現状「シャッドクランク」は、本金型へ進むことができました。
切削サンプルでほぼ形状は決まっているのですが、最後は電極ボディ(金型のベースとなるもの)を手作業で、ボディラインや顔、エラなどの細かい部分を削って、理想の形状に調整してもらいました。
【シャッドクランク電極ボディ】
少しでもルアー性能アップに繋がることは、全て盛り込めました。
いよいよ来週には、本金型の1stボディが届く予定。届いたら早速フィールドへ行って、微調整をおこなおうと思います。今年は暖冬で、まだシャッドクランクでの釣果も期待出来そうなので楽しみです。
12/2(日)は、日頃ボートを駐艇している、タイフーンさんの忘年会トーナメントに参戦しました。
優勝すると、なんと次年度の駐艇料が無料に!!
レギュレーションは、3本リミット。近年の傾向として、優勝するには4キロぐらいは必要。
試合前日の朝に遠征から戻り、そのままランチングしてプラクティスを開始!!
そろそろ水温低下と共に、利根川の消波ブロック帯にバスが溜まるタイミングかと思い、一路小見川閘門を抜けて利根川下流域へGO!狙うは消波ブロック帯!!
【水温は12~14℃と例年より高め】
【水門を通過して利根川へ】
東関東道、津宮、51号、横利根川の消波ブロック帯を攻めてみますが、2バイトのみ。使ったルアーはM.P.S2.4インチをトレーラーにしたスモラバ!!
見える消波ブロック際に落として、細かいシェイクを繰り返し、ブロックを舐めるように探っていきます。ボートでのロッドアクションは、ラインスラッグを出した状態からラインを軽く張る、緩めるを連続的におこないます。
●ラインを張る=バイトや湖底状況を感じとり、ラインアイを上に向けることで根掛かりを軽減させる。
●ラインを緩める=ブロック帯の高低差にもラインを送り込み、舐めるようにトレースさせることと、スモラバを漂わせるため。
M.P.Sは、ボディ中央付近にある2連のクビレが、細かいマイクロピッチシェイクでなくともナチュラルな動きに変換してくれます。これからの厳寒期にはマストアイテムですね!!
プラクティスの結果、利根川の状況が芳しくなったので、試合当日は霞ヶ浦をチョイス。
この時期に吹くことが多い北風の影響を受けにくい、西浦エリアに直行してやり切る作戦でスタート!!
パートナーは、急な誘いにも関わらず来てくれたフィールドレポーターの佐藤さん。
当日デッキに並べたルアーは、
●ハリーシュリンプ3.0インチの5gダウンショット
●ブレーバー3.5インチ(プロト)3.5gダウンショット
●スピンフィネスジグ1.8g+MPS
●カバージグSS8g+ピックダディー
●スティーズシャッド60SP-SR
●ラトリンログ
以上の6本。
狙うポイントは、リップラップとハードボトムのブレイク。そして、流入河川を狙ってみました。土浦新港横の境川のカバーで、早々にジグでバイトしてきましたがバラシ・・・
朝タックルを準備しながら、光大郎くんが陸王で使って勝った、「パワーフィネスジグSS+ピックダディーJr.」の方がコンパクトで、この時期のバスには良いと分かっていたのですが、小さいポークが無く、嫌な予感は的中でした(泣)
その後も、リップラップを中心に巻きまくりましたがノーバイト。
試合終了まで1時間を切り、ここまでリップラップで巻いてもバイトがないので、冷え込みで石の隙間に隠れているのかと閃き、パートナーの佐藤さんに穴打ちのお願いをしたところ、いきなり1投目からバイト!!
【イキナリ1投目でキャッチ!カラーはライトグリパンピンク】
帰着時間を考えると、あと10分ぐらいしかない・・・良さそうな石の隙間だけに絞り、アップテンポにボートを進めながらピッチングを繰り返していると・・・2匹目がバイト!!
そして、帰着時間になってしまいました。
【2匹でウエイイン】
恐らくバスは、冷え込みにより、少しでも水の動きが少ない身を寄せられる場所に、隠れてジッとしている感じでした。石の隙間を狙うには、スナッグレスネコリグが一番ストレスなく攻めることができます。
フォール時にテールがアクションするブレーバーは、フォールバイトも期待でき、この釣りにはもってこいでした!!狭い隙間やラインが石に乗った状態でもフォールさせやすいように、少し重めの2.2gシンカーを入れて釣っていました。
今年は例年より水温が高く、まだまだシャローゲームでバスをキャッチできそうですね。