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『様々なルアーで楽しむ、初秋の府中湖』

suzuki 2020.10.07

フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は、夏から秋へと移行していった9月の府中湖釣行を振り返りながら、10月はどのような釣りが良くなりそうかを推測してみたいと思います。

さて、降雨が少なかった8月に比べ、9月は台風&秋雨前線の影響で降水量が多く、昨年の同時期より水質が良かった印象です。
その為、残暑の厳しかった昨年の9月は夏寄りの場所選び・釣り方がメインだったのに対し、今年の9月は横の動きに反応が良く、巻物メインで楽しむことができました(^^)

とはいえ、前述した通り水質が良かったので、巻物の中でも“弱い”巻物がGood!
メインにしたのは、
・スイムジグ1/4oz.+ヴァラップスイマー4.2inch
・チャターベイト(スカート無し)1/2oz.+サカマタシャッド6inch
の2つ。

府中湖は足場の高い場所が多いので、足元まで浮き上がらずに引いてこられる低重心のスイムジグがオススメ!バレッジスイマーアナザーエディションを使用しました。

キャストし、カーブフォール(浮いている魚がバイトしてくる可能性もあるので、少しでもそのチャンスを増やすため)で狙いたいレンジまで落とし込んだら、ロッドを立ててラインを張りすぎないようにし、一定レンジをキープしながら巻いてくるのが主な使い方ですが、時には早巻きしたり、ジグストしたり…。
ヴァラップスイマーをトレーラーにしていれば、どのリトリーブスピードにも対応でき、ジグストでも綺麗にロールするので使用頻度No.1!

スイムジグでは弱い、もう少し目立たせたい…。
そんな時に使用したのが、通称“ネイキッド”と呼ばれる、ラバースカートを取ったチャタ―ベイト。スカートレスにすることで、スイムジグと従来のチャタ―ベイト(スカート有り)の中間の強さと位置付けしました。

また、サカマタシャッドをトレーラーにすると、ボディー側面が平らなので、明滅が凄い!
例えれば、一般的なチャタ―がラウンドタイプのクランクベイトだとすれば、このネイキッドチャタ―+サカマタシャッドの組み合わせは、フラットサイドクランクのようなイメージです。
オープンウォーターを巻いていてチェイスしてきた魚が、そのままバイトするのを数回目撃したのには、正直ビックリ(^^;
フラチャット、ジャックハンマー(ともに1/2oz.)を使用しました。

 
この2つとは少し違ったタイプのルアーとして、同じ場所で投入していったのが、リズィーアピールプラス

正直、今までシャッドクランクに対する理解度が低かったのですが、アピールプラスが発売になったタイミングで改めて使い込むと、追わせて喰わせることができるハードルアーだと改めて実感。

個人的に、このようなタイプのルアーは早巻きでリアクション的に反応させるイメージでしたが、意識してリトリーブスピードを落としてみると、想像以上に追ってきて喰っているな、と思うことが多々・・・
また、タックルセッティングも重要だなと感じ、今までバーサタイルタックルorベイトフィネスで流用していたのを、専用にタックルを組むようにしました。

↓参考までに、使用タックルです。
ロッド:ブラックレーベルプラス 661M/MLFB
リール:アルファス CTSV SHL
ライン:フロロマイスター10lb.

 
これら巻きの釣りは、風や気圧など天候に左右されることが多く、特に夏に後戻りしたような天気の日にはパワーダウン。逆に、そのような無風時にバスが強烈な反応を示したのが、フカベイト

バックウォーター、本湖問わず、ゆっくり巻くだけでバスが浮いてきてバイト!
アベンタRSと釣れる要素が同じなので、もう少し研究したいと思います。

9月27日に開催された「府中湖チームエクスプローラーカップ」では、朝イチ1投目でフカベイトにて46センチをキャッチ。移動した先で、フカベイトにミスバイトした魚を、カバークリーパー4.5g+ブルスホッグ3inch(3節カット)のフォローで釣り、2匹合計長寸86.5センチで優勝!

バスもベイトフィッシュも、共に抜けつつあるバックウォーターでは、居残り組をハリーシュリンプ3inchのサイトフィッシングで。

使用したリグはホバスト!
ホバストで使われるワームは中空ボディーorエラストマー素材が多いので、0.3gほどのネイルシンカーを入れて、フックを背中側に通すのが一般的。しかし、ハリーシュリンプは背中側が中比重、腹側が高比重なので、ネイルシンカーは必要無し。そして、フックは腹側に通します

腕を開閉させながら漂う姿は、まさに無防備なエビ!
追ってきて喰わない魚には、止めて足をピリピリ震わせながら水平フォールさせるのもアリ!
フックは、ホバーショット(RYUGI)の#3。
滞空時間を少しでも長くする為に、なるべく小さめ(=軽量)のフックを使用しています。

その他では、ブルスホッグダディやロングワーム(ボウワーム12inch)のようなボリュームのあるルアーや、バズベイトのように金属ブレードが水を攪拌させるルアーでも!

ブルスホッグダディ、初使用でいきなり50アップ!7gテキサスリグの枯れウィード撃ちにて。ダディは手持ちが少ない為、温存していますが、ため池ではザリガニを意識した釣りがハマる時期です。)

まだまだ色々なルアーで楽しめる季節ですが、これから晩秋に近づくにつれ、デカバスを釣るならビッグベイトは勿論、バルキーなトレーラーをつけたラバージグ、スイムジグ。
急激な水温低下で水質が悪化すれば、バズベイト、スピナ―ベイト、チャタ―ベイトなど、水を大きく攪拌したり、フラッシングで強制的に魚のスイッチを入れることのできるルアーが強くなってくると思います。

参考までに、是非お試しください!


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