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戸崎 優翔 Yuto Tosaki

2000年5月9日生まれ
茨城県出身


tosaki 2024.03.11

こんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です。

年が明け2ヶ月が経過しましたが、皆さん初釣りには行かれましたか?
僕の初釣りは1月2日に霞ヶ浦水系へ。

幸先よく、45㎝のグッドサイズをキャッチすることができました!

ヒットルアーは、M.P.S BIGの1/2oz.テキサスリグ。
冬に定番の釣りとしてリアクションダウンショットリグがありますが、テキサスリグを使用したリアクションの釣りも有効です。
使い所としては、ミズヒマワリやナガエツルノゲイトウ等のダウンショットリグでは攻めづらいマットカバー。その中に入れて、鋭く短いロッドワークでワームを跳ねさせます。

M.P.S BIGは、フォールスピードを上げてリアクション要素を高めるために逆手をカット。
カバーの中が主戦場なので、シンカーストッパー必須です^_^

初釣り以降の釣行では、朝夕は消波ブロック帯のような越冬場付近、日中は魚を確実にストックしている閉鎖水域。といったプランで1日を回っていましたが、なかなか反応を得られず・・・。

水温が例年より高かったので、まだ本湖で動いている個体も少なくないかも?閉鎖水域などの定番エリアより釣り人が少ない本湖なら、フレッシュな魚に出会えるかな?と思い、次の釣行からプランをガラッと変えてみると、それが正解でした。

フリッシュ×ヴァラップスイマー5.5のアラバマリグ(通称:フリヴァマ)で40UPを2本!

エリア選択で意識したことは、深場が隣接していることと、風が当たりすぎていないこと
この時期の本湖では、魚が常に岸際にいるわけではなく、タイミングで差してくる傾向が他の時期よりも顕著です。
よって、沖から魚が差しやすい条件が整っていることが重要かなと。
他にも沖から続く杭やパイプ、桟橋があったり、水深のあるドッグが近いことなども良い条件になります。

このコラムがアップされる頃はウィンディーサイドが良くなってくるタイミングかと思いますが、真冬は風がマイナス要素になることも多かったので、波風を遮るプロテクトエリアや、風が巻くスポットの方が良かった印象です。

このようなことを意識して、条件の揃ったエリアにタイミングを見計らってエントリーすると・・・

グッドサイズを複数匹キャッチできました!
フリバマの基本的な動かし方は、シェイクしながらリグが見えるか見えないかのレンジをゆっくり漂わせます。特に、極めて細かいシェイクに反応が良かった印象です。

ここで驚いたのが、フリヴァマで釣ったバスの全てがセンターのヴァラップスイマー5.5を丸呑みしていた事。
少ない活動量でもしっかり腹を満たすことができる、ボリュームがあってスローなものを好んで捕食していたのだと思います。

5.5インチというサイズ感でありながら、同クラスのシャッドテールと比べて、シェイクしたときにロールしやすいヴァラップスイマー5.5。短い移動距離でも、ロールによる色調変化でアピールできます。

【セッティング】
真ん中:ヴァラップスイマー5.5(プロト) 1.8gジグヘッド(コーンヘッド #5/0)
外側:フリッシュ3.5 オフセットノーシンカー(オフセットマスターモンスタークラス #2/0)
内側(本来ブレードが付いている部分):フリッシュ3.5 0.3gホバストセッティング※針先を折っています

フリッシュは、外側がノーシンカーオフセット仕様で、内側(本来ブレードが付いている部分)がホバストセッティング。
イレギュラーに動く外側と、ロールアクション主体の内側で動きの質が変わり、より魚に見切られにくくなると感じています。

主に使用しているフリッシュのカラーは、【ナチュラルシャッド】。

ロール時のフラッシングがナチュラルでありながら、色調変化はしっかり出るので、霞ヶ浦水系の水色でも程よく目立つ!イチオシのカラーです。

日中に陽が登り、晴天無風。アラバマリグは厳しい・・・
そんな日には、水温が上がってきたタイミングでカバーのシェードに浮くのでは?と、ゴージャスなカバーに、ギャップジグ5g (スカートレス)+旧コイケを投入してキャッチ!

ギャップジグのヘッドはすり抜けが良く、フックも深く刺さるので、こういった使い方にもオススメです。

今年は、オカッパリだけでなくレンタルボートにも力を入れていきますので、今後もSNS等のチェックをしていただけると嬉しいです(^ ^)
それではまた!

《タックルデータ》
〇M.P.S BIG 1/2oz.テキサスリグ用
ロッド:スティーズSC 6111HSB[キングバイパー]
リール:タトゥーラSVTW 103SHL
ライン:アブソルートAAA 16lb

〇フリヴァマ用
ロッド:BLX LG 7101HFB–SB
リール:タトゥーラTW 100SHL
ライン:アブソルートBBM 25lb

〇ギャップジグ5g (スカートレス)+旧コイケ用
ロッド:BLX SG 681ML /MHFS
リール:タトゥーラLT 2500S–XH
ライン:キャスティングPEマックスパワー ショアマスター 1.2号
リーダー:スーパートラウトアドバンス ビッグトラウ

tosaki 2023.06.27

みなさんこんにちは。
フィールドレポーターの戸崎優翔です!

今回のコラムは、スポーニングのピークが過ぎ、様々なルアーに反応が出る楽しい季節になってきた霞ヶ浦水系での釣果をレポートします。

まずは、この時期のメインパターンとして有名なエビ系の釣り。
僕自身も、エビ系ルアーを使って良い釣果が出せました。

ハリースライド丸呑みの50㎝/2000g!
ノーシンカーリグ(バックスライドセッティング)で沖の障害物周りをズル引きしての1本。
バックスライドフォールだけではなく、沈み物付近でシェイクしたり、トゥイッチでワサッワサッと逃す使い方もできるのが良い!

ハリーシュリンプ3インチのバックスライドセッティング(ノソノソエビ)も反応良し!

よく質問をいただくセッティング方法ですが、尻尾を反らせることでバックスライド幅を伸ばせます。(下記写真参照)

ネイルシンカーは0.45gをベースに、フォール時間を長く取りたければ0.3g、水深がある場所や風でボトムを取りにくい場合は0.9gといった感じで使い分けます。
沈船や杭など、巻かれたり擦られたりする沈み物が多い霞ヶ浦水系においてキャッチ率を上げるために、ラインはフロロカーボンの5lb.を使用。少し太めにすることでラインの重さが増し、ボトムをキープしてズル引きしやすくなるといったメリットもあります。

また、ルアーの見た目はエビ系と言えるか分かりませんが、ペラの波動と音がエビっぽいのか?
ジョリーの【シュリンプ】カラーも、エビ食いバスに効果的!

