こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
今回のコラムでは早春にかけて遠賀川釣行にてよく釣れたルアーと釣り方をレポートしたいと思います。
最初は【アラマバリグ】から。
今年の冬~早春は、ここ何年かと比較すると寒かったため、かなり厳しい状況でした。
かなり冷え込んだ影響でターンオーバーを起こし、水質悪化のせいで水色も赤色っぽく・・・
酸素量が少ないためか、他の魚種も水面で口をパクパクさせながら浮いていました(-。-;
しかし、雨が降ったタイミングで流れが発生し水が入れ替わると、バスの活性がアップ^_^
そのタイミングで魚を引っ張ってくるのに、最も適したルアーがアラバマリグでした^_^
(3月の雨後に釣ったグッドフィッシュ!)
アラバマはS.ギミック(清光)。
トレーラーには[ヴァラップスイマー3.3インチ]の新色をチョイス^ ^
フックは、ネイルボム2.5gの#1/0を使用しています。
オフセットフックなので、ストラクチャーをタイトに攻めても根掛かりが少ないのでGood!
カラーの配色はというと…
・外側4本はリアルフィッシュ
・センター1本はブルーバックチャート
センターのチャート色は、バイトマーカー的な役割をしていると思っております^_−
ヴァラップスイマーならではのタイトピッチなアクションが、複数匹を泳がせるアラバマリグを強過ぎないものにしてくれるのでGood!
また、アラバマリグを使用するにあたって、アプローチ方法にも気を遣っています。
この釣りでキモになるものは「食わせ所」!
魚が追い込んだと錯覚してしまうトレースコースを意識する事が大事だと考えています。
(足場の斜め護岸や水面、ストラクチャーなど)
アプローチする角度を変えたりしながら、周りにある物に向かって泳がせてくることで、よりバスからの反応が増えると思います^_^
ヒットシーンもございますので是非、ご覧ください!
次は【高比重ノーシンカーワーム】。
高比重ノーシンカーワームの釣りをやろうと思ったきっかけは、今年の元旦釣行で、ノリーズプロスタッフの渡邊和哉君から使い方を教わったからです。
(カバースキャット3.5インチで釣った相模湖バスです)
彼が、「この釣法はどのフィールドでも効くよ!」とのことだったので早速遠賀川で試してみると…
(グッドコンディションのバスが良く釣れました^_^)
遠賀川水系でのMAXサイズもキャッチ!
(53cm、2810gもありました(°_°))
別日には…
(54.5cm、2580g(-。-;))
ビッグバスが連日釣れ、完全にこの釣法の虜になってしまいました^^;
しかも、バイトが凄まじい(°_°)
ラインがギュンギュン引っ張られるのです、
それだけ、本気でバイトさせている証拠であると感じております。
しかも、晴天無風の状況や冷たい雨が降った後などの厳しい状況化の方がむしろ効いたりしてしまうので、新しい引き出しになっていきました(^^)
さて、タックルと一連の動作をご説明します。
僕の使用しているタックルはというと・・
ロッド:ブラックレーベル BLX 671MHFB
(ロッドは遠投した先でしっかりとアクションを出せる硬めかつ、ジャークしやすいやや短めを選んでます)
リール:SS SV 105XHL(ギア比8:1)
(リールはバイトがあった時にボトムに寝ているラインをなるべく多く巻き取る為にハイギアを選んでいます)
ライン:フロロカーボン20lb.
ラインは20lbフロロを色々と試しました、
結果、硬くて伸びの無い物がベスト!ラインにクセが付きにくかったり、ジャークした際の使用感も微妙に違います^^;)
フック:ライトニングストライク#5/0(ハヤブサ)
ボトムジャークした際にリグがストラクチャーなどにぶつかるのですが、その際にワームのズレを抑制してくれるベンド形状が設けられているため、ストレスフリーかつバイトチャンスをロスしません(^^)
タックルはこの様な感じです。
次は一連の動作について、
・ルアーをキャストする位置
基本は沖のピンスポットや地形変化を狙ってルアーを投げます。
❷の様にピンスポットに直接入れてしまっては、1番美味しい部分をすぐに抜けてきてしまう為、狙いのポイントよりも遠目にキャストする様に心掛けています。
※この際、ルアーのアクションが出やすいようにラインを真っ直ぐにする為、風や川の流れを考えてキャストしなくてはいけません。
次は、誘い方について!
❶「ワームとラインがボトムに着くまで待つ」
❷「2ジャーク&6秒ステイで誘いを入れる」
動作はこの2点なのですが、要所で説明をすると。
❶ラインとワームをボトムに馴染ませて隠れるようにします、この様にする事で、ジャークした際にボトムに馴染んでいたルアーが急に動く為、リアクションバイトに繋がります。
❷2ジャーク&6秒ステイは釣りのテンポとしてもやり易く、これ以外の方法も試しましたが魚は釣れず^^;
1番やり易いアクションだと感じています。
ジャークする際はなるべくロッドを下げて、ラインが浮かないようにします。
更にジャークをしているとストラクチャーなどに引っ掛かる事があるのですが、すぐにラインを弾いたりするのでは無く、ジャーク&ステイを繰り返し行ってルアーが外れるのか?試してみてください。
ストラクチャーに引っ掛かっているルアーを見に来たバスが、ハングオフした瞬間にバイトしてくる事もあります(^^)
僕が行なっている動作はこの様な感じです!
さて、これから更に季節が進むとアフタースポーンのバスにかなり効くルアーがもう一つあります!
それが[バックスライドワーム]になります。
実は、僕の好きなルアーの一つでもあります(^^)
産卵が終わった直後の体力を消費したバス達は大きく移動せず、近くにあるストラクチャーなどに身を寄せてサスペンドする傾向にあります。
そして、今頃から多く出てくるエビがメインベイトになる。
そんなバスに効くのが、フワ〜とフォールしていくバックスライドワームなのです(^^)
個人的に最近キテるバックスライド系ワームは…
[ハリースライド]ですね(^^)
フォール中に爪をパタつかせながら泳ぐアクションは、これまでのバックスライドワームとは一線を画すもの。
それだけで無く、ボトムについてからのチョンチョンと誘ってからの放置もかなり良いです(^^)
(ロッドでアクションを付けた際に、腕を開閉させてフワッフワッとブレーキを効かせながら漂った後に、もう一度フォールして誘います)
大体、次にアクションをさせようとした時には重みが乗っています(^^)
4月17日(日)に開催された、遠賀川でオカッパリ&ボートによるトーナメントを開催している「WJBT」さん主催の[福岡岸釣り最強決定戦2022]の第二戦では、ブルスホッグベイビーと共にリミットメイクに貢献し、ウイニングルアーとなりました(^^)
(二匹、2680gで優勝することが出来ました!)
ヒットシーンもございますので是非、ご覧下さい!
そんなハリースライドは発売中となっております(^^)
皆様も今回ご紹介した釣法とルアーを是非、お試しください(^^)
(ヒットルアーズ)