


皆様、こんにちは!
フィールドレポーターの千葉陵平です。
あっという間に年末となり、今年もあと僅かですね。
ここにきて寒さも厳しくなり、本格的な冬到来といったところ。
さて、今回のコラムは2025年を振り返ってみようかと思います。
今シーズンも主戦場をH-1グランプリとして、トーナメント活動を行いました。
2025年より新レギュレーション「ライブソナー禁止」となり、本来のバスフィッシングと向き合う!
そんな新たな気持ちで迎えた年でした。

しかし、ライブスコープの有無に関わらず年間上位陣の顔ぶれはさほど変わらず。
「釣る人は釣る」そんなイメージを持ちました。

結果は、年間順位25位。
去年まで沖で釣りをしていた選手がライブソナー禁止になりバンクに集結し、去年以上にエリア選択が難しくなりました。100名以上の選手が参加するH-1で、フライト順を外すと中々思うようなエリアに入れません。
そんな中、年間1勝という目標をもって試合に臨んでいましたが、厳しいシーズンとなりました…。
でも、やはり1勝したい!来年も挑戦したいと思う次第です。
前置きが長くなりましたが、今年の締め括りなので、2025年の個人的BEST3フィッシュを紹介したいと思います!
【第3位】
年始の戸面原ダム釣行にてキャッチした50UP!

ルアーは、フットマスター14g+ブルスホッグダディ。
強めバタバタ系アクションのワームでは見切られ、ブルスホッグダディに変えてのヒットでした。
水押しは強くも動きは派手すぎず、フォールスピードも増して見切られにくくなった事がバイトにまで至った要因なのかなと思います。
今年では、ボトムアップから発売になったスナッグジグ。

ジョイントアイ(ワンタッチロックシステム)によって、自分好みのフックを取り付け可能なラバージグです。
トレーラーやシチュエーションに合わせてフックを使い分けできるので、お気に入り!
オフセットフックで、よりカバーに対してタイトに攻められるようになります。
スリ抜けも良く、ボトムでの安定感にも長けたヘッド形状で、根掛かりにくいフットボールジグのようなイメージで使ってみてください。
【第2位】
初夏の津久井湖にて、ビーブル1/2oz.TWでキャッチした1本!
アオコ混じりの中、水面直下を高速巻きするとバイトしてきました。

2024年H-1グランプリ津久井湖戦でお立ち台に立った時のパターンで、今年も好調かと思われましたが…
昨年よりもアオコの発生量が少なく、今回は幻パターンとなってしまいました。
ビーブルに搭載されているスプリッターが水を掴むことで浮き上がりにくい特性を活かし、水面直下をモコモコっと巻いてくるこの釣り。
ギヤ比7:1のベイトリールを使用して、ルアーが水面に飛び出しそうになるギリギリの速さで巻きます。
あのリーリングが止められるような、堪らないバイト。
是非、お試しいただきたい釣りの一つです。
また、今年使っていたプロトのバズベイトも、シーズン中は反応良しでした。
ペラの音で、より広範囲やストラクチャーからもバスを引っ張れるイメージで、スピナーベイトと使い分けました。
特にクリアレイクでの目が良いバスに対して、プロトバズベイトの特徴でもある艶めかしいスカートアクションがかなり効いている印象です。
発売は来年?そちらもお楽しみに!
【第1位】
早春の津久井湖、水温9℃の雪混じりの中で釣った54センチ2815g。


今年はワカサギが少ない状況の中、生存しているワカサギは巨大化していると聞き、当時プロトで預かっていたヴァラップミノー5inchのパワーミドストでキャッチ!
着水後、カーブフォールでボトムに追い込ませるようにアプローチしてのヒット。
スピード感を出すためにジグヘッドは、3.5gとやや重めをチョイスしました。
この子が2025年で最も印象に残っているバスでした。
このBEST3を振り返って、共通点があることに気付きましたでしょうか。
そう、「ルアースピード」です。
今年は1年を通して、スピードを意識したことで釣れた良型が多く、この3尾以外にも思い当たる釣果が多々ありました。
バスの捕食スピードは僕たちが考えている以上に速いです。
状況にもよると思いますが、頭の片隅にでも入れておくと良いことあるかも?!
また釣り以外に、今年もいくつかのイベントに参加させていただきました。
イベントに足を運んでいただいた皆さま、ありがとうございました。

釣りの話はもちろん色々な情報を共有できると共に、私自身のモチベーションアップにも繋がっております。
そして2度3度お会いできる喜びも、今年は感じられました。


引き続き、来年も機会をいただければ参加いたしますので、また懲りずに僕に会いに来てくれれば嬉しいです(笑)。

今年初めて釣りをご一緒させていただいた、ロデオクラフト松本さんとも!笑
そして最後に。
近年、レンタルボートのレベルは本当に高くなっていると思います。
大会に出場している選手のレベルは高く、本当に一瞬でも気を抜くと置き去りにされるレベル。
冬の間しっかり準備して、来年以降も自分にやれることを全力でやっていきます。
そして、来年は依然にもまして勝ちに貪欲になろうと思っています!
勝ちにこだわる一年間にしたいなと。
それでは皆様、よいお年をお迎え下さい!
【タックルデータ】
●ルアー ヴァラップミノー5インチ3.5gジグヘッドリグ
●ロッド スティーズ RC S61L-SV(ダイワ)
●リール ルビアスLT2500-XH(ダイワ)
●ライン PEレジェンシラー0.8号(山豊テグス)+リーダー1.75号(フロロ)
●ルアー フットマスター(レイドジャパン)14g+ブルスホッグダディ
●ロッド スティーズ SC6111HSBキングバイパー(ダイワ)
●リール スティーズ1012SV-XHL(ダイワ)
●ライン フロロバリュースター16lb. (山豊テグス)
●ルアー ビーブル1/2oz.TW[バーニングシャッド]
●ロッド スティーズ SC C69M+ -ST【FIRE WOLF】
●リール スティーズ1012SV-HL(ダイワ)+
●ライン フロロバリュースター14lb. (山豊テグス)