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『陸王チャンピオンカーニバル』

kawamura 2018.11.20

こんにちは、川村です。
すでにSNSなどでご存知の方もいるかと思いますが、ルアーマガジン・陸王の決勝に挑んでまいりました。

決戦の舞台は、北浦・鰐川・外浪逆浦・常陸利根川。
対戦相手は、青木大介・木村健太・伊藤巧・・・強豪ぞろいすぎる(*_*;

直前2日間のプラクティスに臨むにあたり、草深さんと参戦したアメドリで得た感触が、新たな視点でバスを見つけるきっかけとなりました。

それは、ボトムが見えるほどのドシャローがまだ生きているということ!
例年であればもう意識から外すシチュエーションですが、今年は冷え込みがなく、安定した気候が続いていることで、季節感が進んでいないのです。

かといって、沈みテトラのような水深のあるエリアでもバイトはあり、本湖・本流の水門からもグッドサイズの反応があり、流入河川にも警戒心MAXレベルながらグッドサイズがいる・・・
ようは“どこにでも可能性がある”状態なのです。

プラクティスでは、フックにキャップをかぶせて掛からないようにしているのですが、初日8バイト、2日目10バイト・・・これはハイシーズンばりのバイト数!
しかし、ラインテンションを張ると呆気なく離してしまうショートバイトが多く、これはバラしやすいぞ、と。

さらに今回、対策が必須と考えられたのが、土曜日が絡んでいることによるハイプレッシャー化。
そこで、プレッシャー対策として、とあるジグにチューニングを施したものと、バスが見慣れていないであろうトレーラーをこしらえていました。
思惑どおり、そのジグに対するバスの反応は良かったものの、ショートバイト対策として、トレーラーのセット方法にも一工夫することに。

このチューニングジグとトレーラーのセット方法は確かな効果がありましたので、誌面にてぜひチェックしていただきたいと思います。

さて、今年の陸王、初日の結果はSNSにて公表されたとおり、なんと4人が600g内にひしめく大混戦!こんな展開は初めてです。

ビッグフィッシュが出にくいことから、暫定トップの青木大介プロとの差は数字以上に大きく感じ、3連覇を狙うタクミもいい位置につけている。
キムケンは4本ながらウエイトは同等ということは、バスのサイズがいい!
そして僕は最後尾ですが、誰かは4~5キロを釣ってくると思っていただけに、胸をなでおろしたというのが正直なところ。

誰が勝つのか誰にも分からない状態で突入した最終日。
結果は、ルアーマガジン11月末売り号にてご覧いただきたいと思いますm(__)m

陸王の翌日に開催された『53PickUp!秋の陣』

【前日まで陸王で戦っていたキムケンも参加。ニーブーツを履いて拾いまくっていました。】

を挟んでの週明けからは、DAIWAの撮影にて霞水系へ。
来年リリースされるロッドとリールを使っての実釣です。

ロッドは2年前からテストしていたモデルなので、すでに使い込んだ感覚ですが、リールはちょっと投げたことがあるだけで、実践投入は初めて。
軽量リグが軽い力でよりスムーズに飛んでいくフィーリングに、確かな進化を感じました。

タックルの使用感はこの上ないのですが、肝心のバスがスッカラカン!?
苦戦しながらも、スモールラバージグSSにM.P.Sの必殺セッティングでなんとかグッドサイズを仕留められました。
困った時にはいつも助けてくれる、まさに最終手段です。

なんにせよ、例年であれば沈みテトラでライトリグといった冬の釣りがスタートする頃合いですが、今年の暖かさからして、まだもったいない感じかな?
もう少しシャローで楽しめそうな雰囲気を感じれた最近の釣行でした!!

【P.S.日暮れが早くなりました・・・】


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