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『今年も一年ありがとうございました』

kawamura 2022.12.28

いよいよ年末。弊社も本日にて仕事納めを迎えました。
本当に、一年あっという間!

釣りでも開発でも、思い通りにいったこと、いかなかったことありますが、多彩なフィールドに挑ませてもらい、新たな性能をかなえた新作もリリースでき、充実した一年であったことは確かです。

個人的には、陸王は予選で敗退し、艇王では決勝でノーフィッシュ。
ノータイトルで終わることとなり、イチから出直しといったところです。

オカッパリとレンタルボート、どちらもやっているのがここ数年のスタイル。
すると、オカッパリでは筋力の衰えを実感するし、ボートではライブソナースペシャリスト達との差に愕然とするケースが増えている。
バスボートへの気持ちがグッと高まる一時もあったりして・・・
これから何を選択し、集中するのか!? そんなモヤモヤはあったかな~(^^;

ただひとつ言えるのは、陸王は必ず獲り返したい!!しかし、今のままではそれは叶わない気もしています。
さらにハイレベル化していますからね!
パターン化してしまっている自らの釣りから、新しいものを取り入れていかないとジリ貧です。
ルアーに関しても、これまで流行りモノには無頓着な方でしたが、積極的に試してみること。
水中の真実を知れるライブソナーを導入することも、魚探のないオカッパリにおいても生きることがありそうです。

ルアーのトレンドにおいては、極細ストレートワームやマイクロベイトが挙げられる年でしたが、
個人的には、スクーパーフロッグマグナムがM.V.Pかな。デカい魚を数多く釣らせてもらいました。

他には、初夏~夏はビーブルでの釣果が多く、スピナベサイトも一時の流行りから落ち着いたからか、よく効いてくれましたね。

シーズン通してはジグストの出番が多く、ギャップジグ+ブルスホッグダディorポーク、フレックスジグ+スクーパーフロッグマグナムorダディ(プロト)は常にリグっている状態でした。
そして、スクーパーフロッグのダウンショットは、元旦初バスからの、今年も威力は健在でした。

今月号のBasserロケではスクーパーフロッグダウンショットがテーマでしたが、「あえてカエルのイメージがないワカサギレイクでやりましょう」と。
カエルとは関係なくとも効くことを証明したかったからです。

相模湖を訪れたのは一年以上ぶりでしたが、ベーシックなバンク流しに来た一発は、スクーパーマグナム丸飲みの50アップ!
この日の相模湖では大会が開催されており、ライブソナーによるシューティング、そしてマイクロベイトはもはや常識の世界。
画面上でサイトフィッシング同様にバスの口元で仕掛けられる釣法に対し、ルアーパワーでバスを引き寄せる釣法はひとつの対抗策かもしれませんね。

スクーパーフロッグのみならず、弊社の開発においてもっともこだわるのは “ニューアクション” 。

今年はありそうでなかったライブリーシンキングスィッシャーの「ジョリー」と、

バックスライドフォールと自発的アクションを限界融合した「ハリースライド」、

そしてメタルバイブでは唯一無二のシミーフォールを実現した「フルーミー」
来年リリースするアイテムにはどんなアクションを盛り込んでいるか!?ご期待いただければと思います(^_-)-☆

フィールドにおいては、バスの個体数の減少は各地にいえることだと思います。
要因はいくつかあるのでしょうが、これまで以上にバスを大切にしなければならないことをより痛感した一年でもありました。
このままだとマズいのは明らかで、スポーニングシーズンにバスをライブウェルで移動する大会は自粛する動きが広まるといいな(配慮されている団体もあると思います)。
卵にしても稚魚にしても、親が守らないと生き残れないのがバスですからね。
バスを移動しないオカッパリ大会にしても、ゲスト依頼をいただいた大会がスポーニングシーズンとかぶっていたため、開催時期を変更してもらったこともありました。
関東であれば4月中旬から5月いっぱいまでというような、旬となる一か月半ほどをかわすだけでも効果はあると思うのです。
また、釣ったバスを乾いた地面に置かない。長時間水から出しっぱなしにしない等、必要以上にダメージを与えない扱いも浸透しつつあるとは思いますが、まだ・・・
知らない方には、そっと教えていただけたらありがたく思いますm(__)m

今年も一年、お目通し、そして弊社アイテムをご哀願いただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいm(__)m


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