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『チビーブル』

kawamura 2021.04.26

こんにちは、川村です。

ビーブルの小型版「チビーブル」が入荷し、出荷を控えております。

一昨年、草深に手作りしてもらい、H-1グランプリ亀山湖戦で使い始めたのがきっかけ。
その大会では、リミットメイクに貢献してくれました。

使ってみて気づいたことは、ビーブルならではのスプリッターは、軽量&ミニサイズへの相性がことさら良いということです。

ミニスピナーベイトというと、サイズが小さいだけでなく、手元に伝わる振動も、スカートの揺れも微細です。
それがイイ状況はあるにしても、限定的。スピナーベイトとして、弱すぎると感じていました。

しかし、近年、中小型サイズ(ビーブルサイズ)でさえ、“大き過ぎる”と感じることが増えたのも事実。
昨今のタフフィールドに対応するハードベイトとして、小型版は欲しいところでした。

※草深手作りのチビーブル1stサンプル

で、スプリッターを搭載した小型版を試したところ、
・カリカリとした心地よい引き感で、ミニスピナーベイトにありがちなノー感じを完全解消。
・スカートも、これまたこれまでのミニサイズにはなく、ライブリーに躍動。
・1/4オンスという軽量はシャローレンジを引きやすくも、スプリッターが浮き上がりを抑え、レンジキープは容易。

小さいのに強さが出せ、使用感もいいとは、メリットしかない!!(*^^*)

開発にあたり、最初は0.6ミリ径ワイヤーを試しましたが、ちょっと伸びやす過ぎる。
フッキング時にも伸びている感触が分かり、パワーロスしているな、と。
ちなみに、オリジナルサイズと同じ0.8ミリ径では、小型化したブレードの抵抗ではタワミが弱く、いい「揺れ」が出ません。
0.7ミリ径が結論でした。

また、ブレードを小型化するにあたり、ダブルウィローのフロントブレードの回転角を変更しました。
ワイドな回転角にすることで、レスポンスと、リアブレードとの一体感も高めました。
草深が苦心していましたが、スプリッターに水受けを奪われる不利を完全に克服しました。

これらのことは、スロー映像で観ると一目瞭然です。

ブレードの回転に追従し、ワイヤーがしなっているのが分かります。
フロントブレードは高速回転し、リアブレードは力強く攪拌しています。
水平に近いナチュラルな姿勢で、フックは完全にスカートの中に隠れていますね!
そして、ヘッドを左右に振っていることも!これがスカートをナチュラルに揺らす原動力です。

パーフェクトだと思うのですが、いかがでしょう!?

[写真左:チビーブル(量産品) 写真右:草深手作りのチビーブル1stサンプル]

フックのサイズは、ノリが良く、大型が掛かっても安心の♯2/0。
最初は♯1/0で試作しましたが、実践では小さいと感じました。

1/4オンスゆえ、水深1m未満のドシャローを泳がせやすくなったことも、出しドコロのひとつ。
しかし、このサイズ感で3/8オンスも欲しい・・・
今後、ハイプレッシャーフィールドにおいては、このサイズ感が定番化するかもしれません。

※写真提供:アングリングバス

今月号のアングリングバスロケでも、霞オカッパリにてグッドサイズを連れてきてくれました。
ハードベイト縛りだったこのロケでは、プロトのジョリー(仮称)も活躍してくれましたよ!
誌面では、ハイプレッシャーフィールドでハードベイトを生かすノウハウを紹介しています(^_-)-☆

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