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『広範囲に探るハードベイトの釣り!』

chiba 2024.05.14

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、僕の得意なハードベイトの釣りを紹介したいと思います。

僕自身、ハードベイトの釣りが好きです!
やる気のある個体だけを狙って、広い範囲を手返しよく釣っていくイメージで釣りしています。

春先やスポーニングシーズンは、少し波動の弱いハードベイトに反応が良い傾向があります。
これは持論ですが、この時期のバスは捕食に対して、とてもセレクティブな印象で
ブリブリと激しく動くルアーには反応が無いのに、少し弱い波動のルアーには反応ある事が多々あります。

そんな時に使用するルアーが、艶めかしく柔らかいアクションのREAZZY(リズィー)です。
この春の将監川釣行では、ボトムに地形変化のあるエリアを中層タダ巻きで釣っていきました。

水平姿勢でナチュラルに泳ぐリズィーは、中層での食わせ能力も高いです。

沈みオダなど水中のストラクチャーに絡めて使うこともあるので、根掛かり対策としてL~MLクラスの柔らかめのロッドを使用する事で、障害物にラインが当たる違和感を感じとり、ルアーを浮かせて回避させます。
浮力はそこまで強いルアーではありませんが、これである程度は回避する事ができます。
また、浮上速度がわずかに速いリズィーアピールプラスを使用する事もオススメ。

それでも対応しきれないストラクチャーに対しては、カバークランキングに特化したクランクベイトを使用します。
最近のお気に入りは、COOBY Jr.(TEX)!
障害物にコンタクトした後のアクションレスポンスも良く、カバー周りでは重宝しています。

用途別にルアーを使い分けて、お試し頂ければと思います。

スポーニングも終わり、アフタースポーンの時期になるとJOLLY(ジョリー)の出番。
移動距離を抑えながらも高速回転するプロップが生む擦れ音でのアピールは、これからのアフタースポーン時期のバスにとても有効です。

僕がJOLLYを使う最大の理由は、障害物回避性能に優れているからです。
今までのシンキングスイッシャーでは、せっかく良いキャストが決まっても、枝に絡んで回収・・・
枝一本でさえ乗り越えることが難しく、ストレスを感じる場面が多々ありました。
ジョリーは垂直気味に設置されたリップが、カバー回避に威力を発揮しています。
恐れずカバーへ投げ込んでみて下さい。

オープンエリアでは、ペラの擦れ音がより強いステルスペッパー(ティムコ)などのダブルスイッシャーを使うことも。
クランクベイトと同様に、シンキングスイッシャーも状況に合わせて使い分けています。

釣友からも、ジョリーの釣果報告を頂いております!

ジョリーの表層巻きに好反応だったとの事です。
是非、お試しください(^^♪

【タックルデータ】
●ルアー REAZZY
     JOLLY
     COOBY Jr.
●ロッド SWAGGER C66L-LM(ダイワ)
●リール STEEZ CT TW 700HL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター12lb. (山豊テグス)

最後に、先日フィールドで遭遇した、普段からボトムアップルアーでよく釣っている柳葉さん(ギバちゃん)。
遠くから見ていて「釣りそうだなー」と思っていたらやっぱり釣ったのですが(笑)、そのヒットルアーは先日発売されたGimmy4.5の5.0gネコリグ。

雨の影響で濁りも酷い状況だったので、アピール力を上げる為に4.5インチのネコリグを使用したとの事でした。

セッティングを簡単に紹介します。

フックは、ヘビーガードタリズマン#2/0 or #3/0(RYUGI)。
ワームの身切れ防止のため、ネコストッパー(バスマーク)を使用。
ネイルシンカーは、アノストシンカー(ボアレス)の5.0g。
通常のネイルシンカーだと、シンカーが長い分、シンカーがワームを固定する部分も長くなり、柔らかいアクションが出にくい。
このシンカーであればシンカーの長さも短く、重心をワームの外側に置けるので、ギミーの柔らかな動きも損なわず、パワフルな波動を出すことができます。
「パワーネコリグ」、是非お試し頂きたいです。

いよいよ、本格的なシーズン到来となりました。
ボトムアップルアーでナイスバスをキャッチして下さい!(^^♪


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