草深です。
ハリーシュリンプ3インチは今や、フリーリグを使用したチニングの定番ワームとして皆様に使っていただいております。
自分も数年前からチニングをはじめて、色々なワームを試してみましたが一番安定して釣れるのはハリーシュリンプ3インチです。
理由は色々あると思いますが、まずはサイズ感。
バスが大きな口を開けて、まわりの水も吸いこむようなバキューム喰いをしてくるのに対して、クロダイ&キビレは口も小さく、ついばむような喰い方をしてきます。
ハリーシュリンプのボディは細身で、小さな口でも吸いこみ易く、口の中までスッポリ入ってくれます。
そして、後方にフックポイントがくるボディ設計なのも一翼を担っています。
ウデの方から喰うことが多いのでフッキング率には相当影響する部分です。
更にショートバイトが多い時は尻尾を切って、コンパクトにすることも出来ます。
濁った時は強いアクションや水押しの効果を感じたことはありますが、通常は海の透明度が高いこともあるせいか、細かい微振動系アクションの方が良い反応を得られることが多いです。ハリーシュリンプはスイミングやボトムバンプ時にアーム先端に付いている爪部分が水流を受けて、細かく微振動します。それにつられて、アーム部分も細かく動きます。
ボディに付いている脚も、常に細かく動き続けるのもチヌからとって魅力的なことでしょう。
ワームカラーは元々、チニングをはじめた時は濃い目の色や派手目の色を好んで使用して釣っていましたが・・・
先日の釣行では、透ける弱めな色を多用して釣りました。
船長さん曰く、最近は透明感がある、弱めのカラーの方が安定して釣果を出しているようです。
薄目の色の中で個人的に好きな色は「ネオンシュリンプ」。
透かしてみると、色合が変化して、海辺で良くみかける「フナムシ」にも似ています。
クロダイの餌釣りではポピュラーみたいです。
そのほか、「モエビ」や「ホットシュリンプ」などのカラーも釣果が上がっていますね。
最後に、チヌはバイトがあるけど、掛からないことが多く起こります。
バスだと、サイズが小さいから掛からないとかはありますが、チヌの場合、サイズの大小に関係なくショートバイトが多発します。
魚の活性が低い場合などは、ワームをコンパクトにして対処しますが、それでもダメな場合はワームカラーなどを変えてみます。
そこで、フッキングまで持ち込む為のコツとして、常にラインを張り気味にすると、チヌがワームを吸い込む際に違和感を感じて吐き出したり、ワームの先端だけしか咥えないことがあります。
掛からない時こそ、小さなボトムの変化を感じ取れるぐらいのスピードでゆっくりと誘い、ボトム変化を抜けた際に少しラインスラッグを作るイメージでラインをさばきます。
少しロッドを倒して、たるみを作るぐらいで大丈夫です。
この部分を意識するだけで、掛かる魚の数が増えますよ。
先日公開した動画も是非、参考にしてみてください。
これから夏のチヌ(クロダイ)から秋のキビレにメインターゲットが変わってくる季節です。
バスタックルでも楽しめる手軽なチニングですので一度、挑戦してみてはいかがでしょうか。
掛けてからの激しい引きは病みつきになりますよ‼
〇Hurry Shrimp3.0 フリーリグ 使用タックル
チニング専用タックル
ROD:SILVER WOLF 76MLB-S
REEL: SILVER WOLF SV TW1000XHL
LINE:UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si 0.8号
LEADER LINE:フロロカーボン3号
SINKER:バザーズワームシンカーTG ペアーリング 10.5,14g
SINKER STOPPER:ハードシンカーロック L
HOOK:ブリームオフセット#1
バス流用タックル
ROD:STEEZ C70H-SV•ST
REEL: ZILLION SV TW 1000XHL
LINE:UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si 0.8号
LEADER LINE:フロロカーボン3号
SINKER:バザーズワームシンカーTG ペアーリング 10.5,14g
SINKER STOPPER:ハードシンカーロック L
HOOK:ブリームオフセット#1