COLUMNCOLUMN

HOME > COLUMN > Chiba

千葉 陵平 Ryohei Chiba

1988年2月23日生まれ
茨城県出身


chiba 2020.06.19

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
新型コロナウィルスの影響により、外出自粛が続きましたね。
これをご覧頂いている頃には、県またぎの移動も自粛緩和され、普段に少し近づいた生活に戻れているでしょうか。

これだけフィールドへ足を運ばなかったのは、近年では考えられないことでした。
しかし、自粛期間も有効に使い、普段やらなかった道具のメンテナンスやBOXの整理・整頓などに大半の時間を費やす毎日でした。

自分の住む地域でも外出自粛が解除されたことで、コロナ対策に配慮したうえで近所のフィールドへ行ってきました。

結んだルアーは、先日到着したスモラバ「KOSMO」+ハリーシュリンプ3インチ!
スモラバトレーラーとして開発されたM.P.Sではなく、あえてこちらを選択した理由は、田んぼの影響からか濁ったエリアが多かったため。
シルエットを大きくしてバスにアピールするべく、ハリーシュリンプ3インチを選びました。

セットの際は、上記写真の様に尻尾をカットして装着していました。
シルエットもバランスも◎!
まだ使用して日が浅いですが、直近で使用した感想を挙げると!!
・水中姿勢がキレイ
・フッキングがとても良い
そして、ウェイト別にブラシガード本数が違うこだわり!!
シュチュエーション別にベストなガードセッティングに調整可能なスモラバ「KOSMO」

自分のセッティングを見つけるのも、楽しみの一つですよね(^_-)-☆
まだまだ使い込みが足りないので、これからしっかり使い込み、自分の武器にしていきたいと思っています。

【KOSMOタックル使用データ】
ルアー: KOSMO+ハリーシュリンプ3インチ
ロッド: 661MFB-SV WEREWOLF(ウェアウルフ)
リール: SSエアー8.1
ライン: 山豊テグス10lb.

久々の釣行は、本当に楽しい時間でした。
コロナ対策を取りながら、これからもバスフィッシングを楽しんでいきたいと思っています。

chiba 2020.04.22

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回はまず3月初旬の利根川へ、BIGバスを求め寒さに耐え、ボートを走らせた時を振り返りたいと思います。
夕方、その日で最も気温が上昇したタイミングを狙って、ルアーは一択「ビーブル」を手にして!!結果は!!

健康体のクオリティーバスをゲットすることが出来ました。
ビーブル1/2oz.で、ブレイクが岸に寄るハードボトムエリア(水深約1.5m~2.0m)にて。
この時の水温は約11℃前後で、シャーローを意識して上がろうとしている個体。
このバスを求めて、寒さを我慢しキャストし続けたのが報われた瞬間でした!!(^_-)-☆
自分の思った通りの結果が出たときは、本当に嬉しいですね。時合を捉えた瞬間!!

【タックルデータ】
ルアー:ビーブル1/2oz.
ロッド:スティーズMACHINEGUNCAST type-II 661MHRB-XTQ
リール:スティーズ SV TW 1016SV-HL
ライン:山豊テグス フロロブラスト14lb.

潜行震度のイメージは、上記のグラフの通り。
約25mキャストしてのミディアムリトリーブで、
水深1.5m~2.0mを泳がせてくるイメージでやっていました。
詳細は草深さんがコラムで紹介してくれていますので、ご参考下さい。
https://bottomup.info/column/20200306kusabuka/

そして、遂に発売になりましたブルスホッグ!!
皆様、パドルが左右にブルブル震える独自のアクションはご覧いただけましたか(^^♪

「ブルスホッグ3インチにはどんなフックを使用していますか?」
そんな質問を頂いたので、紹介したいと思います。

プロトのころからリーダーレスダウンショットリグで多用していて、「RYUGI DOBLE EDGE1/0」を、「DECOY オープンスイベル」と合わせて使用しています。
※シンカーは状況に応じて変更。

このフックを使用している最大の理由は、カバー越しのアプローチで十分にフッキングパワーが伝わらない状況でも、すっぽ抜けが少なくオートマチックにフッキングへ持ち込めるからです。

もちろん使用しているロッド、フッキングパワー等でも相性の良いフックは変わってくると思いますので、もしセッティングに迷っている方の参考に少しでもなれば、とても嬉しいです(^^♪そういったセッティングを考えるのも楽しみのひとつですね!