甲殻類感が増すのと、吸い込みが良くなるように、リアフックをフェザーフック(瞬貫トレブルフェザード#8)に交換しています。

エビ系ルアーだけでなく、小魚系ルアーも有効でした。
中でも、ボリュームがあってブリブリと強く泳ぐものではなく、コンパクトでピリピリと弱々しく泳ぐもの。
加えて、産卵後の体力がない状態でも追いつきやすく、吸い込みやすいように、遅めのルアースピードが良かった印象です。

特に、ヴァラップスイマー3.3インチが好調!
ノーシンカーリグでゆっくりただ巻きするだけの簡単な釣りですが、よく釣れました。

カラーは、新色の【エレクトリックシャッド】がナチュラルかつ適度な存在感で、水中での見え方もすごく良いのでオススメ!

そして小魚といえば、ハク(ボラの稚魚)に依存しているタイミングもありました。
群れで行動する小魚ですが、体力がない産卵後のバスにとっては欠かせない餌。
水の動きがある水門によく溜まるので、そういった場所ではハクを意識したアプローチで!

ハンクルフライ30にて、同じ水門から2本キャッチ!

先に他のルアーを通しても反応は無かったので、マッチ・ザ・ベイトの威力を感じましたね(^-^)

暖かくなり、カエルが出てきたことでスクーパーフロッグシリーズの出番も増えてきました。
新しくリリースされたスクーパーフロッグダディは、バーサタイルタックルで扱いやすく、霞ヶ浦水系でも出番が多いサイズ感!

フレックスジグ5gとの組み合わせでグッドサイズ!
ジグのウエイトは、水深が浅いことと時期的にルアースピードを遅くしたいことから、5gの使用頻度が高かったです。

ここまで色々なルアーが登場しましたが、最もバスを釣ったのはブレーバーのスナッグレスネコリグ。

昔からブレーバーにはたくさん助けられていますが、本当によく釣れます。
0.9g〜1.8gのネコリグで、フックはNSSフックパーフェクションの#2/0。

手返し良く足元を打っていくならベイトフィネスタックル、沖やヘビーカバーではパワースピンタックル、といった感じで使い分けています。

特に、新しく導入したパワースピンのロッド(BLX SG 681ML /MHFS)がとても便利で使いやすい!
スナッグレスネコリグのような太軸フックを使う釣りはもちろん、KOSMOの吊るしや、パワーミドスト、高比重系ノーシンカーも1本でこなせるので、持っていて損はないロッドだと思います。

そのパワースピンタックルを用いたKOSMO2.5g +MPS BIGの吊るしにて!

来月は陸王オープン!!
全力で勝ちにいきますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたしますm(__)m

【タックルデータ】

◎ハリースライド
Rod:スティーズ SC 6111HSB [KING VIPER]
Reel:タトゥーラ SVTW 103SHL
Line:アブソルートAAA 16lb.
Hook:ライトニングストライク #4/0

◎ハリーシュリンプ3インチ
Rod:エアエッジ 641L /MLS-ST
Reel:イグニス2505H TYPE-R
Line:アブソルートAAA 5lb.
Hook:DASオフセット #2

◎ジョリー
Rod:スティーズ SC C66ML-G [LIGHTNING66]
Reel:スティーズCT SVTW 700SHL
Line:アブソルートAAA 12lb.
Hook:瞬貫トレブルフェザード #8(リアのみ)

◎ヴァラップスイマー3.3インチ
Rod:スティーズ SC S 64L-SV・ST[FIRE FRASH]
Reel:ルビアスFC LT 2000S
Line:キャスティングPE マックスパワーX8ショアマスター 0.6号
Leader:エギング プレミアムショックリーダー 1.5号
Hook:ライトニングストライク #2 /0

◎スクーパーフロッグダディ
Rod:スティーズ SC C69M+ -ST[FIRE WOLF]
Reel:スティーズ SVTW 1016SV-SHL
Line:アブソルートAAA 14lb.
Hook:ライトニングストライク #3/0

◎ハンクルフライ30
Rod:SDS-604STUL-FTW[SHIVAA]
Reel:ルビアスFC LT 2000S
Line:ソルトウォーターフィネスPE X8 0.3号
Leader:スーパートラウトエリア マスターリミテッド ショックリーダー 0.8号

◎ブレーバー、KOSMO
Rod:BLX SG 681ML /MHFS
Reel:タトゥーラLT 2500S-XH
Line:キャスティングPE マックスパワーX8ショアマスター 1.2号
Leader:エギング プレミアムショックリーダー 2.5号
Hook:NSSフックパーフェクション #2 /0

tosaki 2023.04.07

こんにちは(^-^)/
ボトムアップフィールドレポーターの戸崎優翔です!

前回のレポートから大分時間が過ぎてしまいましたm(_ _)m
頻繁にフィールドには通っていましたが、結果が出ず・・・
これからの時期はレポートの頻度を上げていきたいなと思っているので、ご覧いただけると幸いです(^^)

さて、今回は春めいてきた霞ヶ浦水系での釣果をレポートしようと思います!

この時期、個人的に意識すべきだと思っているのは風と水質です。
ワカサギや白魚といったベイトフィッシュが、産卵のためにシャローに差してきます。
それらが風で岸に寄せられることから、ウィンディーサイドが良いとされています。
確かに風がないと厳しいのは事実ですが、風が長時間当たり過ぎて底荒れしているような状況もNGだと思っています。実際にベイトが多く確認できていたり、バスからの反応があるエリアの大半は水質が良いという共通点があります。

動画がこちら↓

風下にある石積にて、僅かに波をブロックできるスポットでお腹パンパンの40UP!
ヒットルアーは、ヴァラップスイマーを9匹つけたアラバマリグで、個人的に【ヴァラバマ9】と勝手に呼んでいます(笑)

底荒れしてしまうような強風でも、ハードボトムや波風をブロックできるような風裏なら、底の泥が巻き上げられにくいため水質は悪化しにくく、そこが1級ポイントになることが多いです。

また、強風時は正面からでなく横から風が吹いているポイントが良くなることも。
これは先程書いた底荒れにも関係しますが、岸に風が当たり過ぎてしまうと、護岸に当たった波が跳ね返り、引き波やウネリでバスが居ずらい状況になるためです。

そのようなポイントにて、ジョリーで48cm /1900gのナイスサイズ!

動画がこちら↓

シェイク巻きで移動距離を抑えながら、ヒラを打たせて艶かしいフラッシングで護岸を流していると、護岸のエグレからすっ飛んできました!

しかし、風が予報通りに吹かなかったり、晴天無風で厳しい…
なんて日ももちろんあるかと思います。
そんな時は、本湖でデカバスが狙える春先とはいえ、エリア内にバスが居る可能性が高い閉鎖水域や、消波ブロックが絡むような越冬場に行くと良いかと。

冬の定番ポイントで、日が昇ったタイミングに【ヴァラバマ9】で40UP!
消波ブロックのエッジに追い込ませるようなトレースコースで漂わせていると、足元でバイト。

新色の【シャイニングピンク】をガッツリ食べてくれました(^^)
アングラー側からの視認性は確保しつつ、バスが見上げるとナチュラル。
水中での見え方もとても良く、早速お気に入りのカラーになりました!

