フィールドレポーターの鈴木翔です。
明けましておめでとうございます!
本年も当コラムをよろしくお願いしますm(_ _)m
本当は2021年最後に締めのコラムを更新するつもりだったのですが、バタバタしているうちに気付けば2022年に…
ということで、今回は2021年のラスト2カ月を振り返り、どのような場所でどのような釣りをしたのかを簡単に紹介していきます。
ちなみに2カ月間で足を運んだフィールドは、
・波介川(高知県)
・旧吉野川(徳島県)
・府中湖(香川県)
・桑野川(徳島県)
・乙女川(愛媛県)
・五三川(岐阜県)
・霞ヶ浦、北浦(茨城県)
・豊英ダム(千葉県)
・三島湖(千葉県)
の計9つ。
訪れた順に振り返っていきたいと思います。
波介川(10/26)
タイミング的には、秋のド真ん中。
サイト場と岸際のカバーは、夏から叩かれ続けたバスが多く難易度高め。
沖の回遊を当てるにも地形やピンを知らないので、カバーに入っている魚をコスモ3.3g+M.P.S、コスモ3.3g(スカートレス)+旧コイケにて。
旧吉野川(11/16)
この日の潮位表
(https://www.water.go.jp/yoshino/qyoshino/choui.htmlより引用)
朝イチは水位が高く、昼にかけて落とし、夕方にジワジワと上昇といった感じです。
水位が高い時に魚が入る中下流のフローティングカバーを、コスモ3.3g+M.P.Sで誘って1本。
水位が下がった昼に、上流でマツラバ3/8oz.+ヴァラップスイマー4.2の早巻きで50クラスがバイトするも、ランディング直前でバラシ。
同じポイントに入り直し、今度はフラッグ170の早巻きでロクマルクラスが猛チェイス。これには足が震えました(^^;
2度のチャンスを逃し、夕方はシャローに入ってきた魚を、ギャップジグ3.5g+ピックダディーJr.のスイミングで。
府中湖(11/27)
府中湖に関しては時間があれば通っていますが、今回は年に1回の身内バトル「府中王」があったので、その日に関して。
プラクティス中から減水が進み、本番では貯水率60%程まで下がっていました。
魚を触る、といった点でズバ抜けて良かったのが、ブルスホッグベイビーのライトキャロ&ライトフリーリグ!(共にシンカーは2.7g、もしくは3.5g)
(ブルスホッグベイビーのフックは、ライトニングストライク#4を使用)
ディープに落ちきっていない食い気のあるアベレージサイズが、ミドルレンジや立木周りで手堅く釣れ、40アップも混じりました。
本番ではこの釣りをメインにしつつ、変化球としてレッグワーム2.7gダウンショットリグとフリッシュ3.51.3gジグヘッドリグのボトストを投入。
そして、キッカー狙いのヴァラップスイマー4.2(ノーシンカーリグ)の巻きで3バイト1フィッシュ。
リミットメイクならず、4本/1,740gで5人中3位。1位の5本/5,090gだけブッ飛んでいて、それ以外はローウエイト戦となりました・・・
桑野川(12/4)
今回が初の桑野川は、午前中を開拓に費やしました。
減水しているので見て回る範囲も狭く、昼までに歩いてチェック完了!
場所を3ヶ所に絞り、いざ!というところで爆風が吹き出し、釣りにならないレベルに・・・
結局、開拓中に見つけたカバーで釣った50アップ1本のみで、不完全燃焼となりました。
コスモ3.3g+M.P.Sにて。
カラーは使用頻度No.1のゴーストグリパンブルー(コスモ)+ネオンシュリンプ(M.P.S)コンビ!
乙女川(12/11)
乙女川は水門を隔てて海と繋がっており、冬でも水温が下がりにくい河川。
ここの最上流のバスは、四国内でもかなり難易度高めで、人に気付く早さと逃げるスピードはピカイチ!しかし、人に気付きさえしなければ意外とあっさり釣れます。
そんなバスを、フローティングカバーにコスモ2.5g+M.P.Sを吊るしてキャッチ。
少し下がったところではライトリグでのブラインド!
フリッシュ3.5の1.3gジグヘッドボトストが一番反応良く、実際にこのサイズのベイトフィッシュが多く居ました。さらに下流のオープンウォーターでは、TN50の早巻きでも。
※乙女川で釣りをする際は、遊魚鑑札が必要です。(日券300円、年券3000円)
禎瑞土地改良区、もしくは持主釣具店にて購入できます。
これにて四国編が終了!