【タックルデータ】
ルアー:ブルスホッグ3インチ(リーダーレスダウンショットリグ3.5g)
ロッド:スティーズ 701MHFB-SV FLANKER(フランカー)
リール:スティーズ SV TW 1016SV-SHL
ライン:山豊テグス フロロブラスト12lb.

コロナウイルスの影響で、なかなか釣りに行くことは難しい状態が続きますね。
私自身も、必要最低限の外出は控えている状態です。
ただ、この機会を前向きに捉え、普段できない釣り具の整理・メンテナンスや、家族と過ごす時間もよいのではないでしょうか。
釣りが普通に出来る日まで、皆様でこのピンチを乗り切りましょう。

P.S.自宅で時間をうまく使うのに、このDVD「陸魂8 マニアックス2 4RIGS」がおススメです(^_-)-☆
お時間ある方は、是非見てみて下さい。
それにしても、この光大郎さんの似顔絵(笑)

chiba 2020.03.12

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
暖冬の影響からか、今年は花粉症の症状が早く出ています。毎日本当に辛いです(泣)

さて、2月は仕事の都合と天候に恵まれず、釣りに行けない日が続きました。
「少ない時間も有効に!」ということで、オカッパリに行く機会が多くなりました。

暖冬とはいえ、なかなか釣果が得られない日もありましたが、そんな中でもタイミングを捉え、いい魚をキャッチすることができました。

リズィーでキャッチ!夕方のフィーディングタイムを狙っての一本。
ブレイクに隣接している杭の真横を、ゆっくり通過した瞬間のバイトでした。

ラインはフロロ10lb.、MLの竿で心地よく巻けるセッティングです。
この釣りで一番注意していることは、ルアー本来の動きを殺さない事!!
竿先にルアーの動きを感じながら、たるんだラインを巻き取るイメージで巻いています。

もちろん、早巻きで釣れることもあると思いますが、
「艶めかしく動く!」リズィーならではの動きが好きで、この巻き方をしています。
ただ、先日同レポーターの佐藤さんの「リズィーのジャーキング!!」https://bottomup.info/column/20200207sato/
この釣り方は僕の中で衝撃でした!!詳細は、佐藤さんのコラムで確認してみて下さい。
移動距離を抑えた細かな誘い、考えたこと無かったな・・・必見ですよ(^^♪

釣れるタイミングは限りなく短いですが、今回は夕方のいい時間に差してくるエリアにアジャストできたと思います。

 
そして、また釣果には恵まれない日が続きました。
その日は、前日の雨の影響か、やや濁りも入り風も強めに吹いていました。
リズィーでは魚が気付きにくいと思い、ビーブル3/8oz.を選択しました。

シャローに上がってくるやる気のある魚を狙いました。
水深は約60センチで、地質が他の場所よりも若干硬いハードボトムエリア。
見えるか見えないかのレンジをゆっくり巻いてくると「ガツン!!」ときもちのいいバイト!

やはり、濁りが入った状況で、ビーブル3/8oz.を選択したことが正解だったのかも(^^♪
最高に気持ちのいい1尾をキャッチすることができました。

そして、このビーブルはリアブレードを変えていました。
ダブルコロラドにし、より強波動でゆっくり巻ける仕様に改造していたのです。
改造といってもブレードを変えただけですが、まだ水温も低い時期ゆえ速めのスピードには魚も反応できないと思い、スローロール仕様に特化させたのです。

TW(タンデムウィロー)タイプのリアブレードをコロラドブレードに交換するだけの簡単チューニングで、サイズは、ノリーズ40ブレードと同等のサイズに変更しています。※赤丸部分のブレード

長さの計測には、冬の時期もコンプリートメジャーシートを使用。
冬の貴重な魚を素敵な写真に収めるためにも、大切な魚を守るためにも、1年間通じてメジャーシートを使用しての計測を心がけています。
L字パーツにより素早く正確に計測しやすくなっています。
是非お試し下さいませ!!(^_-)-☆

いよいよ、春が迫ってきている気配を感じます!!
春のタイミングを捉え、皆様もグッドコンディションの魚を手にして下さい(^_-)-☆

【タックルデータ】
「ビーブル」
ロッド:スティーズMACHINEGUNCAST type-II 661MHRB-XTQ
リール:スティーズ SV TW 1016SV-HL
ライン:山豊テグス フロロブラスト14lb.

