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『TBC利根川第2戦』

ishii 2019.06.12

皆さんこんにちは、フィールドレポーターの石井一樹です。

気温も30度を超えて暑い日がありますので、熱中症には気を付けましょう!!
私は対策として釣行時、コンビニでカリカリ梅を購入して食べています(笑)

さて、今回は2019年6月2日に開催されました、TBC第2戦のご報告をしたいと思います。

[プラクティスの様子]
私がプラクティスで感じていたことは、まだスポーニングの魚が多く、フィーディングの魚はものすごく少ない。
産卵場所であり、なおかつ、水色の良いワンドやテトラに多くの魚がいる様子で、日中はスポーニングエリア周辺の杭に浮いている個体が多く見られました。
産卵時期特有の気難しいバイトで、とにかくスローに誘うことが重要でした。

①テトラへアプローチ
テトラでキャッチしていた魚は700g~1,200g程度で、1日上手くエリアを回ることが出来れば、5本で5キロ近くは釣れそうな感じでした。
ワームはブレーバー5インチのネコリグをメインで使用。
ネイルシンカーは0.9g~1.8gまでを、風や流れの強さを考慮して使い分けました。
カラーは色々試しましたが、濁りが多少あったこともあり、特に反応が良かったのがBUミミズ(写真上)、及びライトグリパンピング(写真下)でした。

繊細にリグを扱いたいのと、バイトがあってからすぐにワームを離すことが多く、バイト時間を少しでも長くしたかったため、ロッドはソリッドティップを使用しました。
但し、フッキング後テトラから瞬時にバスを抜き上げる必要があったので、バットが強いパワーベイトフィネスタイプです。

テトラの穴を狙うため、ラインは岩に擦れてもバスが取れるギリギリの10lb.を選択。
また、フック選択にかなり悩みました。

ラインがテトラに触れているので力強く合わせる事が出来ず、ストレート系のフックは選択から外しました。
しかし、弱めの力でもフッキング出来るガード付きマスバリでは、バスから針先が見えるためか?何故かバイトが出ず。

最終的に行き着いたのは、ネコリグ用オフセットフックにワームチューブを装着させて、ワームがズレないように改造したフックでした。
キャッチ率も格段に上がり、大会で使えるレベルまで練習しました。

誘い方は、テトラの穴へキャスト。
ラインが擦れてしまいますが、チョウチン気味になるようにしシェイクしながらゆっくりレンジを刻み、ボトム(水深は1m程)まで探りました。
まだバスがスポーニングから回復しきれていないためか早い動きには反応しなかったため(着水後のフリーフォール等)、レンジを刻みゆっくりバスの目の前にワームを送り込んであげることがキモでした。

今回5.7インチを使わなかった理由は、ミスバイトが多かったことから、サイズのボリュームを抑えた方が良いと感じたからです。

①杭へアプローチ
日が昇ってからは、スポーニングエリア周辺にある杭+ブッシュに浮いているメスバスを狙いました。
サイズが良く、釣ることが出来れば1200g以上の魚をキャッチ出来ていました。
使うワームは2種類。ボディサイズは小さ目でフッキング重視、それとブッシュにも投げ込むため、素材がある程度硬いバックスライドクラーケンjrと、ベビーファットイカを選択。

フォールスピードを遅くしたいときはバックスライドクラーケンjrを、フックはダブルエッジの2/0を使用。
フォールスピードを速くしたい場合はベビーファットイカを、フックはインフィニの3/0を使用。

・試合当日
天候は曇り・・・大潮1日目。
スタートしてプラクティスから一番魚の反応があった、上流域のインサイド側テトラへ行きました。
沖側は水が悪かったのですが、テトラ最奥は水が綺麗。到着後すぐにネコリグでオスの800g位が釣れ、状況は変わっていないと思いました。
30m程あるテトラのストレッチで(狙いがテトラの穴なのでバラシもありましたが)、1時間程でリミットメイクしました^-^ブレーバーに感謝★

その後、数回の入れ替えを行いましたが、この時点でまだウエイトは4キロ程。
10:00頃に奇跡的に太陽が射したタイミングで、杭のパターンをやりに中流まで移動しました。到着後、杭へバックスライドクラーケンjrでアプローチ、数投でメスの1,300g位と700gをキャッチして入替え!
直ぐに上流のテトラエリアへ戻り(ラッキーなことに誰もおらず)、直後1,200g位のメスの魚が2匹連続で釣れました。
その後も試合終了まで粘りましたが、数100gの入替えを数回して試合終了となりました。

結果は5,394gで2位に入賞出来ました。
狙いがテトラ最奥だったこともありバラシがあったのと、一番下の魚が700g程度で入替え出来なかったため、優勝には届かず・・・
悔しさが残る大会でしたが、利根川の状況がまだ分かっていない私には出来すぎる展開でした。

優勝は沖田プロで5,822g。
エビ食いフィーディングの魚をサイトフィッシングをメインに釣ってきたとの事でした。

今回の入賞で満足せず、第3戦(7月7日)に向けて、いい魚をウエイイン出来る様にしっかり練習したいと思います。

最後に、私自身サポートを受ける前からブレーバー5.0 or 5.7インチを使い、ネコリグで沢山バスを釣っているのですが、ホントに魚を呼ぶパワーがあるワームだと思います。
皆さんもネコリグをリグる際は、ブレーバーを是非とも使ってみてください!!
きっと沢山のバスを呼んでくれますよ^-^

【使用タックル】
ネコリグ用
オンリーワンカスタム 67MX(デジーノブランクス)
ライン:フロロ10lb.

バックスライド用
オンリーワンオリジナル 67MH
ライン:フロロ10lb. or 16lb.


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