秋の遠賀川なのですが、そんな中でも良いバスをキャッチした釣りを今回はご紹介したいと思います(^^)
【KOSMO+M.P.S2.4インチ(ヘッドカット)】
このルアーセッティングと釣法は、一年を通して晩秋あたりから春先までが一番威力が発揮される時期だと個人的に思います。
しかも釣れれば高い確率でグッドサイズ!
遠賀川では欠かせない釣法です(^^
ただ、バスが居るポイントを的確に当てられなければ釣れない釣りなので、僕がこの時期の遠賀川水系で良く行く場所をご紹介します。
流入河川は、笹尾川がいいです!水温が下がってきても本流に行かずに居着いているデカイバスを1発狙えます。
遠賀川本流域では、沈み木やブッシュエリアにて、小ブナや越冬モードに入ったテナガエビ、モエビなどを捕食しにくるグッドサイズを狙えます。
誘い方は簡単で、バスが身を隠していそうなブッシュや消波ブロックの中に、KOSMOとM.P.S2.4インチのセッティングを吊るして細かくシェイクして誘うだけです^ ^
大事なのはバスの目線より上を意識する事です(^。^)
また、この釣法について良く聞かれる質問にお答えしようと思います。
【スモラバのウエイトについて】
笹尾川では流量がある為スモラバが流されやすく、ルアーがバスの目線を通り越してしまっては、シラけてしまいバイトを誘発させることが出来なくなってしまう為、重めの3.3gを使用します。
本流では、足場の高さやブッシュの濃さにもよりますが基本的には2.5gを使用します。
【KOSMOのカラーセレクトについて】
基本はスモーク系を良く使用します。
クリアアップしてくる晩秋の遠賀川では特に有効(^^)
オススメカラーは・・・
・ゴーストグリパンブルー
スモーク&ライトグリパンの組み合わせだけで無く、極小ブルー&オリーブフレークによってナチュラルに餌を演出してくれます(^^)
使用頻度No.1!
・スモーキークローダット
ちょい濁りやブッシュのシェード撃ちに最適!
薄すぎず、濃すぎない所がかなり好みです^ ^
こちらはオールラウンダー(^^)
・パールシュリンプ
ローライト日や濁った場所ではこのカラー!
視認性が良く、狙ったキャストをしやすいのもGood!
水中ではボンヤリと膨張して見える為、アピール力もありつつ、魚が近づいて来た時には派手すぎない色合いでバイトへ持ち込めます(^^)
トレーラーのM.P.S2.4インチは、好みのカラーをKOSMOとのマッチングや状況にあわせてローテーションさせています^ ^
❶ネオンシュリンプ
❷スモーキークローダット
❸KUWASE SHRIMP (11月発売Newカラー)
❹スモーキンベイツ
❺脱皮シュリンプ
❻KUWASE
中でも脱皮シュリンプは2019年のオカッパリ大会年間優勝の立役者!
薄いシナモンピンクに極小ブルーフレークはアピール力と食わせ力の両方を合わせ持っており、使用頻度No.1です(^^)
お次は!
【メタルバイブ&バイブレーションプラグ&チビーブル】
・メタルバイブ
メタルバイブは最近友人のボートに乗せていただいた時に、友人がアプローチした直後の橋脚に投げてみると、一撃で釣れたことでビックリさせられたルアーでした/(^o^)\
ヒットルアーはリアクションボム(ジャクソン)
来月にはボトムアップからもこれまでに無いメタルバイブが発売を控えております故、楽しみで仕方がないです(^^)
僕好みのキレのあるリフト時のアクションに、これまでに無かったシミーフォール!
バスも見たことないはずなので、反応が楽しみです(*^o^*)
そして、カラーも全10色!
マット系からフラッシング系まで、釣れスジカラーが揃ってます^ ^
・バイブレーションプラグ
日中水温が上がってくるタイミングで、魚が浮き出した際に、中層をスピードによるリアクションで仕掛ける事ができる手持ちのルアーがバイブレーションプラグでした!
バスの目線より上で誘うなら吊るす以外にはトップウォーターなどがありますが、流石に今の透明度が高い水色と日中の強い日差しでは分が悪く^^;
試しにオカッパリガイドにてゲスト様にバイブレーションプラグを巻いて頂くと・・・
49cm2510gが飛び出しました/(^o^)\
針傷も無く、賢くて普段釣られないバスでしょう!
大変喜ばれていました(^^)
ヒットルアーはレベルバイブ(レイドジャパン)
ラストは!
・チビーブル
こちらも、バイブレーションプラグにてデカバスを釣られたゲスト様のオカッパリガイドにて活躍してくれました(^^)
晴れたことで水温が上がった為、夕方は浅いゴロタエリアを狙いに行きました。
最初はバイブレーションプラグを投げてもらっていたのですが、よりアピールさせたい&もっとゆっくり誘いたいと思い。
ブレードのフラッシング、加えて他のスピナーベイトには無いスプリッターによる横揺れと水押しのパワーを借りるべくチビーブルを巻いてもらうと・・・
グッドサイズをキャッチ!!
カラーは僕の大好きなホワイトチャート(^^)
浅いゴロタエリアをゆっくりと水面に飛び出させずに巻いてくるのはチビーブルが一番やりやすい(*^o^*)
この日は3匹釣って終了となりました^ ^
最後に動画の紹介をさせてくださいm(_ _)m
陸王U-30終わりにバタバタ帰ってきて、すぐに遠賀川で撮影を行った挑戦企画動画がボトムアップのYouTubeチャンネルにてアップされました!
か〜なり苦戦を強いられた遠賀川でしたが、僕なりの考えで魚を追いかけていますので、是非ご覧ください^_^
それでは、今回はこの辺でm(._.)m
ヒットルアーズ