「リズィー」
ロッド:スティーズ 651MLRB-LM ブリッツ
リール:スティーズ CT SV TW 700H
ライン:山豊テグス フロロブラスト10lb.

chiba 2020.01.31

皆様、こんにちは!!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
2020年もコラムを通じて、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

朝晩の冷え込みが厳しくなる冬は、バスに出会える機会が本当に少ない。
そんな時期でもバスの動きを考え、理解することが、釣果への近道だと思います。

年末釣行では、リズィーとシャッドをメインにしてフィールドへ足を運んでいました。

杭とブレイクが隣接するエリアにて、スティーズシャッドSRをゆっくり引いてくると「ガツン!!」
風が吹き始めたタイミングのウィンディーサイドでヒット!

その前に何度も何度もルアーを通していましたが、反応無し。
風によって捕食本能にスイッチが入ったことを感じました。

このように、風が吹くなどの状況変化はバスの捕食行動を刺激します。
その変化を察知し、その時を逃さず釣ることが本当に大切なのだと再確認しました。

そして、先日の釣行!!

ブレーバー5.0インチのテールをカットした、0.9gのジグヘッドワッキーリグ。
身切れ防止の為に、G7プロテクトチューブ5mmを使用しました。

今回この釣りをやろうとした最大の理由は、先行者がメタルバイブやヘビーダウンショットリグといったリアクションの釣りをしていてノーバイト。
そこで、アプローチに変化をつけなければと思い、中層をフワフワとゆっくり誘えるジグヘッドワッキーリグをチョイス!

そして、2020年初バスをゲットできました!!(^_-)-☆
フィールドの変化に気付く事も大切、先行者と変化をつけた釣りをする事も大切。
バス釣りにおいて、“変化”という言葉は本当に大切だと思いました。

そして先日発売となりました「ロッドホルダークイックショット」!!
オカッパリ釣行を快適にするべく、良く考えられたロッドホルダーだと思います。
・ロッドを2本(ベイト&スピニング)は持って歩きたいけど、持ち運びが面倒!
・取り出す時に時間がかかったり、グリップが抜けにくいのがストレス!
そんな悩みを解消してくれるロッドホルダーになっています。
ぜひ皆様にも “ ノールック片手 ” を体感して頂きたいです。

そして年末には、福岡県の遠賀川をホームに活動しているボトムアップフィールドレポーター『山口諒也』と初めて会う機会がありました。

正直、彼の釣りに対する考え方に只々驚かされました。
自分も彼を見習い、日々努力していきたいと思える一日になりました。

私も2020年最大限に努力して参ります。
利根川というフィールドをメインに皆様へ、色々な情報を発信していけたらと思います。
どうぞ宜しくお願い致します!!

chiba 2019.12.26

皆様こんにちは!!フィールドレポーターの千葉陵平です。
12月「師走」毎日バタバタです。(笑)
寒い時期になり、厳しいシーズンに突入ですね。
ただ冬の価値ある一匹を求め、
できる限りフィールドに足を運んでいる次第です。

最近の釣行でメインになっているルアーです。
・レッグワーム・M.P.S(ダウンショットリグにて使用)
・リズィー・スティーズシャッド、ハイカット

ダウンショットリグで上記のワームを多用する最大の理由は、小さいのによく動く!!
M.P.Sは、3.5グラムのショートリーダーなら、リアクション効果もよし!!
1点で誘う場合も、食わせ能力に特化した微振動アクション!!

