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『フリッシュ3.5inch リグ紹介』

suzuki 2021.10.07

フィールドレポーターの鈴木翔です。
10月上旬発売のフリッシュ3.5インチ!
発売に合わせ公開された、野村ダムでの実釣動画はご覧になりましたでしょうか。

今回は、動画内で使用していたリグ4種類について、それぞれのフックセッティングや使い方など、動画では伝えきれていない部分を含めて紹介したいと思います。

 
①ジグヘッドリグ

ノーマルジグヘッド:モノガードジグヘッド1.8g フックサイズ#2(ケイテック)
※実釣動画ではフッキングマスタージグヘッド ゲンテン1.8g フックサイズ#2(バリバス)を使用。
ペラ付きジグヘッド:ウィールヘッド0.6g(フィッシュアロー)
※実釣動画では1.4gを使用。

野村ダムでの撮影時、最も多くのバスをキャッチしたリグ。
ウエイトを変えるだけで様々なレンジ・スピード・引き方に対応でき、カーブフォールなどの小技も利かせやすい為、喰わせ能力の高いサーチベイト(リグ)として用いています。

今回の野村ダムでは、濁りが入っていたのでアピール力のあるペラ付きジグヘッド1.4gをメインに使用し、流れが強く水深のある所で、より深いレンジに入れ込みたい時にはノーマルジグヘッド1.8gを使用。(ペラ付きでは浮き上がりやすいため)
ちなみに最上流部の堰では、1本目に釣れた45cmが着水して落とし込む途中に比較的早く食った(=浮いている)と考え、敢えてペラ付きジグヘッドに戻し、同場所で2本追加しました。

ダウンストリーム(上流側から下流側に向かってキャスト)では、巻きスピードを遅くすることで、移動距離と浮き上がりを抑えます。→流れの“中”を釣る際に多用。
アップストリーム(下流側から上流側に向かってキャスト)では、レンジが入りやすいので巻きスピードを少し早めます。→少し深くなった所や水中の岩の裏など、流れの“ヨレ”を釣る際に多用。
特に流れがある場所では、一投の中でも流れの強さが変わるので、微妙な巻きスピードの変化でレンジコントロールしています。

着水後からピックアップまで、釣り人側がアクションせずとも常にシャッドテールが誘い続けてくれるのが、フリッシュの良いところですね!

 
②ネイルリグ(ホバスト)

フック:ホバーショット#2(リューギ)

ジグヘッドよりもスローな誘いが可能なので、サイトフィッシングで最も多用します。
大まかなシンカーウエイトの使い分けは、
0.15g:デッドスローに表層付近を漂わせたい時
0.3〜0.4g:基本となるウエイト
0.6g:少し流れが早い所
0.9g:表層を早めに逃してくる時

背部に気室があるワームは、極小ネイルシンカーでほぼサスペンドにできるというメリットはありますが、ホバストで使用するジグフックにセットするとズレやすいデメリットがありました。
その点、身が詰まっているフリッシュは、フックがズレにくい上に飛距離も出る!
※瞬間接着剤を付けることで、よりズレにくくしています。
フルキャストすることも多いホバストでは、大きなメリット!

そして、ルアーを目視できるこの釣りでは、ワームマーカーも重要。
ソフトルアーマーカー(グローデザインワークス)を使っています。

 
③ダウンショットリグ

マス針:フォグショット#3(リューギ)
オフセットフック:ライトニングストライク#1(ハヤブサ)

一点で誘いたい時や、ボトム付近をスイミングさせたい時は、ダウンショットリグの出番!
野村ダムでは、最上流から少し下ったフラットエリアで沈み物(小岩やブロックなど)を狙っていたので、根掛かりしにくいスティックシンカー+オフセットフックをチョイスしました。
大岩が多い所ではシンカーが隙間に挟まるのでジグヘッドリグ、起伏の少ない所の小さな変化はダウンショットリグ、といった使い分けです。
フリッシュはノンソルトなので水中での姿勢が良く、ダウンショットリグにも相性抜群!

 
④ノーシンカーワッキーリグ(ピクピク)

フック:セオライズ ハンガーFC-L #6or#4(がまかつ)

フリッシュのメインリグは上記3種類ですが、もう1つオススメなのがノーシンカーワッキーリグでのピクピク。
シェイクすることでワームヘッド部が僅かに水を噛み、シャッドテールが機敏に動くことで、良い波紋が出ます。
頭の向きが変わりやすいので、操作が少し難しいですが、上手く動かせると素晴らしいアクション!
水面でのみ誘うのであれば、ネイルフロートを頭部につけると、より操作し易くなります。

フックの掛ける位置は、ワーム中央からやや頭部寄りの位置。
側面の中央から刺し、背中のセンターラインへ90度になるように抜くと、ズレにくくなります。

見た目だけでなく、動きでも食わせる小魚系ワーム“フリッシュ”
ぜひお試しください!


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