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草深 幸範 Yukinori Kusabuka

1976年8月14日生まれ
東京都出身


kusabuka 2018.09.07

長らくお待たせしておりますシャッドクランクですが、
切削サンプルの最終版チェックの真っ只中です。

いよいよ本金型に進むところまでやってきました。
しっかりと形状をお見せするのは今回が初となります。

リップや内部のウエイト等は多少変更する予定がありますが、形状はこれで決定です。
現状はボディ表面がツルっとした状態ですが、完成時にはウロコ模様が入ります。
少しでも魚っぽさを演出する為には大事な部分と考えております。
大変待たせしておりますが、
ご期待を裏切らないルアーになりますので、もう暫くお待ちください。

8/25,26に開催されましたW.B.S.最終戦の模様をレポートします。

直前に台風20号接近で大雨が降り、水位上昇を予想していましたが、
台風が関東からそれたことで、水位が上昇するほどの雨は降らず・・・
低水位でのトーナメント開催になりました。

ただ、台風の影響で南風の強風が前々日から吹き続けて、
試合初日も強風の中スタートでした。
強風の影響により全域を確認することが出来なかったので、
前の週に良かった風裏となる南岸エリアをメインに、テンポ良く周りました。

小規模な流入河川や、風を多方向からブロックしているシャロー、
そして浚渫跡をメインに周ってみたところ、早々にシャローの冠水植物で2本キャッチ。
ルアーは最近代わり映えないですがw
ハリーシュリンプ4インチのバックスライドです。
霞ヶ浦などの水深が浅いところでは、
圧倒的にバイトを得ることが出来るルアーとリグです。

バスにとってメインベイトとなる手長エビの形だけではなく、
水中で漂う感じと、腕と脚の細かい微振動で、
バスが我慢できずバイトしてしまいます。
使い方は、バスが隠れていそうなポイントへタイトにフリーフォールさせるだけ。
ほとんどのバイトは、フォール中にラインが走ったり、跳ね上がったりしますので、
ラインスラッグをとって、しっかりあわせてあげてください。

その後は浚渫跡へ移動して短時間で7本のバスを釣り、リミットメイクに成功。
ルアーは、前週に最終プロトが上がってきたハリーシュリンプ3インチ!!
リグは、21gシンカーを使ったヘビーキャロライナリグです。
自分が浚渫跡を攻略する際に、もっとも多用しているリグです。
ハリーシュリンプ3インチのルアーパワーを感じるには十分な釣果で、
居るバスは簡単に喰ってきました。

【 練習からハリーシュリンプ3インチのヘビキャロは反応よかったです】

小さいボディながらも細かく微振動するアクションは、
4インチ同様にバスにとって魅力的なアクションで、
リーダー部を生かしたノーシンカー状態は漂うエビそのものです。
まだ使いはじめたばかりですが、トーナメント本番中の釣果は、
これからの自分の武器として活躍してくれることを確信するには十分な結果でした。

その後は、2日目に釣る場所を探りながら風裏を周りました。
初日のウエイトは5本4,995gと5キロには届かず、4位スタート。

2日目は台風の影響もなくなり、晴天無風の天気が難しい一日を予想させる中、スタート。
初日に良かった浚渫跡に朝から直行!!
前日にすこぶる反応が良かったハリーシュリンプ3インチのヘビキャロで
8時までにライブウェルに4本のバスを入れることに成功しました。

日差しも少し高くなり、そろそろバスが、
縦ストラクチャーに着きだすであろうタイミングで移動しました。
杭が並ぶエリアに到着し10mぐらい流したところで、
ハリーシュリンプ4インチのバックスライドで、本日一番のサイズをキャッチしてリミットメイクに成功!!
さーあ、これから入れ替えフィッシュを狙おうと、気持ち高まるタイミングで
先ほど釣ったバスが急激に弱り・・・看病開始!
氷で水温上昇を抑え、バスの元気を取り戻す薬を入れて看病。

パートナーの末永さんが、2時間近くエアレーターの排水口から、
バスの口にエアを当て続けてくれたお陰で、最後には元気にライブウェル内を泳ぎ出しました。
その後、バスのケアをしながらの釣りでしたが入れ替えフィッシュはキャッチできず、帰着。
2日目は、5本4,465gでウエイイン。
トータル9,445gで5位に入賞することが出来ました。

タックル
○ハリーシュリンプ3インチ   ヘビーキャロライナリグ 21g リーダー180cm
ROD:ダイワ STEEZ 721MH/H-XB SV ストライクフォース
REEL:ダイワ タトゥーラSVTW8.1L
LINE:サンライン シューター14lb. リーダーフロロ8lb.
HOOK:カツイチ ドリームフック #2
Sinker:キャロTG 21g

○ハリーシュリンプ4インチ バックスライド
ROD:ダイワ STEEZ 681MMH-SV ブラックジャック
REEL:ダイワ スティーズ103SHL
LINE:サンライン シューター12lb.
HOOK: がまかつ フィネスヘビーカバー #1 (ワイドゲイブのストレートフック)

kusabuka 2018.07.27

梅雨も明けて、完全に夏本番な天気が続いています。
先週の霞ヶ浦は、朝から水温が30℃に届きそうな29℃スタート!!
お昼ごろにはどのエリアも30℃を越えて、魚達も相当辛い状況だと思います。