リズィーは、中層をひたすらゆっくり巻きます。
ラインは色々試しましたが、フロロ10lb.~12lb.が個人的にお勧め致します。

あまり太いラインを使うと、ラインの抵抗によりリズィーならではのナチュラルアクションが損なわれ、ティップに伝わる振動も弱くなります。個人的には、10lb.が振動を感じながら一番気持ちよく引けるラインセッティングだと思います。

シャッドに近い弱波動のルアーなので、これからの低水温期にも効くのではないかと期待しています。

2019年を振り返ると、私自身あっという間に走り抜けた1年だったなと思います。
年間通じてコラム等を書かせて頂き、皆様の釣果に少しでもお役に立つ事が出来ましたでしょうか?
来年もお役に立てるような釣果報告と、ボットムアップ製品の良さをお伝えできればなと思っております。

また、釣り場・TBC会場・イベント等でお話頂きました皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
来年も最大限努力し、目標に向かって走り続けたいと思います。
皆様、よいお年をお迎えください。

chiba 2019.11.25

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
すっかり朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

私が参戦している利根川TBCトーナメントの試合は全て終了しました。
ご声援ありがとうございました。この場をお借りし、お礼申し上げます。
ただ、もう気持ちは来年へ!!時間の許す限りフィールドへ向かい練習に励みたいです。

今シーズンの大会を通じて、フィネスな釣りのレベルアップが必要だと感じました。
試合であと1本食わせる技術を、来年までにレベルアップしたい・・・
そこで早速「ブレーバー」をメインに利根川水系へ練習に行ってきました。
(本当は、ビーブル巻きまくりたいのをこらえつつ・・・)

水温は約16度、ブレーバー57でカバーにキャストを繰り返していきました。
水深は約60センチ、メインのカレントを避けるポイントでヒット!
数日前に降った冷たい雨による急激な水温低下が原因で、流れの当たらない場所へ避難していたんだと思います。

・ブレーバー57 ネコリグ1.8g

小さいながらも嬉しい魚でした。しかし、その後が続かない。
そこで、ブレーバー57からブレーバー50にルアーチェンジして再度流すと、2本目をキャッチしました!

同じエリアをブレーバー57で流した後に、ブレーバー50で流すと釣れる。
魚影が濃いエリアは、ルアーをサイズダウンさせることで釣れる魚がいる。この考え方が、今年の私には欠けていたなと思います。
来年は、そういった粘り強く絞り出す釣りをモノにしたいです。

個人的にネコリグにおススメなフックは2種類あり、狙うカバーの濃さで使い分けています。

ライトカバーへアプローチするときは、光大郎さん監修のN・S・S HOOK(ハヤブサ)
#1/0[ブレーバー50] #2/0[ブレーバー57]ライン10lb.
濃いカバーへアプローチする場合は、COVER CONTACT(フラッシュユニオン)
#1[ブレーバー50&57共通]ライン12lb.

フック選びも楽しみの一つです。皆様も自分に合ったフックを見つけてみてください。

【タックル】
ロッド:スティーズ661MFB-SV WEREWOLF (ダイワ)
リール:SSエアー8.1(ダイワ)
ライン:フロロブラスト10lb.(山豊テグス)

翌日、釣り欲が止まらずボートで反応が良かったエリアにオカッパリへ。
ブレーバーを撃っても、ビーブルを巻いても反応がありませんでした。
最後に、今まで私のルアーローテーションにはなかった釣り。
M.P.S 2.4のダウンショットリグ(1.3g) カラーはBUミミズ

【これで食わなければ、諦める。】コンセプト通り食わせの最終兵器です。
新しい釣りの引き出しが、1個増えた気がします!!

ワームが横向きにならないこのヘッドの突起(画像赤マル部)は素晴らしい。もっと詳しく知りたい方は、ボトムアップホームページのPRODUCTSを見ると分かりやすいです。

フォール時に2本の逆手がピリピリと細かなアクションを発生させます。フォールスピードを抑える役割も!!着底後はマイクロピッチシェイク!!
この冬は、マイクロピッチシェイクの練習もしなければと感じました。
食わせの最終兵器、お試し下さい!!

