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『2021陸王オープン(予選)』

ryoya 2021.10.22

フィールドレポーターの山口諒也です。

少し前までは日中暖かい日もありましたが、雨が降って以降、九州は気温が低下し肌寒くなってきました。

さて、今回のレポート内容は10月2〜3日に開催された陸王オープンの模様をお伝えしようと思います。

今年はホームフィールドから離れ、Bブロックに参加しました。
(通常であれば、遠賀川が含まれるDブロックにて参加)

理由は不純ですが…
・自分がどれだけ成長しているか知りたかった事。

なので、初めてのフィールドを自分の力で釣り歩き、どこまでやれるか!という挑戦です。
その為、プラクティス期間は1日。
事前情報もいれず、今までの経験から得た知識と航空写真を駆使して挑みました(^^)

さて、Bブロックのフィールド組み合わせはというと、
霞ケ浦 ・ 北浦 ・ 五三川 ・ 旧吉野川 ・ 府中湖 の5つ。

福岡から自走するとして、距離的にも旧吉野川府中湖の2択。
旧吉野川は一度も行ったことが無く。
府中湖は一度行ったことがあるものの、その時はバックウォーターでまともなサイズを1匹キャッチ。その後本湖で魚は触れず・・・なんだか苦手なイメージ^^;

結果、河川の方が得意である為、旧吉野川に決めました。

まずはプラクティスの模様から。
プラクティスに入ったのは大会前日の10/1(金)。
旧吉野川は計画的な水位の変動が行われており、カレントの有無を見極めて釣行することが重要なフィールドです。
堰の開閉時における水位の確認は、WebのHPにて公開されております。

こちらが、金曜日の水位表。
(赤字:堰上流水位 黒字:堰下流水位(潮位))となっております。

大会時間のAM6:00〜PM5:30までの間では増水のタイミング。
水の動きもある為、オカッパリにとっては魚を探すのにはもってこいのタイミングだと思いました。

今回、沖のストラクチャーなどを探る時間は少ない為、ショアラインのみに絞り込み、水路やインレット。加えて、水通しの良い橋脚周りを見て回りました。

まず、各インレットや水路を片っ端から回る事にしました。
すると!ナイスサイズのバスを数多く確認。

陸王オープンは、サイズを選べるサイトフィッシングがキーになると思い、遠賀川でかなり釣れていた、スクーパーフロッグを使った(ネイルシンカー(リーンType)1.3g×2)ネイルリグの反応を見たく、投じると・・・

あっさりと2匹キャッチ。
(このリグはフック(F.F.フック#2 デコイ)が見えづらいので、サイトフィッシングでは、バスの反応も良好!)

(こちらは遠賀川での釣果です、短時間釣行でも50upが釣れており、かなりパワーを感じていました)

※ネイルシンカー(リーンType)1.3g×2を入れる位置は写真をご参考ください。

カエルをよく見かけたフィールドでしたので、スクーパーフロッグとの相性はバツグンだと感じました(^^)

(カエルが写真の様に水面を泳ぐ姿は、何度も見かけました)

その後、淡々と水門巡りをすると。

(針先は折ってあったのですがKOSMO+M.P.S2.4インチで釣れてしまったバス^^;)

一匹不注意で釣れてしまうも、バイトも多く手応えはGood!
プラクティスを終え、期待して本番へ!

しかし…
期待とは裏腹に、かなり苦戦(p_-)
それもそのはず、本番二日間の試合時間内は減水日。
水位が上がり出すのも午後からでした。

一番困ったのは、自分が想像していた以上に、水位の変動による見た目のギャップ!
水が減りすぎて、釣れなさそうと感じてしまうのです。

午後になっても、良いと感じていた上流域のショアラインに魚が入って来る程の水位の回復は無く。
仕方なく水深のある水門や橋脚、第二大谷と呼ばれるスポットをランガンするしかありませんでした。

初日は9時に、勢い良く水を流していた水門の角にあるヨレにKOSMO2.5g(スジエビ)+M.P.S2.4インチ(ネオンシュリンプ)でマイクロピッチシェイクをすると・・・

ギュン!と引き込まれ、強烈な引きでウィードに潜られながらも48cmをキャッチ!

そこから各水門でマイクロピッチシェイクをするパターンで2発掛けるもバラし…

原因はフックにありました^^;

(針先が上を向いていますが、たったこれだけでもバラしに繋がります(T . T)

さらに、ギャップジグ5g(グリッパノン)+フレックスチャンク(ミディアムサイズ)を中層でスイミングさせて来ると引ったくって行きましたが、それも乗らず。

その後、手も足も出ず初日は一匹で終了。

二日目も水門パターンを試すも反応は無く・・・

宮河内川のエリア最上流を見に行ってみると、減水してはいましたがマイクロピッチの出来そうなカバーが数カ所見当たったので試すと・・・
不意をつかれた瞬間に抑え込まれ、抜き上げ寸前にポロリ( ; ; )

辺りを釣り歩くと、小バスながら見えバスもチラホラ。
夕方の水温が上がり切ったタイミングなら、サイトも出来るかもしれない!?と思い、午後に入り直すことに。

14時頃に最上流へ入り直すと…
岸際を見ながら泳ぐバスを発見!
ベイトタックルにリグっておいた、KOSMOをボトムでシェイクするも、見切ってしまう…

スピニングに持ち換え、シェイクでラインを揺すらなくとも自発的にアクションしてくれるブレーバー5.7インチ(カモフラシュリンプ)を進行方向のやや沖めに投じ、フリーフォールさせると、バスがルアーを追いかけて行き、ラインが走る!

強烈に走るも、寄せてネットイン!

二本目も48cmをキャッチ!
もう一本釣ることができれば、優勝もありえる展開!

その後、走って見える魚を探しました。

最上流から少し下った消波ブロック帯を細かく探るも反応は無く^^;
試合終了1時間前に、更に下った場所の橋の上から、インレット付近に50upは確実にありそうな見えバスを発見!(o_o)

すぐに、自信のあるブレーバーの(ノーシンカーワッキー)やスクーパーフロッグ(ネイルリグ)を試すも、ソッポを向いてしまいました・・・

アプローチを一度やめて、休ませる為に橋の上から少し観察する事に。
すると、ボトムでキラキラとしていたイナッコ?稚鮎?にボイルしていました。
これをヒントに、ルアーをフリッシュ(デッドリーワカサギ)の0.9gペラ付きジグヘッドに変えて、ボトムでロールさせるとバイト!

しかし、ジャンプ1発でフックアウト(T . T)
その後、再びバスを探すも見つけることができず、試合終了。

今年も決勝へと進むことはできませんでした。
応援、サポートしてくださった皆様ありがとうございましたm(_ _)m
また、来年も頑張りたいと思います。

最後に、何気に初めましてなライバル?のフィールドレポーター鈴木翔君にも会いましたよ^ ^
オーラを感じました(笑)

(陸王オープンヒットルアーズ)


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