COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN > 「スピナベ ?サイト?サイコ?」

「スピナベ ?サイト?サイコ?」

honda 2017.06.29

こんにちは、Bottomup 本田です。
ちょうど去年の今頃でしたね
電話口の向こうからいつも以上の熱量で伝わってくるのは、釣り雑誌の企画で頂点に立てなかった悔しさと、その緊迫した勝負のなかでも、自分の得意技の一つである“スピナベサイト”が確実に機能したという自信… だったのかな。
その声の主は、もちろん弊社代表 川村です。
フィールドは富士五湖のひとつ西湖、言わずと知れた超クリアウォーターレイクですね。

(コチラは先週、プロトスピナーベイトの1/2ozでキレイな50cm、サイトではなかったらしいが…)

一般的な印象としては、スピニングタックルをメインにすえて、表層ではリアルミノー系プラグのほっとけ、中層ではそれらのミドスト、そして底層はスモラバや小さいポークのダウンショットなどの釣りが王道。ソフトルアーいわゆるワームの使用が禁止となっていますが、それゆえかハードルアーでの繊細な釣り方が進化している。難易度はそうとう高いけれど、バスのコンディション・体色の美しさ…そして周囲の風景も素晴らしい。

(夕方の景色、雰囲気 サイコー!)
そんな感じの西湖でスピナーベイト?サイト?
確かに西湖はウィードエリアもしっかり存在し、それに絡めればアリなのかな~なんて思ってはいましたが
川村曰く、オープンウォーターをウロウロしているバスをいち早くみつけ、そいつを速攻で狙い撃ち。アプローチが非常に重要で、バスの視界へ瞬間的に入れ込むイメージで静かに着水させ、カーブフォールでバスの口元に近づけていくと… 喰っちゃう とのこと。
オープンウォーターでも全然大丈夫で、バスにコチラの存在を気づかれたとしても喰うときは喰うらしい(・・;)
数年前から本人がメディアでも紹介しており、なかにはアームごとバッコリ食べる奴もいれば、ついばみ系の浅いバイトもありまちまちとのこと。喰う瞬間が丸見えだけにフッキングミスは超悔しいが、こっちから仕掛けて喰わせられるから“釣ったった感”が格別だとか。
「百聞は一見にしかず!」きれいなデカバスが見えちゃう西湖、これは今行くしかないということで即出撃となりました。初場所でやや不安もありましたが、川村多忙のためバスMAPを携えての単独オカッパリ釣行。

(駐車場など、詳細MAPはホント助かります)
到着するや遊漁券を購入し早速水中を凝視しながら歩きだすと、数は少ないながらも見えればデカくて黒くて太い( ⊙‿⊙) ただ、季節的にも産卵からすでに回復している状況であり、ウロウロの足がけっこう速くてアプローチが難しい。岬で待ち伏せし回遊してきた数匹のうちの一匹に口をつかわすも、一瞬重みがのった後にすっぽ抜け(ToT)、丸ごと喰ったのがアダになったか…

(スピナーベイトの宿命?アッパーアームがフッキングを妨げる)
これが唯一狙い通りにアプローチできた1回で、動いているバスの口元へ正確にカーブフォールさせるのは水深もあるため非常に難しい。

小バス君達はトップやスプーンで遊んでくれましたが、デカバスの喰う瞬間が見えてるだけに悔しすぎ… 居残り練習決定(・・;)川村オススメ?の”道の駅”で朝を迎えることに。

そして不本意ながらDAY2、昨日よりも浅いところにバスがけっこう見える(゚∀゚)しかも動きがスローな奴を発見!1投目一瞬喰いかける、2投目チラ見?、3投目ついばみバイトでフックアップ!
浅場だったので一気に寄せて抜き上げようとしたら、ギャー足元ではずれた~(>_<) その後も数回チャンスはあったものの、西湖のデカバスは結局手にできずじまい。不完全燃焼でモヤモヤしつつも、帰宅したときの家族の反応に恐怖を感じながら(+o+)帰路についたのでした。     この時、二日間で“スピナベサイト”について強く感じたのは、キャスティング精度が第一にあり、着水からのアプローチが何気に難しいこと。これは、多くの見えバス相手に練習するしかないというのを強く実感。そして、貴重なバイトをより深く確実にできないか… 、様々な妄想と川村の経験と感覚に基づく意見を、すり合わせる日々が始まるのでした。


  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop