


皆さん、こんにちは。
フィールドレポーターの佐藤賢一郎です。
今年も残すところ、あと1か月。
今回は今年1年の霞ヶ浦や近郊フィールドにおいて、それぞれの季節で良かった釣りについて紹介させていただきます。
まずは今年の春。


桜も咲き始めた3月末。春の霞ヶ浦水系の定番、ブレーバーIIのスナッグレスネコリグで、今年も春のグッドコンディションをキャッチ!

【使用タックル】
ロッド:ブラックレーベル+661M/MLFB(ダイワ)
リール:SS AIR 8.1L(ダイワ)
ライン:TATULAセンターPE×8+si2 1.2号(ダイワ)+フロロ14lb.リーダー
フック:NSSフック1/0(ハヤブサ)
ネイルシンカー2.2gもしくは3.1g
この時のカラーは、ローライトということもあり”グリパンチャート”をチョイス。
今年の春も、ブレーバーⅡスナッグレスネコリグは、とても良い釣りをさせてくれました。

そして、もう1つ春に良かったブレーバーⅡのリグが・・・
ブレーバーIIのリーダーレスダウンショットリグ!

フック:DASオフセット#1(HAYABUSA)
シンカー:3.5gタングステン製スティックシンカー
スイベル:オープンスイベルS (デコイ)
これは、スナッグレスネコリグではどうしても攻略し切れなかったツルノゲイトウ(霞水系で増殖しているマットカバー系の植物)攻略のために試して見たところ…
細身なので3.5gの軽量シンカーでも、覆い被さったマットカバーの狭い隙間にスルスルと落とし込むことが可能に!
それでいながら、ブレーバーIIのシャッドテールによって、フォール中にアピールしながらもフォールスピードは抑え、中層での誘いも同時にこなしてくれます。
なるべくフィネスなリグでマットカバーを攻略したい場合に、とてもオススメです!

続けて、春~GWにかけて良かったのが、バスフィッシング王道のテキサスリグ。


ここ近年、使用頻度の減っていたテキサスリグですが、改めて使うと、そのスリ抜けの良さから来る効率の良さを実感!!

使用したワームは、ブルスホッグ3インチ。
カラーは、
・T261テキーラサンライズ
・T257シナモンプロブルー
・M018スカッパノンブルー&ペッパー
といった紫や青味がかったカラーが良く釣れました。
【使用タックル】
ロッド:スティーズハリアー7011HFB-SV(ダイワ)
リール:アルファスSVTW800S-XHL(ダイワ)
ライン:フロロカーボン14ポンド
シンカー:タングステンシンカー3/16オンス
フック:FPPオフセット2/0(ハヤブサ)
GWが明け、フィールドでは毎年恒例の樹木から出る綿毛が飛び散る季節になると…ハリ-スライドのハイシーズン到来です‼️


個人的に、この時期はシナモンやパンプキン系カラーが高実績なのですが、今年ハマったのが、それらの爪をチャートに染めたもの。

【使用カラー】
ボイルクロー
ライトシナモン・グリーン&コパー
爪をチャートに染める事で、キャスト時やチョンチョンと引いてきた時の視認性もUP!!
爪をパタパタさせながらフォールするアクションをより際立たせながら、
パンプキン系のボディカラーとの明滅変化で、ナチュラルでありながら、しっかりアピールできます。

【タックル】
ロッド:スティーズ701MHFB-SVフランカー
リール:アルファスSVTW800S-XHL
ライン:フロロカーボン14ポンド
フック:ライトニングストライク4/0
そして水温が上がり、いよいよ夏本番!!
今年の夏も活躍したのは、もはや霞水系では定番「ギャップジグ5グラム&ギミー3.5インチ」と「スナックジグ7グラム&スクーパーフロッグダディ」のジグスト黄金コンビ!!


ギャップジグ5グラム&ギミー3.5インチでキャッチしたバス達!!
続いて、
スナックジグ7グラム&スクーパーフロッグダディでキャッチしたバス達!!

