去る11/18(日)茨城県:与田浦フィッシャーマンズパークさんにて開催されました「与田浦フィシャーマンズパーク大会」にて、ハリーシュリンプ40とブレーバー57で準優勝&ビッグフィッシュ賞を獲得された、兵頭宏耶さんよりコメントをいただいております。
『与田浦フィシャーマンズパーク大会 準優勝&ビッグフィッシュ賞ダブル獲得!』
霞水系ロコトーナメントを制したのは、ハリーシュリンプ4incのフリリグとブレーバー5.7incのオフセットワッキーでした!!
11月18日(日)朝から北東の風が吹き付ける11月の中旬、私の船を駐艇させてもらっている与田浦フィッシャーマンズパークのマリーナで今年最後の大会があり、前回アメドリの興奮冷めやらない中、準優勝とまたもビッグフィッシュ賞を獲得出来ましたのでレポートさせて頂きます。
最初に・・・
んっ!??与田浦にマリーナ?しかもトーナメント?そうなのです。普段はオカッパリのイメージの強い与田浦ですが、実は唯一バスボートからプレジャーボートまで駐艇できるマリーナがあるのです!
しかも2月から11月までのシーズンで色々なレギュレーションを設定した本格的なトーナメントがあります。
例えば、ハードルアーオンリーの大会もあり、与田浦内限定の大会もあり、はたまた水郷近隣のマリーナ対抗の大会まであり・・・
しかしご存知の通り与田浦には北利根・霞ヶ浦本湖へ抜ける大割水門と鰐川北浦、常陸利根川方面に出る外浪逆浦水門を通過しなければ与田浦から「外」には出られません。
又、アルミボートクラス限定しか通航できない与田浦から利根川本流に直接繋がる水門まであります。
そんな与田浦大会のスタートは、「どちら側の水門」に出るか!?が戦略のキーとなります。
北利根川のとあるストレッチだけ水温が高い!?
私が最初にバウを向けたのはこの時期、いやいや、これからの時期には必ず魚が差してくるであろうポイント、通称「水郷ボートサービス前」の縦ストラクチャー。
しかもここに着くまでの間で魚探に表示された水温は14度台に対して、このポイントに入った瞬間、水温は15度台。これからの時期、この水温わずか1度でも違うのはかなり大きい!
そしてなによりこのストレッチの特徴は、急深の絡んだブレイクとハードボトム+沈み物と縦ストラクチャー。
これは魚居るでしょう!釣れるでしょう!しかも先行者なしの貸切り状態。あとは、何でどうやってバスに口を使わせるかだけですね。
もちろん最初に投入するのは、今シーズンというより、発売されてからずっと使い続けているハリーシュリンプ4.0inchのフリリグ!そしてカラーは、バサーオールスター限定発売だった「93BKカスミスペシャル」を投入!
目に見える縦ストラクチャーに、色々な角度からショートピッチを繰り返すこと30分・・・シンカーをボトムに着底させて、ハリーシュリンプをフォールさせていると、ラインが真横に走り一気に合わせる!・・・でっ、デカイ!
慎重にネットインしたのは推定1キロ越えのヘラブナみたいな魚体のバス!コイツはヘラバスか!よっしゃー!!!! だがしかし、あと2本は捕らないと勝ちには絡めない。
その後も、同じストレッチをサイズダウンしたハリーシュリンプの3.0inchとのローテーションをさせるもバイトが遠い・・・全くのノー感じ状態・・・
この状況を打破する為に、タックルをベイトフィネスに持ち替え「ブレーバー5.7inc」で再度ショートピッチを繰り返すと・・・一気にラインが走る!これまたデカイ!明らかに1500gくらいはあるかなりの魚体。しかし、ラインが走ったのと同時に鉄パイプに猛突進されグルグル巻きに・・・気付いた時には、ラインはあっさりと切られて宙を舞っていました。
次に一旦、「水郷ボートサービス前」を休ませる為に横利根川に移動し、実績のある北利根合流部にある水門をブレーバー5.7inchでチェックすると、根掛かりか?しかし、ラインを張り続けると明確な当りが!
キャッチ出来たのは推定500g?くらいのアベレージを捕獲。
小さいか・・・イヤイヤでもこの時期は超貴重な1本!
横利根が、思いのほか反応が思わしくなかったので再度、朝の北利根川の「水郷ボートサービス前」へ戻り、フリリグとオフセットワッキーをランダムに且つ丁寧にひたすらショートピッチのマシンガン(笑)をするとバイト!しかし乗らず・・・続け様にまたバイト!
今度はすっぽ抜け・・・明らかに魚が濃くなっている。
これは釣れる!まだ時間はある!!そして粘り続けてようやく3本目をハリーシュリンプ4.0inchのフリリグでようやくキャッチ!!
明らかにこのエリアにはONとOFFのスイッチがあり、ONの状態だとそのエリアのバス達が狂ったように餌を見つけ次第にチェイスしている様な気がする。風なのか?カレントなのか?ベイトなのか?確かな事は、ハリーシュリンプとブレーバーならばバスの口を使わせることが出来ると言う事。
厳しい展開の釣りとなりましたが、蓋を開けると今回はリミットを揃えた選手が3名だけ。そして、朝一に捕ったバスは1300gでこの日のビッグフィッシュ賞となった。
総合順位は2位で準優勝となり、結果的にはあと一歩及ばずとなりましたが、今回の試合でも信じて投げ続けた、ボトムアップの「ハリーシュリンプ」と「ブレーバー」のみで捕ったこの賞で、さらに私のコンフィデェンスを高める結果となりました。
【アメドリに続くビッグフィッシュ賞と準優勝獲得!】
今シーズンの与田浦トーナメントは、この日を持って全日程を終了しましたが、与田浦は地図をご覧になっても分かる通り、霞ヶ浦と利根川、外浪逆浦に挟まれた位置にあり、オカッパリ以外にボートオーナーとしてもその日、自分が何処に行きたいかで“どこにでも行けちゃう”メリットがあるのですが、唯一のデメリットは不定期で実施される「水門の工事」があり工事中は水門が使用できないので、工事の日程と釣行が重なってしまうと出られる方面に影響するといった所が懸念されます。
『与田浦フィッシャーマンズパーク』では、ボートレンタルももちろん出来ますし、与田浦トーナメントもビジターとしていつでも気軽にご参加できますので、是非ボトムアップのワームを持って遊びに来てください!!有り難うございました。