皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。
朝の気温も一ケタ台になり、冬に向かっていることを肌で感じます。
さて、今回は11月8日に開催された『TBCクラシック』のレポートをしたいと思います。
TBC(利根川バスクラブ)はclass1とregular2つのカテゴリーがあり、クラシックは各カテゴリー年間上位15位までの選手で戦う大会です。
本戦へ向けてのプラクティスは、11月3日に1日行いました。
今回のプラクティスは友人に同船してもらい、釣り込み作業を行いました。
ここ最近の利根川での大会は、リミットメイクさえ出来れば限りなく優勝に近づくと思い、プランは2つに絞りました。
プラン① まだ水温が高いためサイズこそ望めないが、消波ブロック帯でのキーパー狙い。
プラン② 数は少ないが、水位が下がるタイミングでの上流域カバーでのキッカー狙い。
下流域の消波ブロック帯を狙うのにもっとも重要なことは、エリアの水色と生命感!!
岸から消波ブロックのエッジまでの水色の透明度によって、釣りをするエリアや探るレンジを選択しています。
今回は、エッジから沖2m位まで水色が綺麗だった為、ギリギリ見える消波ブロックへブレーバー5インチ1.3gのネコリグをキャスト。
ボトムからルアーが離れないようにシェイクしてくると、すぐに答えが返ってきました。
レンジは、まだ水温が15度台と高かったので、3m位のボトムまでと決めてやりました。
今回はスイミング気味に誘いましたが、もう少し水温が下がったらシンカーを重くし、リアクション気味に誘ったりします。
ワームのカラーは水色に合わせ、グリパンオレンジやグリパンピンクを選びました。
水色が綺麗で特に生命感があるエリアでは、目で見える消波ブロックの上をビーブルやクランクベイトで通すと、ノンキーが釣れ、やっぱり外側に出ているんだなと実感出来ました!!
釣れた条件と同様のエリアを回ると必ず反応があり、一匹釣れたエリアは必ず複数匹居ることを確認して、次は上流域のプランへ。
上流域では、前回の大会でメインにしていた岸から少し離れた倒木と、エグレに潜んでいる魚をブルスホッグ3インチの4gテキサスリグのスイミングで狙いました。
釣れる可能性が高いタイミングは、水門開閉で強く流れが発生する下げの時のみ。
狙いは的中!(笑) 倒木の、流れが当たらない裏側へキャストし、泳がせてくると直ぐにラインが手前に走るバイトでしたが、無事キャッチ!
カラーは、白濁りが発生していたので、ブラックブルーフレークを選択しました。
少し移動し、大きくエグレがあるスポットに同リグをキャスト。
カーブフォールしないように、糸ふけを多めに出してフリーフォール。
着底後そのままスイミングさせると水深の変わり目でひったくりバイト!
フッキングが決まりキャッチ!サイズも下流より明らかにデカい!
タイミングが合えば勝負に行くべきだなと、好感触でプラクティスを終えました。
気合を入れて挑んだ当日!!
朝イチはプラン通り、下流の消波ブロック帯からスタート。
消波ブロックの上、外側がターンオーバー?なのか分かりませんが、水色は悪くないけど、泡だらけになっており生命感がない・・・
風が吹いたら良くなるのかと思い、ランガンしましたがバイトも無く・・・
11時頃に(今回帰着が13時半と少し早かったこともあり)約1時間掛けて上流へ移動。
水温上昇のタイミングで狙いのスポットにて、直ぐに25センチくらいのノンキーパーがブルスホッグのテキサスで釣れて、あれ?エリア間違えてるなと思い、ドシャローの差してくるエリア展開に切り替えましたが・・・時既に遅く、ノーフィッシュで帰着になりました。
優勝ウエイトは何と・・・同じストレッチで3匹2,100g程、かなりタフな状況だったと思います。
同じく出場していたフィールドレポーター千葉君は、2本ウエイインで6位入賞と、タフでも釣るのは流石だなと思いました。今後掲載される彼のコラムを参考にしてみてください^-^
今年を教訓に、オフシーズン中に修正して、来年に向けてイチから出直したいと思います。
一年間応援して下さりました皆様へは、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました^-^
冬は亀山湖で修行したいと思います。次回以降はそちらのコラムも書きたいと思います!!
【タックル紹介】
ブレーバー50ネコリグ用
ロッド:オンリーワンカスタム63ML(デジーノブランクス)
ライン:フロロ8lb.
ブルスホッグ3インチテキサスリグ用
ロッド:オンリーワンオリジナル67MH
ライン:フロロ:14lb.