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『春爛漫、各地で好釣!』

kawamura 2021.04.08

こんにちは、川村です。

すでに桜も散りつつある今日この頃。
水温もやや高めに推移しているようで、季節の進行がやや早いような印象を受けます。
ここ一ヶ月の釣行は霞水系に加え、遠賀川(福岡県)に青野ダム(兵庫県)と遠征も続きました。

遠賀川へは、先日公開となった山口諒也との釣行。

早春の遠賀は数こそ望めませんが、デップリ太ったデカバスが釣れる印象です。
今回も、一発目から2キロに迫る魚が釣れてくれました!

リグはブレーバー57のスナッグレスネコリグ。
プリスポーンのサイズ狙いをかなえるボリューム感と、2/0フック(N.S.S.フック)を背負える安心感があります!(^^)!

初日をいい形で終えたことで、2日目は勝負することに。
続編をお楽しみに(^_-)-☆

 
遠賀川へは4月上旬にも訪れました。
今度はTV「ザ・フィッシング」の撮影です。

初日は1本とかなり苦戦・・・バスがどこにいるのかも掴めないでいました。
2日目はエリアを絞り込み、釣法やタイミングを変えながら、より丁寧に探っていくことに。

後半は連発し、ラストはシビれる展開でしたよ(*^^)v
M.P.S BIGもいい仕事してくれました。
放送は4/17(土)、17:30~となりますm(__)m

 
霞水系へは「アングリングバス」の取材にて。
テーマはハードルアーということで、シラウオやワカサギにハメるのが最善ですが・・・

[写真提供:アングリングバス]

初日は晴天無風にて、それらベイトフィッシュの接岸はなく、釣れそうな雰囲気だったのは朝夕合わせての2時間のみ。
夕方にグッドサイズを仕留め、辛くもデコは免れました(^-^;
霞本湖、水深50㎝ほどのアシ際でした。

翌朝は微風。ならば・・・と、前日に釣れたストレッチから開始しましたが、不発。
風が強くなり始め、波風が当たる対岸に移動したところ、すでに多くのアングラーが並んでいました。

ここでは前日から目にすることのなかったシラウオが群れていました。
シーバスを釣った方がいて、ボクにはキャットフィッシュが釣れ、初のダントウボウがスレ掛かりしたりと生命感はありましたが、
バスを釣った方を見ることはなく・・・

[写真提供:アングリングバス]

鰐川に移動し、プロトのジョイントベイト(仮称:ジョリー)を試すと連発!!

広い霞水系においても釣れる場所は限られ、アングラーも集中するし、時合いも短い。
ルアーに対してもセレクティブだと感じます。
しかし、ハマると連発もあり得るポテンシャルは健在であることが嬉しかったですね!

また、貴重なバイトを、グラスコンポジットロッド「ショアコンペティション ライトニング66」がミスなくキャッチさせてくれました。
どんなに低弾性なカーボンを用いても、グラスの追従性にはおよびません。
ライトニング66は、ローモデュラス(低弾性)カーボンベースに、
樹脂量を極限まで減らした軽量・シャープな「SVFグラス」ティップを備えた“バーサタイルプラッキングロッド”

投げやすく、ルアー本来のアクションを引き出し、キャッチ率も高い。
リズィー(7g)クラスのシャッドクランク~RTO1.5クラスのフルサイズクランクまでを快適に扱えること。
今回、1/4オンスのチビーブルにも好相性を見せましたが、3/8オンスとなると柔らかすぎます。
そして、シェイクやトゥイッチといった小技にも向いているのは、その軽さと、グラスティップでありながらダルさを排除しているからこそ。

誌面では、ハイプレッシャーが前提のオカッパリにおいて、ハードルアーを生かすノウハウをお伝えしますm(__)m

 
青野ダムへは、釣りビジョン「follow my F」の撮影にて。
“地元超え”を目標に挑む番組ですが、今回のテーマは「ロクマル」。

青野ダムもワカサギレイクにて、オカッパリから狙うとなると、この時期はワカサギの接岸に期待するところ。
しかし、初日の朝はマイナス1℃の冷え込みに、2日目も3℃と好転するほどではなく・・・
ワカサギも一匹見ただけで、それを狙う鳥もはるか沖でダイブしていました(*_*;

それでも、1日1匹ずつグッドサイズを仕留めはしたのですが・・・
エンディングコメントにて、今一度チャンスをいただけることを告げられたのです!

5日後の青野ダム、雰囲気は一変!
桜が咲き、前回6℃だったバックウォ―ターの水温は10℃を超えていました。
しかも、前日には水温より高いであろう雨・・・

状況が好転していることは明らかですが、目標はロクマル。
釣り方も、前回と同じでは狙えないことを察していました。

そこでやってみたのが、アラバマリグ。
あまり気が進まずにいて、使うのは今回が初でした。

ヴァラップスイマーをセットした、「ヴァラバマ」が釣れていますが、泳がせてみると、確かにこのリグとの相性が抜群であることもうなずけました。

タイトアクションなので、群れになっても強すぎず、ナチュラルに群れを演出してくれる。
ロールによる明滅効果も、群れになるとさらに魅力が増すように思えました。
さらに、昨年の陸王で佐々木勝也がやっていた「バマスト」というロッドで誘いながら泳がせてくる釣法を試すと、それぞれがヒラをうったり左右に踊って、これまたいい動き!

初日は5本のウエイトは10キロを超え、2日目はさらに・・・
目標のロクマルは達成できたのか!?
釣りビジョンにて、初回放送は4/13(火)22時となりますm(__)m

【アラバマリグタックル】
ロッド:BLX LG6111H+FB-SB
リール:ジリオンSV TW6.3L
ライン:モンスターブレイブZ 22ポンド

 
日並みによるところも大きいながら、ここ一ヶ月で釣果も上向いてきました!
これからはスポーニングシーズンに入りますから、バスの扱いはいっそうの配慮をお願い致します。
乾いた地面の上に抜き上げない。水から長時間出さないといったことですね(^_-)-☆
ボートでは、ライブウェルに入れての移動も控えたいところです。
バス、間違いなく減っていますから。

 
最後に、開発に2年を要した「ギャプジグ」をリリースさせていただきました。
2018年の陸王決勝でコンパクトカバージグの有効性に開眼し、2020年の陸王決勝では、最終サンプルにてビッグフィッシュと入れ換えにも貢献してくれました。

ヘッド形状は手削りでシェイプ出しし、理想をかなえるためにフックは特注。
コンパクトなのに深くかかるワイドゲイプフック。他にも随所にこだわりを詰め込みました。
昨今のタフフィールドにベストマッチするジグとして、やり尽した自信作です。
ご活用いただけましたら幸いですm(__)m


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