皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口将司です。
1月上旬、霞ヶ浦の初釣りでデコった後、私の住む茨城県は県独自の緊急事態宣言が発令され、釣りはしばらく自粛しておりました。2月下旬に県の緊急事態宣言が解除となり、3月に入ってから釣りを再開しております。
1月の初釣りでは、霞ヶ浦に注ぎ込む流入河川が結氷するほど冷え込みが厳しかったのですが、さすがに3月にもなると、水温も10℃を超えており、冬から春への訪れを感じるフィールドコンディションとなっていました。3月上旬、約2ヶ月振りの釣りということで、リハビリを兼ねつつ、初バスを狙っていきました。
狙ったのは春の定番となる霞ヶ浦の流入河川。霞ヶ浦本湖の水温が朝の段階で12℃台という中、流入河川は14℃台、概ね本湖よりも2~3℃高い状況。よって、流入河川は霞ヶ浦本湖よりも春の訪れがいち早く訪れる傾向にあります。
2021年の初バスをキャッチ!!
ヒットルアーは、ブレーバー5インチのスナッグレスネコリグ(1.8g)!
メッシュ素材にリニューアルしたボトムアップメジャーシート!
クセが付きにくく、水切れも良い!使い心地は抜群です!
初バスをキャッチした翌週、強風により釣りは残念ながらキャンセル…。そして3月中旬、再び霞ヶ浦を訪れ、やはり流入河川を中心に釣っていきました。
午後の水温上昇タイミングで、グッドフィッシュをキャッチ!
ブルスホッグ3インチのリーダーレスダウンショットリグ(5g)!
カラーは、4月上旬発売の新色ライトグリパンパール!
さらに一週間後となった3月下旬、暖かい天候が続き、なんと桜が開花!居てもたってもいられず、仕事を休んで霞ヶ浦を訪れました(笑)
桜川(写真は河口部)の桜もほぼ満開に!
これまでは、辛うじて貴重な1本を釣るに止まっていましたが、潮回りも大潮となり期待度はMAX!水温も安定しており、期待しか無かったのですが、ここにきて霞ヶ浦名物の水門開放による減水…。
悪い予感が走りましたが、やはりその予感は的中(汗)せっかく仕事を休んだというのに、この日は2バラシで終了となりました…。大潮絡みでバスもスポーニングを意識しだしたのか、バイトも浅く、貴重な魚を逃してしまいました。なにより減水の影響が、フィールドコンディションを難しくしている一番の要因だと感じました…。
悔しいので、翌日もリベンジへ!この日はお昼前から南~東風が吹いているコンディションだったので、フィーディング系の魚を狙って本湖のウィンディーサイドのシャローを釣っていきましたが、ビーブルでキャットフィッシュのみ…。同船者がスイムジグで1本を釣ったところで、流入河川へ移動を決意。
午後を過ぎ、水温が上がったタイミングでバンクのブッシュを釣っていくと…
パワーフィネスで1キロ弱のナイスフィッシュ!
プロズファクトリーPTD-HG(3.5g)にM.P.S 2.4インチ(脱皮シュリンプ)の組合せで!
さらにブルスホッグダディ(KUWASE SHRIMP)の5gテキサスリグでナイスキーパーを追加!
夕まずめには1,200gオーバーをゲット!
ブルスホッグダディ(スカッパノンブルー&ペッパー)の5gテキサスリグで!
リベンジに訪れたこの日は、3本(船中では5本)を釣ることに成功!釣れないと云われている霞ヶ浦で、春を感じることが出来ました!
昨今の春の霞ヶ浦ですが、オカッパリを中心に、ウィンディーサイドでのシラウオパターンやワカサギパターンといった、いわゆるベイトフィッシュのフィーディングフィッシュを狙う釣り方が流行っています。
草深プロや戸崎くんのコラムでも紹介されていた、ヴァラバマ(ヴァラップスイマーのアラバマリグ)の釣りもそうですね。私が釣っているパターンは、流行りのフィーディング系の釣りとは真逆となる、シャローカバー攻略となります。オールドスクールな釣りともいえるかもしれません(笑)
しかし、スポーニングを意識してシャローへ差してくるバスを釣っていくという、どんなフィールドでも普遍的な釣りであるといえます。
また、大小の河川が注ぎ込む霞ヶ浦ですが、春の流入河川を釣る場合、濁り気味の水質を釣ることを心掛けています。流入河川によっては、いまだ冬の水色をしている所もあり、そういった水域では水温が低い傾向だからです。逆に濁った水は太陽光を吸収し、水温上昇し易くなります。
3月の霞ヶ浦でのヒットルアーズ!
■プロズファクトリーPTD-HG3.5g+M.P.S 2.4インチ(脱皮シュリンプ)
■絶対定番のブレーバー5インチ(BUミミズ)のスナッグレスネコリグ(1/16oz.)
■ブルスホッグ3インチの5gリーダーレスダウンショットリグ(写真はKUWASE SHRIMPですが、釣ったのは新色のライトグリパンパール)
■ブルスホッグダディの5gテキサスリグ(スカッパノンブルー&ペッパーとKUWASE SHRIMP 光量や水色に合わせてカラーローテーションしました)
ウィンディーサイドでのフィーディング系パターンも春の醍醐味の釣りですが、一度、霞ヶ浦に点在するシャローカバーにも目を向けてみて下さい!こんな水深の浅いカバーには居ないだろうな…というスポットから、思わぬビッグフィッシュが飛び出してくるかもしれません!