COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN > 『お盆休みの檜原湖釣行!』

『お盆休みの檜原湖釣行!』

yamaguchi 2019.08.26

皆様こんにちは、フィールドレポーターの山口将司です。

お盆休みの前半は、東北の避暑地でもある、裏磐梯は檜原湖へ遠征してきました!

約一年振りに檜原湖を訪れたわけですが、フィールドの状況は長梅雨の影響からなのか、昨年よりも減水は進んでおらず、梅雨明けから急に暑くなったようで、檜原湖にも短い夏が訪れたタイミングでした。ちょうど夏の高水温期に当たったようで、釣果のほうも厳しい様子でした…。

一年振りに訪れた檜原湖!

檜原湖の北に位置する早稲沢キャンプ場からボートをランチング。まずは早稲沢フラットからチェックを開始します。檜原湖のメインのベイトフィッシュでもあるワカサギの反応を魚探で探ると6~7mにちらほら…。

ベイトのいるレンジを探って一本目!
ヒットルアーはMPS(ブラック)の1.3gダウンショット!
ディープは痩せていてコンディションがいまいち…。

その後、檜原湖の北エリアの要所をチェックしていきますがノーバイトが続き…なんと、午前中にキャッチ出来たのは、この一匹だけと大苦戦…。

午後からは気合いを入れ直し、湖の中央に位置する月島エリアをチェックしてみます。
月島エリアの定番でもあるフラットエリアは、人気エリアでもある為か、多数のボートで船団状態。周りを見渡しても釣れている様子はありません…。

メジャーエリアでもある月島はかなりのボートの数…。

この日の午前中はライトキャロのワームとしてハリーシュリンプ3インチを使用していましたが、午後からはプレッシャー対策としてハリーシュリンプ3インチを『虫チューン』にしたものを投入してみました。虫チューンといっても、アーム(腕)とテール(尻尾)を切っただけのお手軽チューンです(笑)

しかし、これが大正解だったようで、船団が沈黙する中、短時間のうちに連発!!

サイズは小ぶりが中心でしたが、ハリーシュリンプ3インチ虫チューンを使用したライトキャロ(2.7g)で短時間のうちに連発!!

狙ったスポットは水深3~5mのフラット上にある良質なウィード。風に乗せてライトキャロをロングキャストし、エレキでドラッキングして釣っていきました。バイトが出たのはロングキャストして着底後か、ドラッキング中にウィードにコンタクトさせてからのハングオフ直後でした。

グッドサイズもゲット!!
こいつはちょっと深めの5~6mレンジでした。

今回、大活躍したハリーシュリンプ3インチの『虫チューン』!!

虫チューンにしたハリーシュリンプ3インチの気になるその動きですが、ボディ左右のヒゲがピリピリと微振動しながら、ゆっくり水平フォールしていきます。今流行りの『沈む虫』のような感じでしょうか。
ライトキャロにすることで、ウィードの上をフワフワと釣ることが可能となり、ワーム自体がウィードに突っ込み過ぎないことも好反応に繋がったのではないかと思っています。
ウィード上にサスペンドしているニュートラルな魚、もしくはウィードの中に潜んでいる魚も、上手くバイトに持ち込む事が出来たのではないでしょうか。

2日目は半日だけの釣行でしたが、やはりハリーシュリンプ3インチの『虫チューン』を使ったライトキャロが引き続き効果的で、複数匹キャッチに成功!
この日は、前日よりも微風だったので、軽めの1/16oz(1.8g)シンカーを使用しました。

半日釣行となった二日目も安定のハリーシュリンプ3インチ『虫チューン』のライトキャロで!

プレッシャー対策として、より繊細にワームを漂わせる為に、フックはファインワイヤーのものを選択し、フックサイズ自体も極力小さくしました。(DASオフセット #4 ハヤブサ)

ライトキャロのシステムとして、親子サルカンに、シンカーはノガレス社の『TGグレネードクイックチェンジャー』を使用しました。
通常のキャロライナリグのように、メインのラインにシンカーを通すことがなくなるので、ライン自体に掛かる負荷が無くなり、結び目(ノット)の保護にも繋がります。檜原湖で使用する3ポンドクラスのライトラインなら尚更です。
なにより容易にシンカーのウェイト交換が可能になることもメリットであると感じています。

親子サルカンとTGグレネードシンカーを使用した
ライトキャロのシステム!
ワンタッチでシンカーウェイトが交換出来ます!

タイミングの変わり目で投げたトップウォーター(ワッパープロッパー90)にもヒット!

スモールマウスバスが水面を割る瞬間は非常にエキサイティング!ライトリグだけでなく、水面系のルアーでも釣れるのも檜原湖の魅力の一つです!

お盆休みということもあり、檜原湖は避暑を求めて訪れる多数のアングラーで賑わっており、フィッシングプレッシャーはなかなかのものでした。
そのような状況下においても、ボトムアップのワームはとても効果的だと改めて実感しました!
釣果のほうは例年に比べても厳しいものでしたが、なによりも景色の良い中でのバスフィッシングはやっぱり最高です!


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop