桜も咲いて、春爛漫!
気持ちの良い季節です(^^)
春といえばスポーニングシーズンですが、今はまだその手前の段階。
シャローで数が釣れるようにはなれど、
実際に産卵行動となると、本格化するのは水温が安定して15℃をクリアする4月中旬くらいからでしょう。
水温が上がるほどにシャローのバスは増えていきますが、そのぶん「狙って50アップ!」とはいきにくくなってくるので、個人的には2月20日くらいから3月中旬くらいまでがとくに好きな期間だったりします。
しかしまだ、フィーディングモード中のプリスポーンバスを狙える楽しい時期です。
3月も取材やプライベートで頻繁にフィールドに繰り出していました。
高滝湖・豊英ダム・遠賀川・小貝川・砂沼・青野ダム・・・地域もフィールドのタイプも様々。
3月は三寒四温ゆえ、どうしても当たり日とハズレ日の波が激しくなってしまうのですが、
今年の釣行でいい日に当たったのは最後の青野ダムくらい・・・とはいってもデカバス狙いゆえそうそう釣れないのですが(^_^;)
この早春ならではのチャンスが過ぎ去ろうとしていることに、ちょっと焦ってしまう今日この頃です。
そうはいっても今年に入って50アップは4本と、関東にしてはいい滑り出し(^^)v
ヒットルアーはすべて一緒、ベイトフィネスジグ(TIMCO)にハリーシュリンプの組み合わせです。
ハリーシュリンプはボリューム感的に、特別ビッグフィッシュ狙いに特化したタイプではないのですが、
ラバースカートと合わせることで、デカバスも拾えるボリューム感とアクションを備えたベイトになります。
冬から早春にかけてはサイズ狙いの展開になるため、ベイトフィネスジグとのセットで使うことがほとんどでしたが、かといってその日デコりたくもない自分にとっては、アベレージサイズも食ってくれる絶妙のセッティングだったのです。
実際、デカバス狙いのつもりが、30㎝台の数釣りになった日もありました(^_^;)
ベイトフィネスジグのフックは、D.A.Sオフセット(ハヤブサ)の3/0に交換。
針先が出やすい形状ゆえ針先が出ていないか注意しながら釣りをすることにはなりますが、キャッチ率を優先して選んでいます。
ハリーシュリンプはフックの形状を選ぶワームではありませんので、合わせるフックは好みでOKですが、フックサイズは2/0~3/0が推奨です。
これからの時期は、ハリーシュリンプ単体で使うケースが多くなるはず。
アングラーも増えることで、プレッシャー的にボリューム感を控えたい場面や、ノーシンカーリグの出番も増えるからです。
左:ベイトフィネスジグ・・・スナッグレス効果が高く、カバーからオープンまでオールマイティ。
中央:スライドフォールジグ・・・ライトガードでちょいカバーからスイミングを絡めた使い方に Good!
右:マルチジグ・・・ボトムトントン&スイミング。スライドフォールジグと共にフックサイズも丁度よい。
ラバージグとの組み合わせでは、尻尾をカットして一体感を持たせることが多いです。
ノーシンカーリグのフックは1/0。
ラインが出ているところから刺し進めるのがベストです。
そもそもハリーシュリンプは、強いアクションにスレたバスでも食ってくれるよう、弱々しいアクションを狙いました。
しかし、弱々しいだけではバスに気づかれにくかったり、バスをリアクション的に反応させる刺激が足りない。
細かな動きでも全てのパーツがハイピッチにアクションすることで、アピール力とエビがせわしく水を掻いているような生命感をかもし出します。
ツメだけでなく、ウデの部分もビリビリといい微振動します(*^^)v
ウチワのような尻尾は、見た目よりも水を押すためのもの。
とくにノーシンカーリグにおいて、エビがキックバックして逃走する動きを出すためには必須でした。
視覚的にも、止めておいても拾い食いされるくらいのシルエットで、と。
推奨リグは、
ノーシンカーリグ・テキサスリグ・リーダーレスダウンショット・ラバージグトレーラー・キャロライナリグ。
ラバージグトレーラーやテキサスリグ、リーダーレスダウンショットでは、尻尾をカットしてもGood!(^^)!
ボリューム感の調整だけでなく、一度裂けてしまっての再利用としても活用できます。
尻尾をカットしても、シンカーがピッタリ。一体感を損なわないシェイプです。
やり尽した自信作です。
ぜひ唯一無二のアクションとバイト誘発力を味わっていただきたいと思います!