閉鎖水域でもナイスサイズ!
MPS BIGをトレーラーにしたパワーフィネスで、足場の高いカバーからぶっこ抜き(^^)

流入河川でのスモラバの釣りは、1月2日に今年の初バスをキャッチさせてくれた釣りでもあります。
困った時は流入河川へ!!

 
ここからは、ボトムアップ公式Instagramでも少し紹介させて頂きましたが、【ヴァラバマ9】について。

年末に岐阜県の五三川へ遠征に行ったのですが、その際に小魚系ワームでこのセッティングをやっている方を見かけました。
霞ヶ浦水系での定番は、ワームを5匹つける場合が多く、9匹をセットするアラバマリグをやっている人はほぼ居ないだろうと。
しかもこれをヴァラップスイマーでやったらかなりゆっくり誘え、ブレードのフラッシングを嫌っているバスや、追いきれないバスが獲れるようになるかも。
そう思って、試してみました。

セッティング方法は、内側に付いている4つブレードを全て外し、そこにヴァラップスイマーをセットするだけ。(※写真A)
フックは、ロールアクションが出やすいように90度アイのホバスト用のフックを使用します。そのままだと、周りのアームやフックに絡むので、ワームにセットした後に針先を折っています。
今のところ折ったフックへのバイトは個人的にも、試している周りの人からの話でも無いですが、もっと使い込んでみてそこは見直す必要が有るかもしれません!
外側4つ(※写真B)は巾着等の障害物をかなりタイトに攻めるために、ノーシンカーのオフセットフック仕様です。

サイズは、AとBの8匹は全て3.3インチ!
真ん中のCのみ4.2インチで、少しでもフッキングを良くするためにジグヘッドタイプのフックを使用しています。

センターアームが長いアラバマ本体を使用し、真ん中のヴァラップスイマーを大きいサイズにしているからか、真ん中へのバイトが多いと思います。
これは、フッキング力のロスもバラシも軽減できるので助かります(^^)

僕が使用しているアラバマ本体は、個人の方が作成販売されている物です。
一般的なアラバマリグよりもアームが細く軽いので、バマストにもってこいです。

最後に使用タックルを載せておきますので、ご参考までに!
みなさんもヴァラバマ9やジョリーを使って、霞ヶ浦水系の春を楽しんで見てください!
それではまた(^-^)/

タックルデータ
ROD:BLX LG 7101HFB–SB
REEL:タトゥーラTW 100SHL
LINE:アブソルートCB ナイロン25lb.

tosaki 2022.12.28

こんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です。
朝の気温が氷点下になる日も出てきて、いよいよ冬だなと感じています。
寒くても、釣りがしたい!もっと上手くなりたい!
この一心で釣り場に足を運んでいます。
今回はそんな初冬の霞ヶ浦水系の様子をレポートさせて頂こうと思います。

この時期に特に気にかけていることは、時合いです。
いくら寒いとはいえ、バスも捕食をしなければ生きていけません。
しかし、ハイシーズンのようにほぼ毎日積極的にエサを追うわけではなく、最低限の捕食で済ませている感じで、朝夕の時合いも短いです。
寒くても頑張って早起きをすると良い思いができるかも!?

朝イチ、北浦本湖で【フリッシュ3.5インチ】のホバスト!
44cm/1450gと、長さの割に重い丸々した子でした。

朝のチャンスタイムに、よりアピール力がある物で効率よくラン&ガンしていくのも1つ手ですが、風が弱い場合や人が多くプレッシャーが高い所では、近年流行りのアラバマリグやビッグベイトに反応を示さないことが多々あります。

そんな時に多用するのが、フリッシュのホバスト。
サイズ感が小さすぎず、シャッドテールの抵抗で移動距離を抑えて誘える。
この移動距離を抑えるというのが低水温期のキモかなと。
言葉では表現しきれないあの生っぽいフラッシングとロールは、いつ見てもすごいなと声に出してしまいます笑

 
別日には、【ジョリー】でも40up!

こちらも朝イチ。
艶かしく身をよじらせる様なロールをするジョリーですが、一般的なただ巻きやシェイク巻きだけでなく、ロールさせないスピードでのI字引きや、連続トゥイッチ、ジャークなど多彩なアプローチもできる所が優れている点かなと。

この魚は正にで、最初はシェイク巻きで通すも反応が無かったのでI字引きを。
それでも反応は無く、リアクション要素も加えてみようとジャーク入れてみるとゴンッと!

リップが付いているので移動距離が少なく、瞬間的にペラが回り複雑な波動を生み、色調変化が出やすいカラーリングをしているので、ヒラを打った際のギラッという視覚的アピールも良いです。
先述したフリッシュを使う状況よりも、風が強かったり、光量が少なかったり、リアクション的な誘い方もしたい時にジョリーを使うイメージです。

では、朝イチが釣れなかったら諦めるしかないのか?
そんなことはなく、朝イチを外してしまっても釣れる可能性は有ります。

消波ブロック帯にて、【KOSMO2.5g】+【M.P.S BIG】の黄金コンビでマイクロピッチシェイク!
消波ブロックと護岸の隙間に入れて誘うと直ぐにバイトがありました。

カラーはパールシュリンプ(KOSMO)+ゴーストパール(M.P.S BIG)
かなりお気に入りカラーで、使用頻度はNo.1です。
膨張色なので穴の中やマッドカバーのような光量が届きにくいスポットでもアピールでき、透け感もあるので、バスにじっくりルアーを見られるこの釣りにも最適かなと。
また、バスのメインの捕食対象がエビからベイトフィッシュに移っているこの時期に、ベイトフィッシュにも化けられるカラーなので重宝します。

 
霞水系だけでなく、光大郎さんに誘って頂き高滝湖へも!
高滝湖は、学生時代に陸っぱりで一度来たきりだったのですごく懐かしく新鮮でもありました。

光大郎さんも見たことがない程の減水で、魚探を使った沈み物シューティングがメイン。
午前中は穏やかな天気で雰囲気があまりなかったのですが、光大郎さんがフルーミーでグッドサイズ!

お昼頃からは風が吹いてきたり雨が降ってきたりで釣れそうな雰囲気に。

そのタイミングで僕も、【スクーパーフロッグ】のダウンショットリグで43cmをキャッチ!

このリグですが、本当にルアーパワーが凄いなと。
カエル喰いのフィールドでなくても関係なく効くとか…。
その後も光大郎さんがスクーパーフロッグ(ラバーチューン)とフルーミーで4本キャッチし、船中6本!

今回も学ぶ事が多い釣行でした。

また、房総で驚異的な釣果を出していた【スクーパーフロッグマグナム】ですが、霞ヶ浦水系でも45cm、48cmの単日2本とかなりの活躍ぶり!

