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近況とスモラバトレーラー「M.P.S」について

kawamura 2018.05.24

こんにちは、川村です。

時は一ヶ月ほどさかのぼりますが、
アメリカから帰ってきた翌日は、Basserの道場取材にて高滝湖へ!
“道場”とは編集部員が弟子入りし、
お題の釣りをみっちりレクチャーする名物企画です。
座学編と実践編に分け、スナッグレスネコリグについて
かなり細かく深く解説させてもらいました。

すでに4月末売り号にて掲載されていますが、
熟読&実践していただければ、スナッグレスネコリグのマスターに
お役立ていただけることはもちろん、一冊まるごとカバーネコ特集ですので、
様々なプロアングラーによるネコリグでのカバー攻略を知ることができます。
それぞれリギングやタックルに工夫があったりと、カバーネコも多様化してきているな~、
と興味深く拝見させてもらいました。

その翌週はルアマガ取材にて霞北浦へ。
テーマはトップ~表層!
よって使えるルアーに限りはありますが、
こういうシバリ取材、けっこう燃えます(^^)

このテーマでハメるとすると、本湖のシラウオパターンか、
すでに流入河川に上がったアフター回復バスがいるか・・・?
しかし、流入河川の多くはちょうど田んぼの代掻きで泥濁った状態・・・(*_*;

風が吹かない時間帯は、代掻きの影響を受けない前川でしのぎ、
トッププラグ&新作ワームの表層引きで3本と好釣!
そして、風が吹くタイミングでシラウオ食いが狙える北浦へGo!!

シラウオは風によって溜まる場所があり、
バスもそこで待ち伏せるので、その時の波風の向きや強さによって、
シラウオが溜まりそうスポットを見出すことで確率がグッと高まります。
波に揉まれ漂うように泳ぐルアーが、
黒いゴン太バスにかっさらわれるシーンが丸見えでした!

そしてシメは、すでに釣っていたゴン太45アップもかすむハイクォリティフィッシュ!
時期的に大勢を占めていたはずの、
シラウオともスポーニングとも関係のない
閃きのダメモトで立ち寄った場所から、別格の魚が応えてくれました。

誌面の内容的には、今自分が考える、
“釣れるルアーの核心”や状況に応じた使い分けについて、
こちらも深く掘り下げてもらいました。
釣果に直結する内容ですので、
5月末売り号のルアーマガジン、ぜひ見てください!

そして先日、イベントにてつり具のマルニシ和歌山バイパス店さんに
お伺いしたタイミングでは、初となる紀ノ川で釣りをしました。

イベント前日の午後に到着し、釣りができるのは4時間ほど。
紀ノ川でもっともメジャーな川辺ワンドは、
細長い逆ワンドで足元は消波ブロックで組まれています。
映像や誌面でのイメージは、居るけどハイプレッシャーで食わせるのが難しい・・・
マルニシのスタッフさんに、「今、釣る人で1日何本くらいですか?」
と聞くと、「3本」とのこと。

しかし、スモラバのマイクロピッチシェイクがハマり、
6本掛けて5本キャッチ(*^^)v
翌日もイベント前に立ち寄ると、すぐに1本!
サイズも約45㎝を頭に悪くなく、反応もフレッシュでした。

ヒットルアーはすべて自作のスモラバ2.5gに、トレーラーはプロトのM.P.S。
マイクロピッチシェイクで長年愛用していた、
スタッド4インチを超えるアクションを発するワームです。
ノンソルトなので針持ちもよく、一回頭は千切ったものの、
1本しか使いませんでした。

アクションも良く、バスからの好反応も実感していますが、
もう少し良くなる余地が見つかったので、
ただ今最後の修正を行っております。

イベントも盛況!
マルニシ和歌山バイパス店さんには初のお伺いでしたが、
お集まりいただいた皆さん真剣に話を聞いていただき、
ピッチング大会にも積極的に参加してくれたこともありがたかったです。

そして、前の週に開催していただいた、
九州のキャスティング黒崎店さん(写真上)、
キャスティング福岡店さん(写真下)でのイベントは、伊藤巧君と!
本音で話をしてくれるタクミとのトークは本当に楽しく、時間が足りない!
こちらも熱心に話を聞いていただき、
充実した時間を過ごさせていただきました。

お土産もごちそうさまでしたm(__)m
貴重なヘアリーホッグもありがたく使わせていただきます!
ただ今バイトバスリキッドに漬け込んでおります(^^)

お誘いいただいた販売店さま、そしてお集まりいただいた皆さま、
本当にありがとうございました!!

開発では、シェイプとアクションとスイミング姿勢のすべてにこだわった
シャッドテールワームが本金型を依頼中。
8月のリリースを予定しております。

M.P.Sは完成直前で修正になってしまったので、
もう一回サンプルアップにてリリースが遅れますが、
それでも秋には出せるかな?

昨年から地道に開発を進めていたこれらのアイテムが、
ここにきて納得のいく完成度に達してきました。
それなりのモノをスピード感をもって商品化することも出来なくはないのですが、
それは自分たちの意図するところではありません。
その差を実感できるものでなければ、やる意味がないと思うのです。

そして、今は来年リリースするアイテムを手作りにて模索中・・・
運良く、いいモノになるかもしれないアクションを見つけました!
バスからの反応が良ければ、本腰入れて追求したいと思います。

それでは、今回はこんなところで失礼しますm(__)m


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