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『管釣りのススメ』

yamaguchi 2025.12.11

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。

今年もあっという間に1年の最後12月となり、師走で奔走している方も多い時期となりました。
私事ですが、最近は子育て(子守り)が真っ盛りで、なかなか丸一日フィールドに行けない日も多く…。
そんな環境の中、子供が4歳となり少しは成長してきたので、子育てのすき間時間や教育(釣りの英才教育?)の一環で、子供と一緒に『管理釣り場』を訪れる事が多い一年となりました。
今年、訪問した管理釣り場、釣り方等を紹介していきたいと思います。

まずは2月の初旬、北浦の潮来マリーナにある『富士見池』に訪れました。
富士見池は潮来マリーナに隣接している第二富士見池(受付もこちら)と、少し北上したところに第一富士見池の両池があります。
第二富士見池はアシに囲まれたフィールドとなり、一方の第一富士見池はアシ+ウィードに覆われたフィールドとなります。
アシやウィードのポケットなどのベジテーションを撃っていく釣りが基本となる両池。
こちらではクネリー(当時まだプロト段階のもの)と、今年導入したベイトフィネスPEタックルを試すことを目的として訪れました。

第二池では、クネリー(ノーシンカーリグ)でヒット!

第一池では、パラアシ+ウィードをPEベイトフィネスタックル(ブレーバーⅡ)のネコリグで。

まだ2月と冬の様相の富士見池でしたが、水の変化のあるスポットや、逆に風が当たらないアシ+ウィードをじっくり狙っていくとバイトが出る状況でした。

3月中旬には、栃木県の佐野にある『フィッシングパル佐野』へ訪問しました。
フィッシングパル佐野はルールに厳格なこともあり、しっかりと管理が行き届いた管理釣り場でもあります。
三寒四温でまだまだ寒い日もあり、徐々に春の訪れを感じるタイミングでしたが、池は既にスポーニングモードになってきているとのこと。

池を覗くと見えバスが沢山!浮き気味のバスが多く、トップで釣っているアングラーもちらほら。私もバズベイトを持ち込みましたが、ミスバイトで掛からず…。
ギミー2.4インチがリリースとなったタイミングもあり、ギミー2.4インチのダウンショットリグ、ホバストとローテーションして、魚が浮き気味なことから最後にはノーシンカーリグに行き着き爆釣!

4時間弱の釣行ながら、30本ぐらいはゲットできたでしょうか。
ギミー2.4インチのノーシンカーリグは見えバスが反応し過ぎて、サイトが上手くなったのでは?っと、錯覚してしまうほど。

サイズは小型ながら、ギミー2.4インチのノーシンカーリグでは入れ食いに!

ギミー2.4インチの各種リグ。
上から、ダウンショットリグ、ホバスト、ノーシンカーリグ。
ノーシンカーリグはヤバいぐらいの好反応でした!!

9月下旬には、水戸南フィッシングエリアが『TSURIBORI水戸南』にリニューアルオープンしたとのことで、4歳になった子供と一緒に訪問しました。
当管釣りは3時間券もあり、子供の集中力を考慮して3時間勝負(笑)!

コンクリートで囲まれた第1池、レイダウンやアシ、沖には島がある第2池、そしてアシガマに覆われた第3池とバリエーションも豊富です。
オープンして間もないこともあり、魚の反応は上々!最初は子供に釣らせようと、私はロッドを握らなかったのですが、子供がパパも釣ってみて!というので、ここからは本気モードに(笑)

クネリー(ノーシンカーリグ)でのレイダウン撃ちで、次々にバスをゲット!
そして、当時発売前のフランジャーを試すと見えバスが好反応、最後にはパクっとバイト!
最終的にはギミー2.4インチのノーシンカーリグで数釣り。3時間で20本以上は釣ったでしょうか。
子供は残念ながらバラシのみ…。子供が釣りをしたのも最初の20分ぐらい…(汗)
釣り竿を泥んこまみれにしてみたり、トンボを捕まえたり、釣りに集中しない無邪気な4歳児にバスを釣らせるのはかなり難しいことを痛感しました。

クネリーやフランジャーでヒット!

やはり魚には興味深々のよう(笑)
早く自分の力で釣れるように、パパはサポートするのみです。

フランジャー、クネリー、ギミー2.4インチのノーシンカーリグと、多彩なルアーで数釣りを楽しめました。

11月上旬に再び『TSURIBORI水戸南』へ!
子供が釣るまではっ!と、足場の良いコンクリートに囲まれた第1池に集中!
私がロッドを持ってフッキングしたタックルを子供にパス!

釣れたー!ヤベー!っと大騒ぎ!
少しはバス釣りの楽しさが理解できたかな?(笑)

子供も楽しかったのか、また行きたいとのことで、11月下旬に三度目となる『TSURIBORI水戸南』へ。
次は自分の力だけで子供にバスを釣ってほしいと思っていましたが、やはりなかなか集中力は続かず…(笑)

11月下旬となり水温も下がってきたのか池はクリアアップしており、フィネスな展開へ。
私はブレーバーマイクロのダウンショットリグでポツポツとヒット。
子供のほうのルアーはフッキング力の低さや、水温が下がりタフになったコンディションを考慮してM.P.S2.4インチのダウンショットリグ(フックはマス針)を試してみました。ボトムが取れない子供にはバイトのチャンスがなかなか来なかったのですが、私が子供のタックルを試すとポツポツと釣れます。
おそらくルアーは間違っていない(笑)

そして、管理人さんが池のバスに対し、餌やりとして金魚を放つタイミングがあり、周りの子連れのファミリーは金魚が放たれた直後にヒット!
この日も3時間券だったのですが、終了が迫る頃に、我々親子の所にも管理人さんが来てくれました。
1匹の金魚をポイっと池に放つと、狂ったようにスイッチが入るバス達!その瞬間を逃さず、子供のM.P.S2.4インチのダウンショットリグにバイトが連発!
しかし、すぐにバスがルアーを離してしまい、4歳の子供にはフッキングすることが難しい。

私のアシストもあり、なんとか子供にヒットさせることに成功!
私のリズィー(金魚に近いカラーとしてバーニングシャッドをチョイス)にも数回のバイトがありましたが、残念ながらバラシ…。

子供がチョイスしたバブルガムピンクのM.P.S2.4インチにバスが狂ったように反応!
パパのサポートでなんとか1本をゲット!

ブレーバーマイクロ、M.P.S2.4インチのダウンショットリグ、フィネスな釣りには欠かせないワームです!
リズィー(バーニングシャッド)にも狂ったようにバイトしましたが、残念ながらバラシ…。

昨今の厳しいフィールド事情を考えると、管理釣り場は魚の密度も高い為、バイトも取り易いコンディションではあります。
しかし、バスはバス。ちょっとしたタイミングの変化や、他のアングラーとのルアーやアクションの差など、かなり顕著に釣果の差となって表れるのも管釣りの難しさでもあり、面白さでもあると思っています。
また、新たに導入したタックル(ロッドやリール)の調子を見たい、とにかく魚を掛けないとわからない、といった時にも管理釣り場は有効ではないでしょうか

また、私の子供ようにまだ小さいうちは、安全面という観点からも管理釣り場は良いのではないでしょうか。私と同じ境遇の子育てバスアングラーのパパさん達に、特に管理釣り場をお勧めしたいと思います。


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