最高水温30℃に到達した状況下でも、
バスを釣るために重要なことは、『エリア選択』『釣り方』です。

まずエリア選択・・・

①水温が他のエリアよりも低いこと。
真っ先に考えられる場所としては川などの流れ込み。
これは簡単に思いつきますが、
湖の中でも水温が2℃ぐらい低いところがあったりします。
それは③でも例を挙げていますが、水の流れやすい場所であることが多いです。

②日陰(シェード)があること。
杭やシートパイル、ドッグの壁、石積みなどがこれにあたります。
護岸も立派なシェードができます。

③水の流れがあること。
特に分かりやすいのは、川の上流部。
ただし、分かり易いだけに常にアングラーに攻められており、
プレッシャーが常に高く、自分的には敬遠気味です(笑)
それともうひとつは、風によって水面に生じる流れです。
その流れが当る杭や護岸などでは、水のヨレもできます。

これらの①から③の要素がなるべく多く、複合するエリアを探して狙います。

そして釣り方・・・

まずは、5月ごろからメインとなっている
ハリーシュリンプ4インチのバックスライドセッティング。
バスは中層に浮いていて、水深2mぐらいでも
水面直下30cmとかにサスペンドしていることも多いです。

キモはバスが付いているポジションを見極めることと、
ハリーシュリンプがバックスライドする距離を考えてルアーを着水させること。
あとはラインテンションを絶対に張らず、フリーフォールさせるだけです。

もうひとつは、水深が2m以上の場合や、風が強いときに使う、
ハリーシュリンプ4インチのペグ無しテキサスリグになります。
ペグ無しにすることで、シンカーが先行してボトムへ落ちていき、
シンカーとワームの間にラインのたるみが出来ます。
その弛んだフリーのラインの効果で、
ノーシンカーの時と同じアクションを生み出すことが出来ます。
この効果はフリーリグでもOKです!!
是非、皆様も試してみてください。

先日は、久しぶりの相模湖へ色々なルアーを持って行ってきました。
8月発売のヴァラップスイマー4.2インチを、
岸際のオーバーハング下へスキップさせてバンク打ちをしたら、
すぐに答えがかえってきました。

コンディションの良いバスを釣ることができました!

水の綺麗なところでヴァラップスイマーの泳ぎをみましたが、
ハッキリ言って、この泳ぎは釣れると確信しました。
ワイドではない、ふり幅が狭めのウォブンロールアクションに、
ボディのロール感、そして、頭が上に向かず水平姿勢での泳ぎ。
細かいディテールの説明は、川村のコラムで説明させていただいていますので割愛します。

フックセットにはひと工夫をしています。
ワームフックに本結びすることで、常にラインアイのセンターからラインが出て、
より安定したアクションを出すことができます。

背中が見えにくいカラーの場合は、背中前方にワームに塗れる塗料をつけて、
視認性を上げて使用します。
特にシャッドテールワームは、今どこを引いているのかを把握することが重要になり、
バイトやバスの反応に対しても、いち早く対応することができるようになります。

こちらは8月上旬発売ですので、もうしばらくお待ちください。

タックル
ハリーシュリンプ4インチ バックスライド(ネイルシンカー0.45g)
フック:がまかつ FINESSE HEAVY COVER #1/0
ロッド:ダイワ STEEZ ブラックジャック 681MMH-FB-SV
リール:ダイワ STEEZ 103SHL
ライン:サンライン シューター12lb.

ハリーシュリンプ4インチ テキサスリグ 3.5~7g
フック:ハヤブサ D.A.S OFFSET #3/0
ロッド:ダイワ エアエッジ 671MB-ST
リール:ダイワ SS SV103XHL(SLPチューン)
ライン:サンライン シューター16lb.

ヴァラップスイマー4.2インチ
フック:ダイワ スティーズワームフックSSワイドオフセット #5/0
ロッド:ダイワ ブラックレーベル681MRB、又はブラックレーベル+6101MRB
リール:ダイワ STEEZ SV TW 1016SV-HL
ライン:サンライン シューター12lb.

kusabuka 2018.07.06

まずは6/24の『W.B.S.トーナメント第3戦』の結果報告をします。

例年とは違い、本湖のシャローが非常に難しく厳しい・・・
そんな状況から、流入河川もチェックをしてみました。
結果はどの流入河川もバスの活性は非常に高く、
久しぶりに霞ヶ浦爆釣といった感じでプラクティスを終了!!