どちらもジグスト。
移動距離を抑えて、横方向をスローに探る事が可能で、
バスからの発見率が低いマッディーシャロ―フィールドでは欠かせません。
個人的にアピール力を強めたい時には、
スナックジグ7グラム&スクーパーフロッグダディ。
より喰わせ能力を高めたい場合は、
ギャップジグ5グラム&ギミー3.5インチといった感じで使い分けることで、多くのバスをキャッチすることができています。
【タックル】

〇ギャップジグ5グラム&ギミー3.5インチ用
・ロッド ブラックレーベル BLX SC C69M+-ST(ダイワ)
・リール アルファスSVTW800S-XHL(ダイワ)
・ライン フロロカーボンライン14ポンド

〇スナックジグ7グラム&スクーパーフロッグダディ用
・ロッド ハリアー21 7011HMHFB(ダイワ)
・リール ジリオンSVTW1016SV-SHL(ダイワ)
・ライン PEライン5号
・フック インフィニ4/0(リューギ)
そして、ジグストにも追い切らないタイミングは、NEWアイテムのクネリー!

クネリ―のノーシンカーリグは・・・、正直、ハンパなく釣れる!!
クネリ―のほど良いサイズ感と、クネクネと自発的に動くアクションは、霞水系のバスを魅了して止まないようです!!

【タックル】
ロッド:ブラックレーベル+661M/MLFB(ダイワ)
リール:SS AIR 8.1L(ダイワ)
ライン:フロロカーボンライン10ポンド
フック:ライトニングストライク2/0(ハヤブサ)
実はクネリ―にはもう一つ良いリグが・・・、
それは、クネリ―のライトテキサスリグです。

クネリ―のライトテキサスリグは、カバー投入後、そのままフリーフォールでもクネリながらフォールして良いアクションが出せますが…カバー投入後、沈ませずにロッドを上下させると、水面直下でテールをフリフリ!
水面直下にサスペンドするバス、もしくは上を見ているバス対して効果的です。
また、突起物の無いクネリ―をテキサスリグで組むことで、カバーの中にスルスルと簡単に入っていってくれるので、ストレスなくカバー攻略が可能です。

【タックル】
ロッド:スティーズフランカーSTZ701MHFB-SV(ダイワ)
リール:アルファスSVTW800S-XHL(ダイワ)
ライン:フロロカーボンライン14ポンド
フック:DASオフセット1/0(ハヤブサ)
シンカー:タングステン1/8オンス
そして、秋に差し掛かるとハードルアーへの反応も!
特に横方向で効率良くサーチでき、コンパクトシルエットで食わせ能力の高いベイビーブルがよく釣れました。

ベイビーブルは、コンパクトながら強い振動でアピールしてくれるので、
秋口の広範囲に散り始めたバスを引っ張る強さもあります。
また、その小ささ故にサイズを問わずバスがバイトしてきてくれるので、
使っていてとても楽しいスピナーベイトだと思います。

【タックル】
ロッド:スティーズブリッツSTZ651MLRB-LM(ダイワ)
リール:SVライトLTD6.3L-TN(ダイワ)
ライン:フロロカーボンライン12ポンド
トレーラーフック #2
最後に、ハードルアーと言えばボトムアップのNEWアイテム“フランジャー”!
先日の川村さんとの釣行では、ブラックバスではないですが・・・シーバスが入れ食い状態に!!


全て、ただ巻きでのバイト。
フランジャーは、ジャークに特化したジャークベイトですが、タダ巻きでも使いやすいです。
固定重心ながら、投げやすいのも良いですね!

フランジャーは、これから来る冬のシーズンにも活躍するルアー。
今年の冬、霞水系でジャーク&ただ巻きするのが、とても楽しみです!
長文となってしまいましたが・・・
是非、皆さんも今年の残りのバスフィッシングを、
ボトムアップルアーを活用して満喫してみてください!!