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『夏から秋へ、状況変化が目まぐるしい霞ケ浦水系』

tosaki 2021.09.22

みなさんこんにちは!
フィールドレポーターの戸崎優翔です(^^)/

日中が暑い日も徐々に減り、秋らしい涼しさを感じる季節となりました。
今回は、先月からの釣果と霞ケ浦水系の状況についてレポートしたいと思いますので、是非最後まで読んで頂けると幸いです(^o^)

 
8月の上旬、台風により増水した霞ケ浦本湖に出撃。
朝イチにバズベイトでド派手なバイトを得るも、魚側がミスってフックアップには至らず…。
すぐさま移動し、少し沖にゴロタが敷き詰められているピンに【KOSMO1.8g+M.P.S BIG】をキャストするとフォールでバイト!
朝、エビを食べにさしていたグッドコンディションな45cmでした。

ベイトフィネスタックルでは軽めな1.8gに、ボリュームのある【M.P.S BIG】を付けることで、
・キャスタビリティが向上
・フワフワさせることが可能(今回の場合はフォールスピードを低下)
・スタックしづらい

というメリットが有ります。

 
別日の爆風な日、朝イチの本湖では不発。
日が出始めたタイミングで、土手が高い小規模な流入河川へ。

土手が高い事によって期待できることとして、風の影響を受けづらいため、湿度も高くムシムシしている。
個人的な考えですが、このような状況の方が水面での反応が良いと感じています。

細く浅い水路で、自分の姿を見せる前にルアーに気付かせたいので【スクーパーフロッグ】を遠目にキャストし、竿を立てて、ラインを水面に付けないように泳がせながら釣り歩いているとチェイス!
僕と対面してしまったにも関わらずバックリ食べてくれました。
本湖の荒れを嫌って避難してきた個体かと思います。

その後は、風をブロックしている本湖の護岸際を【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】のスイミングで良く引く30cm弱を釣って終了。

このサイズがジグで釣れるのは、【ギャップジグ】のコンパクトさのおかげ!
釣り勝つためのパーフェクトなコンパクトカバージグです(^.^)
使用する際は、ガードをV字に広げる事をお勧めします。

そして久しぶりの丸1日釣行。
風裏のカバーや護岸際で【ギャップジグ7g+ブルスホッグダディ(3節と逆手をカット)】を水面直下でスイミングさせる釣りがハマって、5バイト3フィッシュ!
3本とも勢いの良い横っ飛びバイトが丸見えで、サイズも45cm前後と良いサイズでした。

冷たい雨が続いていた日だった為、魚の活性は低く、流れを嫌っている感じでした。
トップには出ないけれど、ボトムだと疑って食っているのかすぐに離す。

場所が合っていてもただ撃つだけでは反応せず、騙しやすい水面直下を強い波動でゆっくり逃がしてくるのが良かったです。
そんな状況下でのこの釣りは、かなりスペシャルだなと実感しました。
バイトもかなり強く、見えることも多いので中毒性の高い釣りです!

普段は5gをベースにしていて、更にスローにしたい時は3.5g、風が強い時は7g、9gとローテーションしています。
是非お試しください!

またベンチレーションワークキャップの撥水性は、雨天の釣りを快適にしてくれるので重宝しますよ!!

この釣行の後あたりから、カバー周りでの反応が薄くなってきたように感じます。
本格的に秋に移り変わろうというタイミングだったのかと。
ビーブル3/8oz.でシートパイル際を通すと、腹パンの30cm弱が釣れ、横の動きへの反応が良くなってきたかな?

ここで、スピナーベイトのカラーのお話を。

最近、スピナベサイトの流行の影響か、霞水系でもナチュラル系のカラーを使用している方が増えてきたように思います。
バスのポジションが分かっていて、近くをタイトに通すことが出来ればそれでも釣れるのですが…。

やはり霞水系のようなマッディといわれるフィールドでは、ある程度離れた所からでも引き寄せてこれるチャート系カラーは外せません。
僕自身、チャート系カラーをベースにしていて使用頻度も一番多いです。

特にお気に入りなのが、《K.O.チャート
チャート系の中では地味目な位置付け。
スカートにブラウン色が混じっていて、ブレードもコパーでゴールドよりは少し抑えめ。食わせとアピールの良い所取りなイメージ!!
かなりお勧めなので是非使ってみて下さい!

更に別日の朝練では、【ハリーシュリンプ3インチ】のスナッグレスネコリグで太ったバスが!
秋らしく巻きの展開で探っていましたが日が昇ってイナッコが沖に出てしまい、ハードボトム、アシ、ドッグが絡むエリアでエビ食いのバスに狙いを変えたのが吉でした。
秋だから巻き!と決めつけるのは良くないですね。

カバーもボトムも中層スイミングもいけるこのリグ。エビ食いにはかなり強く、便利かと!

また、長門川・将監川へもボートで行ってきました。
潮の上げ下げによって、魚からの反応が有る時間がハッキリしているフィールドで、朝のバイトラッシュをものに出来ませんでしたが、反応が良い釣りを見つけ船中6本!

【スクーパーフロッグ】をスキップで奥まで滑り込ませ、高速で逃がすように泳がすとスイッチが入るようでした。同船者も、【スクーパーフロッグ】の凄さに驚き!
オカッパリとは違う視点で釣りをして、得るものも多くとても充実した釣行となりました。
これからもレベルアップを目指して頑張ります!!

それではまた(^^)/


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