流入河川が良かった理由は本湖よりスポーニングが早いことで、
回復したバスが多く、ルアーへの反応がすこぶるよかったからです。

ただ、雨の濁りや冷たい雨による水温低下をダイレクトにうけて、
全く口を使わなくなることも・・・あるので注意が必要です。

試合当日は、正にその状況に。
結局直前の冷たい雨と朝の冷え込みの影響をモロに受けて、
水温が21℃から16℃へ下がり、完全にパワーダウン(泣)
風も強かったので、2日間とも風裏となるエリアで我慢の釣りを展開しました。

その中でも貴重なバスを釣ることが出来た’ハリーシュリンプ‘の
バックスライドセッティングを詳しく紹介させてもらいます。

この時期の霞ヶ浦水系はシャローに産卵で上がってくるテナガエビと
スポーンニングを終えたバスがシャローでかち合うタイミングになります。
バスにとってテナガエビは動きが遅いので捕食し易く、
常に食べやすい餌とバスは認識しているはずです。

テナガエビは、アシにゴロタ石が絡んだ場所や
消波ブロックやシートパイルに特に多く、
よーく水中を覗き込むと、エビが見えます。
それと、テナガエビを釣っている人が多いエリアも要チェックですね。

しかし、使うルアーを間違えるとバイトしてこないことも多々あります。
特に6月から7月は、水中でのエビっぽさを兼ね備えたルアーを使うことが重要になります。

ハリーシュリンプはもちろん名前の通りエビをイメージした形状で、
それだけでも十分釣れそうなのですが、
フォール時の脚のピリピリアクションやスイングする腕、
そして着低後にロッドをあおりホップさせると、
テール部分で水を掻いて押し、バスを誘います。
ホップからのフォール時の「一瞬、水中で漂う感じ」も
エビっぽさを演出しています。

使い方は着水後、しっかりとラインを弛ませた状態でフリーフォールさせます。
80%ぐらいのバスはこの時に喰ってきますよぉ!
フォールでバイトが無かったら、ボトムで数秒止めてから、
軽く2回ぐらいホップさせて、またフォールさせます。

バイトが無ければ、回収して再度キャストする。
その一連流れでテンポ良く攻めると良いでしょう。

通常のフックセッティングでも良いのですが、
ラインテンションをかけずフォールさせても、
ラインの重さで気持ち手前に引っ張られてしまいます。

なので、自分の場合はフックを頭の方から刺して、
尾っぽ側にダイワのバサーズシンカーTGのリーン1/64oz.(0.45g)を
写真の位置に挿した、バックスライドセッティングで使います。
このセッティングだと斜め後方へバックスライドフォール、
アシのエグレや護岸をよりタイトに落とすことが出来ます。
今、いちばんお薦めなリグになります。

使用フックは、ストレートフックタイプの#1/0or2/0を推奨していますが、
最近、好んで使っているのは、ワイドゲイプで丁度良い線径のストレートフック#1になります。
製品名はがまかつ社のフィネスヘビーカバーになります。

是非、皆様のこのセッティングを試してみてください。
今が旬ですよぉ!!

あと、最後にアドバイスを。
水面でエビが跳ねて、バスに追われている光景に出くわすことがあると思います。
その場合は0.1秒でも早く、ボイルしている場所へ投げることが大事になります。
とにかく早くキャストすることです。

kusabuka 2018.06.15

現在開発中の『クランクベイト』の進行状況ですが、
形状が決定!狙いのアクションも出すことができ、
川村からもO.K.がもらえました!
来週には、最終試作サンプルで、フィールドテストをおこなう予定です。

話しは戻り、先日はひとつ前のプロトルアーを持参し、
霞ヶ浦にて実釣テストをしました。
残念ながら、バスをキャッチすることは出来ませんでしたが、
キャスト感やロッドに伝わる引き感、潜行レンジなど、
フィールドでしか分からないことを、いろいろと試して感じてきました。

水槽での細かい動きの確認や調整を繰り返し、最終的にはフィールドテストでGOを出します。
そろそろ、ボディ形状なども紹介出来ると思います。

大変お待たせしておりますが、楽しみにしててください。

そして、5月27日は、H-1GPX亀山湖戦に参加してきましたよぉ!
年々盛り上がってきて、なんと、今回の参加者は174名!!

自分が参戦しているW.B.S.トーナメントと日程が被っていないときは、
参加させてもらっています。
この大会は、ハードルアーのみで戦うトーナメントになり、
参加者全員が、レンタルボートにエレキスタイルで戦います。
普段ならワームを投げるような状況やポイントに対しても、
ハードルアー縛りなので、いろいろと試行錯誤する事が凄く勉強になり、
いつも楽しみにしながら出場しています。

この時期の亀山湖は、大半のバスがスポーニングを終えて、
体力回復のために積極的にベイトを捕食する個体と、
ブルーギルのネストに張り付き、ブルーギルを狙う個体の2パターンに絞られるので、
それらを意識して湖を周ってみました。

ブルーギルネストに着いているバスは見つけることが出来ませんでしたが、
バックウォーターにいる、フィーディングバスを発見。

そこでハマった釣りが、スピナーベイト「ビーブル」の
サイトフィッシング!(通称スピナべサイト!)
以前、川村から教えてもらい、何回か高滝湖や相模湖で釣ってはいましたが、
こんなにもハマるとはビックリ!!