最後に、W.B.S.参戦中の高橋さんのパートナーとして、潮来マリーナのオーナーズ大会に参加させて頂きました。
利根川TBCクラシックが中止になり、不完全燃焼のまま今シーズンが終了。
そんな私に声をかけて頂き、参加することになりました。ありがとうございます。

正直、北浦・霞ケ浦の知識は全くありませんので、とりあえずいつも利根川でやっている釣りをしようと、ハリーシュリンプ3インチのダウンショットリグ(7g)を軸に、釣りを展開していきました。
水深約1.5mの縦ストラクチャーへアプローチし、フォール後、ラインが沖へゆっくり走る!
なんとか1本キャッチさせて頂きました。

フォール中の腕のクロールアクションとヒゲ・レッグの高速微振動、他のルアーにはないこのアクションがたまりません。
今シーズン利根川でもっとも活躍した釣り!!利根川の釣りが北浦・霞ケ浦でも通用し、個人的にはとても収穫ある日でした。

なかなか魚に出会える機会が少なくなるシーズへ突入ですね。
体調管理に注意して、皆様もフィールドへ出かけてみてはいかがでしょうか。
今回のコラムが少しでも参考になれば幸いです。

chiba 2019.10.17

台風19号によりお亡くなりになられた方々のご冥福を御祈りすると共に、被害に合われました地域の皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、9月29日に開催されました「第5戦depsカップ」と、延期となり10月6日に開催された「第3戦Noriesカップ」についてレポートを書きたいと思います。

暦を見ればすっかり秋めいて、雨降る度に肌寒さも感じてきました。
水温も2戦通じて24℃前後まで下がり、水温だけ見れば「秋」なので、巻きの釣りを展開していくのが今回のメインパターンでした。

・ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ (M014バブルガムピンク)
・ヴァラップスイマー4.2インチ ノーシンカーリグ (M014バブルガムピンク) (T214 アユ)

使い方は、投げて表層直下をゆっくり巻くだけ!!
フックは、ハイパートルネード(ハヤブサ)を使用。3.3インチには2/0のフック、4.2インチには4/0のフックを使用しています。

まるで本物の小魚のように動くアクションを生み出すには、ノーシンカーリグが最適です!!
プラクティスでは、この釣りでナイスバスに出会うことが出来ました。

ヴァラップスイマーを使用するエリアは、水深約30センチ程度。
その中でもオーバーハングと沈み物は、特に念入りに探りました。

・張り出したオーバーハングへは、スキッピングでねじ込みゆっくり巻く。
・水中に沈む消波ブロックやオダの真上をゆっくり巻く。

すると、ブッシュの下やテトラの影から何処からともなくバスが現れ、ルアーを襲います。
バイトシーン丸見え!!本当に、病みつきになる釣りです!!

バブルガムピンクやアユのような視認性が高い色を使用する理由は、バイトを目で確認することが目的です。竿に当たりが出ない時もあったため、ラインのたるみや違和感でアワせることもありました。

そして、この巻きの釣りでバスからの反応があったエリアに、ハリーシュリンプ4インチとエスケープツインのテキサスリグ(5g・7g)や、ハリーシュリンプ3インチとエスケープチビツインのリーダーレスダウンショットリグ(3.5g・5g)を使用。

巻きでは反応しないバスを、スローダウンして丁寧に狙っていきました。
一度流したストレッチでも、ルアーをサイズダウンさせて再度流す。
いいエリアにはバスが複数匹いるイメージがあったため、同じストレッチを何度も何度もアプローチしました。

狙う場所は、ヴァラップスイマーと同じでオーバーハングや水中の消波ブロック・オダ。
ストラクチャーに依存しているバスを、テキサスリグ・リーダーレスダウンショットリグ・ヘビーダウンショットリグで釣っていきました。

そして大会当日は、プラクティス通りのエリアを丁寧にアプローチ。
9/29「第5戦depsカップ」5本を揃え3681gで第7位。
10/6「第3戦Noriesカップ」4本を揃え3336gで第8位という結果でした。

今期は表彰台に上がることを目標にやってきましたが・・・達成することが出来ず。
悔しさの残る1年間になりました。
2019年度年間順位は4位で終了となりました。

今年1年を無事に戦えたこと、支えてくださいました皆様に感謝申し上げます。
来年以降も努力し、またこの場で皆様に良い報告が出来るよう頑張りたいと思います。

使用タックル

【ヴァラップスイマー4.2インチ ノーシンカーリグ】
ロッド:オンリーワンロッド65MH
リール:メタニウムMGL HG
ライン:山豊テグス フロロブラスト16lb.

