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『エビ?魚?今の時期に欠かせない釣りとは!?』

tosaki 2022.08.05

みなさんこんにちは(^-^)/
フィールドレポーターの戸崎優翔です!

日中はとても暑く、気温30度越えの日も少なくない日々…
水分をこまめに取って、体調に気をつけながら釣りを楽しみましょう(^_^)

さあ、この時期になるとバスだけでなく、多彩な生物が活発に動いているのを目にします。
エビだったりイナッコだったり、どれもバスのエサになり得る生き物たちです。
今回は、僕が今の時期に上記の生き物を演出するために多用するルアーを紹介します!

 
・ハリーシュリンプ3インチ(バックスライドセッティング)

通称《ノソノソエビ》。
一昨年の夏に光大郎さんが見出し、「スペシャルだ」と。
実際に他のエビ系ルアーと比べ反応も別格で、
1本は必ずリグっておきたい程の使用頻度となっています。

陸王オープンでも、リミットメイクに貢献してくれました。

使い方は簡単で、キャストしたらラインをしっかり弛ませてボトムまで落とし、ステイを混ぜながらずる引きするだけ。何かを乗り越えた後などにピンッ!と跳ねさせてバイトのきっかけを作ってあげるのも良いと思います。

狙う場所は、水門やそこから数メートルの護岸側、シートパイル、杭など。
バックスライドリグなので、何かを乗り越えた時もその場から離れにくく、護岸のエグレの中まで入れられる。

え、ここに居ないの?なんて時にこれを投げると、あっさり食っちゃったりします(^.^)
エビが付きそうな所をとにかく丁寧に探ってみてください!
ネイルシンカーのウエイトは0.45gをベースに、0.3g、0.9gを使い分けています。

 
・ハリーシュリンプ4インチ(フリーリグ)

最近特にハマっているリグ。
シンカーが着底してからのノーシンカー状態の時にバイトが出ることが多いです。
また誘導式のシンカーによって、バイト時に違和感を与えにくく、キャスト時はリーダーレスダウンショットリグと同等のキャスタビリティがあり、ノーシンカー状態を作れるヘビーダウンショットリグよりも比較的カバーに入り込んでくれる。
昨今のハイプレッシャー化している状況にかなりマッチしているなと感じます。

陸王オープンのプラクティスで釣れた48㎝!
少し沖を狙ってのフォールバイトでした。

長門川・将監川のローカル大会プラクティスでも、45㎝/1250gのグッドサイズ!

シンカーを伴ったフォールでは腕をハイピッチに震わせ、ノーシンカーフォールでは沈む虫のように足がピリピリ、腕は開閉する独特な動きが出るのでフリーリグとの相性は抜群かと!

そして長門川・将監川のローカル大会。
雨による増水&濁りにより、適度に流れが当たりエビが豊富なストレッチのシャローカバーに狙いを絞りました。
10艇/20名の参加者で、リミットの3匹を揃えてきたのは1艇のみの渋さの中、このリグだけで1人で12本を釣ることができ、優勝!

フリーリグとハリーシュリンプの、リグ&ルアーパワーを感じました。
シンカーが着底してから、しっかりステイを入れることが大切!
3本/2400gでした!

本来であればブルスホッグを使いたい濁りでしたが、
・少しでもエビに波動を近づけたかった
・一点で誘った際に音の存在感をプラスしたかった
ので、お腹にボーンラトラーSSを入れて使用しました。

 
・ヴァラップスイマー3.3インチ(ノーシンカー&ネイルリグ)

上記のエビ系に対して、ここからは魚系。
エビの他に代表的なエサといえばベイトフィッシュが挙げられますが、
実際に、ベイトフィッシュに執着している個体は少なからずいます。
最近の霞ヶ浦水系ではこのリグが好調で、陸王オープンのプラクティスや、当日のリミット3本もこのリグがメインでした。

メインにしていたエリアは、霞ヶ浦本湖東岸の水門付近。
カレントが効きやすく沖にブッシュがあり、裏には水路があるため、魚の供給は多いだろうなという考えでした。

初日はブロック3位で上々なスタートでしたが、2日目にアジャストできず12位まで順位を落としてしまいました。
まだまだレベルアップします!!

風や出したい飛距離、レンジによって、ネイルシンカーの有無とウエイトを決めます。
入れる場合のベースは0.9g。
今回は、ボトムに当てながら泳がせてくるとバイトが出ていました。

フックはライトニングストライクの♯2/0を使用しています。
スピニングタックルでこのクラスのサイズのフックを使うので、最低でもLクラス以上の硬さのロッドと刺さりの良いフックを選ぶのが良いと思っています!

3.3インチを使っている理由は、ベイトフィッシュのサイズがまだ4.2インチサイズまで成長していないから。
プラクティスの時に4.2インチも試しましたが、圧倒的に3.3インチが良かったので、サイズ感もかなりシビアなのかなと。

 
・フリッシュ3.5インチ(ジグヘッド&ウィールヘッドリグ&ダウンショットリグ)

同じ魚系でも、ヴァラップスイマーより移動距離を抑えて繊細に誘いたい場合はこっち。
背中が中空になっているタイプと異なり身が詰まっていることでキャスタビリティに優れているので、流入河川でのサイトフィッシングなどで多用しています。

0.9gのウィールヘッドと組み合わせることが多く、ペラとシャッドテールの抵抗で移動距離を抑えた誘いが可能です。
また、ナローなシャッドテールが生み出すテールの横振りは魚そのまま。
フォールでもハイピッチに振ってくれるので、フォールバイトも期待できます。

壁際に浮いているバスに対してスキッピングでアプローチし、ロールで追わせて、I字引きで食わせた1本!
ロールを嫌がる食い渋ったバスに、I字引きがかなり効く!!
ただ巻きでもしっかりテールがアクションするフリッシュならではの魚でした。
このI字引き…ピックアップバイトを経験してから試すようになったのですが、チェイスも多く新たな可能性を感じています(^^)

ウィールヘッドよりも比較的スピーディーに探りたい時やボトムでの誘いがメインの場合はノーマルのジグヘッド。という感じの使い分けです。

ジグヘッドリグだけでなく、ダウンショットとの相性も抜群!
10gのヘビーダウンショットリグでのリアクションで49㎝でした(^ ^)

ノンソルト素材なので、水中で自然な水平姿勢を保ってくれます。
オフセットフックを使う場合は、ライトニングストライクの♯1/0〜♯2/0がオススメです!

先日発売となったジョリーでも可愛いサイズを^ ^
間違いなく武器になると思うので、今後の活躍に期待です!!

灼熱な日々ですが、熱中症、コロナウイルスに負けないようこの夏を乗り切りましょう!
それではまた(^-^)/


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