ワームでも全く反応しないバスや、ボートの気配を感じて逃げるバスまでも、
口を使わせてしまうとは・・・
早々(10時半)に、プラクティスを一時終了(^^)

スピナベサイトでは、スカートカラーやブレードカラーも重要で、
手持ちのプロト中に、メインとなるのが1個しかなく、買出しへ。

ホームセンターで塗料を、釣具屋さんではスカートを買出しに行きました(^^)
スカートカラーはスモーク系で、ブレードはガンメタの反応が良かったです。
ビーブルだと「スモーキンシャッド」になります。

【即席でスモーク系のスカートを巻き、ブレードはタッチペンタイプの塗料と、
マジックで黒くしました。なんとなくガンメタに近づいたかな?(^^)】

試合当日は小櫃川と猪川の最上流部に絞り、
ビーブルのスピナべサイトで4匹掛けて、2匹キャッチ。
ウエイトは1,440gで7位でした。
当日は流れ込む、水の量が減り、流れが弱くなったこと。
その影響で、前日までは水がキレイだった最上流部まで濁ってしまったことで、
バスが居ない?見えない状態になってしまい、
期待していた釣果を出すことが出来ませんでした・・・

○ビーブルタックル
ブラックレーベル+6101MRB
スティーズSVTW 1012H
シューター14lb.

ビーブルでのスピナべサイトの釣り方は、
川村が、6月末売り号のルアーマガジンさんで詳しく紹介させていただきます。

取材は亀山湖でおこない、
1日で、53cmと50cmを含む10匹を釣ったようです。
大会で釣りたかった・・・そんなバス達を(><)
是非、ご覧下さい。

kusabuka 2018.05.15

少し時間が経ってしまいましたが、4/22に開催されましたW.B.S.第2戦の模様をレポートします。

前週はバスキャットインビテーショナル参戦のため、プリプラクティスは出来ず、
直前二日間のプラクティスで試合に臨みました。
初戦を大コケしまった私自身に、課したウエイトは最低5kg。
このウエイトを確保するためにプラクティスをスタート。

初日は北浦上流から鰐川をメインに、プラス小規模流入河川をアップテンポで見て回りましたが、
ノーフィッシュで終了。
プリスポーンのバスが上がってくるスポットや、シャローへ上がりきったバスを見つけ出す事が出来ず・・・

初日プラクティス終了後、少し冷静になり、考えました。
イメージしてきたスポーニングの進行状況と、現状の湖の進行状況のズレが大きいのでは?と思い、
少し季節を巻き戻して、越冬場に近いエリアから改めてバス探しをしようと思いました。
この判断が無かったら、今回のトーナメントは大外していたと思います(怖)

試合前日となる公式プラクティスデイは、
北利根川や常陸利根川の消波ブロック帯をメインに、ブレイク・杭・沈み物などを前日とは
レンジを変えて少し深い2~3.5mをメインに探ってみると、半日で5バイトを獲ることに成功。
内2匹だけ、サイズ確認のためフッキングさせたところ、800~1,200gとまあまあサイズでした。

今回、キーとなったルアーがハリーシュリンプ4インチのフリーリグ!!
ペグ無しのテキサスリグ以上に、フォール時にシンカーが先行して沈み、
シンカーとワームの間の長いラインの弛みが出来ます。
その弛みを利用して、シンカー着底後はノーシンカー状態で軽いスライドフォールします。
そして、ハリーシュリンプを使ったフリーリグの凄いところは
1投の中でバスにバイトさせる喰わせの誘いが3回も出来ること。
ファーストフォールで誘い、
そこからの動画でもお見せしました腕をスイングさせながら、
ボディに付いた脚がピリピリと細かくバイブレーションする水平フォールアクション、
そして、ボトムに引っ掛かったシンカーまでのラインの弛みを利用したボトムウォークアクションの三段階で誘えます。
春の気難しいバスに対して、今回の試合は“ルアーパワー”を感じることができました。

試合当日は前日見つけたパターンで、北利根川・外浪逆浦・常陸利根川をローテーションさせて、
バスが口を使うタイミングに合わせるようなイメージして走りまわりました。
朝からハリーシュリンプ4インチのフリーリグを投げまくり、
途中3時間ぐらいノーバイトの時間もありましたが、お昼ごろにはリミットメイク。

そこから、晴天無風で水温が上がってきたタイミングで、バスが浮き気味になっているのでは?
そんな閃きでブレーバー5.7インチのジグヘッドワッキーをリグり、キャスト開始2投目、
いきなり喰ってきましたが待望のキッカーサイズではなく、数10gの入れ替えをして試合終了。

今回試合中にキャッチしたバスの内訳はハリーシュリンプ4インチのフリーリグで4本、
ブレーバー5.7インチのテールカットしたジグヘッドワッキーで1本。
パートナーもホグ系ワームのフリーリグと、ストレートワームのジグヘッドワッキーで1本ずつ釣ってもらいました。
結果はキッカーサイズに恵まれず、5本4,050gで7位。

狙っていた最低ラインをクリア出来ず、トップとのウエイト差が、更に開いてしまいましたが、
今年のヤマ場である、6月の2デイズでビッグウエイトを狙います。
そろそろ、テナガエビを捕食するバスも増えて、ハリーシュリンプのノーシンカーが炸裂するはずです!!

