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『アメリカのローカルトーナメント参戦記!』

yamaguchi 2019.06.24

皆様、こんにちは!フィールドレポーターの山口です。

今回はアメリカのローカルトーナメントに参戦してきましたので、その模様をレポートしたいと思います!
私自身、初のアメリカ訪問となり、実際のフィールド以外にも色々と見てきましたので、その辺りもレポートしたいと思います。

ビジネス目的の出張だったのですが、週末を挟むという事で、本場アメリカのフィールドを訪問する機会に恵まれました!!訪れたのはジョージア州アトランタ郊外にあるLake lanier(レイクレニアもしくはレイクラニアーと呼ぶようです)。

レニア湖と霞ヶ浦の比較、左がレイク湖、右が霞ヶ浦となります。

面積比較では霞ヶ浦は168.2k㎡、北浦が34.4 k㎡、一方のレニア湖は150 k㎡と霞ヶ浦よりは若干小さいのですが、湖岸線距離を比較すると霞ヶ浦の125㎞に対し、レニア湖は湖岸線が複雑に入り組んでいる事もあり、その距離なんと1114㎞と、霞ヶ浦の約10倍!!
日本一の大きさを誇る琵琶湖の湖岸線は241㎞となるので、琵琶湖と比較しても約5倍もの湖岸線距離を誇る湖となります。それだけ、釣るスポットが沢山あるということ…。

そんなレニア湖ですが、メインターゲットとなるのはスポッツ(スポテッドバス)となります。また、B.A.S.S.やFLWといったメジャートーナメントも開催されるフィールドとなり、直近では2月に今シーズンのバスマスターエリートシリーズの第2戦が開催されました。

今回は、このレニア湖で開催されたLimitations(リミテーションズ)というローカルトーナメントに参加する機会に恵まれました。大会を主催しているのは日本人のMAX SATO氏。今回はMAX氏に、ライセンスの購入からタックル(ロッド)のレンタル、フィールドの案内まで、何から何までお世話になりました。フィールドには前日の夕方に到着したので、短時間ではありましたが翌日の大会に向けてMAX氏とプラクティスに湖へGo!!

きちんと整備されたスロープ!!
バスフィッシングだけではなく、水辺のレジャーを楽しむ人々でボートランプは賑わっていました!!

フィールドの近況やターゲットとなるスポテッドバスの特徴、そして時期的に有効なルアー等、事前にMAX氏より聞いておりました。フィールドの状況はというと、気温が30℃を超える日も多く、湖の水温は26~28℃とアーリーサマーとのこと。
レニア湖のキーパーサイズは14インチ(35.56cm)以上ということで、キーパーサイズ以上を狙うには水通しの良い岬やハンプなど、ディープウォーターを狙うのがセオリーとなるようです。日本のサマーパターンと同じです。
スポッツのメインベイトとなるのはブルーバックへリングなどのシャッド系。事前にグーグルマップ等でレイクの雰囲気を見たところ、檜原湖のようなイメージを抱きつつ、日本から効きそうなルアーをいくつか持ち込みました。

右の写真は湖のど真ん中にあるロックハンプ。
目印としてハンプトップには『DANGER』という標識が立っています。

湖に最初に繰り出した印象は、とにかく広大で、景色がなによりも美しい!最高の雰囲気の中、本場アメリカのバスフィッシングを初体験出来ることに興奮を隠しきれませんでした…(笑)プラのほうは、セオリー通りにロックハンプを数ヵ所チェックしていくと…

2.6ポンド(約1180g)の人生初のスポッツをゲット!
メモリアルな一匹となりました!!

ヒットルアーは日本から持ち込んだヴァラップスイマー3.3インチの10gフリーリグ!

同じくヴァラップスイマーのフリーリグで2匹目をゲット!
ノンキーパーサイズながらもスポッツは本当に良く引きます!!

今回のトリップをサポートしてくれたMAX氏もナイスキーパーをゲット!魚のコンディションは抜群です!
日本から持ってきたI字系ルアーを使っていただきました!

夕刻まで本場アメリカのバスフィッシングを堪能!
といっても時刻は既に夜の21時…(汗)アメリカの日没は遅いのです…。

そして翌日、いよいよトーナメントの参加となります!!眠い目を擦りながら、湖中流域にあるボートランプへ!