【ヴァラップスイマー3.3インチ ノーシンカーリグ】
ロッド:オンリーワンロッド62L
リール:タトゥーラLT2500SXH
ライン:山豊テグス フロロブラスト4lb.

【ハリーシュリンプ4インチ/エスケープツイン テキサスリグ(5g/7g)】
ロッド:701MHFB-SV FLANKER(フランカー)
リール:STEEZ SV TW 1016
ライン:山豊テグス フロロブラスト20lb.

【ハリーシュリンプ3インチ/エスケープチビツイン リーダーレスダウンショットリグ(3.5g/5g)】
ロッド:661MFB-SV WEREWOLF(ウェアウルフ)
リール:SSエアー8.1
ライン:山豊テグス フロロブラスト10lb.

chiba 2019.09.12

皆様こんにちは、フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回のコラムは、9/1に開催された『TBC第4戦 ジャッカルカップ』について書きたいと思います。

水質悪化が目立つ利根川。
連日の雨の影響を受け、水温だけを見れば「秋」。
30℃近い水温が続く日々から一転、25℃前後まで下がる状況になっていました。
釣り人にとっても暑さが和らぎ釣りがしやすい環境でしたが、バスにとっては・・・
そんな事を考えながら、プラクティスに臨んでいました。

今回プラクティスで見出した釣りは、ハリーシュリンプ3インチのダウンショットリグ(5g)
尻尾をカットしたものと、しないもの、さらにそれぞれリーダーの長さも変えました。
・タイプA :リーダー約15センチ(ハリーシュリンプ3インチ)
・タイプB :リーダー約5センチ(ハリーシュリンプ3インチ、尻尾カット)

【ダウンショットリグ タイプA】
着底後のノーシンカー状態をより長く演出するために、リーダーを長めの約15センチに設定。
尻尾を切らない理由は、尻尾が水を受けてゆっくりフォールすることで、
より自然に水中を漂うエビをイミテートするためです。

【ダウンショットリグ タイプB】
バスの鼻先にストンと落とし、リアクションで口を使わせるために、リーダーを短めの5センチに設定。
早い動きでバスにアプローチして、強制的に口を使わせるセッティングです。
テールをカットする理由は、抵抗を減らすことでよりフォールスピードを速くするためです。

上記2種類のダウンショットリグを準備して、大会に臨みました。
また、ワームは明らかにハリーシュリンプへの反応が良く、コンフィデンスを感じていました。

【タックル】
Rod:STEEZ 661MFB-SV ウェアウルフ(DAIWA)
Reel:SSエアー8.1(DAIWA)
Line:ADDICT FLUORO 12lb.(山豊テグス)
Fook:ダブルエッジ1/0 (RYUGI)

ラインは、本来ならアクションを重視するために10lb.を使用したかったのですが、ラインブレイクを考慮してギリギリだと思う12lb.を使用しました。
ラインの太さで迷ったら、太いラインを選ぶ事を強くお勧めします。
試合中のラインブレイクもそうですが、1番はバスの口に針を残してしまう事が良くないと思いますので。
限りある資源、貴重なバスを大切にする気持ちが必要だと思います。

アクションのキモとしては、“着底後、すぐにラインテンションを抜く”
プラクティスでは、このラインテンションを抜いているときにバイトが多発しました。
アングラーとしては、ついロッド操作をしたくなるところですが・・・
フォール中、ハリーシュリンプ特有の自発的ピリピリアクションで誘ってくれます。
基本的にはこの動作を3回ぐらい繰り返し、回収するイメージです。
早い動きと遅い動きを繰り返す、この動きのメリハリが、バスにスイッチを入れる要素だったと思います。

