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『2017Kota‘s American Dream』優勝報告

kawamura 2017.11.07

先週は桐山孝太郎さんが主催する『Kota‘s American Dream』に参戦し、なんと優勝してしまいました!!
優勝すればアメリカに招待してもらえ、トーナメントにも参戦できる、まさにアメリカンドリームな大会です。

草深さんに「アメドリ一緒に出る?」と声をかけてもらったのが数日前。
草深さんは一週間ほど前にガイドで湖に出ていたものの、前日プラクティスはナシのぶっつけです。

100艇を超えるバスボートが浮かぶスタートは壮観で、心躍ります。
フライトは10番と、好位置でした。

朝イチは、一週間前にプロトのスピナーベイトとブレーバーで入れ食ったという北利根川のストレッチに入るも、台風の影響でひどい濁り。
話に聞いていた状況から一変していることは明らかでしたが、エリアポテンシャルは残りつつ、
バスがカバーの中に移動しているだけの可能性もあります。
2人でスピナーベイトやジカリグ、ジグ&ポークを撃っていくも反応はなく、
そこからはバス探しの旅へ・・・とはいっても草深さん頼みですが(^-^;

増水&濁り、さらに晴れたことによって、旬はシャローカバーにあることは間違いなさそう。
しかし、増水してからしばらく経っているので、イージーなシャロー祭りは終わっています。

少しでも水質が良く、小魚やエビがシャローバンクに絡んでいるエリアはどこなのか?
この広い霞水系全域からひとにぎりであろうその場所を探し出すセンスは、草深さんの真骨頂!
風がおさまりつつあるタイミングを見計らって一気に移動した古渡のストレッチは、
ブッシュの浸かり具合もよく波当たりも適度。そして、魚探にはシラウオが映っているとのこと!

ルアーは早々に、ラバージグに絞り込んでいました。
濁っているうえ増水でブッシュカバーも広いので、ボリューム感と水押しの強いもので
バスに気づいてもらいやすいように、と。
最初は9gのジグにジャンボポークフロッグを組んでいましたが、
この濁り・・・もっとゆっくり、もっと水押しを強くしないと・・・

そこで、ジグ(ゼロワンジグ)を5gに軽くし、トレーラーはエスケープツインにしました。
視界が悪い中でもミスバイトしないよう、トレーラーのボディをカットしコンパクトにまとめました。
カラーは濁りに強いブラックスカートに、エスケープツインも濃い色合いのもの。

雰囲気的に、晴れているのでバスはカバーシェードに依存しつつも、
増水によりカバーブッシュの奥行きが広いので、タテに落とし込んでいくアプローチでは効率が悪い。
そこで、ブッシュのキワや隙間を横方向に泳がせてこれるコースを見つけては滑り込ませ、
スローにスイミング・・・この釣り方がハマりました!

1匹目は岸から離れた単独ブッシュのキワを泳がせて1300gオーバー!
2匹目は、滑り込ませられない濃密ブッシュの奥に上から落とし込んで。カバーにロックしたバスを草深さんが掴んでくれキロアップ!
3匹目は、水没した草のキワからのスイミングに水面を割って食い上げてきた1200クラス!
さらにブッシュの根元に入れてのスイミングに4匹目がヒットするも、900台で入れ換えならず。
4バイトのみでしたが、ノーミスでした。

いいウエイトまでいったものの、シャロー撃ちしているボートも多く見かけたし、
ビッグフィッシュが入らなかったので勝ちはないな、と思っていたのですが・・・
草深さんが選んだエリアがバスのクォリティが高いベストエリアだったことは、
結果を受けて理解したことでした。
W.B.S の年間一位獲得にジャパンオープンも制覇、そして今回の優勝と、勝敗を分ける状況判断の一端を
垣間見ました。

タックルは、ロッドがテストを終えて来年リリース予定のヘビーバーサタイル。
スティーズショアコンペティション「キングバイパー」。
パワフルなのにしなやかに曲がるスローテーパーにすることで、ヘビーパワーであっても今回のように軽めのジグや高比重ワームのノーシンカーも投げやすい。
そして、ワンハンドキャストも可能なほど軽く高感度な素材なのに、粘り強さも兼ねるのもスローテーパーの恩恵です。
スローテーパーにすると掛け感が心配になるところ、ガードジグでもガッツリ掛かるのは、SVF素材が持つ反発力の強さ、など・・・
他にもイロイロあるのですが、詳しくはまた (^-^;

リールはスティーズSV TWの7.1左巻きに、ラインはスティーズフロロタイプモンスターの16ポンドでした。

Kota’s American Dream には初めて参戦しましたが、アメリカ釣行への夢はもちろん、
アメリカプロのトーナメントシャツやパワーポールなど、ジャンケン大会の景品も豪華で、最後まで大盛り上がりの素晴らしい大会でした。
元B.A.S.Sエリートプロ、ケビンショートの声にはうなずくだけで、何を言っているのかはサッパリ分かりませんでしたが・・・(^-^;
桐山さんをはじめとするスタッフの皆さま、本当にありがとうございましたm(__)m
今から来春のアメリカ釣行が楽しみでなりません!!


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