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『Bottomup Fishing Gearに込めた信念』

kawamura 2019.12.02

こんにちは、川村です。

いよいよ今年も残すところ一ヶ月を切り、社内もどことなく慌ただしいムードになってきました。

そんな折、12月下旬リリース予定にて「Quick Shot(クイックショット)」なる携帯用ロッドホルダーをリリースさせていただきます。
ファーストプロトをテストしたのは、ちょうど一年前。
当時のレポートでも触れていますね↓
https://bottomup.info/column/20181221kawamura/

このときに記していた「実現したいコンセプト」とは、
・たやすく素早くタックルチェンジできること
・ロック解除を見ずに片手で行えること

上記の条件を満たしたロッドホルダーは存在しておらず、商品化にはその実現が必須でした。
しかし、コレがなかなかに難しく(*_*;

片手で素早くロック解除することはマジックテープをロッドで切ることで可能ですが、問題は、ノールックで無造作に引き抜いた際、グリップ部が引っかかって抜けないことでした。
ロッドホルダーに対してグリップがズレた角度で接するため、どうしても突っかかってしまうのです。

筒の大きさや長さを変えてみたりと、試行錯誤するも改善せず・・・でしたが、解決策を思いついたのは草深。
「ロッドの角度に追従して曲がるようにしたらいいんじゃないの?」と。

早速、切って縫っての即席で作ってみたところ・・・スパスパ抜ける!!
これは大きな発見でした。

しかし、他にも問題が・・・
ヤブ漕ぎの際、枝などにロッドがとられるとマジックテープが外れてロッドがブラ~ン ”(-“”-)”

そこで、ロッドがとられる場面ではボタンでロックできるようにしました。
それでも、「ノールック片手でのタックルチェンジ」を捨てたくはないので、手探りでボタンを外せる方法を模索しての採用です。

ロゴに記載されている、
「Bottomup Fishing Gear」に込めた想いは、出すからにはより良いモノ!
それはルアー以外であっても、です。

・オカッパリバッグの理想形を具現化した「ARTIS」
・ルアー同士が針絡みしないよう、4室に仕切って収納できるポーチ「4ROOMS」
・素早く正確に計測でき、収納性にも優れた「コンプリートメジャーシート」
・雨水を通さずムレは防ぐ「透湿防水ニットキャップ」(今期、さらにかぶり心地を向上させました!)
これらのアイテムも、日ごろの釣りで感じた「もっとこうだったら・・・」から生まれています。

今も試行錯誤しているアイテムが控えていますので、ルアー以外のモノづくりにもご期待いただければと思います(^^)


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