朝のレジスト(受付け)!
協賛品のルアーは参加賞として、参加者の皆様へ!レニア湖のバスが気に入ってくれると嬉しいかぎりです!!

今回の大会の案内をMAX氏に作っていただきました!
キープ出来るのは14インチ以上のスポッツのみ、リミット3本の合計ウェイトで競われます!

参加者の皆様のスタートを見送ってから、私もMAX氏とフライトします!!

レニア湖の素晴らしい景色を見ながら、ファーストスポットへ!!

前日のプラクティスでも釣ることが出来た、湖下流域のハンプ周りから釣りを開始します。モーニングバイトを期待しますが、この日はまったくの無反応…(汗)前日のプラクティス時には乗らないバイトも数回あり、魚は絶対に居るはずと思いましたが、大会になると釣れなくなるのはアメリカも日本も同じようです…(泣)

写真左のようにシャローバンクには無数のボートドックがあります!
写真右はブレーバーのダウンショットリグで!!ボートドッグ周りでライトリグを本気で投入するとノンキーパーがめちゃ釣れます…(笑)

MAX氏とノンキーパーを数匹キャッチしたところで、風が強く吹き出します。このタイミングで3ヵ所目となるロックハンプへ!風に乗せてI字系ルアーを遠投し、水面直下をスローリトリーブしてくると、いきなり強烈なバイト!!
MAX氏にネットランディングしてもらい、ウェイインできる魚をキープすることに成功!!ウェイトも3ポンドはありそう!残り2本を目指して湖を走り回りますが、あえなくタイムアップとなりました…。

続々と良い魚が持ち込まれます!さすがは地元のローカルアングラー達!!

私は辛うじて1本をウェイイン!
ウェイトは3ポンドちょっと(約1360g)!このサイズをあと2本釣りたかった…。

優勝者と一緒に記念撮影!

優勝者は3本で10ポンドオーバー(約4500g)と、粒ぞろいのスポッツをウェイインしておりました!2位のチームがビッグフィッシュの3ポンド8オンス(約1700g)を含む3本で9ポンド(約4000g)オーバーをウェイイン!この結果でも、いつものレニア湖と比較するとローウェイトとなるようです(゚Д゚;)

ということで、次回のリベンジが確定してしまいました(笑)MAX氏と、次こそは地元のローカルアングラーをギャフンと言わせようと固く約束しました!

今回のトリップですが、MAX氏には湖のライセンスの購入から、トーナメントの手配まで、何から何まで色々とお世話になりました。
MAX氏はこのレニア湖で日本人向けにガイドサービスを始めており、私のように出張の機会があるバスアングラーは是非利用してみて下さい。
下記にリンク先を貼っておきます。お気軽にお問合せ下さいとのことです。

Facebookアカウント:Lanier Bass
HP:https://lanierbass.web.fc2.com/

今回はレイクエリーも見てきました!広大過ぎて、まるで海…(笑)

レイクエリーは公園のような施設を訪れたのですが、湖と繋がっているラグーンがあり、その中にボートランプが整備されておりました。スロープ傍には魚が捌けるスペースがあり、地元アングラーは釣ってきたウォールアイを早速捌いておりました!

デトロイト近郊のバスプロショップスでショッピング!!
店内はめちゃくちゃ広い!!一日中いれます…(笑)

訪れたバスプロショップスは、ショッピングモールが併設されていました。ショッピングモールの一部がバスプロショップスとなっており、バスプロショップスの裏口からはショッピングモール店内へアクセスが可能です。ショッピングモールと言ってもその規模は超巨大!ショッピングモールに釣具屋があるなんて…釣りやキャンプ、ハンティングが生活の一部となっている証拠です。

私にとっては初のアメリカ訪問となったわけですが、間違いなくバスアングラーにとっては最高の環境が整っている国と感じるはずです!まさに釣り天国…(笑)

今回はボトムアップ様、プロズファクトリー様には沢山のご協賛品を提供いただきまして、この場をお借りして御礼申し上げます!また、MAX SATO氏にはトリップのお手伝いをしていただき、大変感謝しております!是非、皆様もバスフィッシングの本場アメリカを訪問し、そのスケールの巨大さを体験してみて下さい!!


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