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『府中王2020』

suzuki 2020.12.28

フィールドレポーターの鈴木翔です。
今回は12/21(月)に府中湖で開催された身内試合、『府中王』についてレポートします。

まず、レギュレーションは以下の通り。
エリア:府中湖全域(立入禁止区域を除く)
競技時間: 7:00〜16:30
キーパーサイズ20㎝でリミット5本の総重量を競います。
そして、今回の特別ルールとして、1週間前から試合当日までプラクティス禁止!(釣りをせず、府中湖を見に行くだけもNG)

12月に入って以降、徐々に減水が進んでいた府中湖。
水温は15℃前後と高く、冬と言うよりは晩秋といった印象でした。
そこに、試合直前の寒波による冷え込みがどのように影響するか⁇
“減水と水温低下”、この2つがキーになることが予想できました。

今回狙った釣り方・エリアは3タイプ。

①安定水域でライトリグを使ったアベレージサイズ狙い

風が当たらない、もしくは巻くような場所の水深3〜5mレンジにライトリグを投入すれば、サイズこそ出ないものの数は釣れる!
水温が下がり切っていない為、ディープでもシャローでもなく、水温が安定するミドルレンジ。そして、小さいサイズでも動けているので、リアクションの釣りよりは食わせの釣り。

この魚達が冷え込みでディープに落ちれば、メタルバイブ。ディープに落ちずとも食わせの釣りがダメになれば、ヘビーダウンショットリグとリアクションテキサスリグが必要になるかな〜と。
アベレージサイズは25㎝前後と小さいですが、5本リミット揃えるとなると必要になる釣り方・エリアだろうといった印象でした。

②ヘビーカバーでのパワーフィネス

唯一、12月上旬に安定して良いサイズも釣れていたのがカメラバ5g+M.P.Sを使ったパワーフィネス。

減水して干上がるようなカバーはNGで、水深がしっかりあり、水面からボトムまで入っている立木・レイダウンやフローティングカバーがGood!
足下を釣るのであれば、ベイトフィネスを用いてKOSMO+M.P.Sの組み合わせがベストですが、今回の狙いは立ち位置から距離があるヘビーカバー。
ラインも距離がある場合、フロロだとラインの自重で垂れ下がり操作性が悪いので、キャッチ率と操作性を優先してPE1.5号+フロロ14lb.リーダーのパワーフィネス。

こういったエリアは冷え込みに強いので、魚が抜けることは無さそう…
晴れれば、朝イチと昼前後に1ヶ所2回ずつは入り直したいと感じていました。

③ディープ隣接型シャローで、ビッグベイト・スイムベイト・ジャークベイトを使ったビッグフィッシュ狙い

ハイリスクではありますが、ハマればビッグウェイトの出る釣り方・エリア。
タイミングの合わせ方が1番難しく、風の強まり始めと弱まり始め、朝夕の光量変化など一瞬のタイミングを掴まなければなりません。
冷え込めば冷え込むほど、この時合いが短くなりますが、その分ビッグフィッシュの確率は上がるので捨てがたい!

まさに、今年の1月下旬に府中湖で行った撮影(https://youtu.be/JsuEHq0ou1s)の魚も、この釣り方・エリア選びだったから獲れた魚だと思います。(初日はデコりましたが…)

 
長くなりましたが、ここまでが12月に入ってから試合1週間前までの手応え。
ここからは当日の試合運びについて!

フライトは6人中4番目。
前3人は③のエリア狙いだと予想していたので、②に直行!
②の中でも、朝からシェードになっていて変化の少ないカバーを狙いました。
(日当たりが良いカバーは、午後から魚が入ってくることもあるので、仮に午前中入れなくてもまだチャンスがあるので)
1ヶ所目は想像以上の減水とクリアアップにより、もぬけの殻となっていましたが、2ヶ所でカメラバ5g+M.P.S 2.4inchにて1225g/44.5㎝!

M.P.Sはキャストし易さを重視するのであれば、12月下旬発売のBIG(3inch)がオススメですが、今回は冷え込みによるショートバイトを考慮し、2.4inch。
強めのシェイクで魚に気付かせ、M.P.Sの複雑な複合アクション&コンパクトシルエットで食わせるイメージです。

ちなみに、今回はカラーセレクトも重要で、カメラバは”ベビーシュリンプ”という透けたピンク色。
そして、M.P.Sは”ライトグリパンピンク“と”脱皮シュリンプ“を水色とシェードの濃さによって使い分けていました。

・シェードが濃い、少し濁っている→ライトグリパンピンク(写真:左)
・シェードが薄い、水色がクリア寄り→脱皮シュリンプ(写真:右)

個人的に、透けた膨張色は冬のクリアアップ&ローライト(シェード)に強いイメージ!
多少濁りが入っても、そのまま使える点も好きな理由のひとつです。

その後も引き続き②の条件を満たす場所を周りますが、10時過ぎから風が吹き始めたので③に狙いをシフト!
ベストタイミングで入れたものの、魚からの反応はなく、30分程で強風レベルに・・・
冬でもウィンディーサイドは釣れますが、今の府中湖で強すぎる風はマイナス方向に働いていると感じました。

昼前後の水温が上がるタイミングで上流を見に行ったり、また②のヘビーカバーを入り直したりしますが、強風によりPEラインが風に流されるので、パワーフィネスが使えない状況に(-_-;)

そこでリミットメイクを優先して、①を狙いに行くことに。
水温は12℃と、思ったより下がっていなかったのでライトリグを選択。
ただし、1週間以内で3℃下がったとなるとアベレージサイズは多少食らって吸い込みが弱くなるかな?と思い、プリプラ時はKOSMO1.8g+M.P.Sのスイミングやブレーバーマイクロのダウンショットリグで釣っていたのを、サイコロラバーvol.3のロングリーダーダウンショットリグに変更。
ボトムから浮かした状態で、移動距離を押さえて誘えるスモラバのようなイメージです。

早々に、325g/30㎝がヒットするも後は続かず・・・
メタルバイブに変えてディープレンジも一応探りますが、そちらもダメ。
昼前から吹き始めた強風が15:00頃弱まったので、ラストチャンスに賭け③へ!

シャローのレイダウン横に、スイムベイトを通すと45クラスがバイトしてきましたが、乗らず。そのまま、終了時刻ギリギリまでスイムベイト&ジャークベイトでやり切りましたが何も起こらず帰着・・・

結果は、凄腕の先輩方を持ってしても、やはり厳しい日だったようで、総重量1,550gで優勝することができました(^^)

話を聞いていると、同じエリアを釣っていても全く違うルアーでバイトを得ていたりと、今回も勉強になることが沢山!
1人で黙々と釣りするのも良いですが、数人で同じ時間・場所に釣りをするのは1日で得られるものが多いと改めて実感。

(府中王参加メンバーです)

さて、今年も残りわずか!
2021年も、当コラムを通して少しでも多くの方々の役に立つ情報を発信していければなと思いますので、宜しくお願いしますm(__)m

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