フレックスジグ10g(DAIWA)に合わせて使用しました。

最後に、これまでには無かったシミーフォールするメタルバイブ【フルーミー】。

シミーフォールが活きる使い方は何かと考えた時に浮かんだのが『テクトロ』で、垂直護岸が多い霞ヶ浦水系だからこそのテクニックです。
テクニックと言っても難しい事は無く、シャクリながら歩くだけ。

・リフト後、間を作らずにラインテンションを抜けるのでシミーフォールさせやすい。
・フラッシングや明滅を伴って落ちることで、濁ったフィールドでも気付いてもらいやすく、食わせの間も作れる。
・スライドフォールしないので、護岸から離さずにアプローチができたり、消波ブロックの穴など狙った場所にタイトに落とすことができる。
・足元での使用なので、根掛かりしてもほぼ回収が可能。

上記がメリットかなと。

これから先の厳寒期の、頼れる相棒になること間違いなしです!!
年末の釣行も張り切っていきます!
それではまた!!

tosaki 2022.10.07

みなさんこんにちは(^-^)/
フィールドレポーターの戸崎優翔です!
最近は一年の中で一番過ごしやすい時期になってきました。
ひと雨ごとに季節が進行していくこの季節のおすすめルアーを釣果と共に紹介させていただきます。

まずはメインで食べているものがベイトフィッシュに変わっていく傾向があり、それらを食べるために回遊性が高くなります。
そのため横の動きのルアーに反応し易くなり、カバーの中よりもその周辺で釣れることも多くなります。

狙う場所も水質が良い場所を選ぶことが多く、
・流入河川の河口部
・川と川のインターセクション部
・川(湖)幅が狭まる所
・岬周辺
・水を吐き出している水門
などがあり、どこも水の動きが発生し易い場所になります。
また、当日までの天候(気温、雨、風向き強さ)を調べて、当日のまわる場所を考えていきます。

最近の釣果と併せて釣り方などを具体的に紹介していきます。

霞ヶ浦水系流入河川でグッドサイズ!
ハリーシュリンプ4インチの3.5gフリーリグで、対岸の斜め護岸を転がしての1本でした。

バイトに気づくのが遅れましたが、離さなくて良かった!
フリーリグは、バスがワームを咥えて持って行ってもシンカーの重みを感じにくいので、違和感が少ない!
それでもこの掛かりの浅さなので、フリーリグだからこそキャッチできた魚かなと!

野池でも、同リグで沖の地形変化を探って1本!
ハリーシュリンプはフリーリグとの相性は抜群に良い!
今年はかなり釣りました。

こちらは長門川・将監川!
朝イチにビーブル3/8oz.TWで沖に張り出して流れが当たっているカバーの際にカーブスローロールして引ったくられた1本でした(^ ^)
カラーはマッディインパクト!
朝夕の良い時間帯や濁りなど、替えが効かないとても気に入っているカラーです。
今回の濁りは、マッディインパクトを使うまでの濁りではありませんでしたが、朝ということもあり目立たせたかったのでこのカラーチョイス!

 
別の日には野池ではジョリーに好反応! 
全体的に超シャローで沖にはアシ群がある池なのですが、その中でも一際張り出したアシの先端にアプローチ。水面直下を泳がしていると下から躊躇せず食い上げてきました∑(゚Д゚)

 
また、霞ヶ浦水系ではヴァラップスイマー3.3インチのミドストが炸裂!

水深・流れのある流入河川の水門での一本!

別の日では、KOSMO2.5g+M.P.S BIGをマイクロピッチシェイクやボトムズル引きした後にこのリグを入れると、ひったくられました!

このリグは元々、ロデオクラフトの松本幸雄さんが好釣果を出していて、ボトムアップのライングループでも話題に出ていたリグ。
4.2インチを使用していたそうですが、今の霞では3.3インチの方がベイトフィッシュのサイズにあっているので試してみると直ぐに良い魚が!

フックは、極点(VARIVAS)の1.8gと2.5gを使い分けています。
付属のブラシガードを差し込む穴があり、根掛かりが多いところではブラシガードを装着して使っています。ワームキーパーがしっかりしていてズレが少なく、刺さりも良い!

ワームのヘッドを少し反らしてセットするのがコツです!
こうすることで、よりロールしやすくなります。

これからの時期、更に横の動きに反応が良くなったりそれにしか反応しなかったりする事が増えてくると思います。
それは冒頭でも書いた通り、バスがメインで食べている餌がベイトフィッシュに変わってきている事が要因であり、この傾向は秋が進むにつれ強くなっていくと感じています。
そういったベイトフィッシュが多いところはどこなのかを考えると、こちらも冒頭でお話しした水の動きが出やすく水質が良い場所になるという事です。
またベイトフィッシュのサイズも関係しており、餌となる魚が成長するほど大きなルアーへの反応が良くなってきます。

それではまた(^-^)/

【タックルデータ】
◎ハリーシュリンプ4インチ・ビーブル3/8oz.
Rod:スティーズ SC C 69M+–ST[FIRE WOLF]
Reel:スティーズ SVTW 1016SV–SHL
Line:スティーズフロロX′LINK 13lb.

◎ジョリー
Rod:スティーズ 651MLRB[BLITZ]
Reel:スティーズCT SVTW 700SHL
Line:ガノア アブソルートAAA 10lb.

◎ヴァラップスイマー3.3インチ
Rod:スティーズ SC S 64L–SV・ST[FIRE FRASH]
Reel:タトゥーラLT 2000S–XH
Line:アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 ショアマスター 0.6号
Leader:アバニ エギングプレミアムショックリーダー 1.5号

tosaki 2022.08.05

みなさんこんにちは(^-^)/
フィールドレポーターの戸崎優翔です!

日中はとても暑く、気温30度越えの日も少なくない日々…
水分をこまめに取って、体調に気をつけながら釣りを楽しみましょう(^_^)

さあ、この時期になるとバスだけでなく、多彩な生物が活発に動いているのを目にします。
エビだったりイナッコだったり、どれもバスのエサになり得る生き物たちです。
今回は、僕が今の時期に上記の生き物を演出するために多用するルアーを紹介します!

 
・ハリーシュリンプ3インチ(バックスライドセッティング)

通称《ノソノソエビ》。
一昨年の夏に光大郎さんが見出し、「スペシャルだ」と。
実際に他のエビ系ルアーと比べ反応も別格で、
1本は必ずリグっておきたい程の使用頻度となっています。

陸王オープンでも、リミットメイクに貢献してくれました。

使い方は簡単で、キャストしたらラインをしっかり弛ませてボトムまで落とし、ステイを混ぜながらずる引きするだけ。何かを乗り越えた後などにピンッ!と跳ねさせてバイトのきっかけを作ってあげるのも良いと思います。

狙う場所は、水門やそこから数メートルの護岸側、シートパイル、杭など。
バックスライドリグなので、何かを乗り越えた時もその場から離れにくく、護岸のエグレの中まで入れられる。

え、ここに居ないの?なんて時にこれを投げると、あっさり食っちゃったりします(^.^)
エビが付きそうな所をとにかく丁寧に探ってみてください!
ネイルシンカーのウエイトは0.45gをベースに、0.3g、0.9gを使い分けています。

 
・ハリーシュリンプ4インチ(フリーリグ)

最近特にハマっているリグ。
シンカーが着底してからのノーシンカー状態の時にバイトが出ることが多いです。
また誘導式のシンカーによって、バイト時に違和感を与えにくく、キャスト時はリーダーレスダウンショットリグと同等のキャスタビリティがあり、ノーシンカー状態を作れるヘビーダウンショットリグよりも比較的カバーに入り込んでくれる。
昨今のハイプレッシャー化している状況にかなりマッチしているなと感じます。

陸王オープンのプラクティスで釣れた48㎝!
少し沖を狙ってのフォールバイトでした。

長門川・将監川のローカル大会プラクティスでも、45㎝/1250gのグッドサイズ!

