こんにちは、フィールドレポーターの山口諒也です。
九州はここ数日間天気の良い日が続いたことで気温もぐっと上がり、バスの活性も上がってきています。
特大サイズは出にくくなりましたが、楽しい日々を送っています(^^)
さて今回は、ここ最近質問をされる事の多かった。
“ワームのカラーセレクト”について紹介させていただきます。
僕が思う、カラーセレクトに必要な要素は、
・バスが何を食べているか
・水色
・光量
・水深
・明滅効果
これらの要素からカラーを選んでいます。
「今バスが何を食べているか?」
この要素は、上記に挙げた中で一番重要だと思っています(^^)
そのフィールド、もしくはエリアに、どんなエサがいるのか?
エビがいれば、エビっぽい透け感のあるカラーを選び、ワカサギやハスなどの小魚がいれば、白っぽいカラーを選ぶ。
些細な事ですが、これを実行するだけでも釣果に繋がると感じています。
次に「水色」
濁っているのか、クリアなのか。
入ったエリアの水色に合わせることも重要です。
濁っていれば濃いカラーを選択し、クリアであれば薄いカラーを選択することを基準とすれば、カラー選びに悩まなくて済むと思います(^^)
カラーが濃ければ、濁った水中でも魚に気付いて貰いやすく、カラーが薄ければ、クリアウォ―ターの目の肥えたバスに見切られにくく、プレッシャー対策にも繋がります。
中間色に関しては、濁りすぎてもクリアすぎてもいない、状況にマッチします。
さて、ここまではカラー選択の基本的なことですが、より深く考えて行くと、「光量」・「水深」・「明滅」といったことも意識していきます。
まず「光量」について。
太陽による光が水中を照らす時、水深が浅く水色もそこそこクリアであれば、魚から見上げた時のワームの色も少し変わってきます。
例を挙げるなら、
写真左「スモーキンベイツ」
光量の少ない曇りや朝イチなどに使用すると、黒っぽく沈んだ色合いですが、光を透過する事で透明感のある色合いに変化します。
写真右「K.O.シュリンプ」
もともと透けたエビのような色ですが、こちらも光を透過することでさらに透け感が増します。
これらの色合いはエビの色にとても似ていて、個人的には、カバーでの中層シェイクやハードボトムでの実績が高いです。
また、水色が中途半端に濁っている状況でカラー選びに迷った時は、新色のカモフラシュリンプがGood!(^^)!
濁り気味の水色でもアピールする色合いながら、光を透過することで薄い色合いに変わり、エビっぽさも出てきます(^^)
ナイスバスも釣れ、今ではお気に入りカラーになっています(≧∇≦)
そして「水深」
光の透過によるカラー変化は水深の浅い所での効果が期待できますが、逆に深い所では濃いカラー選択をすることが重要になってきます。
とくにディープでは水色問わず、ギャラクシーブラックのようなシルエットの強い黒系を選びます。
最後に「明滅」について。
単純なカラーセレクトだけではなく、チカチカとした明滅によるアピールもまた、バスに強く訴える要素です(^^)
僕は特に、明滅効果が最も強いグリパンチャートを多用しております。
昨年、その効果を実感した釣行がありました。
遠賀川にボートを出した際、ジグスピナーのトレーラーにブレーバー5.0のグリパンチャートをセットして、ナイスバスを連発させた事があるのです。
単にブレードのアピール力とブレーバーのボディまで波打つアクションに魅力があっただけなのでは?と思い、他のカラーを試すも反応は薄く・・・
グリパンチャートに戻すと途端に釣れ出し、明滅による確かな効果を実感させられました(^^)
「バスに気づかせる」ためにも「食わせる」ためにもベストカラーで挑みたいところ。
みなさまの釣果アップに繋がれば幸いです\(^o^)/