【左上:ハリーシュリンプ4インチのフリーリグはフックとシンカーの間にクッションゴムを入れて、ライン保護とシンカーがフックラインアイを通り過ぎてしまうことを防ぎます】
【左下:前日プラクティスでは1本喰わせた、ブレーバー5.7インチのBUミミズカラーのスナッグレスネコリグ】
【右:ブレーバー5.7インチのテールカットしたジグヘッドワッキー。ジグヘッドワッキーとノーシンカーワッキーの時だけ、テールをカットして使います】

タックル
○ハリーシュリンプ4インチ フリーリグ7g
ROD:ダイワ エアエッジ671MB-ST
REEL:ダイワ スティーズ103SHL 
LINE:サンライン シューター16lb.
HOOK:ハヤブサ D・A・Sオフセット #3/0
Sinker:7g

○ブレーバー5.7インチ テールカット ジグヘッドワッキー
ROD:ダイワ スティーズ キングボルトF-スペック641LFS-SV
REEL:ダイワ スティーズ type II Hi-SPEED
LINE:サンライン シューター4lb.
JIGHEAD:エグジグワッキーヘッド 1.3g

kusabuka 2018.05.11

GWは、毎年恒例にしている琵琶湖ガイド合宿へ行ってきました!

昨年は発売間もないブレーバー5.7インチのネコリグで一人のお客様が一日で60cmアップを2本釣ったりして、この時期の琵琶湖の釣り方が少しずつ分かってきました。

しかし、どこのフィールドもそうですが、
特に琵琶湖はウィードの発育状況で狙う場所が変化するんですよねw

前評判では今年もウィードが少ないとは聞いてはいましたが、
到着して湖上に出てみてビックリ!
ホントに何も生えてない・・・
でも、私みたいにスポットで行くアングラーにとっては、
南湖のウィードの生え方を把握するのは難しいので、むしろ好都合かも。。。

この条件下でバスが絞り込みやすいのは浚渫と狙いを定めて、下物を魚探かけしました。

狙いところはスポーニングでディープからシャローに上がってきそうなハンプのトップが2~3mに絞り、ウィードの有無もあわせてチェック。

G.W.前半は、ハンプトップのフラット部分が広い方が良かったのですが、
後半になるにつれて、プレッシャーで、ハンプのフラットが狭いポイントが良くなってきました。

釣れるハンプに共通して言えることは、ハンプに新芽のウィードが生えていること。
その条件さえ満たせていれば高確率でバスが付き、サイズも50cmオーバーばかり、
よく釣れました!!

ただ、使うルアーを間違えるとバイトが少ない、またはノーバイトだったのにはビックリ!!
今回、9割以上の釣果を出したのが、ブレーバー5.7インチをハチマキ部分の後方から、6リブ目でカットした、「ブレーバー3.5インチのスプリットショット」でした。

もちろん、スピニングタックルでラインは細めの5lb.前後を使い、
シンカーは1.5、2.0、2.5gを風の強さで使い分けました。

【ガイドのお客様にもブレーバーのカットチューン3.5インチのスプリットショットで】
最初はブレーバー5.0インチをカットせずに使ってみたのですがバイトは少なく、
段々とサイズダウンしていき、
3.5インチサイズにしたところでガンガンバイトしてきました。

でも、小さいだけではダメ・・・
小さいボディでも、細かくテールアクションしてボディと頭も小刻みに震え、
小魚っぽいアクションをすることが重要でした。
その為、テール部が大きくアクションが出やすい5.7インチをカットして使用しましたよ。

なぜ、ワームサイズが3.5インチと、小さくないとダメなのか。
それにはもちろん理由があります。
① ハンプの周りを回遊していたベイトフィッシュが、稚アユやワカサギになり、
サイズ感が3.5インチぐらいだったこと。
② スポーニング時のバスはナーバスになりやすく、その上、多数のボートが浮いていることでプレッシャーがかかり、口を使わすためにはフィネスに分があること。
③ ウィードが少ないことで必要以上なアピール力は、かえってバスを警戒させてしまうことがある。

ブレーバーは頭から尻尾のテールにかけてのボディが、おおよそ均一のため、どこでカットしても違和感がなく、こんな感じに綺麗なシルエットが出来上がります。

切りっぱなしでも釣れるのですが、そこは性格上、頭をハサミでカットして整えてからライターなどで炙ってあげると、こんなに綺麗に仕上がります。
火傷には注意してやってみてください。

【上:まずはカットします。下:完成は違和感のない綺麗な形状に】

今回、スプリットショットリグを使用したのは、
シンカーからワームまでの部分に遊びがあることがバイトさせるために重要だからです。

使い方は、シンカーをウィードに引っ掛けて、その後方にあるブレーバーが軽く漂う感じをイメージします。とにかくスローに、少ないウィードに引っ掛けては止めて、優しくほぐすように外すのを繰り返します。

カラーに関しては色々なカラーを試してみましたが、うすめのカラーへの反応がよく、
今回はダントツでK.O.シュリンプでした。
エビっぽくもあり、魚っぽさも兼ね備えたこのカラーは、今の琵琶湖にハマったカラーと言えるでしょう~
今が旬です。是非、お試しください~

タックル
ROD:ダイワ スティーズ キングボルト681MLFS-SV
REEL:ダイワ スティーズ type II Hi-SPEED
LINE:サンライン シューター4lb、5lb.
Sinker:プロズファクトリー ラバースプリットショット 1.5、2.0、2.5g

kusabuka 2018.04.20

まずは2018年トーナメント開幕戦。

例年3月末から4月上旬に開催されるW.B.S.初戦は鬼門であり、
一歩間違えるとノーフィッシュも十分ありえる難しいタイミングです。
ここ数年は何とか切り抜けてきましたが、今年は食らってしまいました(泣)

前日プラクティスは暖かい南風。
水温が上昇した水深30cmの超シャローで、ビーブル3/8oz.(プロト)で釣りました!