シンカーを伴ったフォールでは腕をハイピッチに震わせ、ノーシンカーフォールでは沈む虫のように足がピリピリ、腕は開閉する独特な動きが出るのでフリーリグとの相性は抜群かと!

そして長門川・将監川のローカル大会。
雨による増水&濁りにより、適度に流れが当たりエビが豊富なストレッチのシャローカバーに狙いを絞りました。
10艇/20名の参加者で、リミットの3匹を揃えてきたのは1艇のみの渋さの中、このリグだけで1人で12本を釣ることができ、優勝!

フリーリグとハリーシュリンプの、リグ&ルアーパワーを感じました。
シンカーが着底してから、しっかりステイを入れることが大切!
3本/2400gでした!

本来であればブルスホッグを使いたい濁りでしたが、
・少しでもエビに波動を近づけたかった
・一点で誘った際に音の存在感をプラスしたかった
ので、お腹にボーンラトラーSSを入れて使用しました。

 
・ヴァラップスイマー3.3インチ(ノーシンカー&ネイルリグ)

上記のエビ系に対して、ここからは魚系。
エビの他に代表的なエサといえばベイトフィッシュが挙げられますが、
実際に、ベイトフィッシュに執着している個体は少なからずいます。
最近の霞ヶ浦水系ではこのリグが好調で、陸王オープンのプラクティスや、当日のリミット3本もこのリグがメインでした。

メインにしていたエリアは、霞ヶ浦本湖東岸の水門付近。
カレントが効きやすく沖にブッシュがあり、裏には水路があるため、魚の供給は多いだろうなという考えでした。

初日はブロック3位で上々なスタートでしたが、2日目にアジャストできず12位まで順位を落としてしまいました。
まだまだレベルアップします!!

風や出したい飛距離、レンジによって、ネイルシンカーの有無とウエイトを決めます。
入れる場合のベースは0.9g。
今回は、ボトムに当てながら泳がせてくるとバイトが出ていました。

フックはライトニングストライクの♯2/0を使用しています。
スピニングタックルでこのクラスのサイズのフックを使うので、最低でもLクラス以上の硬さのロッドと刺さりの良いフックを選ぶのが良いと思っています!

3.3インチを使っている理由は、ベイトフィッシュのサイズがまだ4.2インチサイズまで成長していないから。
プラクティスの時に4.2インチも試しましたが、圧倒的に3.3インチが良かったので、サイズ感もかなりシビアなのかなと。

 
・フリッシュ3.5インチ(ジグヘッド&ウィールヘッドリグ&ダウンショットリグ)

同じ魚系でも、ヴァラップスイマーより移動距離を抑えて繊細に誘いたい場合はこっち。
背中が中空になっているタイプと異なり身が詰まっていることでキャスタビリティに優れているので、流入河川でのサイトフィッシングなどで多用しています。

0.9gのウィールヘッドと組み合わせることが多く、ペラとシャッドテールの抵抗で移動距離を抑えた誘いが可能です。
また、ナローなシャッドテールが生み出すテールの横振りは魚そのまま。
フォールでもハイピッチに振ってくれるので、フォールバイトも期待できます。

壁際に浮いているバスに対してスキッピングでアプローチし、ロールで追わせて、I字引きで食わせた1本!
ロールを嫌がる食い渋ったバスに、I字引きがかなり効く!!
ただ巻きでもしっかりテールがアクションするフリッシュならではの魚でした。
このI字引き…ピックアップバイトを経験してから試すようになったのですが、チェイスも多く新たな可能性を感じています(^^)

ウィールヘッドよりも比較的スピーディーに探りたい時やボトムでの誘いがメインの場合はノーマルのジグヘッド。という感じの使い分けです。

ジグヘッドリグだけでなく、ダウンショットとの相性も抜群!
10gのヘビーダウンショットリグでのリアクションで49㎝でした(^ ^)

ノンソルト素材なので、水中で自然な水平姿勢を保ってくれます。
オフセットフックを使う場合は、ライトニングストライクの♯1/0〜♯2/0がオススメです!

先日発売となったジョリーでも可愛いサイズを^ ^
間違いなく武器になると思うので、今後の活躍に期待です!!

灼熱な日々ですが、熱中症、コロナウイルスに負けないようこの夏を乗り切りましょう!
それではまた(^-^)/

tosaki 2022.01.28

フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
皆さん、明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します!

今回は、2021年終盤の釣果をレポートしていこうかなと!
本来はもっと早く書くつもりだったのですが、遅くなってしまいました…。

まずは初の三島湖!

朝イチに【ヴァラバマ】で岩盤際の表層直下を漂わせて43㎝!
水深2mのシャローでフィーディングをとらえました。
アクションのイメージはホバスト。
霞水系での得意な釣りが通用したことが嬉しさを倍増させました!

小貝川の朝練では、レイジースイマー(IMAKATSU)で48㎝!

フィネスな釣りが好きで多用してしますが、こういう釣りもやらなければと練習を始めた矢先の魚で、感覚を少しは掴めた感じ!

感覚を忘れる前に定着させるべく、すぐに霞ケ浦水系でも試すと45㎝!

新たな引き出しの一つになりました。

別日、【KOSMO2.5g】+【M.P.S BIG】でも40UPを2本キャッチ!!

この頃の霞ケ浦水系は、ショートバイトが多発していました。
【KOSMO3.3g】では吸い込み切れなかったり、【M.P.S BIG】のテール部分だけ食われていたことも…。
【KOSMO】のウエイトダウンや、【M.P.S BIG】の頭をカットしコンパクトにして対応しました。

12月下旬には、香川から同フィールドレポーターの鈴木翔が遠征で関東にやって来たので、半日ですが一緒に霞ケ浦水系を釣り歩きました。

同い年なこともありとても話しやすく、お互いの竿で投げ合ったり、ルアーの話をしたりと凄く良い経験になりました。
ボトムアップ最年少コンビとしてお互い頑張ろう!とモチベーションも高め合いました!

そしてその日はバスだけでなく、寝ずに外房へアジングに!

カマス、ムツも含め4人で150匹オーバーと爆釣!
ブレーバーマイクロでもたくさん釣れました(^.^)

ハチマキ部でカットして使用しました。

アジングから帰宅後、再び霞ケ浦水系で夕練。
夕マズメの釣りが出来るギリギリ位の時間に、【フリッシュ3.5】の0.9gミドストで!

