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『陸王ダービー2022チャンピオンカーニバルin五三川&大江川』

suzuki 2022.11.08

こんにちは、鈴木翔です。

10/29(土)、岐阜県の五三川&大江川で開催された『陸王ダービー2022チャンピオンカーニバル』に出場してきました!

今回はプラクティス期間の制限が設けられてなかった為、9月末の週末2日間と直前5日間の計7日間入りました。

五三川は昨年の12月以来、今回で2度目。大江川に関しては、完全に初フィールド。

駐車できる場所がアングラーズパークと有料駐車場のみということで、両フィールドとも丸2日かけて実際に歩いてみて、現実的ではないエリア(距離的に)はバッサリ切り捨てていきました。

さらに土曜日開催なので、”釣り人の密集率”と”魚影の濃さ”。この2つを天秤にかけてエリアを取捨選択。
せっかく30分歩いて釣り場に着いたのに、目当ての場所には先行者が…ということも起こり得ないので(^^;;

結果、五三川は1エリア、大江川は2エリアに絞り込みました。

釣りの方はというと、今年1年通い慣れていないフィールドの下見をするときは、ほぼギャップジグ5g+ブルスホッグ3″オンリーで釣り歩いています。

カバー撃ちは勿論、水面直下〜ボトム付近を横方向に泳がせてくることができる。尚且つ、釣れる魚のサイズを選ばない。
「釣れた=ヒント」なので、サイズ問わず釣れることで必然的に得られるヒントも増えます。

あとは、5gのフォールスピードが水深を測るのにもちょうど良いですね!

そんな感じでギャップジグをメインにしつつ、要所要所で違うルアーを試して反応を見ていきました。

中でも、最も面白かったのが五三川での夕方バズベイトゲーム!
晴れた日の夕方、無風もしくは微風時にシャローフラット+葦や杭に差してくるバスが、ド派手にバイトしてきました。

直前プラでは、9月末に比べると水位が下がったことでパワーダウンしたものの、高確率でバイト有り。

ただし、バイトが少し弱々しくなっていたので、ボルケーノグリッパー3/8oz.のトレーラーにヴァラップスイマー3.3″をセットして、巻きスピードを落とすことでフックアップ率を上げていました。

時間的には16:20以降から熱くなるパターンなので、試合ラスト10分で1発入れれるかどうか!?
あまり当てにできない釣りでもありました。

ブレーバーマイクロ2.7gダウンショットリグでのキンチャク撃ちも、再現性のあるパターンの1つ。

年々、五三川にはキンチャク(石を布や網で囲んだもの)が増えており、それらをヤマセンコーやカバースキャットなどのノーシンカーでスローに釣っている人を多く見かけました。

魚を常にストックしているのは間違いないので、釣り方さえ見つければ、食い渋った時間帯でもバイトを得られるのでは・・・。
そこでブレーバーマイクロのリアクションダウンショットリグを試すと、すぐさま40upがバイト!(針先を完全に埋めていたので、途中でバレましたが)
1本だけ釣って以降、本番まで温存していました。

そして季節感が進むにつれ、コスモ+M.P.Sを使ったスモラバ吊るしもストロングに!

ただし、何も無い中層やボトム付近で誘うのではなく、吊るした枝や草の直下で誘うのがキーで、”バスの目線より上で誘って、浮き上がらせて食わせる”ことを意識していました。

というのも、特にフィールド規模に対して釣り人が多い五三川は、岸際から2〜3mほど離れた水深1m前後のレンジ(目には見えない絶妙な距離感)にポジションを取っている魚が多いイメージ。
個体数は多いのに見えバスが少ないのも、人為的プレッシャーが影響しているのではないかと…。
その分、朝夕は岸ベッタリに差してきやすくなるため、マヅメパワーがあったのだと思います。(あくまで予想ですが・・・)

他には、ヴァラップスイマー3.3″(0.9gネイルリグ)やバスエネミー(3.5″を3.5gフリーリグ、2.9″を3.5gキャロライナリグ)のように、”スリムボディ+テールピロピロ系”は、イナッコを意識しているからか、パーツが多く付いたものより圧倒的に反応が良かったです。

魚影の濃いエリアを絞り込んで、何となく魚の癖を見つけたところでプラクティス終了。
あとは当日の状況を見ながら合わせていこうと決めました。

 
そして、本番当日。

フライトは1番!

放射冷却がキツければ、大江川のマット系カバーを撃ちに行ってもいいかな?と思いつつ、放射冷却がマシだったのと、スタート前に五三川の水面を見ると流れていたので、朝は五三川の通称:団地前対岸にエントリー。

この対岸が特別良いというよりは、このエリア全体の魚影が圧倒的に濃い印象でした。

その中でも有望なレイダウンが2ヶ所あり、1級レイダウンには先行者が居た為、2級レイダウンにジョリー(G.B.クラウン)のブレードアラバマ(ステルス5+ブレード#2.5)を投入!

2投目で500gクラスが食ってくるも、抜き上げ寸前でバラシ・・・。

直後、1級レイダウンが空いたのですぐさま入り、ギャップジグ5g(マッドクロー)+ピックダディjr.+ツインラトラーを太い幹の直下で誘っていると、グンッ!

