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『H-1グランプリ第2戦・亀山湖』

kawamura 2019.06.04

こんにちは、川村です。

5/26に亀山湖で開催された、ハードルアー限定トーナメント『H-1グランプリ第2戦』に参戦してきました。

プラクティスには金曜日から入り、全域をチェック。

バスの模様が確認できるほどまでに成長した稚魚の群れがそこかしこにあり、“フライガード”といわれる稚魚を守るオスがついているのは少数。

スポーニングベッドも無いに等しく、スポーニングシーズンは終わりつつありました。
のむらボートハウスの若ダンナ曰く、今年は一斉にスポーニングに入り、長引かなかったとのことです。

本湖のオーバーハング下にアフタースポーンのバスが浮いていることをイメージしていたのですが、小バスは多いもののグッドサイズは稀。

バックウォーターは目視できるバスがそれなりにいるものの、40㎝を超えるバスは少なく、40から上のサイズがハマるスピナベサイトは効きにくい・・・

オイカワへのボイルもチラホラあるものの、まだ時期早々か?単発な印象・・・
バスの稚魚へのボイルもありました。

必要以上には釣らない方針でのプラクティスですが、スピナベサイトを実践するアングラーも多く見受けられ、この釣りへのバスの反応が気になるところ(^-^;

笹川筋のどんつき手前のシャローフラットで見つけたグッドサイズにビーブル(スモーキンシャッド)を通すと反応し、数投目にバイトしたのは48㎝!

草深さんにH-1用に作ってもらったビーブルの小型版も試したく、亀山随一のハイプレッシャーエリア、通称“プール”にて、表層に浮いていたグッドサイズに投じると呆気なくバイト!

「やっぱりこの釣法とビーブルはストロングだ!」と、主戦力にする決心がつきました。

しかし、スピナベサイトが効くサイズのバスが少ないうえ、実践するアングラーも多いであろうことから、これ1本でリミットメイクは危うそう・・・

模索するなかでバスからの反応が得られたのは、ひとつは小型のシンキングスイッシャー。
日ごろ多用する70ミリサイズよりもさらに小さい、60ミリサイズのレアリススピンベイト(デュオ)は反応の違いを実感!
ボイルフィッシュに投じます。

そして、30㎝台の見えバスに対し、スピナベサイトと同じ要領でスプーンとスピナーを通すと2連発!
一気にリミットメイクが現実的に感じる発見でした。

向かえた本戦。
参戦者はなんと170名!
どれほどハイプレッシャー化するのか?想像もつきません。

運良くフライトは1番を引き、狙いの折木沢筋上流には3番手で入れました。
しかし後続のボートもいるので、30㎝台のバスには1~2投して反応がなければ深追いせず、グッドサイズを探して遡上します。
ちょっと冷え込んだせいか?見えバス自体少なく、最上流のプールまで来てしまいました。

最上流には40アップもチラホラいましたが、これがまったく反応しないのです”(-“”-)”
スプーンもスピナーも効かない・・・昨日はたまたまだったの?

プールのバスは手に負えず、下りつつバスを探し、頃合いを見計らって上流へ再アタック!
水温が上がってから浮いてくるバスがいるからです。
朝よりも見えるバスは増えていましたが、自分の持ち駒に反応させられる釣法は見当たらず・・・

すでに帰着時間までは3時間を切り、デコるかも・・・

おりきさわボート手前にある小さなインレット・・・おそらく何人にもルアーを投じられているとは思いつつも、小ビーブルを奥に入れると巻き始めにもんどりうってバイト!
自分でもちょっと信じられないけど、ウエインできる~(^^)

この一匹が流れを変える転機になりました。

すぐ下流のシャローフラットの張り出し。
ボトム丸見えの浅さゆえエレキを上げて侵入し、ちょっとした深みに沈んでいる沈み木の横にスピナー(名称不明)を通すと下から飛びついてきて、小さいながら2匹目!

フラット上をウロウロしながらバスを探すと、沈み木の横にサスペンドするバスを発見!
小ビーブルを通すと、勢いよく食ってリミットメイク!

さらに、バスを見つけ、小ビーブルを追うもバイトにはいたらず、スプーン(カレン/アングラーズリパブリック)をリフト&フォールさせると「パクッ!」
まさかの入れ換え!

1発ビッグが入れば分からないところまできました。
見つけて、ビーブルに食ってくれば・・・最後まで可能性はあります。
が・・・そこまでは叶わず。
3本/1920gで9位でした。

優勝は3本/3200gを釣ってきた柴田選手!
バスの供給を見込めるひとつのインレットを釣り続け、ベビーシャッドとビースイムトリガー(ともにラッキークラフト)で仕留めたそうです。
2位はサトシンさんで、なんと1本で55㎝、3キロのスーパービッグ!!
前日に見つけたバスを、X80プロップダーターで食わせたそうで、見つけていてもそれを激戦のこの本番で仕留めるとは・・・脱帽です。

スピナベサイトなら何とかなると過信になっていたことは否めず、反省。
しかしながら、リミットメイクまでこぎつけられたことは幸運でした。
小ビーブルとスプーンに感謝です!

まだ2戦ながら、年間成績も1位に!
もちろんアテにはなりませんが・・・残りの試合も最善を尽くします!

追伸、1戦目に続きバラシがゼロなのは、中弾性カーボンでノリの良いLGシリーズの恩恵かもしれません。
今回は1/4オンスと軽いスピナーベイトゆえ、ワンランク柔らかいロッドと小口径スプールのリールを選びました。

【小ビーブルタックル】
ロッド:BLX LG 661ML+RB
リール:アルファスCT SV 7.2L
ライン:スティーズフロロタイプフィネス10ポンド


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