開発裏話をボトムアップアパレル担当のSが紹介します!
過去のコラムはこちらから!
【BUクールウェア裏話 其の一】
【BUクールウェア裏話 其の二】
デザインを決定していく一方で同時に進めていた『釣り専用仕様』。
NSP社から実際に釣りで使ってみてくださいと、いくつかの製品をお借りして使用してみました。
確かに涼しい!がしかし、ライフジャケットやオカッパリ用バッグにファンが当たってしまうのです。。。
何とかなりませんかと投げかけたところ、「本社の人間と相談します」とアーティス、アーティスライトをお持ち帰りいただきました。
実は釣り以外にも、真夏のお店様への商品出荷作業時に着用。スタッフ皆、これ無しには戻れないとなったのは余談です。
しばらくして、一つのサンプルをお持ちいただきました。
それが採用された今までに無かった“脇位置ファン”だったのです。これで、ファンが当たる問題は解決しました!
教えていただいたのですが、ファン付きウェア業界はほぼすべての仕様に特許申請するのが通例。
この脇ファンも特許申請中(特許取得にはおよそ3年から4年かかります)となります。
そして、ウェア形状の吟味。
まず見た目と動作の妨げになる長袖は除外。
残るは半袖か、ベスト。
これは目からウロコだったのですが、NSPご担当者いわく。「風がより吹き抜けて涼しいのは実は半袖なんです」。
袖が風の通り道になり、脇により風が送られるのが理由とのこと。
検討の余地がありましたが、忘れちゃいけないのは、『スタイリッシュかつ釣り専用仕様』。
ということで、見た目も良く釣りの動作も妨げにくいベストタイプに決定。
試した結果、ベストでも充分涼しさを実感できたのも○でした!
今回はこれにて、次回は細かい部分の話。
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