カラーは《マジックシャッド》。
ナチュラルながら、濁っていても適度な存在感が有り、どんな水色にも馴染む名前の通り不思議な色です(^.^)

別日の朝イチにも、【フリッシュ3.5】で40UP!

こちらは0.3gホバストで丸呑みでした!
遠投した先の中層で、スローに誘うためのホバストというチョイス!
疑い無く食べているのが一目瞭然ですね。

【フリッシュ】は、ナローな角度のシャッドテールの恩恵で移動距離を抑えた誘いが容易なことと、極小ラメによるナチュラルなフラッシングが昨今のハイプレッシャーなフィールドや低水温期のバスに効果抜群。
また、ノンソルトなので耐久性が高く身切れがしにくく、ワーム補修材などを使用した際にすごくやりやすかったので1本でも何度も使えるかと!

 
後日、人生2度目の三島湖へは、光大郎さんと!
普段の霞ケ浦水系での癖で、浅い岩盤の際を狙いすぎたりでなかなかうまくいかず…。
アドバイスをもらい、慣れてきた頃に【スクーパーフロッグ】の3.5gダウンショットリグで2本!

光大郎さんは7本で、船中9本。
同じエリア、同じ釣り方でも、狙い所や誘い方によって劇的に釣果が変わることには驚きでした。
今回も沢山勉強させて頂きました(^.^)
今年は房総リザーバーもたくさん経験しようと思います!!

そして、福岡からも同フィールドレポーターの山口諒也君が関東へ!!

諒也君もとても話しやすく、面白い方でした!
ボトムアップのことをメインに色々な話をしました。
とにかく釣り熱が凄く、負けていられないなと奮い立たされました。
これからも若手3人、ライバルかつ仲間として頑張っていこうと!!

今回はこの辺で終わろうと思います。
最後にタックルデータを載せるのでご参考までに!
それではまた(^^)/

〈タックルデータ〉
ヴァラバマ、レイジースイマー
ロッド:フエルコXT 610-4C(Huerco)
リール:タトゥーラ TW 100SHL(DAIWA)
ライン:BASS Xナイロン 25lb(DAIWA)

KOSMO
ロッド:スティーズSC 661M/MLFB-SV ウェアウルフ(DAIWA)
リール:アルファス AIR TW 8.6L(DAIWA)
ライン:ガノア アブソルートAAA 10lb(VARIVAS)

フリッシュ、アジング
ロッド:SDS-604STUL-FTW シーヴァ(SEDITION)
リール:ルビアス FC LT2000S(DAIWA)
    TYPE-αスプール LT2000SS(SLPWORKS)に変更
ライン:アバニ ソルトウォーターフィネスPE X8 0.3号(VARIVAS)
リーダー:スーパートラウトエリア マスターリミテッド VSPフロロカーボン 0.8号(VARIVAS)

スクーパーフロッグ
ロッド:エアエッジ 641L/MLS-ST(DAIWA)
リール:フリームス FC LT2000S-XH(DAIWA)
ライン:アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 ショアマスター 0.6号(VARIVAS)
リーダー:アバニ エギング プレミアムショックリーダー 1.5号(VARIVAS)

tosaki 2021.12.08

皆さんこんにちは!フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/
朝の冷え込みが厳しくなってきて、冬の気配が近づいてきましたね。

さて、今回は陸王ダービー最終戦の詳細を書こうと思ったのですが、予定よりも書くのが遅くなってしまいタイムリーさに欠けてしまうので、簡潔に釣った魚と結果報告。
そして、その後の霞ケ浦水系での釣果もレポートしていきたいと思いますので、宜しくお願いします!

まずは陸王ダービー1本目の魚。

流入河川でのサイトフィッシングで、46㎝でした。
対岸の護岸のエグレから頭だけを出しているこの魚を発見。
こちらの姿を見せる前に魚の大体の場所を覚えて対岸に渡り、目線の上でマイクロピッチシェイクをするとすぐに食いました。
細い水路だからこそできる釣りで、実績があります。
目線の上を一点で長く誘えて、食わせ能力が高い【KOSMO2.5g】+【M.P.S2.4】をチョイス。
この日はたまたまスピニングタックルを持ってきていなかったのですが、こんな時にバーサタイルなタックルがあると本当に助かります。

サイトフィッシングでのKOSMOのカラーは《スジエビ》や《K.O.シュリンプ》などの薄い色、MPS2.4のカラーは《KUWASE》を多用します。
※上の写真は、《スジエビ》+《KUWASE》

そして2本目。

この魚も流入河川で、43.5㎝。
サイトフィッシングメインで行ったのですが魚は見えず、出口付近のアシのエグレに【スクーパーフロッグ】をスキッピングでアプローチして逃がすように泳がせての1本。

水がクリアで人も多く、細い水路なのでプレッシャーがかかりやすいのでラインを水面下に入れたくない。そして周りには田んぼが有る。
こうなったらこのルアーに勝るものは無いかなと。
カラーは《トノサマ》で、カエルっぽく有りながら透け感も有り、サイトフィッシングや水が綺麗な流入河川で多用するカラーです!

最後の3本目。

リミットメイクに貢献してくれた、貴重な1本。
34.5㎝でしたが、この魚がどれだけ嬉しかったことか…。
学校終わりやバイト前の短時間で行ける範囲では状況的にとても厳しく、リミットの3本を揃えることが精一杯でした。

ローライト&微風で時間も少なかったため、効率良く巻きたいなということで、選択したルアーは、【ジャックハンマー3/8oz.】+【デスアダー5】

【ビーブル】シリーズでは強いかな?という状況でテンポ良く探るのに適しているセッティングかなと。
トレーラーのデスアダーがハイピッチに震え、ハイプレッシャー化しているスポットでも食いそう!
また、スピナーベイトよりも早く引きやすいので、巻いてくるスピードでの使い分けもできます。

陸王オープンの時と同様で、水が良いこととベイトフィッシュが居ることがキーでした。
最終戦の結果としては3本124㎝で、12位/121人。
4月に行われた第1戦の結果と合わせた総合順位は、9位でした。
ブロックのトップ10、霞水系ではトップ3に入れたものの満足感は全く無く、むしろとても悔しいです。
来年こそは必ずもっと上位に入れるよう、冬の間も練習を怠らず、レベルアップに努めたいと思います。

ここからはその後の釣行のレポートになります!

釣行日前日の夜中に強い北寄りの風が吹いていたので、それをブロックするプロテクトエリアにエントリー。
その中でも更に波風をよけるシャローカバーに【KOSMO2.5g】+【M.P.S BIG】を入れてマイクロピッチシェイクで40UP!