今回の大会では、尻尾を切った【タイプB】を多用しました。
理由としては、ファーストフォール直後にバイトが多発したためです。(プラクティスでは、着底後の放置でバイトが多発していました。)
やはり利根川は、その日その日でアジャストさせる必要があるフィールドだと再認識しました。

結果は、4本キャッチの3.228gで6位でした。
残り2戦、皆様に良い報告ができればと思います。

最後に紹介したいのが、もうすぐ発売予定のシャッドクランク、「リズィー」です。
使い方は、投げて巻くだけです。
ヌメヌメとした艶めかしいアクションがたまりません!!
今回は表層付近をゆっくり巻くのと、高速巻きによるリアクション狙いで使用しました。
早く巻いてもOK!遅く巻いてもOK!・・・色々な引出しが秘められてそうです。
まだまだ個人的にも使い込んでみたいルアーです。
発売をお楽しみに!!

chiba 2019.07.26

皆様、こんにちは。
ボトムアップフィールドレポーターの千葉 陵平です。

「TBC第3戦ノリーズCUP」についてコラムを書く予定でしたが、豪雨・強風の為に中止になってしまいました。
連日の雨と北寄りの強い風。あの天候なら致し方ない決断だと思います。
安全第一!!
そこで、プラクティスの内容を振り返りたいと思います。

 
今回は、バズベイトをメインに釣りを組み立てていました。

ゴロタを目で見て確認できるような浅いエリア(水深約30センチ)を、スピーディーにゲーリーバズで探って行きました。
ただ、ミスバイトも多く、大会までにどう攻略するかがポイントになるなと考えていました。

そして、このミスバイト対策にアドバイスをくれたのがこの方、ノリーズプロスタッフの伊藤 巧さん。

ボルケーノグリッパーのトレーラーにヴァラップスイマー3.3インチをセットした釣りで、ナイスバスをキャッチしていました!
バズベイトのトレーラーとして、ヴァラップスイマー3.3インチの相性が抜群にいいです!!

正直僕にはこの考えはなかったので、勉強になりました!

ヴァラップスイマー3.3インチをトレーラーにセットすると、「より水面をゆっくり引ける」ことでミスバイトが軽減され、しっかりと口の中にフックが入るようになります。更にワームの自重が加わり、飛距離も出るので広いエリアを探るにもグッド!いい事尽くしです!

普段はMクラスのロッドを使用しますが、遠方でフッキングする事も考えMH クラスのロッドを使用していました。

僕もこの釣りで、しっかりミスバイトを克服してバスをキャッチ!
是非、ショートバイト・ミスバイトにお悩みの方!
ヴァラップバズ(仮名)でナイスバスをGET してみて下さい。
ゆっくり巻く事が大切です!!

そして、同じようなシャローエリア(水深約30センチ)にある大きく込み入ったカバーには、7gジグ+ハリーシュリンプ4インチ。
濁りもあるので、アピール力を増す為にジグを使用しました。表層付近でシェイクで誘い、フォールさせるとバイト。

更に、そういったシャローエリアのブレイク付近で引っかかる小さめのオダへは、ブレーバー57スナッグレスネコリグ(1.8グラム)、ボトム着底後の倒れ込みでバイト。

この3つの釣りが、今回のメインパターンでした。

 
振り返ると、日が経つにつれて僕のパターンが消滅していきました。
日に日に増水していく利根川。そして、冷たく強く吹く北寄りの風。
この風をプロテクトできるエリアを探し出せませんでした。
そんな利根川について行けなかった。悔しいですが、もしこのままの状態で試合に臨んでいたらきっと結果を出すことが出来なかったと思います。

 
今回のメインに使用していたルアー・タックルです。

写真上から
(ブレーバー5.7インチ スナッグレスネコリグ1.8g)
Rod:スティーズ661MFB-SV WEREWOLF
Reel:SSエア 8.1R
Line:ADDICT FLUORO 10lb

(ジグ7g+ハリーシュリンプ4インチ)
Rod:スティーズ701MHFB-SV FLANKER
Reel:スティーズSVTW 1016SV SH
Line:ADDICT FLUORO 16lb

