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『TBC第4戦 ハリーシュリンプが活躍!!』

chiba 2019.09.12

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のコラムは、9/1に開催された『TBC第4戦 ジャッカルカップ』について書きたいと思います。

水質悪化が目立つ利根川。
連日の雨の影響を受け、水温だけを見れば「秋」。
30℃近い水温が続く日々から一転、25℃前後まで下がる状況になっていました。
釣り人にとっても暑さが和らぎ釣りがしやすい環境でしたが、バスにとっては・・・
そんな事を考えながら、プラクティスに臨んでいました。

今回プラクティスで見出した釣りは、ハリーシュリンプ3インチのダウンショットリグ(5g)
尻尾をカットしたものと、しないもの、さらにそれぞれリーダーの長さも変えました。
・タイプA :リーダー約15センチ(ハリーシュリンプ3インチ)
・タイプB :リーダー約5センチ(ハリーシュリンプ3インチ、尻尾カット)

【ダウンショットリグ タイプA】
着底後のノーシンカー状態をより長く演出するために、リーダーを長めの約15センチに設定。
尻尾を切らない理由は、尻尾が水を受けてゆっくりフォールすることで、
より自然に水中を漂うエビをイミテートするためです。

【ダウンショットリグ タイプB】
バスの鼻先にストンと落とし、リアクションで口を使わせるために、リーダーを短めの5センチに設定。
早い動きでバスにアプローチして、強制的に口を使わせるセッティングです。
テールをカットする理由は、抵抗を減らすことでよりフォールスピードを速くするためです。

上記2種類のダウンショットリグを準備して、大会に臨みました。
また、ワームは明らかにハリーシュリンプへの反応が良く、コンフィデンスを感じていました。

【タックル】
Rod:STEEZ 661MFB-SV ウェアウルフ(DAIWA)
Reel:SSエアー8.1(DAIWA)
Line:ADDICT FLUORO 12lb.(山豊テグス)
Fook:ダブルエッジ1/0 (RYUGI)

ラインは、本来ならアクションを重視するために10lb.を使用したかったのですが、ラインブレイクを考慮してギリギリだと思う12lb.を使用しました。
ラインの太さで迷ったら、太いラインを選ぶ事を強くお勧めします。
試合中のラインブレイクもそうですが、1番はバスの口に針を残してしまう事が良くないと思いますので。
限りある資源、貴重なバスを大切にする気持ちが必要だと思います。

アクションのキモとしては、“着底後、すぐにラインテンションを抜く”
プラクティスでは、このラインテンションを抜いているときにバイトが多発しました。
アングラーとしては、ついロッド操作をしたくなるところですが・・・
フォール中、ハリーシュリンプ特有の自発的ピリピリアクションで誘ってくれます。
基本的にはこの動作を3回ぐらい繰り返し、回収するイメージです。
早い動きと遅い動きを繰り返す、この動きのメリハリが、バスにスイッチを入れる要素だったと思います。

今回の大会では、尻尾を切った【タイプB】を多用しました。
理由としては、ファーストフォール直後にバイトが多発したためです。(プラクティスでは、着底後の放置でバイトが多発していました。)
やはり利根川は、その日その日でアジャストさせる必要があるフィールドだと再認識しました。

結果は、4本キャッチの3.228gで6位でした。
残り2戦、皆様に良い報告ができればと思います。

最後に紹介したいのが、もうすぐ発売予定のシャッドクランク、「リズィー」です。
使い方は、投げて巻くだけです。
ヌメヌメとした艶めかしいアクションがたまりません!!
今回は表層付近をゆっくり巻くのと、高速巻きによるリアクション狙いで使用しました。
早く巻いてもOK!遅く巻いてもOK!・・・色々な引出しが秘められてそうです。
まだまだ個人的にも使い込んでみたいルアーです。
発売をお楽しみに!!


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