この掛かり方…バレようがないですよね。
急な冷え込みで動きが鈍い魚には、この釣りがマッチしているかなと。
吸い込みも良く、一点でじわじわと誘えるうえに掛かりも良くバレにくいですから。

午後からは晴れて気温も高くなる予定だったこと、朝の1本から風を相当嫌っているというヒントを得たことから、風裏のカバーで魚が浮くと予測し、KOSMOのウエイトを2.5g→1.8gへダウン!
冠水ブッシュの中で、かわいいサイズを追加!

バイトはデカかったのになぁ…笑

冠水ブッシュの中となると光量が足りないかなということで、KOSMO1.8g&M.P.S BIGともに《ゴリ》という濃いカラーをチョイス!
そして夕マズメにも、アシと護岸が作り出す三角コーナーのようなスポットで追加!

少しサイズアップ!

人が多いエリアなので、プレッシャーを考慮し、カラーのトーンを少し落としてKOSMO1.8g《BUミミズ》+M.P.S BIG《ライトグリパンピンク》にチェンジ。
サイズが大きくなくても、今の霞水系で複数本釣れたことがとても嬉しい(^.^)

そしてその後、光大郎さんと霞水系へご一緒させて頂きました。
約1年ぶりに一緒に釣りをして感じたことは、歩くことの大切さでした。
車から2㎞も離れることも。
今まで車で大体でしか見れていなかった場所で、実際に竿を振ったり見たりできるからこそ発見出来ることも多いだろうなと。

僕は1バイトをフックアップできず、光大郎さんは【スクーパーフロッグ】のダウンショットリグでグッドサイズを仕留めていました。さすがです(._.)

このリグ、僕はいままで試していなかったのですが目の前で威力を目の当たりにし、興味が湧いてきたので試してみようかなと!
エラストマーの浮く素材を沈めることで、魚を引っ張る力が凄いそう…。

これからより寒い時期に入っていきますが、寒さに負けず価値ある1匹を求めて頑張りましょう!!
それではまた(^^)/

(ヒットルアーズ)

tosaki 2021.10.29

みなさんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

秋も深まってきて、冷え込みが厳しい日も増えてきましたね。
さて今回は、10月2日~3日に行われた陸王オープンの内容をレポートしようと思いますので、是非最後までご覧ください!

「陸王オープン」とは、ルアーマガジン主催のオカッパリ大会です。
2日間で3尾(キーパーサイズ25cm以上)の合計長寸で競います。

全国各フィールドがA~Dブロックに振り分けわれており、霞ケ浦水系はBブロックで、五三川・府中湖・旧吉野川が同じブロックでした。
同じくフィールドレポーターで、府中湖にて参戦の鈴木翔君と、旧吉野川にて参戦の山口諒也君も同ブロックになったため、より一層気合いが入りました。

プラクティスでは、各流入河川でデカイ魚がエリア内(本湖から橋2本目まで)に入ってくる時間帯や魚影の濃さ、餌となるベイトの有無を確認していました。
しかし、大会直前の天気予報ではあまり雨が降らない予報だったのですが、実際は結構な量が降ってしまいプランは崩壊。

そこで、朝一に雨の濁りを利用して、普段口を使わないデカイ魚を仕留めるプランに変更。
いざファーストスポットへ到着すると、思っていたより濁りは薄く、早々に見切る事に。

次に有望だったエリアへ向かいましたが、先行者が居たため、諦めて増水の霞ケ浦本湖のラン&ガンを開始。

開始してすぐ、水の悪さに引っかかりを感じましたが、増水と濁りでシャローカバーにタイトについている魚が必ずいると思いラン&ガンを続けました。

しばらく反応が無かったため、水の動きを求めて本湖を離れ、微かに風が当たるストレッチへ移動。
効率良く探りたいので巻きの展開を考え、晴天、微風、大会中のプレッシャーを考慮して、【ヴァラップスイマー4.2インチ】のネイルリグをチョイス。
カラーは普段よく使用している《パールシャッド》にしました。

視認性も良く、ベイトフィッシュライクなカラーで、これからの時期に活躍する【ヴァラバマ】にも多用する欠かせないカラーです。
一通りストレッチを流すも反応がなかったのですが、本湖よりも水が明らかに良く、ベイトフィッシュの姿も確認していたので、カラーを変えて流し直す事に。

ここで選んだカラーは、《DARK KUWASE》。

ハイプレッシャーなスポットや、食い渋った時に絶大な信頼を持つ《KUWASE》というカラーのトーンを暗くし、ナチュラルな透け感を残したまま存在感を増したカラーです。
護岸の際を泳がせてくると、エグレの中から横っ飛びバイト!

待望の1匹目をキャッチ!
サイズは38.5cmでしたが、すごく貴重な1本でした。

護岸のエグレと同じか、それよりほんの少し上のレンジをある程度テンポ良く引きたかったのですが、増水によってエグレまでの水深がいつもより深かったので、ネイルシンカーの重さは普段ベースとしている0.9gではなく、1.3gをチョイスしました。

その後も同じストレッチで連発!

32cm、31cmとキャッチし、リミットメイク!
3本の長寸は101.5cmとなり、暫定1位に!!
カラーは、今までもかなり重要視していましたが、ここまで反応に違いが出た事に驚きました。

リミットも揃い、水が良い場所に確信を持ったので本湖に戻りサイズアップを狙う事に。
水の動きを求めて車を走らせていると、絶対に居ると思えるエリアを発見。

沖のジャカゴ(鉄線の枠の中に石が敷き詰められた物)同士の間が広く、インサイドに湖流が流れ込んでいるのが写真でも分かります。
更にその湖流の先には水門が有り、水門の裏が水路になっているといういかにもなシチュエーションでした。
しかし先行者が居たため車で待機し、空いた隙にエントリー。
【ヴァラップスイマー4.2インチ】のカラーも、水馴染みが良くナチュラルな《オイカワ》へチェンジ。

周りの護岸から攻め、じわじわと核心部の水門へ。
水門の中にキャストし、外側に逃がすように早めに泳がせてくると、出口付近でゴンッ!!

ブリブリの43cmで入れ替えに成功!
先行者が居ても、カラー選択やアプローチ方法によって絞り出せることや、【ヴァラップスイマー】の食わせ能力を再確認できた気持ちの良い1本でした。
その後も同じスポットで反応が。

入れ替えには至らないサイズでしたが、やはり良いスポットに溜まっているようでした。

だんだんと風が強くなり、反応が無く1日目は終了を迎えました。
3本の長寸113.5cmで順位は4位でした。

 
そして2日目。
1日目に得た[水の動き]というキーワードを意識しラン&ガンをするも、全く反応が無かったのですが、前日のイメージに引っ張られてなかなか別の釣りにシフト出来ず時間だけが過ぎて行きました。

前日のように本湖での反応がなかった理由として、風が強くなり、向きも微妙に変わり底荒れするほどだったことが考えられると思います。

そろそろまずいと、有望と考えていた北浦の流入河川へ大移動。
霞ケ浦よりも経験が浅いこともあり、釣れる気がせずすぐに霞ケ浦へと戻ってしまい迷走。
そのまま何の反応も得られず2日目も終了し、13位/125人まで順位を落としてしまいました。