釣ったバスを見ると、シャローへ上がりたての綺麗なバス!!
これはシメシメとプラクティスを切り上げました。

試合当日はプラクティスで反応が良かったエリアに一直線でむかい、3時間ほど攻めますがノーバイト。この日は前日と違い晴天無風だったことで、バスの活性はスローへ、そして更にシェードに入ってしまっていたようです。

同日開催されていたメディアウォーズで優勝したルアーマガジン古川さんは、各所に点在する水生植物のマットカバーを2oz.シンカーでパンチングして「6バイト」を取ったようです。

私もマットカバーまで辿りついてはいたのですが、ヘビーなシンカーまで使っておらず、カバーが薄いエリアだけにキャストしていたためか無反応。この日の釣れていない状況下において、ヘビーカバーをリアクションで攻略する素晴らしいパターンで釣ってきた古川さんには脱帽です。(メディアウォーズの模様はhttps://tsuri-plus.com/_ct/17160113/)

次の週もダイワのロッドテストで霞ヶ浦へ行きましたが、早い時間から強風予報だったので風の影響を受けにくい新利根川へ朝からGo!
新利根川はレンタルボート屋さんもあり(http://star.ap.teacup.com/matsuya/
エレキだけでも十分楽しめるフィールドです。
アシ、ブッシュ、水生植物などの自然のストラクチャーから橋脚、杭など変化に富んでいます。 

この日は少し冷え込んだためか、ハードルアーへの反応はイマイチ・・・
春のこんな日はバスも一段深いところに下ってしまったり、もしくはシャローに居残っても活性は低く、ルアーをストラクチャーに絡めながらスローに攻めることが重要になります。

そこで出番が多いのがブレーバーのスナッグレスネコリグ。とにかく、何かに引っ掛けてはやさしいロッドさばきで外してあげます。自分の場合はテール部を切らず、ノーマルのまま使用しています。

理由は、小さいシャッドテールが短い移動距離でも動くことで、ボディより自発的にアクションするからです。それともう一つ、引いてきた時にテールが水流を受けることで、ワームが立ちやすく、今回メインで狙った枝などが沈んでいるところでは少しでもバスの視界に入りやすいから。

それと、今回バイトが集中したエリアが狭かったのですが、カラーローテーションによって一箇所のオダから複数匹のバスを絞り出す事ができました。

カラーは、相変わらずよく釣れるBUミミズと、ローライトだったので膨張色であるパール系ベースのワカサギカラーにバイトが多かったですよぉ。

今年からチャージャー210にマーキュリーべラード300PROで戦います。
ボトムアップロゴもラッピングしてもらいました。

話はかわり、担当しているハードルアーの開発について・・・
順調とはいえませんが、少しずつ前進しています。
もう、何回目の形状修正だったのか覚えていませんが・・・

ボディサンプルが届き次第、形状の確認やアクション出しを行っています。
形状に関しては今回のものでOKが出せそうです。

アクションに関してはある部分の性能を上げていくと、もう一方の性能が落ちる。これを繰り返しながら全体性能を我々が求めるアクションに近づける作業を繰り返しおこなっています。

今、日本のフィールドにおいて感じている、もっとも出番が多いサイズ感と形状、そしてアクションを兼ね備えたクランクベイトを開発しています。
今回はここまでで。これから開発進行状況などを紹介していきます!

PS:次回のコラムは初のアメリカトーナメント参戦の模様を書きます。

kusabuka 2018.02.28

つい先日までは夕方4時半には真っ暗だったのが、
今では5時半ぐらいでも、明るく感じるようになってきましたね。
日照時間が延びてきて、日差しも真冬からいよいよ春に向かっているように感じる季節になりました。

2月は近年レンタルボートでのバスフィッシングが解禁になった、
千葉県のリザーバー「豊英湖」「三島湖」「戸面原ダム」に通っていました。

上流が豊英湖、下流に三島湖とこの2つは同じ水系になります。
豊英湖は一部のエリアと川の上流部を除き、基本的には岸際からドン深になります。
水色は一番クリアウォーターですね。
解禁当初から通ってたので、1、2月の厳寒期でも数本は釣れます。
でも、圧倒的にこの時期は水温より暖かい雨が降った時の爆発力は凄いですよ。
分かり易く例えると、冷たい水にお湯が流れ込んでくるようなモノで、バスの活性が一時的に上がるのと、
雨でカエルが滝などから落下してくるのをバスが学習して知っています。

【左:喉の奥にカエルの足が見えます。右:普段は枯れているが雨の日は滝が発生。更に倒木が沈んでいてバスの隠れ家もあるので理想的な場所】
バスにとっては動きが遅く、捕まえやすくて、更に美味しい??カエルは大好物なのだと思います。
この時期の暖かい雨の時は真っ先にインレットや滝など、水が流れ込む場所を攻めてください。
私も2年前の2月にフロッグメインで50cmオーバー2本を含む、11本なんて釣果も出したこともあります。
まさしく、アカガエルパターンでした。