(ゲーリーバズ+ヴァラップスイマー3.3インチ)
(ダイナモバズ+ヴァラップスイマー3.3インチ)
Rod:スティーズ661MHRB-XTQ MACHINEGUNCAST TYPE-II
Reel:スティーズSVTW 1016SV
Line:NYLON BLAST 16lb

この経験を活かしてしっかりと準備し、次戦以降頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!

chiba 2019.06.28

皆様こんにちは。
フィールドレポーターの千葉陵平です。
今回は、千葉房総の「三島ダム」への釣行について書こうと思います。

僕自身、房総ダムでの釣行はほぼ経験が無い素人です。
そこで、房総出身のフィールドレポーター石井一樹さんに同行頂き、三島ダムを楽しもうと計画しました!!

しかし・・・到着して出船した途端・・・

正直泣きたくなるぐらいの雨でした(笑)日頃の行いが悪いのか・・・

まぁー落ち込んでもいられないので、釣りを始めることにしました。
とりあえずダム湖全域の状況は見たいなと思い、はじめに川筋の上流を目指しボートを進めました。

水深のあるエリアの釣りは時間もかかるし難しいので、上流域の水深1m〜2mぐらいのエリアからスタート。
朝一は、朝パワーを借りてBeebleで手広くサーチ。

早速、バックシートの石井さんがヒット!本当に簡単に釣られてしまいました。
推定40cm、表層付近をゆっくりトレースしてきた時にバイト!!

まぁー流石の一言です。

その後も負けじとBeebleを巻き続けましたがバイト無し・・・
そして、またしても石井さんに!

バックシートから、ヴァラップスイマー4.2インチをBeebleと同様に表層付近でゆっくりトレースしていたところへバイト!

この2匹をヒントに思った事は、「普段と同じ様な釣りでいいんだ!!」と・・・
利根川と同じくシャローをリズム良く撃って・巻いての釣り。
ほぼ経験の無いフィールドで何も分からない状況の中、僕自身色々難しく考えすぎていた事を痛感しました(笑)

そして今回は、ローライト効果も有ったのか巻きの釣りの反応が良かったです。
ヴァラップスイマー4.2インチのノーシンカーリグで三島バスをキャッチ!!
そして、プチラッシュがきました!

シャローフラットエリアの表層付近をゆっくり巻いてくるとヒット!
沈むオダをかすめるようにトレースするとヒット!
バイトシーン丸見えで2本キャッチ!!
ここからは、バイト丸見えが頭から離れず、ひたすらヴァラップスイマーを巻き倒しました。

そして最後は、この方。

同船者のロッドを使って釣る・・・よくあるやつです・・・
ブレーバー57 BUミミズ 1.8gのスナッグレスネコリグ!

この魚を最後に終了しました。

釣りをしている最中に崖付近では落石も見かけました。
今回は雨により地盤が緩んでというのもあると思いますが、日頃の釣行時の際も充分注意しましょう。

【千葉 使用タックル】
Lure:ヴァラップスイマー⒋2インチ
Rod:ロードランナーHB600M(ノリーズ)
Line:RESIST NYLON 12lb.(山豊テグス)

【石井 使用タックル】
Lure:Beeble、ヴァラップスイマー4.2インチ
Rod:オンリーワンカスタム 66M (デジーノブランクス)
Line:RESIST NYLON 14lb.(山豊テグス)

ヴァラップスイマー4.2インチのカラーは、T214アユをメインに使用していました。
手持ちがなくなりその後は、T217ゴーストチャートバックに変更。
雨のせいで若干の濁りがあったという事と、視認性を良くしたいのでこのカラーを選びました。

フックは、RYUGI INFINI(インフィニ)4/0、フッキング重視で考えると僕はこのフックを選択する事が多いです。
太すぎず、細すぎず貫通力も良し!!更に強度も十分な点が理由です。
そして、ラウンドタイプのスナップをつける事で、自由度が増しルアーの動きがより自然になります。※今回は1号スナップを使用
最近は、このスナップを使ったヴァラップスイマーを多用しています。

是非、皆様も試してみて下さい!!
表層直下でバイトシーン丸見え!!病み付きになる釣りですよ。

  • Facebook
  • Twitter
  • Youtube
  • Instagram
Pagetop