しかし得られた事はとても多く、今後の成長に繋がったと思います。

1日目に5本の魚を連れてきてくれた、【ヴァラップスイマー4.2インチ】

※左が《DARK KUWASE》 右が《オイカワ》
今回の陸王オープンで、凄さを再認識しました。
ブリブリと動くのではなく、まるで本物の魚がピリピリと泳いでいるかのようなナチュラルな泳ぎで、どの角度から見ても魚っぽく、キャスタビリティも良い。
昨今のハイプレッシャー化したフィールドに本当に適しているなと。

フックは、【ライトニングストライク】の#5/0で、ネイルシンカーは写真のようにお腹のなるべく下の方に横に刺します。因みに、3.3インチの場合は#2/0が推奨です。

とても掛かりが良いうえに、ワームのズレが少なく、刺したままでも錆びにくいので僕のメインフックになっています。

※左が《ネイル》 右が《リーン》
ネイルシンカーの形状で普段多用するのは【バザーズワームシンカーTG】の《リーン》タイプですが、【ヴァラップスイマー】に使用する場合には長すぎるので、《ネイル》タイプがお勧めです。
0.9gをベースに、レンジやリトリーブ速度によって1.3gと使い分けています。

今の時期、とても有効な釣り方だと思いますので、是非お試しください!!
長くなりましたが、最後にタックルデータを載せて終わりたいと思います。
近いうちに、陸王ダービーの内容もレポートしますので、そちらも見て頂けたら嬉しいです!

それではまた(^^)/

ヴァラップスイマー4.2インチ使用タックル
ロッド:STEEZ SC 6111M/MHRB [ファイアウルフ]
リール:STEEZ SVTW 1016SV-SHL(RCS1012SVスプールに変更)
ライン:スティーズフロロ タイプモンスター14lb.

tosaki 2021.09.22

みなさんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

日中が暑い日も徐々に減り、秋らしい涼しさを感じる季節となりました。
今回は、先月からの釣果と霞ケ浦水系の状況についてレポートしたいと思いますので、是非最後まで読んで頂けると幸いです(^o^)

 
8月の上旬、台風により増水した霞ケ浦本湖に出撃。
朝イチにバズベイトでド派手なバイトを得るも、魚側がミスってフックアップには至らず…。
すぐさま移動し、少し沖にゴロタが敷き詰められているピンに【KOSMO1.8g+M.P.S BIG】をキャストするとフォールでバイト!
朝、エビを食べにさしていたグッドコンディションな45cmでした。

ベイトフィネスタックルでは軽めな1.8gに、ボリュームのある【M.P.S BIG】を付けることで、
・キャスタビリティが向上
・フワフワさせることが可能(今回の場合はフォールスピードを低下)
・スタックしづらい

というメリットが有ります。

 
別日の爆風な日、朝イチの本湖では不発。
日が出始めたタイミングで、土手が高い小規模な流入河川へ。

土手が高い事によって期待できることとして、風の影響を受けづらいため、湿度も高くムシムシしている。
個人的な考えですが、このような状況の方が水面での反応が良いと感じています。

細く浅い水路で、自分の姿を見せる前にルアーに気付かせたいので【スクーパーフロッグ】を遠目にキャストし、竿を立てて、ラインを水面に付けないように泳がせながら釣り歩いているとチェイス!
僕と対面してしまったにも関わらずバックリ食べてくれました。
本湖の荒れを嫌って避難してきた個体かと思います。

その後は、風をブロックしている本湖の護岸際を【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】のスイミングで良く引く30cm弱を釣って終了。

このサイズがジグで釣れるのは、【ギャップジグ】のコンパクトさのおかげ!
釣り勝つためのパーフェクトなコンパクトカバージグです(^.^)
使用する際は、ガードをV字に広げる事をお勧めします。

そして久しぶりの丸1日釣行。
風裏のカバーや護岸際で【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】を水面直下でスイミングさせる釣りがハマって、5バイト3フィッシュ!
3本とも勢いの良い横っ飛びバイトが丸見えで、サイズも45cm前後と良いサイズでした。

冷たい雨が続いていた日だった為、魚の活性は低く、流れを嫌っている感じでした。
トップには出ないけれど、ボトムだと疑って食っているのかすぐに離す。

場所が合っていてもただ撃つだけでは反応せず、騙しやすい水面直下を強い波動でゆっくり逃がしてくるのが良かったです。
そんな状況下でのこの釣りは、かなりスペシャルだなと実感しました。
バイトもかなり強く、見えることも多いので中毒性の高い釣りです!

普段は5gをベースにしていて、更にスローにしたい時は3.5g、風が強い時は7g、9gとローテーションしています。
是非お試しください!

またベンチレーションワークキャップの撥水性は、雨天の釣りを快適にしてくれるので重宝しますよ!!

この釣行の後あたりから、カバー周りでの反応が薄くなってきたように感じます。
本格的に秋に移り変わろうというタイミングだったのかと。
ビーブル3/8oz.でシートパイル際を通すと、腹パンの30cm弱が釣れ、横の動きへの反応が良くなってきたかな?

ここで、スピナーベイトのカラーのお話を。

最近、スピナベサイトの流行の影響か、霞水系でもナチュラル系のカラーを使用している方が増えてきたように思います。
バスのポジションが分かっていて、近くをタイトに通すことが出来ればそれでも釣れるのですが…。

やはり霞水系のようなマッディといわれるフィールドでは、ある程度離れた所からでも引き寄せてこれるチャート系カラーは外せません。
僕自身、チャート系カラーをベースにしていて使用頻度も一番多いです。

特にお気に入りなのが、《K.O.チャート
チャート系の中では地味目な位置付け。
スカートにブラウン色が混じっていて、ブレードもコパーでゴールドよりは少し抑えめ。食わせとアピールの良い所取りなイメージ!!
かなりお勧めなので是非使ってみて下さい!

更に別日の朝練では、【ハリーシュリンプ3インチ】のスナッグレスネコリグで太ったバスが!
秋らしく巻きの展開で探っていましたが日が昇ってイナッコが沖に出てしまい、ハードボトム、アシ、ドッグが絡むエリアでエビ食いのバスに狙いを変えたのが吉でした。
秋だから巻き!と決めつけるのは良くないですね。

カバーもボトムも中層スイミングもいけるこのリグ。エビ食いにはかなり強く、便利かと!

また、長門川・将監川へもボートで行ってきました。
潮の上げ下げによって、魚からの反応が有る時間がハッキリしているフィールドで、朝のバイトラッシュをものに出来ませんでしたが、反応が良い釣りを見つけ船中6本!

【スクーパーフロッグ】をスキップで奥まで滑り込ませ、高速で逃がすように泳がすとスイッチが入るようでした。同船者も、【スクーパーフロッグ】の凄さに驚き!
オカッパリとは違う視点で釣りをして、得るものも多くとても充実した釣行となりました。
これからもレベルアップを目指して頑張ります!!

それではまた(^^)/

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