下流の三島湖は全体的な水深も豊英湖と比べると浅く、入り組んで島なども複数あり、バスが着きやすい場所が多いように感じます。
岸際もなだらかに深くなっていく場所も多く、比較的シャローの釣りがやり易いようにも感じました。ディープフラットも豊英湖と比べると多いですね。水深11mのフラットエリアが所々に点在して、真冬の越冬バスが魚探に映ってました。簡単には口を使いませんでしたがw

この3つの湖の中でもシャローフラットが一番多いのが戸面原ダムになります。
水の色も若干色がついたステイン。カバーにバスが依存しやすいしような水色です。
ディープフラットも6、8、10mと様々水深にあり、フラットの広さも他の2つの湖より
ディープフラットが多く、変化に富んだフィールドかと思います。
カバー打ちメインで釣りたい方にはおすすめですよ!

私の方は残念ながら戸面原ダムでは釣果は出せませんでしたが、豊英湖ではハリーシュリンプとベイトフィネスリグ5gのコンビでアカガエルを意識したアプローチを心がけて釣りました。

【ハリーシュリンプにベイトフィネスジグの組み合わせで釣ったバス】
岸に一度ルアーを乗せてから水中へ落とします。ロッドワークで泳がせてはフォールを繰り返します。基本はルアーが常に見える水深をスイミングさせています。
釣れそうなカバー周りでは少し深めまで沈めるのも有りです。
カラーも水中で案外とカエルっぽく見える、ライトグリパンピンクやカスミスペシャルを多用しました。参考にしてください。
ハリーシュリンプの細かいアームやボディの足がアクションする微波動は、冬の活性が低いバスやスレたバスにもバイトに持ち込む事ができます!
光大郎くんは戸面原ダムで2週連続50cmアップを計3本も「ハリーシュリンプ」で釣っていましたからね。

【左:三島湖でジョイテッッドクロー178F。右:豊英ではパワーフィネスJIGでも】

【右から:今年の冬はメインルアーはハリーシュリンプ4インチ、ジョインテッドクロー178F、パワーフィネスジグSS3.5g】

それと、3月に発売させていただきます「カールロッドホルダー」は本来は車内で使用する物ですが、レンタルボートでのロッドホルダーとしても、かなり便利グッズでしたよ。コード自体がビニールコーティングされているのでラインに傷が入りづらく、スプリング部がロッドの仕切りの役目をはたし、ロッド同士が絡み合うことも防ぎます。

写真では単体で使用していますが、2個をカラビナや結束バンドで連結すれば、更にスプリング形状の部分が深くなり、より綺麗にロッドを並べられて、ルアーローテーションがスムーズにおこなえます。
また、この製品自体がコンパクトで荷物にもならないのも助かります。
レンタルボートって、どうしも荷物が多くなっちゃいますもんねw

kusabuka 2018.01.11

あけましておめでとうございます。
今年もフィールドで感じたことや開発中のルアーのこと、
そしてトーナメント結果などを書いていこうと思っています。
本年もよろしくお願い致します。

【ラトリンログで釣った昨年最後の霞ヶ浦バス】

霞ヶ浦では年末まではジャークベイトでコンスタントにバスがキャッチ出来ていました。
狙うポイントは「水面に飛び出している石積み」がキーになります。
近年、霞ヶ浦水系で増えたタイプの石積みと消波ブロックですね。
理由としては水面から飛び出しいる石積みは太陽の日差しで石が温められ、
水温も多少上がり易いように思えます。そんなことから冬の時期は水面から頭を出している石積み周りをメインに攻めるようにしています。
ベイトフィッシュが溜まっていれば、水中の見えないハードボトムやリップラップでも釣れる可能性はありますが、波風の影響を受け易いことからパスする事が多いです。

【12月のマリーナトーナメントで終了30分前に立て続けに釣った2本のバス。ルアーはRick Clunn STXジャークベイト】

さすがに年が変わり、1月になるといよいよ湖も最低水温へ突入します。
元旦に3時間ほどボートを出してみましたが、最低水温に近い4.5℃。
数箇所めぼしいエリアをまわってみましたが、生命感もなく終了(泣)
昨年も1月の水温4℃の風が当っているシャローでも釣っているのでチャンスはまだありますが、12月よりもタイミングがより重要になり、朝夕の数時間とシラウオやワカサギが溜まっているなど、スペシャルな状況を捉えないと難しいですね。

最近のジャークベイトブーム?で自分も色々とストックボックスをあさってみたり、海外通販で買ったりして色々試してみました。

その中でも、巷で話題のラトリンログを改めて使ってみると、ジャークベイトの中でもっとと言っていいほど、ジャークしても手前に寄り難く、短い移動距離でアクション&ポーズを繰り返す事が出来るルアーと再認識出来ました。このアクションは霞ヶ浦水系の少し濁った水色や低水温により、バイトするゾーンが狭い状況にマッチしているのだと思います。
もうひとつ釣果を出しているのがラッキーストライクの Rick Clunn STX ジャークベイトです。
こっちはログと比べると、軽い弱めのロッドワークでも左右へダートするタイプになります。
少し水が澄み気味な時やログよりも深いレンジを攻めるのに使っています。