振り返ると、コスモ+M.P.S率が高い…
完全に困った時のお助けルアーになっています。
ここからは5日間の中部・関東遠征編です(^^)/
五三川(12/20)
初めての五三川は、アングラーズパークと新しくできた有料駐車場ゴサンパーキングに駐車し、徒歩で見てまわりました。釣り人専用の駐車場があるのは、ありがたいですm(_ _)m
到着してビックリ、凄い勢いで逆流していました。
幸先良く、コスモ2.5g+M.P.Sで可愛い初・五三バスをキャッチするも、冬の定番場所には釣り人が多く、入りたい場所にエントリーすらできないことが多々・・・
そこで、人が少ない下流域まで歩いて見つけた、アウトサイドベンドの垂直護岸に杭が絡むエリア。
護岸際のシェードを、ジョリー(プロト)の連続トゥイッチで誘うとロッドティップがグンッ!水中の見えない杭を跨いでいたようで、フッキングでラインブレイクしてしまいました(ToT)
バラした直後、水面でモワッと見えたのは45クラス。
情報ナシの初場所で、イチから自分の足で見つけた場所での1本だっただけに、悔しさが残ります。
※五三川で釣りをする際は遊魚券が必要です。巡回している方から購入しました。
霞ヶ浦水系、北浦(12/21)
五三川釣行の翌日は移動日。
昼に茨城県に到着し、同フィールドレポーター戸崎優翔と陸っぱり!
同い年ということもあり、とても話しやすいナイスガイでした^o^
釣果の方は、確実にバスをストックしているであろう2ヶ所を案内してもらうも、食わせることはできず・・・リベンジを誓い、房総リザーバーへ。
豊英ダム(12/22)
初の豊英ダムでの釣行は、草深さんと!
四国では自分の装備を持ち込むレンタルボート文化がほぼ無いので、通い慣れた方に同船させてもらえるのはとても助かります。
カバーの豊富な豊英ダムで草深さんに同船ということで、教わるのは勿論パワーフィネス!
慣れないボート&パワーフィネス素人なのでキャスト精度は最悪でしたが、草深さんの的確なエリア選びのおかげで4バイト2フィッシュ!
午前中にバイトがあった2ヶ所に入り直して、カメラバ5g+M.P.Sで43センチとギャップジグ3.5g(スカートレス)+旧コイケで30後半の2本でした。
違和感程度のバイトが連発していたのでウエイトを軽く、そして新鮮味のありそうな旧コイケにルアーチェンジしたのは正解だったかも?!
ラスト1時間は、草深さんの本気のパワーフィネスを見学。
パワーフィネスジグSS3.5g+M.P.S BIG(頭カット)でサクッと釣っていました(笑)
三島湖(12/23)
三島湖では午前中は草深さん、午後からは川村さんに同船!
この日は、エレキを踏ませてもらいました。
初の魚探ということもあり、魚探を見るのが楽しすぎて画面に釘付け^^;
目に見える木の周囲にも沈み木があるのを魚探で確認し、そこへスクーパーフロッグ3.5gダウンショットリグを泳がせて、初・三島バスゲット!
水中の枝を抜けた瞬間にバイトしてきました。
その後は、午後に同リグでワンバイトあったのみ。
これまで陸っぱりで水中を想像しながら釣っていたのに比べ、魚探を用いたボートフィッシングは情報量が格段に多いと実感。
自分にとって新たな釣りの世界を体感させていただいた川村さん、草深さんには感謝です!
霞ヶ浦水系、北浦(12/24)
遠征最終日のこの日は、朝の2時間のみ霞水系にリベンジ!
3日前に戸崎くんと釣りをした際、個人的に最も可能性を感じたエリアに直行しました。
タイミングよく先行者が移動したので、まずは沖のリップラップと杭周りをフリッシュ3.5ガード付きホバスト0.4gからスタート。ホバストに反応が無いので、ジャークベイト(Xナナハン)に変えての2投目。ポーズを長め(3秒ほど)に取ると、ポーズ中に違和感が!
巻き合わせして慎重にファイトし、なんとか霞水系・初バスをキャッチ(^^)v
「冬でも動けているバスは中層に浮いている、それをいかにタイミングやルアーを合わせて食わせるか」を地元の府中湖でも意識しているので、この1本は格別に嬉しい魚でした。
ジャークベイトも府中湖では110mmサイズを多用するところ、霞水系ではワカサギのサイズ感や狙うスポットの規模も考慮し、少し小さめ(75mm)を選択。
シャッドを投げている方が多く、実際に釣っているのも見かけたので、この冬はシャッドをやり込んでみようかなと思いました。
普段同じフィールドで釣りをしていると、どうしても釣り方やエリア選び、考え方に偏りがでてしまいます。一度、初心に戻ってイチからバスを探すことができるのが遠征釣行の魅力!
それがメジャーフィールドになるほど、自分を試す良い機会になると思っています。
何より、自分で歩いて考えて辿り着く1本の感動が大きい!
今年は、時間とお金が許すかぎり全国のメジャーフィールドにチャレンジしていきます。