こんにちは草深です。
まずは先日10/14、15に土浦新港スタートで開催したW.B.S.クラシックの結果を。
自分は2日間トータル4匹4,595gで4位フィニッシュでした。
プラクティスから5本リミットを揃えるのが難しい状況で、
いざトーナメントがはじまってみたら、プラクティスのとき以上に厳しく・・・
バイトが少ない試合でしたね。
今回メインで使ったルアーは、
・スローロール用として、スピナーベイトプロト1/2oz.
・ケイテックモデルⅡフットボール1/2oz.に、トレーラーはブレーバー57の頭をカットしたもの。
・シャローと沖のブレイク用として、スティーズカバーチャター3/8oz.に、トレーラーはジグと同じくブレーバー5.7インチ。
【フットボールやチャターベイトにブレーバーをトレーラーワームとして使用しています。特にチャターとの組み合わせはおすすめ!ウネウネとアクションする様はシラウオっぽい感じです】
最近の霞ヶ浦水系のベイトフィッシュとして特に重要視しているのがシラウオ。
見ての通り弱弱しいシルエットですが、見た目より遊泳力があります。
シラウオを捕食している時は強すぎないボリュームと弱い波動、そして細いシルエットを意識します。そんな時はブレーバーが効果的で、お尻の小さいシャッドテールがボディを細かくバイブレーションさせて、シラウオ的な細いシルエットとの愛称は抜群です。
【バスのコンディションは抜群でアベレージは約1,300g。4本でも勝負になるサイズばかり】
詳しい内容は2日間ともBasserさんが同船取材してもらったので18年1月号(11月26日発売号)をご覧ください。
【メインエリアは浚渫跡。オープンウォーターなので魚探とGPSを頼りにキャストを繰り返します。
常に水中を妄想しながらw】
次の週は大型台風が通過して霞ヶ浦水系は数年ぶりの大増水!
【ダイワラボで訪れた潮来スロープは桟橋が水没でした】
平水位から90cm増となり、護岸の上でも長靴では無理なぐらい水深があり、
普段だと岸の上で釣れちゃうぐらいでした。
「増水したらシャロー」は基本的な考え方としては間違っていないですが、
バスは急な水位上昇と雨水が大量に入り込むことで一時的に口を使わなくなります。
数日経つと水にも慣れてきて、バスの活性が高まることも多いです。
そんなタイミングを期待し、ガイドで霞ヶ浦へ出陣しました。
もちろん、ワクワクo(^o^)oしてシャローからチェックを開始!
いつものブレーバー57スナッグレスネコリグで、奥行きがない、壁になっているアシ際をメインに
アプローチ開始。早速釣れて、バスのコンディションはGOOD!!
【お客様もブレーバー57スナッグレスネコリグM004ダークシナモンブルー&ペッパーでグッドサイズを】
そして、無風状態だったので水面系ルアーが気になり、いつもなら根掛かりしにくいフロッグや手返しよく広範囲を探れるバスベイトをチョイスするところですが。。。
思いの他バスの活性の低さを感じていたので、移動距離を抑えながらもアピール力が強い羽根モノ系ルアーを投げてみましたところ、いきなり強烈なバイト。。。
ガッツリフッキングして上がってきたのは、コンディションの良いバス!
やはり、バスが居たところは普段だと岸の上(笑)
【初めて実践で使用したヤマトクローラーですが、着水時にボディが少しダイブして姿勢を正そうとする際にプロップが回転して、フラッシングする感じが良かったです。着水バイトが期待できそうですね】
その後もお客様と同じ条件のエリアをランガンでチェックするが続かず、夕方に・・・
最後に入ったのは、アシっぱらのシャローエリア。朝、チェックしたときにもシラウオと小さいエビが
無数に居ましたが、ショートバイトのみでした。
朝は強烈に流れていたので、流れのヨレや流れを避けるスポットにルアーを投げていきましたが、
よく水中を見ると強い流れの中にもベイトフィッシュが居ることを確認!
そこで流れがブチ当るスポットにルアーをキャストしていくと、バイトラッシュ!!
一瞬にして45cm平均で4本キャッチすることが出来ました。
バラしも多かったのでバイト数でいうと入れ喰い状態!!
ルアーもベイトフィッシュを追っているバスなので
横の動きへの反応が良く、プロトスピナーベイト3/8oz.、4インチシャッドテールワーム、お客様はレベルスピンで釣られていました!
【小一時間で連発劇!! プロトスピナーベイトは相変わらず良く釣れます】
水温15℃でもバスは流芯に入り、エサを一番効率よく捕らえる事が出来るポジションにいました。
つくづくバスはエサを常に求める魚なんだと、改めて再認識出来た一日でした。
今の霞ヶ浦で良いバスを沢山釣ることは簡単ではありません。
でも、どんな厳しい状況でもパターンは存在するし、
固定概念を捨てて釣りをすることが強いパターンを見つけるコツかもしれませんね。
【今回活躍したルアーたち】
最後に私が開発担当しておりますハードプラグですが発売を楽しみにしてくれている
皆様には大変お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません。
狙いのアクション出しや細かい形状修正を繰り返しおこなっております。
細部まで拘る開発方針ゆえ、通常より時間は掛かってしまっているのが現状です。
妥協して開発を終了させて、発売を早めるようなことは考えておりませんが、
来年には発売に漕ぎ着けられるように、一心不乱に開発を進めております。
進行状況は、今後もコラム内で紹介していこうと思っております。