つい先日までは夕方4時半には真っ暗だったのが、
今では5時半ぐらいでも、明るく感じるようになってきましたね。
日照時間が延びてきて、日差しも真冬からいよいよ春に向かっているように感じる季節になりました。
2月は近年レンタルボートでのバスフィッシングが解禁になった、
千葉県のリザーバー「豊英湖」「三島湖」「戸面原ダム」に通っていました。
上流が豊英湖、下流に三島湖とこの2つは同じ水系になります。
豊英湖は一部のエリアと川の上流部を除き、基本的には岸際からドン深になります。
水色は一番クリアウォーターですね。
解禁当初から通ってたので、1、2月の厳寒期でも数本は釣れます。
でも、圧倒的にこの時期は水温より暖かい雨が降った時の爆発力は凄いですよ。
分かり易く例えると、冷たい水にお湯が流れ込んでくるようなモノで、バスの活性が一時的に上がるのと、
雨でカエルが滝などから落下してくるのをバスが学習して知っています。
【左:喉の奥にカエルの足が見えます。右:普段は枯れているが雨の日は滝が発生。更に倒木が沈んでいてバスの隠れ家もあるので理想的な場所】
バスにとっては動きが遅く、捕まえやすくて、更に美味しい??カエルは大好物なのだと思います。
この時期の暖かい雨の時は真っ先にインレットや滝など、水が流れ込む場所を攻めてください。
私も2年前の2月にフロッグメインで50cmオーバー2本を含む、11本なんて釣果も出したこともあります。
まさしく、アカガエルパターンでした。
下流の三島湖は全体的な水深も豊英湖と比べると浅く、入り組んで島なども複数あり、バスが着きやすい場所が多いように感じます。
岸際もなだらかに深くなっていく場所も多く、比較的シャローの釣りがやり易いようにも感じました。ディープフラットも豊英湖と比べると多いですね。水深11mのフラットエリアが所々に点在して、真冬の越冬バスが魚探に映ってました。簡単には口を使いませんでしたがw
この3つの湖の中でもシャローフラットが一番多いのが戸面原ダムになります。
水の色も若干色がついたステイン。カバーにバスが依存しやすいしような水色です。
ディープフラットも6、8、10mと様々水深にあり、フラットの広さも他の2つの湖より
ディープフラットが多く、変化に富んだフィールドかと思います。
カバー打ちメインで釣りたい方にはおすすめですよ!
私の方は残念ながら戸面原ダムでは釣果は出せませんでしたが、豊英湖ではハリーシュリンプとベイトフィネスリグ5gのコンビでアカガエルを意識したアプローチを心がけて釣りました。
【ハリーシュリンプにベイトフィネスジグの組み合わせで釣ったバス】
岸に一度ルアーを乗せてから水中へ落とします。ロッドワークで泳がせてはフォールを繰り返します。基本はルアーが常に見える水深をスイミングさせています。
釣れそうなカバー周りでは少し深めまで沈めるのも有りです。
カラーも水中で案外とカエルっぽく見える、ライトグリパンピンクやカスミスペシャルを多用しました。参考にしてください。
ハリーシュリンプの細かいアームやボディの足がアクションする微波動は、冬の活性が低いバスやスレたバスにもバイトに持ち込む事ができます!
光大郎くんは戸面原ダムで2週連続50cmアップを計3本も「ハリーシュリンプ」で釣っていましたからね。
【左:三島湖でジョイテッッドクロー178F。右:豊英ではパワーフィネスJIGでも】
【右から:今年の冬はメインルアーはハリーシュリンプ4インチ、ジョインテッドクロー178F、パワーフィネスジグSS3.5g】
それと、3月に発売させていただきます「カールロッドホルダー」は本来は車内で使用する物ですが、レンタルボートでのロッドホルダーとしても、かなり便利グッズでしたよ。コード自体がビニールコーティングされているのでラインに傷が入りづらく、スプリング部がロッドの仕切りの役目をはたし、ロッド同士が絡み合うことも防ぎます。
写真では単体で使用していますが、2個をカラビナや結束バンドで連結すれば、更にスプリング形状の部分が深くなり、より綺麗にロッドを並べられて、ルアーローテーションがスムーズにおこなえます。
また、この製品自体がコンパクトで荷物にもならないのも助かります。
レンタルボートって、どうしも荷物が多くなっちゃいますもんねw