38㎝/1130g。
朝ということで、シルエットが出やすいカラーにラトルをセットして気付いてもらうことを優先しました。

同じカバーでコスモ2.5g+寸詰めフリッシュを吊るしてバイトを得るも、水中の釣り糸に巻かれ・・・。

ひたすら2ヶ所を交互に入り直して、10時過ぎ。
朝イチにジョリバマ(ジョリーのブレードバマ)でバラした2級レイダウンのシェードが濃くなるタイミングに、ギャップジグ3.5g(グリッパノン)+ピックダディjr.を投じて2本目!

41㎝/1230g。
1匹目と同じく、吊るして幹の直下でフワフワシェイク。
岸から5mほど離れた、水面下30㎝に入る幹の直下ですが、そのレンジでも浮いてきて食ってきました。(バイトは見えないですが)

最寄りのアングラーズパークまで片道2キロあるので、昼までこの2ヶ所で粘り、昼休憩時間を移動に当てることに。

朝から吹いていた北西風が強さを増し、この時点で夕方の五三バズベイトゲームは断念。
大江川に関しては、朝イチor14時以降(太陽の角度的に)が良いので、夕方は大江に賭けることを決意。五三でリミット揃えて、大江で入れ替えが理想でした。

休憩明けは護岸側がシェード面になるので、西岸のキンチャク周りをブレーバーマイクロ(ブラック)2.7gリアクションダウンショットリグで探ると…。

1投目で29㎝/320g。

キンチャクの隙間にシンカーが入りづらいよう、ダウンショットシンカーのハリス止めを曲げて使用。(佐々木勝也さんが紹介されているのを参考にしました!)

(フック:インフィニ ホビット#6、シンカー:DSデルタTG 2.7g)
リーダーが短すぎると、仮にシンカーが隙間に入っていった時に、フックがキンチャクの網に引っ掛かってしまうので15〜20㎝と少し長め。

ここで大江に移動する予定が、どうしても対岸(午前釣っていた東岸)が気になってしまい往復4km+実釣30分で1時間ロス。

大江川で目星を付けていたエリアは、
・高校前〜エリア最上流
・資料館前
の2つあったものの、五三での判断ミスによりどちらか一方しか入れない時間帯に。

高校前のカバーは、15時以降になると校舎の影に隠れ始め、日中陽が当たっていた北側のゴージャスカバーもシェードになります。そのタイミングを見計らいエントリー!

コスモ2.5g(ゴーストグリパンブルー)+M.P.S(KUWASE SHRIMP)で2バイトあるも、ノンキーサイズのような極小アタリ。

さらにエリア最上流の溜まりにあるフローティングカバーへ。
カバーの密度も濃くなり、光量も落ちてきたので、コスモは3.3gへウエイトアップし、カラーは共にグリパンチャートに変更。

プラでは長く続くフローティングカバーの中でも、シャローに近い側でアタリが頻発していたので、その周辺のみに絞って丁寧に釣っていくと・・・。

この日、最大魚の43.5㎝/1340g!

残り15分、リミットメイクを目指してひたすら撃ち続けるも、追加はならず・・・。
4本/4020gで終了しました。

そして、結果は2位。

今回の試合で勝つことの重要性は、自分自身が1番よく分かっていましたが、叶わず。

1位の方との差は、380g。
数値的にはキーパー1本の差ではあるものの、釣り自体に関してはもっと大きな差を感じています。

次は他を圧倒できるよう、スキルアップに励むのみ!
応援していただいた皆様、ありがとうございましたm(._.)m

《ヒットルアー》

《使用タックル》

◎バーサタイル(重量ルアー向け)
ロッド: スティーズSC 6111M/MHRB ファイアウルフ
リール:スティーズSV TW 1016SV-HL
ライン:アブソルートAAA 14lb.

◎バーサタイル(軽量ルアー向け)
ロッド:スティーズSC C69M+-ST ファイヤーウルフ
リール:アルファスSV TW 800S-XHL
ライン:アブソルートAAA 12lb.

◎ベイトフィネス
ロッド:スティーズ661MFB-SV ウェアウルフ
リール:SS AIR 8.1L
ライン:アブソルートAAA 10lb.

◎フィネスバーサタイル
ロッド:ロデオライド61LFF
リール:ルビアスFC LT2500S
ライン:スーパートラウトアドバンス マックスパワーPE S-spec 0.6号+スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト ショックリーダー1.7号

◎ライトパワーフィネス
ロッド:リベリオン661ML/LFS
リール:ルビアスFC LT2500S
ライン:デッドオアアライブ ウルトラパワーフィネスPE X8 0.8号+スーパートラウトアドバンス ビッグトラウト ショックリーダー2.5号

今回、活躍してくれたプロトのバックパック!

内側が仕切られていることで、ボックス類を収納しやすく、横開きなので出し入れしやすいのが特徴。その他にも、細々とした物を収納できるスペースが盛り沢山!
車移動が少ない今大会では、飲料と軽食を持ち歩く必要があったため、バックパックの収納力には助けられました。
発売時期は未定ですが、お楽しみに!!


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