【上からラトリンログ、STX ジャークベイト、SPRO Mc stick110(これはW.B.S.の平川プロから教えてもらったルアーでログっぽいアクションです。重心移動ウエイトなので飛距離を出せると聞いて購入。もう少し使い込んでみます。ラパラのリップストップジャークベイト。名前のとおりお尻に小さいリップが付いていて、ジャークした際にリップが水を受けてることで移動距離を抑えたアクションを生み出すようです。】

色々なルアーを試すのが個人的にも好きで、気になるものはとりあえず購入して泳がせています。それらのルアーを持って毎年、トーナメントがない冬はホームである霞ヶ浦水系を飛び出して、千葉のリザーバーなどへ足げく通い、次なる新しいルアーのヒントや閃きを大事にしています。

大変お待たせしていますハードルアーはアウトラインの形状も何度修正をしたのか分かりませんが(汗)、
いよいよ求める全てを兼ね備えた形状へ近づいてきたと思います。
そろそろ、次のサンプルが上がってくるので楽しみです!!
まだ、詳しくはお伝えできませんが
おかっぱりはもちろん、私がボートからでもメインとなる、今の日本のフィールドにマッチしたアクションとサイズ感を狙っています。
春先にはそのルアーを持って、バスからの反応を見たいと思う今日この頃です。

【初バスは2日の亀山湖でDEEP-X300 ドラッキング。サイズは大きくなかったですが嬉しい。 朝の冷え込みはマイナス3℃!!ハイデッキも凍っています。】

【パワーフィネスジグSSとブレーバーの頭をカットしたダウンショット2.7g。5インチと5.7インチを寸詰めして使ってます】

【6日は豊英湖へ。朝一はディープ狙いでブレーバーで2本掛けるがバラし・・・その後、シャローをパワーフィネスで攻めて、3本掛けて2本キャッチという・・・バラしまくりの一日でした。ディープはタックルから煮詰めなくてはいけないと反省】

kusabuka 2017.11.24

バスフィッシングにとっては本当に厳しい冬が間近かに迫ってきています。
朝夕の気温が一桁台になり、水温も日に日に落ちていくタイミングです。
11月よりも実は12月になると水温も10度ぐらいで安定することで場所も釣り方も絞り易く、
釣りやすいと自分は感じることが多いです。

でも、いつでも釣果を出したのが本音ですよね(笑)
この晩秋から初冬のタイミングで釣る秘訣みたいなお話をさせていただきます。

釣れるルアーもバラバラなのもこの時期の特徴です。さすがにトップは厳しいですけどね。。。

自分の中でどちらかと言うと数日前からの天候と
そして、その瞬間の状況判断が最も重要だと考えてます。
何が大事かと言うと、数日前からの天候や風向き、強さなどを確認しとくこと。
強風が当っていた風下エリアは水が濁っていることが考えられるのでパスするとか・・・
ハイシーズンであれば、そこまで気にしなくても釣果を出す事が出来るのですが
この時期から春先に関しては特にこの部分に注意してエリア選択を行います。

そして、細かい部分での重要な3つのキーワードがあります。
一つ目はベイトフィッシュの存在
例年であれば、川の河口部やボートドッグ周りでワカサギ釣りを楽しむ方々が沢山いるのに今年は皆無・・・
それが物語っているように肉眼でも魚探でもワカサギの影が全くみえません。
その代わりにシラウオが例年より多く、溜まっているところでは手ですくえるぐらい居ます。

二つ目のキーワードは照度変化
これはわかり易く、説明すると朝日が水面に差してくるタイミングと
夕方の太陽が沈むタイミングでベイトフィッシュが活発に動くことでバスとリンクしやすく、
フィーディングに入るバスが多くなるので釣りやすいですね。

最後、三つ目は水温上昇
これは特に晴れの日と言う事が前条件としてありますが
暖かい日差しで表水温からあたたまり、バスが杭などの縦ストラクチャーにサスペンドして、
狙い易く、活性も一時的に上がり釣りやすい状態になります。

以上の3つのキーワードを意識しながら釣りをすることでバイトチャンスが増えますよ。

安定して釣れているのがブレーバー5.7のスナッグレスネコリグ

【超メジャーエリアである、北利根川の横利根川との合流部。
夕方の照度変化のタイミングでガイド中にお客様がブレーバー5.7(T205グリパンチャート)のスナッグレスネコリグで49cm、2,100g】

【同じくガイド中に朝一番に連発で釣れたフィーディングバス。ヒットルアーはブレーバー5.7のスナッグレスネコリグとスイムジグ】

【夕方におかっぱりでブレーバー57新色BUミミズで釣ったバス】

【北浦のシャローハードボトムで夕方の1時間の間に5バイトで4本キャッチ。ルアーはTDバイブレーション】

【水温上昇したお昼のタイミングでフットボールジグにブレーバーをトレーラーにして釣った利根川バス】

【ヒットルアー】
釣ったとき全てで共通して言えること’ベイトフィッシュ‘が肉眼で確認できたり、気配を感じるエリアでしたよぉ!!

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